説明

補助天板付きテーブル

【課題】主天板と補助天板との間隔を使用目的等に応じて自由に設定しうるようにする。
【解決手段】左右の脚体2の上端同士を横連結杆3、4により連結して形成された支持フレーム1により主天板21を支持するとともに、横連結杆3の少なくとも一方の側端部を、脚体2及び主天板21よりも外方に延出し、この延長部3aに左右位置変更可能に設けた支持部材36により、前端部下面に床面により支持される支持脚33を有する補助天板31の後端部を支持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、主天板の側方に、補助天板を設けてなる補助天板付きテーブルに関する。
【背景技術】
【0002】
この種の補助天板付きテーブルとしては、例えば特許文献1及び2に記載されているものがある。
【特許文献1】特開平9−353号公報
【特許文献2】特開平11−206461号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記特許文献1及び2に記載されている従来のテーブルにおいては、いずれも、補助天板が、主天板に、ヒンジやブラケットを用いて直接取付けられ、補助天板と主天板との間の距離は常に一定であるため、使用目的や好みに応じて、補助天板を主天板に近接させたり、あるいは逆に離間させたりすることができず、近接・離間の2つ状態を任意に選択し得ないという問題がある。
【0004】
また、主天板に補助天板が直接取付けられていると、主天板を昇降または傾動可能として取付けることはできない。
【0005】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたもので、主天板を支持する支持フレームの構成部材の一部を側方に突出させて補助天板を取り付けることにより、補助天板と主天板との間隔を使用目的等に応じて自由に設定しうるとともに、主天板を昇降または傾動可能に取付けうるようにした補助天板付きテーブルを提供することを目的としている。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明によると、上記課題は、次のようにして解決される。
(1) 左右の脚体の上端同士を横連結杆により連結して形成された支持フレームにより主天板を支持するとともに、前記横連結杆の少なくとも一方の側端部を、前記脚体及び主天板よりも外方に延出し、この延長部に左右位置変更可能に設けた支持部材により、前端部下面に床面により支持される支持脚を有する補助天板の後端部を支持する。
【0007】
(2) 上記(1)項において、支持部材を上下2分割構造とし、横連結杆の延長部を上下より挟持するようにして締付手段により固着する。
【0008】
(3) 上記(1)または(2)項において、横連結杆を、互いに平行をなすように少なくとも前後2本設け、最前方に位置する横連結杆を外方に延出させて、その延長部に支持部材を取付ける。
【0009】
(4) 上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、補助天板を前後方向に長い形状とし、その前部側を主天板の前端面よりも前方に突出させる。
【0010】
(5) 上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、補助天板の下面に、互いに平行をなす左右2本の支持杆を、補助天板の後端より後方に突出させて取付け、両支持杆の後端を、延長部に取付けた左右2個の支持部材にそれぞれ固定する。
【0011】
(6) 上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、主天板を、支持フレームに、昇降可能かつ上下方向に傾動可能に支持する。
【0012】
(7) 上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、左右の脚体の上端に、上下2分割構造の別の支持部材を設け、これにより横連結杆の側端部を挟持して締付手段により固定する。
【発明の効果】
【0013】
請求項1記載の発明によれば、補助天板は、主天板の側方において、横連結杆の外方への延長部により支持され、主天板とは切り離されているので、補助天板と主天板との間隔を使用目的等に応じて任意に設定することができる。
【0014】
また、主天板を昇降可能または傾動可能に支持することもできる。
【0015】
請求項2記載の発明によれば、締付手段を若干緩めるだけで、支持部材を左右方向に容易に移動させうるので、それに支持されている補助天板の左右位置を容易に変更することができる。
【0016】
請求項3記載の発明によれば、主天板の支持強度が大となるとともに、補助天板と主天板との支持荷重が1本の横連結杆に集中することがない。
【0017】
請求項4記載の発明によれば、主天板上での作業中に、椅子への着座姿勢を横向きに変えるだけで、補助天板を使用しうるので、使い勝手が向上する。
【0018】
請求項5記載の発明によれば、補助天板の後端部が安定して横連結杆の延長部に支持される。
【0019】
また、支持杆の長さを変えるだけで、補助天板の主天板よりの前方への突出長さを容易に変更することができる。
【0020】
請求項6記載の発明によれば、主天板を昇降させて、補助天板の上面と水平に整合させ、双方の天板間において、それらに載置した物品の相互移動を容易としたり、主天板の補助天板に対しての高さを、作業内容や好みに応じて容易に変更することができる。
【0021】
また、主天板を下向きに傾動させれば、それに載置したキーボード等の操作性がよくなる。
【0022】
請求項7記載の発明によれば、支持部材の締付手段を緩めるだけで、横連結杆が左右方向に移動可能となり、横連結杆を支持部材から抜き出すことができるため、長さの異なる横連結杆と交換することができる。したがって、補助天板が不要となったときなどには、短い横連結杆を用いることにより、脚体及び主天板から横連結杆が側方に突出しないようにすることによって、外観を向上させることが可能となる。
【0023】
また、横連結杆の延長部の突出長を容易に変更することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0024】
以下、本発明の実施形態を、図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の補助天板付きテーブルの斜視図、図2は同じく側面図である。
【0025】
テーブルの支持フレーム(1)は、側面視倒立T字状をなす左右1対の脚体(2)(2)と、両脚体(2)の上端面同士を連結する前後1対の互いに平行をなす横連結杆(3)(4)と、左右の脚体(2)の上端に、前方(以下、図1の斜め右下方を前として説明する)を向くように取付けられた天板支持体(5)とを備えている。
【0026】
脚体(2)は、前後方向を向くベース脚(2a)と、その中央よりも若干後部側において起立する、平面視概ね楕円形断面の脚柱(2b)とからなり、脚柱(2b)の上端には、前後の横連結杆(3)(4)の両端部を支持して固定する支持部材(6)が固着されている。
【0027】
横連結杆(3)(4)は、図3にも示すように、上下両面が水平面をなすほぼ六角形断面のアルミニウム合金等の管材よりなり、前側の横連結杆(3)の両側端部は、脚体2及び後記する主天板(21)の側端より外側方に延出している。
両横連結杆(3)(4)の両側端の開口部は、エンドキャップ(7)により閉塞されている。
【0028】
支持部材(6)は、上面に前後の横連結杆(3)(4)の下半部が嵌合される、その外形形状と補形をなす凹溝(8)(8)が形成された支持板(6a)と、この支持板(6a)と同形かつ上下対称形をなし、下面に前後の横連結杆(3)(4)の上半部が嵌合される、その外形形状と補形をなす上向きの凹溝(9)を有する挟持板(6b)とからなる上下2分割構造となっている。
【0029】
左右の支持板(6a)の凹溝(8)(8)に、前後の横連結杆(3)(4)の両端部を嵌合したのち、それらの上半部に、挟持板(6b)の凹溝(9)を被せ、支持板(6a)と挟持板(6b)との中央部に挿通したボルト(10)を、脚柱(2b)の上端部のめねじ(図示略)に螺合するとともに、挟持板(6b)の前後の端部より挿通したボルト(10)を、支持板(6a)の上面のめねじ孔(図示略)に螺合することにより、脚柱(2b)と支持部材(6)と前後の横連結杆(3)(4)の両端部とが、強固に結合されている。
【0030】
支持板(6a)と挟持板(6b)とをボルト(10)により締付ける際において、それらの対向面間に締め代に相当する若干の隙間を形成することにより、横連結杆(3)(4)の両端部は、支持部材(6)により締付けられるようにして強固に固定されている。
【0031】
横連結杆(3)(4)の形状を、上述のように、上下両面が水平をなす六角形断面とすると、支持部材(6)の上下寸法を小としうるので、見栄えを向上させたり、支持部材(6)を水平に容易に位置決めして固定することができる。
【0032】
また、横連結杆(3)(4)の外周面の6面が、それと補形をなす支持部材(6)により強固に固定されるので、それが支持部材(6)を中心として回動したり、がた付いたりする恐れはない。
【0033】
左右の支持部材(6)を上下2分割構造として、横連結杆(3)(4)の側端部を挟持して固定するようにすると、ボルト(10)を緩めるだけで、横連結杆(3)(4)が左右方向に移動可能となり、それらを支持部材(6)より抜き外すことができる。従って、後記する補助天板(31)が不要となったときには、前部側の横連結杆(3)を短寸のものと交換したり、延出長さを容易に変更したりすることができる。
【0034】
上記天板支持体(5)は、左右の支持部材(6)の前端に上下に回動可能に枢着された前方を向く左右1対の平行リンク機構(11)(11)とを備えている。
【0035】
左右の平行リンク機構(11)は、図3に示すように、左右の支持部材(6)における上部の挟持板(6b)の前端に一体的に形成した軸受部(12)(12)同士により回動自在に枢支された、左右方向を向く基軸(13)と、その外方の両突出端部に後端が固嵌された第1リンクアーム(14)と、その内方において、後端が挟持板(6b)の前端部上面の上向突部(15)に、左右方向を向く枢軸(16)(図2参照)をもって回動自在に枢支された、第1リンクアーム(14)よりも上位に位置する段違いの第2リンクアーム(17)と、第1、第2リンクアーム(14)(17)の前端同士を上下方向に回動自在に連結する左右方向を向く連結アーム(18)と、左右の連結アーム(18)の対向面同士を連結する連結杆(19)とを備えている。
【0036】
左右の連結アーム(18)の前端には、天板支持アーム(20)(20)の前端が、第1、第2リンクアーム(14)(17)間の上方において左右方向を向く軸回りに上下に回動しうるようにして、後向きに枢着されている。
【0037】
左右の天板支持アーム(20)の上面には、主天板(21)のやや後部寄りの下面が取付けられている。
【0038】
主天板(21)は、後端面が後方に向かって膨出する円弧面をなすとともに、両側端面が前方に向かうにしたがって漸次内方に湾曲する円弧面をなし、さらに、前端面が後向きに凹入する円弧面とされた、左右寸法が前方に向かって漸次小をなす平面視横長の概ね逆台形に形成され、その前端部には、若干軟質のエラストマ樹脂等よりなる手置き部(21a)が一体的に形成されている。
【0039】
上述のように、左右1対の支持部材(6)の前端に、平行リンク機構(11)(11)を、前方に突出させて取付け、その前端に枢着した天板支持アーム(20)(20)により天板(21)を支持すると、主天板(21)は、そのほぼ全体が脚柱(2b)及び横連結杆(3)(4)より前方に突出した状態に取付けられる。
【0040】
そのため、主天板(21)の下方には、大きな下肢空間が形成され、主天板(21)に載置したキーボード等を、椅子及び着座者の下肢を天板(21)の下方に深く挿入した安楽姿勢で操作する際などにおいて、大きな開放感が得られる。
【0041】
しかも、左右の平行リンク機構(11)の第1、第2リンクアーム(14)(17)は、段違いで、内方の第2リンクアーム(17)が上方に位置しているので、左右の第2リンクアーム(17)間の下方に、大ききな下肢空間が形成されるだけでなく、第1、第2リンクアーム(14)(17)との間に指や衣服等を挟む恐れがない。
【0042】
左右の平行リンク機構(11)同士は、連結杆(19)により連結されているので、互いに同期させて回動することができる。
【0043】
前後の横連結杆(3)(4)は、上述したように、六角形断面をなし、撓みやねじれに対する強度が高いので、主天板(21)を前方に大きく突出させた状態で支持しても、強度的に何ら問題の生じる恐れはなく、主天板(21)の荷重を確実に受支して、これを安定して支持することができる。
【0044】
基軸(13)と連結杆(19)との間の中央部には、平行リンク機構(11)を介して主天板(21)を昇降させる際に、上向きの付勢力を付与する第1のガススプリング(22)の前後の端部が、前上方を向くようにして、基軸(13)と連結杆(19)に固着したコ字状のブラケット(23)(23)を介して枢着されている。
【0045】
また、連結杆(19)の中央部と主天板(21)の後端部下面の中央部には、主天板(21)を前傾させる際に上向きの付勢力を付与する第2のガススプリング(24)の前後の端部が、後上方を向くようにして、コ字状のブラケット(23)(23)を介して枢着されている。
【0046】
第1、第2のガススプリング(22)(24)は、主天板(21)の手置き部(21a)の下面における左右の前部の隅部の凹部内に収容された操作手段(25)(25)により作動されるようになっている。
【0047】
すなわち、操作手段(25)の操作レバー(26)を斜め前外側方に回動操作すると、それに連係されたワイヤ(27)が引かれ、このワイヤ(27)の先端に連係された作動レバー(図示略)が、第1、第2ガススプリング(22)(24)の作動バルブを押動することにより、ロックが解除されてフリーとなり、内部のガス圧により伸長するようになっている。
【0048】
従って、主天板(21)を、第1のガススプリング(22)により上向きの付勢力が付与された状態で、平行リンク機構(11)を上下に回動させて自由に昇降させることができ、任意の位置で操作レバー(26)から手を離せば、第1のガススプリング(22)がロックされることにより、主天板(21)の高さが調節される。
【0049】
また、左方の操作レバー(26)を操作すると、第2のガススプリング(24)のロックが解除されてフリー状態となることにより、主天板(21)を、天板支持アーム(20)の枢支部を中心として上下に回動することができ、任意の回動位置で操作レバー(26)から手を離すことにより、第2のガススプリング(24)がロックされて主天板(21)を所望の傾斜位置に調節することができる。
【0050】
(28)は、OA機器等のディスプレイを載置可能な物品載置台で、後部の横連結杆(4)に取付けられた左右1対の支持部材(29)の上端に取付けられている。
【0051】
図4の分解斜視図にも示すように(左右同一構造につき、左方のみ図示する)、前部の横連結杆(3)における脚体(2)の側方に延出させた延長部(3a)には、サイドテーブル(30)が、次のようにして取付けられている。
【0052】
サイドテーブル(30)は、平面形が、前後方向に長い概ね楕円形をなす補助天板(31)と、その前端部下面に上端がねじ(32)止めされた支持脚(33)と、この支持脚(33)の上端に前端の後向きU字状部が固着され、補助天板(31)の下面に沿って後方に延出する左右2本の平行な支持杆(34)(34)とからなり、両支持杆(34)の後端には、上下方向を向く短寸の固定筒(35)が固着されている。
【0053】
横連結杆(3)の延長部(3a)には、上下2分割構造の左右2個の支持部材(36)(36)が取付けられている。
【0054】
両支持部材(36)は、図5にも示すように、延長部(3a)の上半部に嵌合される、それと補形をなす下向きの嵌合凹部(37)を有する上部挟持部材(36a)と、同じく延長部(3a)の下半部に嵌合される、それと補形をなす上向きの嵌合凹部(38)を有する下部挟持部材(36b)とからなっている。
【0055】
上下の挟持部材(36a)(36b)により延長部(3a)を上下より挟持したのち、延長部(3a)を挟む前部と後部において下部挟持部材(36b)の段付孔(39)(39)に下方より挿入したボルト(40)の上端部を、上部挟持部材(36a)のめねじ孔(41)(41)に螺合することにより、支持部材(36)は、延長部(3a)に固定されている。
【0056】
左右の支持部材(36)を延長部(3a)に固定したのち、その下部挟持部材(36b)の前端部に形成された段付孔(42)に、左右の支持杆(34)の固定筒(35)を下方より嵌合し、該固定筒(35)の段付孔(43)に下方より挿入したボルト(44)の上端部を、上下の挟持部材(36a)(36b)の対向面に形成された角形凹部(45)に予め嵌合しておいた四角ナット(46)に螺合する。
【0057】
これにより、サイドテーブル(30)は、その補助天板(31)の後端部が、支持杆(34)を介して、延長部(3a)に取付けられた支持部材(36)により支持され、かつ前端部が支持脚(33)により床面に支持されて、脚体(2)及び主天板(21)の側方に、補助天板(31)の前端部が主天板(21)よりも前方に突出するようにして水平に設置されている。
【0058】
以上説明したように上記実施形態の補助天板付きテーブルにおいては、昇降及び角度調節可能な主天板(21)の側方に、サイドテーブル(30)における補助天板(31)を、主天板(21)の前方に突出させて配設したことにより、例えば主天板(21)を下向きに傾斜させて、それに載置したキーボード等を操作する際でも、椅子への着座姿勢を横向きに転向するだけで、水平をなす補助天板(31)を利用して筆記作業等のデスクワークを容易に行うことができる。
【0059】
また、主天板(21)の高さを、補助天板(31)の上面と水平に整合するように調節することにより、双方の天板(21)(31)間において、それらに載置した物品の相互の移動を容易に行うこともできる。
【0060】
さらに、上下2分割構造とされた支持部材(36)のボルト(40)を若干緩めれば、支持部材(36)を延長部(3a)に沿って左右方向にスライドさせうるので、サイドテーブル(30)の補助天板(31)の左右位置を、主天板(21)に近接させたり、離間させたりなど、使用者の好みや作業内容等により調節することができる。
【0061】
本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
主天板(21)の高さや角度を調節する必要がないときには、平行リンク機構(11)やガススプリング(22)(24)等を省略し、その代わりに、支持フレーム(1)に固着した天板支持体を前方に突出させて設け、それに、主天板(21)を、補助天板(31)の上面と同一面もしくはそれよりも下位となるように直接取付けてもよい。
また、主天板(21)を横連結杆(3)より前方に大きく突出させないで、支持フレーム(1)の上部に取付けることもある。
【図面の簡単な説明】
【0062】
【図1】本発明の補助天板付きテーブルの斜視図である。
【図2】同じく側面図である。
【図3】同じく、天板支持体取付部の要部の平面図である。
【図4】同じく、サイドテーブル及びその補助天板取付部の分解斜視図である。
【図5】同じく、補助天板の支持杆固定部の縦断側面図である。
【符号の説明】
【0063】
(1)支持フレーム
(2)脚体
(2a)ベース脚
(2b)脚柱
(3)(4)横連結杆
(3a)延長部
(5)天板支持体
(6)支持部材
(6a)支持板
(6b)挟持板
(7)エンドキャップ
(8)(9)凹溝
(10)ボルト
(11)平行リンク機構
(12)軸受部
(13)基軸
(14)第1リンクアーム
(15)上向突部
(16)枢軸
(17)第2リンクアーム
(18)連結アーム
(19)連結杆
(20)天板支持アーム
(21)主天板
(21a)手置き部
(22)第1のガススプリング
(23)ブラケット
(24)第2のガススプリング
(25)操作手段
(26)操作レバー
(27)ワイヤ
(28)物品載置台
(29)支持部材
(30)サイドテーブル
(31)補助天板
(32)ねじ
(33)支持脚
(34)支持杆
(35)固定筒
(36)支持部材
(36a)上部挟持部材
(36b)下部挟持部材
(37)(38)嵌合凹部
(39)段付孔
(40)ボルト
(41)めねじ孔
(42)(43)段付孔
(44)ボルト
(45)角形凹部
(46)四角ナット

【特許請求の範囲】
【請求項1】
左右の脚体の上端同士を横連結杆により連結して形成された支持フレームにより主天板を支持するとともに、前記横連結杆の少なくとも一方の側端部を、前記脚体及び主天板よりも外方に延出し、この延長部に左右位置変更可能に設けた支持部材により、前端部下面に床面により支持される支持脚を有する補助天板の後端部を支持したことを特徴とする補助天板付きテーブル。
【請求項2】
支持部材を上下2分割構造とし、横連結杆の延長部を上下より挟持するようにして締付手段により固着してなる請求項1記載の補助天板付きテーブル。
【請求項3】
横連結杆を、互いに平行をなすように少なくとも前後2本設け、最前方に位置する横連結杆を外方に延出させて、その延長部に支持部材を取付けてなる請求項1または2記載の補助天板付きテーブル。
【請求項4】
補助天板を前後方向に長い形状とし、その前部側を主天板の前端面よりも前方に突出させた請求項1〜3のいずれかに記載の補助天板付きテーブル。
【請求項5】
補助天板の下面に、互いに平行をなす左右2本の支持杆を、補助天板の後端より後方に突出させて取付け、両支持杆の後端を、延長部に取付けた左右2個の支持部材にそれぞれ固定してなる請求項1〜4のいずれかに記載の補助天板付きテーブル。
【請求項6】
主天板を、支持フレームに、昇降可能かつ上下方向に傾動可能に支持してなる請求項1〜5のいずれかに記載の補助天板付きテーブル。
【請求項7】
左右の脚体の上端に、上下2分割構造の別の支持部材を設け、これにより横連結杆の側端部を挟持して締付手段により固定してなる請求項1〜6のいずれかに記載の補助天板付きテーブル。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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