認証システム
【課題】各個人の実在性及び履歴の真実性の証明を支援する認証システムを提供する。
【解決手段】認証システムは、登録者の履歴情報を管理するシステムサーバ10と、登録する登録者により使用されるユーザ端末20と、閲覧希望側により操作される閲覧希望側端末30と、登録希望側により操作される登録希望側端末40と、実在判断希望側により操作される実在判断希望側端末50と、実在認証希望側により操作される実在認証希望側端末60と、情報正当性認証希望側により操作される情報正当性認証希望側端末70と、登録者の履歴情報登録時に第三者機関によるその登録者の実在性の問合せ先である関係機関側において操作される確認先側端末80と、通信回線網200とを有し、これらのサーバ及び各端末が通信回線網200を介して接続されて構成される。
【解決手段】認証システムは、登録者の履歴情報を管理するシステムサーバ10と、登録する登録者により使用されるユーザ端末20と、閲覧希望側により操作される閲覧希望側端末30と、登録希望側により操作される登録希望側端末40と、実在判断希望側により操作される実在判断希望側端末50と、実在認証希望側により操作される実在認証希望側端末60と、情報正当性認証希望側により操作される情報正当性認証希望側端末70と、登録者の履歴情報登録時に第三者機関によるその登録者の実在性の問合せ先である関係機関側において操作される確認先側端末80と、通信回線網200とを有し、これらのサーバ及び各端末が通信回線網200を介して接続されて構成される。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
登録者に係る1つまたは複数のデータを管理し、要求に応じて該登録者の認証を行うシステムサーバと、前記登録者が実在することを証明するための判断材料を保有する1つまたは複数の関係機関側により操作される確認先側端末と、を有するシステムであって、
前記システムサーバは、
前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記1つまたは複数の確認先側端末に送信し、
前記確認先側端末は、
前記システムサーバからの検証要求に応じた回答情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記回答情報を前記確認先端末から受信すると、前記回答情報に基づいて前記登録者の認証を行うことを特徴とする認証システム。
【請求項2】
前記認証システムは、
前記登録者により操作されるユーザ端末をさらに有し、
前記ユーザ端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記ユーザ端末から受信すると、前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記複数の確認先側端末にそれぞれ送信することを特徴とする請求項1記載の認証システム。
【請求項3】
複数の登録者に係るデータを管理業務を行う管理機関により使用され、前記登録者に係るデータを自身に備えられたデータベースに登録するとともに、要求に応じて該登録者の認証を行うシステムサーバと、前記登録者により操作されるユーザ端末と、前記登録者が実在することを証明するための判断材料を保有する複数の関係機関側によりそれぞれ操作される確認先側端末と、を有するシステムであって、
前記ユーザ端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記ユーザ端末から受信すると、前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記複数の確認先側端末にそれぞれ送信し、
前記複数の確認先側端末は、
前記システムサーバから受信した登録者の個人情報と、自身に格納されている前記登録者の実在証明の証拠を示す情報とを比較して、前記登録者の実在の有無を検証し、該検証の回答情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記回答情報を前記確認先端末から受信すると、該受信した回答情報と、前記登録者に係るデータとを比較して、前記登録者の認証を行うことを特徴とする認証システム。
【請求項4】
前記確認先側端末は、
前記システムサーバからの取得要求に応じて、前記登録者の実在証明に用いた証拠の内容を示す情報を前記システムサーバに送信することを特徴とする請求項3記載の認証システム。
【請求項5】
前記ユーザ端末は、
前記登録者固有の識別情報と前記登録者に係るデータとを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から受信した登録者固有の識別情報と、前記データベースに登録済みの登録者に係るデータとを照合し、該データと前記登録者固有の識別情報とが一致したとき、前記登録者固有の識別情報とともに受信した登録者に係るデータを、前記データベースに登録することを特徴とする請求項3または4記載の認証システム。
【請求項6】
前記ユーザ端末は、
前記システムサーバに送信した登録者に係るデータの開示範囲を示す情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から前記開示範囲を示す情報を受信すると、前記データベースに登録した登録者に係るデータの開示範囲を、前記受信した開示範囲に設定することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項7】
前記認証システムは、
前記登録者以外の第三者であって、前記登録者に係るデータを保有する登録希望側により操作される登録希望側端末をさらに有し、
前記登録希望側端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記登録希望側端末から受信し、該受信情報を前記データベースに登録することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項8】
前記登録希望側端末は、
前記システムサーバに送信した登録者に係るデータの開示範囲を示す情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録希望側端末から受信した開示範囲を示す情報を前記ユーザ端末に送信し、該開示範囲による情報の開示を了承する旨の情報をユーザ端末から受信すると、前記登録希望側端末から受信した登録者に係るデータの開示範囲を、前記登録希望側端末から受信した開示範囲に設定することを特徴とする請求項7記載の認証システム。
【請求項9】
前記システムサーバは、
前記受信した登録者に係るデータと、前記登録者に係るデータの送信元の識別情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項10】
前記認証システムは、
前記データベースに登録済みの登録者に係るデータの閲覧を希望する閲覧希望側により使用される閲覧希望側端末をさらに有し、
前記閲覧希望側端末は、
前記登録者に係るデータの閲覧要求を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記閲覧要求された登録者に係るデータを前記閲覧希望側端末に送信することを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項11】
前記閲覧希望側端末は、
閲覧希望側の認証がすでに得られており、かつ閲覧希望側の固有の識別情報が付与されているとき、前記閲覧希望側の識別情報と前記登録者に係るデータの閲覧要求とを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側端末から受信した閲覧希望側固有の識別情報と、前記データベースに予め登録されていた閲覧希望側固有の識別情報とを照合し、前記閲覧希望側の識別情報と前記データベースに登録済みの閲覧希望側固有の識別情報とが一致したとき、前記閲覧要求された登録者に係るデータを前記閲覧希望側端末に送信することを特徴とする請求項10記載の認証システム。
【請求項12】
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側により閲覧希望された登録者に係るデータと、前記閲覧希望側の識別情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項11記載の認証システム。
【請求項13】
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側により閲覧希望された登録者に係るデータと、前記閲覧要求を受信した時間を示す時間情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項14】
前記システムサーバは、
前記登録者が滞在可能な場所を示す情報を前記ユーザ端末から受信すると、前記滞在可能な場所へ移動して該滞在可能な場所において前記登録者に係るデータを収集することを前記関係機関側に対して要求する旨の情報を前記確認先側端末に送信し、
前記滞在可能な場所において収集された登録者に係るデータを、前記確認先側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から13のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項15】
前記認証システムは、
前記登録者の身分証明書を発行する実在判断希望側により使用される実在判断希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを、前記実在判断希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から14のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項16】
前記認証システムは、
前記登録者に商品またはサービスの提供を行う実在認証希望側により使用される実在認証希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを、前記実在認証希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から15のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項17】
前記認証システムは、
前記登録者に係るデータの正当性を判断を希望する正当性認証希望側により使用される正当性認証希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記正当性認証希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記受信データの正当性を判断し、該判断結果を前記正当性認証希望側端末に送信することを特徴とする請求項3から16のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項18】
前記データベースは、
前記登録者に係るデータを、該登録者が実在することを証明した時期、前記登録者に係るデータの登録時期、前記登録者に係るデータの照合が成功/失敗した時期、及び前記登録者に係るデータの閲覧が行われた時期のうちの少なくとも1つに対応付けて格納することを特徴とする請求項3から17のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項19】
前記登録者に係るデータは、
該登録者の映像及び音声データであり、
前記ユーザ端末は、
前記登録者の映像及び音声データを実時間でシステムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から実時間で受信したデータと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から18のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項20】
前記登録者に係るデータは、
該登録者の外見を示す画像データであり、
前記ユーザ端末は、
前記登録者の外見を示す画像データを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から送信された前記登録者の外見を示す画像データ及び前記データベースに登録されている登録者の外見を示す画像データを撮影時期順に並べ、前記受信画像データと、該受信画像データと時期的に連続する画像データとを照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から19のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項21】
前記登録者に係るデータは、
該登録者のバイオメトリクス情報であり、
前記データベースは、
前記登録者のバイオメトリクス情報を、該バイオメトリクス情報の種類、読取日時、読取場所、読み取った理由、および照合の成否のうちの少なくとも1つの項目と対応付けて登録することを特徴とする請求項3から20のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項22】
前記システムサーバは、
前記データベースに新たに登録された前記登録者のバイオメトリクス情報及び前記データベースに登録されている登録者のバイオメトリクス情報を読取時期順に並べ、前記新規のバイオメトリクス情報と、該新規のバイオメトリクス情報と読取時期が連続するバイオメトリクス情報とを照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項21記載の認証システム。
【請求項23】
前記データベースは、
地図情報と、距離に応じて該距離の移動に要する最短時間を示す情報と、を登録し、
前記システムサーバは、
2以上の前記バイオメトリクス情報を受信したとき、該2以上のバイオメトリクス情報の読取場所および読取時期と、前記データベース内の移動に要する最短時間と、に基づいて、前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った前記登録者が同一人物であるか否かを判定することを特徴とする請求項21または22記載の認証システム。
【請求項24】
前記システムサーバは、
前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った登録者が同一人物ではないと判断した場合、前記2以上のバイオメトリクス情報が第三者に流出した可能性を示すアラーム情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項23記載の認証システム。
【請求項25】
前記認証システムは、
前記バイオメトリクス情報による認証成功後に一定のサービスの提供または身分証明書の発行を行う機関により操作される利用機関端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った登録者が同一人物ではないと判断した場合、前記2以上のバイオメトリクス情報が第三者に流出した可能性を示すアラーム情報を前記利用機関端末に送信することを特徴とする請求項23または24記載の認証システム。
【請求項26】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータの照合結果に基づいて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項3から25のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項27】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータの照合の結果、認証が成功したデータ数を計数し、該認証が成功したデータ数が所定値以上であった場合、前記登録者が実在していると判定することを特徴とする請求項26記載の認証システム。
【請求項28】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータが示されている証明物の種類、照合の成否、前記データベース登録から経過した期間、照合から経過した期間、および現在該証明物の有効期限内か否かの項目のうちの少なくとも1つに基づいて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項26記載の認証システム。
【請求項29】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータが示されている証明物の種類、照合の成否、前記データベース登録から経過した期間、照合から経過した期間、および現在該証明物の有効期限内か否かの項目を点数化したもののうちの2以上を互いに掛け合わせて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項28記載の認証システム。
【請求項30】
前記システムサーバは、
前記データベースに登録済みの登録者に係るデータが示されている証明物の種類に基づいて、該登録者に係るデータの不確かさを点数化して示したリスク率を決定し、該リスク率を反映させて、前記登録者が実在していることの確かさを算出することを特徴とする請求項26から29のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項31】
前記ユーザ端末は、
前記登録者の行動パターンおよび技能のうちの少なくとも1つを示すデータを、前記登録者に係るデータとして前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から受信した登録者に係るデータと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から30のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項1】
登録者に係る1つまたは複数のデータを管理し、要求に応じて該登録者の認証を行うシステムサーバと、前記登録者が実在することを証明するための判断材料を保有する1つまたは複数の関係機関側により操作される確認先側端末と、を有するシステムであって、
前記システムサーバは、
前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記1つまたは複数の確認先側端末に送信し、
前記確認先側端末は、
前記システムサーバからの検証要求に応じた回答情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記回答情報を前記確認先端末から受信すると、前記回答情報に基づいて前記登録者の認証を行うことを特徴とする認証システム。
【請求項2】
前記認証システムは、
前記登録者により操作されるユーザ端末をさらに有し、
前記ユーザ端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記ユーザ端末から受信すると、前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記複数の確認先側端末にそれぞれ送信することを特徴とする請求項1記載の認証システム。
【請求項3】
複数の登録者に係るデータを管理業務を行う管理機関により使用され、前記登録者に係るデータを自身に備えられたデータベースに登録するとともに、要求に応じて該登録者の認証を行うシステムサーバと、前記登録者により操作されるユーザ端末と、前記登録者が実在することを証明するための判断材料を保有する複数の関係機関側によりそれぞれ操作される確認先側端末と、を有するシステムであって、
前記ユーザ端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記ユーザ端末から受信すると、前記登録者の実在の検証を要求する旨の情報とともに、前記登録者に係るデータを前記複数の確認先側端末にそれぞれ送信し、
前記複数の確認先側端末は、
前記システムサーバから受信した登録者の個人情報と、自身に格納されている前記登録者の実在証明の証拠を示す情報とを比較して、前記登録者の実在の有無を検証し、該検証の回答情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記回答情報を前記確認先端末から受信すると、該受信した回答情報と、前記登録者に係るデータとを比較して、前記登録者の認証を行うことを特徴とする認証システム。
【請求項4】
前記確認先側端末は、
前記システムサーバからの取得要求に応じて、前記登録者の実在証明に用いた証拠の内容を示す情報を前記システムサーバに送信することを特徴とする請求項3記載の認証システム。
【請求項5】
前記ユーザ端末は、
前記登録者固有の識別情報と前記登録者に係るデータとを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から受信した登録者固有の識別情報と、前記データベースに登録済みの登録者に係るデータとを照合し、該データと前記登録者固有の識別情報とが一致したとき、前記登録者固有の識別情報とともに受信した登録者に係るデータを、前記データベースに登録することを特徴とする請求項3または4記載の認証システム。
【請求項6】
前記ユーザ端末は、
前記システムサーバに送信した登録者に係るデータの開示範囲を示す情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から前記開示範囲を示す情報を受信すると、前記データベースに登録した登録者に係るデータの開示範囲を、前記受信した開示範囲に設定することを特徴とする請求項3から5のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項7】
前記認証システムは、
前記登録者以外の第三者であって、前記登録者に係るデータを保有する登録希望側により操作される登録希望側端末をさらに有し、
前記登録希望側端末は、
前記登録者に係るデータを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記登録希望側端末から受信し、該受信情報を前記データベースに登録することを特徴とする請求項3から6のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項8】
前記登録希望側端末は、
前記システムサーバに送信した登録者に係るデータの開示範囲を示す情報を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記登録希望側端末から受信した開示範囲を示す情報を前記ユーザ端末に送信し、該開示範囲による情報の開示を了承する旨の情報をユーザ端末から受信すると、前記登録希望側端末から受信した登録者に係るデータの開示範囲を、前記登録希望側端末から受信した開示範囲に設定することを特徴とする請求項7記載の認証システム。
【請求項9】
前記システムサーバは、
前記受信した登録者に係るデータと、前記登録者に係るデータの送信元の識別情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項3から8のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項10】
前記認証システムは、
前記データベースに登録済みの登録者に係るデータの閲覧を希望する閲覧希望側により使用される閲覧希望側端末をさらに有し、
前記閲覧希望側端末は、
前記登録者に係るデータの閲覧要求を前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記閲覧要求された登録者に係るデータを前記閲覧希望側端末に送信することを特徴とする請求項3から9のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項11】
前記閲覧希望側端末は、
閲覧希望側の認証がすでに得られており、かつ閲覧希望側の固有の識別情報が付与されているとき、前記閲覧希望側の識別情報と前記登録者に係るデータの閲覧要求とを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側端末から受信した閲覧希望側固有の識別情報と、前記データベースに予め登録されていた閲覧希望側固有の識別情報とを照合し、前記閲覧希望側の識別情報と前記データベースに登録済みの閲覧希望側固有の識別情報とが一致したとき、前記閲覧要求された登録者に係るデータを前記閲覧希望側端末に送信することを特徴とする請求項10記載の認証システム。
【請求項12】
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側により閲覧希望された登録者に係るデータと、前記閲覧希望側の識別情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項11記載の認証システム。
【請求項13】
前記システムサーバは、
前記閲覧希望側により閲覧希望された登録者に係るデータと、前記閲覧要求を受信した時間を示す時間情報と、を互いに対応付けて前記データベースに登録することを特徴とする請求項10から12のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項14】
前記システムサーバは、
前記登録者が滞在可能な場所を示す情報を前記ユーザ端末から受信すると、前記滞在可能な場所へ移動して該滞在可能な場所において前記登録者に係るデータを収集することを前記関係機関側に対して要求する旨の情報を前記確認先側端末に送信し、
前記滞在可能な場所において収集された登録者に係るデータを、前記確認先側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から13のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項15】
前記認証システムは、
前記登録者の身分証明書を発行する実在判断希望側により使用される実在判断希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを、前記実在判断希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から14のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項16】
前記認証システムは、
前記登録者に商品またはサービスの提供を行う実在認証希望側により使用される実在認証希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを、前記実在認証希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から15のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項17】
前記認証システムは、
前記登録者に係るデータの正当性を判断を希望する正当性認証希望側により使用される正当性認証希望側端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータを前記正当性認証希望側端末から受信すると、該受信データと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記受信データの正当性を判断し、該判断結果を前記正当性認証希望側端末に送信することを特徴とする請求項3から16のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項18】
前記データベースは、
前記登録者に係るデータを、該登録者が実在することを証明した時期、前記登録者に係るデータの登録時期、前記登録者に係るデータの照合が成功/失敗した時期、及び前記登録者に係るデータの閲覧が行われた時期のうちの少なくとも1つに対応付けて格納することを特徴とする請求項3から17のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項19】
前記登録者に係るデータは、
該登録者の映像及び音声データであり、
前記ユーザ端末は、
前記登録者の映像及び音声データを実時間でシステムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から実時間で受信したデータと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から18のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項20】
前記登録者に係るデータは、
該登録者の外見を示す画像データであり、
前記ユーザ端末は、
前記登録者の外見を示す画像データを前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から送信された前記登録者の外見を示す画像データ及び前記データベースに登録されている登録者の外見を示す画像データを撮影時期順に並べ、前記受信画像データと、該受信画像データと時期的に連続する画像データとを照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から19のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項21】
前記登録者に係るデータは、
該登録者のバイオメトリクス情報であり、
前記データベースは、
前記登録者のバイオメトリクス情報を、該バイオメトリクス情報の種類、読取日時、読取場所、読み取った理由、および照合の成否のうちの少なくとも1つの項目と対応付けて登録することを特徴とする請求項3から20のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項22】
前記システムサーバは、
前記データベースに新たに登録された前記登録者のバイオメトリクス情報及び前記データベースに登録されている登録者のバイオメトリクス情報を読取時期順に並べ、前記新規のバイオメトリクス情報と、該新規のバイオメトリクス情報と読取時期が連続するバイオメトリクス情報とを照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項21記載の認証システム。
【請求項23】
前記データベースは、
地図情報と、距離に応じて該距離の移動に要する最短時間を示す情報と、を登録し、
前記システムサーバは、
2以上の前記バイオメトリクス情報を受信したとき、該2以上のバイオメトリクス情報の読取場所および読取時期と、前記データベース内の移動に要する最短時間と、に基づいて、前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った前記登録者が同一人物であるか否かを判定することを特徴とする請求項21または22記載の認証システム。
【請求項24】
前記システムサーバは、
前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った登録者が同一人物ではないと判断した場合、前記2以上のバイオメトリクス情報が第三者に流出した可能性を示すアラーム情報を前記ユーザ端末に送信することを特徴とする請求項23記載の認証システム。
【請求項25】
前記認証システムは、
前記バイオメトリクス情報による認証成功後に一定のサービスの提供または身分証明書の発行を行う機関により操作される利用機関端末をさらに有し、
前記システムサーバは、
前記2以上のバイオメトリクス情報の読取を行った登録者が同一人物ではないと判断した場合、前記2以上のバイオメトリクス情報が第三者に流出した可能性を示すアラーム情報を前記利用機関端末に送信することを特徴とする請求項23または24記載の認証システム。
【請求項26】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータの照合結果に基づいて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項3から25のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項27】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータの照合の結果、認証が成功したデータ数を計数し、該認証が成功したデータ数が所定値以上であった場合、前記登録者が実在していると判定することを特徴とする請求項26記載の認証システム。
【請求項28】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータが示されている証明物の種類、照合の成否、前記データベース登録から経過した期間、照合から経過した期間、および現在該証明物の有効期限内か否かの項目のうちの少なくとも1つに基づいて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項26記載の認証システム。
【請求項29】
前記システムサーバは、
前記登録者に係るデータが示されている証明物の種類、照合の成否、前記データベース登録から経過した期間、照合から経過した期間、および現在該証明物の有効期限内か否かの項目を点数化したもののうちの2以上を互いに掛け合わせて、前記登録者が実在していることの確かさを点数化して算出することを特徴とする請求項28記載の認証システム。
【請求項30】
前記システムサーバは、
前記データベースに登録済みの登録者に係るデータが示されている証明物の種類に基づいて、該登録者に係るデータの不確かさを点数化して示したリスク率を決定し、該リスク率を反映させて、前記登録者が実在していることの確かさを算出することを特徴とする請求項26から29のいずれか1項に記載の認証システム。
【請求項31】
前記ユーザ端末は、
前記登録者の行動パターンおよび技能のうちの少なくとも1つを示すデータを、前記登録者に係るデータとして前記システムサーバに送信し、
前記システムサーバは、
前記ユーザ端末から受信した登録者に係るデータと、前記データベースに登録されている登録者に係るデータと、を照合して前記登録者の認証を行うことを特徴とする請求項3から30のいずれか1項に記載の認証システム。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図17】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図23】
【図24】
【図25】
【図26】
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【図28】
【図29】
【図30】
【図31】
【図32】
【図33】
【図34】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45】
【図46】
【図47】
【図48】
【図49】
【図50】
【図51】
【図52】
【図53】
【図54】
【図55】
【図56】
【図57】
【図58】
【図59】
【図60】
【図61】
【図62】
【図63】
【図64】
【図65】
【図66】
【図67】
【図68】
【図69】
【図70】
【図71】
【図72】
【図73】
【図74】
【図75】
【図76】
【図77】
【図78】
【図79】
【図80】
【図81】
【図82】
【図83】
【図84】
【図85】
【図86】
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【図88】
【図89】
【図90】
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【図92】
【図93】
【図94】
【図95】
【図96】
【図97】
【図98】
【図99】
【図100】
【図101】
【図102】
【図103】
【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
【図111】
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【図113】
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【図88】
【図89】
【図90】
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【図95】
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【図98】
【図99】
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【図104】
【図105】
【図106】
【図107】
【図108】
【図109】
【図110】
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【図113】
【公開番号】特開2006−92530(P2006−92530A)
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−244865(P2005−244865)
【出願日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.宅急便
【出願人】(305011145)株式会社IHC (4)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成18年4月6日(2006.4.6)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年8月25日(2005.8.25)
【公序良俗違反の表示】
(特許庁注:以下のものは登録商標)
1.宅急便
【出願人】(305011145)株式会社IHC (4)
【Fターム(参考)】
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