説明

貴重材等の品質由来等の確認保持のための手段

【課題】 貴重品、重要金属加工品、装飾品、等に用いる方策であり、ICタグをその本体に埋め込み、識別することを目的とする方式である。
【解決手段】 貴重品、重要金属加工品、装飾品等に、微少な窪みをつけ、その中にICタグを入れ、固定するものである。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、金属等にICタグを埋め込み、それを認識する方式である。
その方式は(1)金属等に、ドリル等で孔を開ける。(2)ポンチングで窪みをつけ、その中にICタグを入れ、窪みに接着剤、個化材等で固定する。である。
【背景技術】
【0002】
従来は、識別タグ等の大きさ、取り扱いにくさ、内蔵の情報量等に限界があり、広く普及するためには難点が多数あった。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
上記の通り、従来の難点であった識別タグの大きさとしては日立製作所の「ミューチップ」と呼ばれる大きさ0.4mm角のICタグを用いることにより改善され、情報量は128ビット(10の38乗けた)と大容量である。また、ミューチップは内部にアンテナが内蔵してあり、非接触で外部と通信できる。コストは2005年には一個あたり十数円程度を目指している。
【課題を解決するための手段】
【0004】
貴重品、重要金属加工品、装飾品等に、微少な窪みをつけ、その中にICタグを入れ、固定するものである。
【発明の効果】
【0005】
金属等にICタグを埋め込むことで、それを認識することが可能になる。従来の難点を、上記で述べた改善策により解決される。
【発明を実施するための最良の形態】
【0006】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】において、12の金属片の表面に、11程度の孔を開ける。
【0008】
【図2】において、11の孔の中に、13のICタグを入れる。
【実施例】
【0007】
実施例としては、有価証券などの偽造防止にも役立つ。
【産業上の利用可能性】
現在横行している硬貨などの偽造問題に有効であり、偽造問題によって硬貨が諸外国より大量流入されていたが、この方式により解決が十分に期待され、経済面にも効果があると考えられる。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
貴重品、重要金属加工品、装飾品、等に用いる方策であり、ICタグをその本体に埋め込み、識別することを目的とする方式である。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2006−85661(P2006−85661A)
【公開日】平成18年3月30日(2006.3.30)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−304909(P2004−304909)
【出願日】平成16年9月16日(2004.9.16)
【出願人】(599141700)
【Fターム(参考)】