説明

車両のハンドル切り込みを表示する方法および表示ユニット

ここに提案されているのは、車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する表示ユニットであり、これは、互いに隣り合って配置された多数の表示素子を有する。これらの表示素子のうちの1つ以上は、ハンドル切り込みおよび場合によってはステアリング方向の変更を表示するために点灯される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
従来の技術
本発明は、請求項1の上位概念に記載された、車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する方法および表示ユニットに関する。車両における間隔警報器はすでに公知であり、これは車両が障害物に接近した際に警報を出力する。この間隔警報器は、例えば駐車補助装置として使用される。この駐車補助装置は、殊に駐車の条件が厳しくまた視界の条件が悪い際に、ドライバが車両の境界を判断することができないか、または障害物を識別できない場合にドライバにとって有益である。さらに、横を通過する際に駐車余地を測定し、引き続いてドライブトレインに作用をすることによってこの車両をこの駐車余地に導き入れるシステムが公知である。このような方法は比較的コスト高であるため、運転指示だけをドライバに出力する出力手段も公知である。例えば、駐車のためにドライバが前進すべきか、後退すべきか、または停止すべきか否かをこのドライバに示すことが公知である。この際にペダル制御を介してドライバは車速を極めて正確に調量制御することができる。ハンドルを切る際にこのような調量制御は比較的困難になる。それは車速、ステアリング速度、および目下のハンドル切り込みを考慮しなければならないからである。ドライバは車速を自分で識別して相応に反応できるが、このドライバが目下のハンドル切り込みを自分でわかるようにすることはできないため、例えば音声で出力されるドライバへの指示を変換することも困難なのである。したがってドライバは駐車のために一般的につぎのような指示を得る。すなわち、停止状態で所定の方向にステアリングをいっぱいに切って切り返し点まで走行する指示を得るのであり、つぎにこの切り返し点においてドライバは、ステアリングを反対方向にいっぱいに切ることを指示されるのである。このようにいっぱいに切ることによって駐車には時間がかかる。この際に付加的には停止状態でいっぱいに切ることによってタイヤに負荷がかかってしまうのである。
【0002】
発明の利点
これに対して請求項1の特徴部分に記載された特徴的構成を有する本発明の表示ユニットは、互いに隣り合って配置された多数の表示素子が設けられており、これによって車両の変更すべきハンドル切り込みが表示されるという利点を有する。これらの表示素子は駆動制御可能であり、これにより、変更すべきハンドル切り込みに依存してこれらの表示素子を点灯することができ、切り込むべきステアリング方向がドライバに示される。これによってドライバは、ハンドル切り込みの補正が必要か否か、ないしは車両が正しい方向に進むか否かを簡単に把握することができる。
【0003】
従属請求項に示した手段によって、請求項1に記載した表示ユニットの有利な発展形態および改善が可能である。殊に有利であるのは、どの程度ステアリング方向を変更しなければならないかに依存して、ただ1つの表示素子または複数の表示素子からなる1グループを選択して点灯できることである。これによってドライバは、どのくらい激しくないしはどのくらいの速さでステアリング方向を変更すべきであるについての情報を簡単に得られるのである。
【0004】
さらに、上記の表示素子を車両のインスツルメントパネルの領域に配置することは有利である。それはここであればこれらの表示素子がドライバにとって直接読み取れるからである。ここで殊に有利であるのは、表示素子を表示ユニットの縁部に配置することである。それはこれらの表示素子がここに簡単に取り付けられるだけでなく、良好に識別できるからでもある。またその一方で表示器を縁部に配置することによって、一般的には使用されない表示領域も同時に利用することができる。
【0005】
さらに上記の表示素子を、自由にプログラム可能な表示器または指針式表示器(Zeigeranzeiger)の目盛りに設けることは有利である。それはこうすることにより、付加的な表示素子を取り付けなくてもよいからである。場合によってドライバに別の必要な情報を表示できるようにするため、変更すべきハンドル切り込みの表示器と、例えば速度表示器またはエンジン回転数表示器などの別の表示器との切換ユニットを設けると有利である。
【0006】
さらに上記の表示素子が、バックミラーに見えるか、ないしは振り向いているドライバにとって車両の後方領域において識別できるか、ないしはそこに配置されているとは有利である。これによって可能になるのは、例えばバック走行している場合にドライバに情報を知らせることである。バック走行は、この際にそうであることの多い劣悪な視界状況に起因して、特別な要求をドライバに課すものである。
【0007】
ドライバへの情報提供を簡単にするため、変更すべきステアリング方向を基準点に対して表示する。これによってドライバは、点灯した表示素子と基準点との比較により、ハンドル切り込みの変更を簡単に識別することができる。
【0008】
ドライバへの情報提供を一層良好にするため、行うべきハンドル切り込みの値に依存して色および/または空間位置を変えて表示素子を駆動制御し、点灯された表示素子の位置および/または色からすでにハンドル切り込みをどの程度変更すべきかが把握できると有利である。ドライバにとって、テキスト表示またはシンボルの意味をまず理解することは不要である。
【0009】
別の実施形態では、変更すべきハンドル切り込みの表示に使用される表示器を、駐車余地の長さを表示するためにも利用する。これによってドライバは、同じ表示器を介して、まず駐車余地の大きさの情報を得ることができる。その一方でこのドライバには引き続いて同じ表示器を介し、有利にはこの駐車余地のゆとりに適合した、この駐車余地に入れる指示が与えられるのである。
【0010】
本発明による車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する方法では、この変更すべきハンドル切り込みを表示するために選択的に点灯される、互いに隣り合って配置された多数の表示素子によって、車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する。
【0011】
また殊に有利であるのは、本発明の表示ユニット作動方法を構成して、車両のあらかじめ計算した走行路からハンドル切り込みの変更を求め、これをドライバに表示することである。これによって駐車も、道路交通における自動軌跡トレースも共に計算して、ドライバがトレースすべき走行路をこのドライバに出力することができる。この際に実施の形態に応じて補足的または択一的にドライバに表示できるのは、切り込まれているステアリング角をどの程度変更すべきか、ないしはハンドルを絶対的にどの程度調整すべきである。
【0012】
図面
本発明の実施例を図面に示し、以下の説明において詳述する。ここで、
図1は、本発明による表示ユニットを有する車両の概略図を示しており、
図2は、駐車余地に車両を駐車する状況を示しており、
図3は、本発明による表示ユニットの第1実施例を示しており、
図4〜9は、本発明による表示ユニットの別の実施例を示している。
【0013】
実施例の説明
本発明による表示ユニットは、任意の車両に使用可能である。殊に自動車における使用が有利であり、ここでは一般的にドライバに視覚的に情報を与えれば、安全な走行にとって十分である。しかしながら特殊な状況においてサポートは必要であるため、一方では、変更すべきハンドル切り込みを表示するために表示ユニットがドライバにとってよく見えるようにし、他方でドライバがサポートを必要としない場合、この表示ユニットがドライバを邪魔しないようにしたい。ドライバのサポートは、例えば視界状況が最適でない場合に必要である。本発明の表示ユニットは例えばつぎのために使用可能である。すなわち、劣悪または見通しの利かない視界状況において、車両センサ機能によって検出したないしは計算機によって決定した走行軌跡に車両を維持することについての情報をドライバに与えるために使用可能である。例えば駐車過程の際にドライバにとって、場合により困難であるのは、車両の外形寸法を見積もり、また車両周囲の障害物を識別することである。またドライバは、比較的小さいが自車に十分である駐車余地も利用できるようにするため、このドライバにとって通常であるよりも、できる限り障害物に近づいて走行しなければならないことがある。したがって以下では本発明の表示ユニットを駐車システムの例で説明する。本発明の表示ユニットに対して、車両における任意の配置例が考えられる。以下では殊に本発明の表示ユニットをドライバの前の視野に配置する例を説明する。
【0014】
図には車両2が概略的に示されており、これは車両周囲を検出する複数のセンサを有する。車両前面部11にはこの車両の前の走行空間を検出するセンサ12が配置されている。同様に車両後方部13には、車両の後方空間を監視するセンサ14が配置されている。これらのセンサ12,14は、この車両の前方ないしは後方の障害物を検出するために使用される。同様に車両左側15にも車両右側16にも共にセンサ17ないしは18が配置されており、これらは一方では車両側方において障害物を検出して、場合によってはドライバに警報を出力できるようにするために使用される。しかしながら他方では駐車余地の大きさ、例えば、道路の側方に伸びる駐車余地の長さを検出するためにこれらの側方に配置されたセンサ17,18を使用して、この駐車余地が車両2の駐車に適切であるか否かの判定を行うことができる。このために例えば車両右側においてセンサ18により、車両2と、駐車された車両との間の間隔が測定される。車両2が駐車余地の横を通り過ぎるのに伴って、測定されるこの間隔は大きくなり、横を通り過ぎる際に駐車余地の長さを決定することができる。障害物を検出するため、センサ12,14,17,18は、有利には車両の周囲全体をカバーする、できる限り幅の広い信号ローブを放射する。この周囲に障害物がある見つかった場合、上記の信号は反射されて、送信したセンサまたは別のセンサによって捉えられる。これらのセンサはこのために有利には超音波センサとして実施される。しかしながら電磁波を放射して、これらのセンサをレーダないしはライダーセンサとして作動させることも可能である。別の実施形態ではカメラ19によって車両周囲状況を観察することもできる。
【0015】
上記のセンサはデータバス20を介して制御ユニット21に接続されている。制御ユニット21は、センサ12,14,17,18によって伝送される信号ならびに場合によってはカメラ19によって伝送される信号を評価し、第1の動作モードにおいて、この車両に対して衝突の危険性があるか否かをチェックする。これが行われるのは、この車両の周囲において障害物との間隔が小さくなり過ぎた場合である。ドライバに警告するため、制御ユニット21は、多数の出力ユニットに接続可能である。有利な実施形態では、第1スピーカ24および第2スピーカ25を有する音響的な出力部23が制御ユニット21に接続される。有利にはスピーカ24,25は、方向に対応づけられて車両に取り付けられているため、車両左側の障害物に対する警告が、左側に配置された第1スピーカ24によって、また車両側の障害物に対する警告が、右側に配置された第2スピーカ25によって出力される。これによってドライバによる障害物と車両方向との空間的な対応付けが可能になる。センサ信号と、道路の走行コースにおける点とを対応づけられるようにするため、制御ユニット21は走行距離測定器26に接続されている。この車両が前進したいのか、または後退したいのかをチェックするため、制御ユニット21はさらに、変速段選択レバーの位置を検出する検出ユニット27に接続されている。前進段に入っている場合、この車両が前進したいということ想定されるため、前方部11のセンサがアクティブ化される。後退の場合、例え、この車両の車両後方側13に配置されたセンサが読み出される。
【0016】
純粋な間隔測定の他に、制御ユニット21を設計して、駐車余地への車両の駐車経路が決定されるようにする。この駐車余地の長さは、また場合によっては幅も、この車両2が駐車余地の横を通り過ぎる際に、例えば車両右側16に配置されたセンサ18によってあらかじめ決定される。横を通り過ぎる間に走行距離センサ26を介して、車両の位置も都度駐車余地に対して決定される。さらに駐車されている車両と車両2との間隔もセンサ18を介して決定される。制御ユニット21はこれらのデータを介して駐車軌跡を計算する。ここでこの駐車軌跡は、この車両がスタート位置から出発して辿るべき軌跡である。この際にこの車両はつぎのようにガイドされる。すなわち、この車両が、上記の駐車された車両と衝突せず、またできる限り不要な操車なしに上記の駐車余地に入るようにガイドされるのである。本発明における状況は図2に示されている。図1に概略的に示した車両2は、道路面7において、駐車された第1車両4の横およびこの駐車された第1車両4と、道路脇1に駐車された第2車両3との間の駐車余地の横を通り過ぎている。この際にセンサ18によって、駐車された第1車両4と、駐車された第2車両3との間の間隔が測定されている。制御ユニット21によって求められているのは、駐車された2つの車両3,4の間に駐車余地5が空いていることであり、この駐車余地に車両2が進入できることである。適切な駐車余地があることは、音響的な出力ユニット23を介して、または表示ユニットを介してドライバに出力される。ここでドライバは、車両中央に付した位置P1において停車する。ここで制御ユニット21により、ドライバがこの車両をどのように運転なければならないかがこのドライバに出力される。この出力は、図1に示された表示ユニット30を介して行われる。以下では図3〜9に基づき、この表示ユニットを説明する。
【0017】
1実施形態において表示ユニット30は、より一層大きな表示ユニット29の一部である。場合によっては切換ユニット31が設けられており、表示ユニット30が本発明にしたがって動作する際には制御ユニット21により、画像信号が表示ユニット30に接続される。別の実施形態では車両の後方領域に補足的または択一的に、つぎのようにしてドライバが見ることのできる表示ユニット32が設けられている。すなわち、このドライバが後ろを向いて、駐車余地5への進入路を観察できるようにした場合に、このドライバの視野にこの表示器が見えるように設けられているのである。表示ユニット30,32は個別の表示素子33を有しており、これらは図1において概略的にのみ示されており、またこれらのうちの1表示フィールドだけに参照符号がそれぞれ付されている。これらの表示フィールドは選択的に点灯可能であるため、1つの表示フィールドまたは隣り合う表示フィールドの1グループを選択可能に点灯することによってドライバにつぎのことについて情報を提供することができる。すなわち、快適な駐車軌跡Fをできる限りたどって駐車余地5に駐車できるようにするため、車両のステアリングをどの程度またはどの方向に切り込まなければならないかについての情報を提供することができるのである。極端な場合には駐車軌跡Tも可能であるが、これにはステアリングをいっぱいに切り返さなければならない。有利には表示ユニットによってドライバを誘導して、このドライバができる限り、ステアリングのいっぱいの切り返しを回避できるようにすべきである。この車両は有利には、理想の駐車位置P4において停止するまでずっとガイドされる。
【0018】
図3には本発明による表示ユニット40の第1実施例が示されている。表示ユニット40は、車両のドライバの前に配置されているインスツルメントパネルの縁部41に組み込まれている。これによって表示ユニット40は、フロントウィンドウガラス42と、インスツルメントパネル44に入れられているインジケータパネル(Anzeigeinstrument)43との間に配置される。ここで表示ユニット40は有利には、インスツルメントパネル44の上側を閉じ、ひいてはインジケータパネル43を覆うカバーの前方縁部に配置される。インジケータパネル43は、他の重要な車両データ、例えば車速またはエンジン回転数を表示するために使用される。このために指針式計器39がインジケータパネル43に配置されている。本発明の表示ユニット40に補足的に、変更可能な表示フィールド45を設けることができる。この表示フィールドには警告シンボル46および/または方向矢印47が表示可能であり、これらにより、表示ユニット40による表示が補足ないしは説明される。場合によっては付加的に、この変更可能な表示フィールド45における表示のように、相応の表示によって表示ユニット40の動作を示すことも可能である。
【0019】
以下では表示ユニット40の動作を説明する。表示ユニット40は、隣り合って配置された、個々の表示素子48から構成されている。図面をわかりやすくするため、これらの表示素子のうち1つだけに参照符号が付されている。有利な実施形態では個々の表示素子48は、個々に駆動制御可能に発光するフィールドまたは個々に点灯可能なフィールドとして構成されている。第1実施形態ではこのために発光ダイオードが、対応するカバーウィンドウの背後に配置されている。場合によっては発光ダイオードをインスツルメントパネル44の縁部41に直接入れることも可能である。表示ユニット40は、図3に示していない制御ユニットによって駆動制御される。この制御ユニットは有利にはインスツルメントパネル44内に配置される。
【0020】
第1実施形態では表示素子はつぎのように配置されている。以下では表示ユニット40の左側縁部からこの表示ユニットの右側縁部への配置を説明する。個々の表示フィールドは、直に隣り合って、または少なくとも狭い間隔で互いに並んで配置されている。左側にはまず赤色の5つの発光フィールドからなる第1グループ51が設けられている。右に向かって黄色の5つの発光フィールドからなる第2グループ52がこれに続いている。中央には緑色の7つの発光フィールドを含む発光フィールドの第3グループが配置されている。右に向かって黄色の5つの発光フィールドを有する第4グループ54がこれに続いている。右に向かってここでも赤色の5つの発光フィールドからなる第5グループ55がこれに続いている。それぞれの個数は有利な実施形態として示したのであり、実施に応じてより多く発光フィールドを設けることができ、またより少ない発光フィールドを設けることもできる。中央が緑色であり、外側に向かって黄色および赤色に変化していくここで説明した色による対応付けの代わりに上記の発光フィールドのすべてを単一の色で表示することも可能である。
【0021】
本発明の表示ユニット40の動作は第1実施形態においてつぎのように行われる。すなわち、制御ユニット21によって車両の方向と、この方向において必要なハンドル切り込みとが決定される。ここでこの方向はこの車両が走行すべき方向であり、この方向によってこの車両は例えば衝突することなしに駐車時に障害物を回避して操舵される。この期待されるステアリング角は、ステアリング角センサ34を介して決定されるステアリング角と比較される。制御ユニット21は、調整されているステアリング角と、期待されるべきステアリング角との差分を求める。ここでこの差分は、切られているステアリング方向を左または右に変更しなければならないことを意味し得る。さらにステアリング方向を維持することもあり得る。車両が走行すべきステアリング方向が正しく切られている場合、第3グループ53の中央に設けられている中央の表示素子56が作動される。左にずらさなければならない場合、発光フィールドは、中央の表示素子56から左に駆動制御される。これに対して右にハンドル切り込み変更が必要な場合、点灯フィールドは中央の素子56から右に駆動制御される。第1実施形態では、都度制御される発光素子の位置は、車両と、車両周囲にある障害物との間隔に依存する。第3グループ53内の発光素子は、ハンドル切り込みを変更し得るが、所望の位置はハンドル切り込みを変更しなくても達成できる場合に駆動制御される。この際にドライバは調整することができるが、必ずしも行う必要はないのである。第2グループ52ないしは第4グループ54内の発光素子の駆動制御が行われるのは、ハンドル切り込みを変更しなくても車両は、衝突することなしに障害物を回避して走行するが、この際には障害物との第1の安全間隔を下回ってしまう場合である。これによって相応にステアリング変更を行うことが忠告されるのである。発光素子が第1のグループ51内ないしは第5のグループ55内で発光している場合、このドライバには、表示ユニットにより、変更なしに走行を継続すると衝突が発生することが警告される。ここで領域の境界は、車両の測定した障害物データに依存して決定される。個々の点灯素子にはそれぞれはハンドルの切り込み角が割り当てられており、車両の道のり曲線が、都度対応づけられたハンドル切り込み角に対して計算される。さらに検出されるのは、この車両が安全間隔内で障害物を回避して走行するか否か、安全間隔を下回っているか否か、または衝突の危険性があるか否かである。別の実施形態では、中央の素子56から出発して、左または右に向かって有利には5度に固定した1回ずつのステアリング変更を各点灯素子に割り当てることも可能である。例えば、左に20度の切り込み変更が必要な場合、中央の表示素子56から左に5つ目のフィールドの点灯素子を作動するのである。
【0022】
個々の点灯素子を上記のように色付きで点灯することは可能であるが、必ずしも必要ではない。すべてのフィールドを同じ色で駆動制御することも可能である。発光ダイオードの代わりに白熱ランプまたは別の光源を使用することもできる。
【0023】
ドライバによる補正はつぎのように行われる。すなわち、例えば複数の点灯素子からなる第2グループ52内の1素子が作動される場合、ドライバはハンドルを左に回す。ハンドルを左に回すことによって素子の点灯もシフトする。素子の点灯と、ハンドルの回転角とを対応づけることにより、回転に相応して都度点灯が次第に1フィールドずつ右にシフトする。この場合にドライバは、中央の表示素子56に達するまでハンドルを回すことができる。ここでこのドライバは直進して走行することができる。
【0024】
別の実施形態では、点灯素子の作動によって、必要な修正方向ではなく、誤った切り込みそのものを表示することが可能である。この際に補正はつぎのように行われる。すなわち、ドライバは、中央の表示素子56ないしは少なくとも第3グループ53内の点灯素子のうちの1つに到達するまでハンドルを反対方向に回転を回すのである。例えば第4グループ54の1点灯素子が作動している場合、この動作モードにおいてドライバは、点灯している表示マークが、中央の点灯素子ないしは第3グループ53内の点灯素子のうちの1つに到達するまでステアリングを左に回すべきである。
【0025】
ステアリングの推奨は、有利には停止しているか、または少なくともゆっくりと走行している車両に対して行われる。この車両があまりに速く動く場合、変更可能な表示フィールド45を介してないしは音響的な出力ユニット23を介して、ステアリング補正に対してあまりに速く動きすぎるという警告がドライバに出力される。これに基づいてこのドライバは車両を遅くするため、このドライバは、指示通りに補正を行うことができるのである。
【0026】
有利な実施形態では、ハンドル補正を表示するため、表示ユニット40の表示素子48の1つだけを都度作動させる。場合によっては1つの点灯フィールドからつぎの点灯フィールドへの切り換え時に2つの点灯フィールドが作動されることもあり得る。別の実施形態では、より識別し易くするため、点灯フィールドからなる1つずつのグループ、例えばつねに3〜4つの点灯フィールドを駆動制御する。ここでこれらの点灯フィールドは、隣り合う点灯フィールドによって形成される目盛りを介して、個々の点灯フィールドの運動に応じて移動する。
【0027】
別の実施形態において表示ユニット40は、駐車過程を始める前に使用されて、駐車がかろうじて可能であるか否か、またはむしろ駐車が困難であり得るか否かがドライバに示される。ドライバがその車両に比べて大きな駐車余地に駐車しようとする場合、必要なステアリング動作の準備をするため、利用可能なすべての発光ダイオードが使用される。これに対してドライバが比較的小さな駐車余地に駐車しようとする場合、作動される発光フィールドの数が少なくなることにより、この駐車余地が小さいことが視覚的に通知される。
【0028】
この背景にあるのは、小さな駐車余地への駐車は格段に繊細なステアリング動作を必要とすることである。それは、利用可能な走行パス(Fahrschlauch)が格段に狭いためである。なぜならば、駐車のための理想的な軌跡から極めてわずかな偏差しか許されないからである。大きな駐車余地の場合、全表示領域をそれぞれ5つ赤色の発光フィールド、5つの黄色の発光フィールドおよび7つ緑色の発光フィールドによって作動することができる。駐車余地がより小さい場合、それぞれ3つの赤色の発光フィールド、3つの黄色の発光フィールドおよび5つの緑色の発光フィールドだけで作動され、中間の発光フィールドはそれぞれ飛ばされて省略される。すなわち大きな駐車余地に対してハンドルを小さく動かすと、点灯している照明フィールドは、表示ユニット40にわたって格段に高速に移動する。小さな駐車余地の場合、1つずつ赤色の照明フィールド、1つずつの黄色の照明フィールドおよび3つ緑色の照明フィールドだけが作動される。駐車余地が限界領域にあり、極めて狭い軌跡だけしか許されてない場合、ドライバは理想の線を辿らなければならない。したがってドライバがこの理想の線上にいる場合、1つずつ赤色の発光ダイオードと、中央の緑色の発光ダイオード53とだけが作動される。駐車余地が小さすぎる場合、例えば縁部の赤色の発光ダイオードが点滅して、駐車できないことをドライバにシグナリングすることができる。
【0029】
駐車過程の間、有利には駐車軌跡を制御ユニット21によって常時更新して新たに計算する。これによって駐車軌跡を計算する際に、変化した障害物への適合化、例えば後方の、駐車された第1の車両4の前進または後退への適合化を考慮することができる。
【0030】
有利な実施形態では視覚的な表示を、音響的な出力ユニット33を介する音響的な表示によって、ないしは音響的な警告によって補うことができる。
【0031】
図4には補足的または択一的に別の実施形態が示されている。ここでは本発明の表示ユニット60が車両のリアウィンドウ61に取り付けられている。ドライバがバックする場合、変速レバー検出器27によってリバースギアに入ったことが検出される。このドライバはつぎに後ろを向き、リアウィンドウ61を通して後方の走行空間を観察できるようにするか、またはバックミラーを見て、バックミラーを見る視線を介してリアウィンドウ61を捉えるようとする。いずれにせよこのドライバの視線は一般的にインジケータパネル43ないしはそこに配置されている表示ユニットには向けられていない。このような場合にもこのドライバがステアリング切り込みについての情報を視覚的に有利に得られるようにするため、表示ユニット60は同様に、隣り合った表示フィールド62を有する。これらの表示フィールドは、本発明により、ステアリング方向の変更を表示するために駆動制御される。有利な実施形態では表示ユニット60は車両のルーフないしはリアウィンドウ61の縁部に配置される。ドライバが後方の走行空間、例えば駐車された第1の車両4を観察することができる間、このドライバに同時に表示ユニット60を視線に入れている。第1の実施形では表示ユニット60は、インスツルメントパネル44の表示ユニット40に相応して実施される。しかしながら別の実施形態では表示ユニット60における点灯フィールドの数を少なくして、必要な取り付けスペースをできるだけ小さく維持することも可能である。
【0032】
図5には本発明の表示ユニットに対する別の実施例70が示されている。表示ユニット70はここでインジケータパネル71に組み込まれている。第1実施形態ではこのために点灯フィールドが、インジケータパネル71の文字盤表面72に入れられている。このインジケータパネルは、相応の光源により、個々に駆動制御して背後照明可能である。表示ユニット70の他にこのインジケータパネルには指針式計器73が配置されている。ここで示した実施形態では表示ユニット70は、インジケータパネル71の上側の縁部に配置されている。しかしながら場合によっては、表示ユニット70は、図面に示していない形態でインジケータパネル71の下側の縁部にも配置される。図5に示した実施形態に基づき、本発明の表示ユニットの有利な構成を説明する。中央の表示フィールド74は、図5においてマーキング75によって強調されている。この中央の表示フィールド74は、理想のステアリング方向を示す基準点として使用される。中央以外の照明フィールドが作動される場合、ドライバは、作動されている発光フィールドと、中央の表示フィールド74との差分に基づいて方向を定めることができ、変更すべきステアリング方向の角度を読み取ることができる。このために中央の表示フィールド74は、マーキング75によって強調されている。別の実施形態ではこの中央の表示フィールド74をつねに点灯して、この中央の表示フィールド74も、基準点も共にドライバが識別できるようにする。
【0033】
別の実施形態では表示ユニット70によって、ステアリング方向の相対的な変更ではなく、絶対的なステアリング方向ならびに推奨されるハンドル切り込みを表示する。これによって表示ユニットの第1フィールドが第1の色で作動されて目下のハンドル切り込みが表示されるのに対して、第2フィールドが第2の色で作動されてこれとは異なる所望のハンドル切り込みが表示される。ここでは最も左の表示フィールド76は左にいっぱい切ることを示すために使用されるのに対して、最も右の表示フィールド77は右にいっぱい切ることを示すために使用される。これによってドライバは、切り込むべきハンドル角の絶対的な表示を得る。これに対してこのドライバは、他方では調整したステアリング角と、知覚されるステアリング角との差分から、変更すべきハンドル切り込みについての情報を得るのである。
【0034】
図6にはこのために別の実施例が示されている。ここではインジケータパネル79に組み込まれている本発明の表示ユニット80において第1の目盛り81で目下のステアリング角が示されている。その一方でこれの隣り合った第2の目盛り82で、調整すべきステアリング角が示されている。ハンドルを回転することによってドライバは、第2の目盛り82のマーキングと、第1の目盛り81のマーキングとを一致させることができ、これによって、計算した走行経路を辿ることができるのである。
【0035】
図7には本発明の表示ユニットの別の実施例が示されている。ここでの表示は、目盛り表示器91を有するインジケータパネル90において行われる。この目盛り表示器91は、点灯可能な目盛りセグメント92を有する。ここに示した実施形態では目盛りセグメント92の他に、速度値を表示する目盛り文字93が示されており、速度は、図示しない駆動器を介して制御される針94によって表示される。図示した速度表示器の他に別の指針式表示器95ならびにシンボルフィールド表示器96をインジケータパネル90に組み込むことができ、この車両を運転する際にドライバが見えるようにすることができる。本発明の動作モードでは目盛りセグメント92を使用して、変更されるハンドル切り込みを表示する。個々の目盛りセグメントの機能は、図3〜5の表示素子48ないしは62および76,77の意味に相応する。これによって可能になるのは、速度表示に対してまた場合によってはクルーズコントロール表示に対しても、駐車余地に駐車するための指示をドライバに表示するためにも共に目盛りセグメント92を使用することである。ここで利用されるのは、ドライバは、駐車時に一般的にかなり低い速度で走行するため、速度情報はこのドライバにとって一般的に重要でないということである。したがって有利な実施形態では、針94は駐車過程時にドライバの視野の外から移動するか、ないしは目盛りの端に配置される。図3〜5に基づいて説明したように、個々の点灯フィールドの駆動制御に応じて、目盛りにおける数字のセグメントのうちの1つが駆動制御される。0km/hの速度値は、左側の外側の端ないしは極めて大きく左に切るステアリング指示に相応し、これに対して200km/hにおける目盛り端部における目盛り値は、右にステアリングを回すことに相応する。ステアリングを変更しないことは、駐車に対するサポートモードにおいて、選択的に作動可能な相応の指示シンボルによって示される。これはドライバに対して基準点97として使用される。これに相応して、必要なステアリング補正の表示を目盛り線によって行うこともできる。ここでこの目盛り線は、相応に色づけして目盛りに配置することができる。有利な実施形態では駐車モードにおいて、背景照明をしないことによって速度値を消すことができる。
【0036】
速度モードから駐車過程のサポートに切り換えるため、図1ではインジケータパネル90に切換ユニット31が設けられており、この切換ユニットによって、速度値の表示と、行うべきステアリング変更の出力とが切り換えられる。有利には例えば5km/hの速度境界を設け、この速度以上の場合、自動的に速度表示に再び切り換えられるようにする。この際に5km/hの速度は、前に発生していた状態に応じて少なくとも3秒間上回るか、または例えば少なくとも5km/hだけ上回るべきであり、これによって上記のサポートを遮断する。このサポートの遮断は、表示した差分ステアリング角をドライバが調整しなかったか、または適時に調整しなかった場合にも行われる。この場合に表示は遮断され、また有利には警告音が、音響的な出力ユニット23を介して出力される。
【0037】
スピードメータの代わりにタコメータの表示器またはインジケータパネル90の別の指針式表示器を、変更すべきステアリング角の表示に使用することも可能である。さらに速度制御付きの追従走行に対する速度予選択の表示器をこのために使用可能である。それは、駐車と、速度制御付きの追従走行とが同時に使用されることがあり得ないため、ここでは2重に利用できるからである。このために、インジケータパネル90内のこのために設けられたマトリクス表示器を表示に使用可能である。第1実施形態ではインジケータパネル90は、機械的に実現される指針式表示器によって実現される。別の実施形態ではインジケータパネル90全体をマトリクス表示器として表示することも可能であり、目盛りセグメント92ならびに針94および目盛り文字93は、表示器のディスプレイにおける表示だけに対して計算されてこのディスプレイに表示される。この場合、目盛りセグメントの相応の表示も同様に、相応の表示画像を計算することによって行われる。
【0038】
表示に対する別の実施例は、自由にプログラム可能なコンビネーションインスツルメントパネル100における表示であり、ここでは例えば相応の大きさの変更可能なる表示器、例えば液晶表示器において、表示器および測定結果の任意にプログラム可能な画像表示が行われる。修正すべきステアリング角を表示するための発光点101は、目盛り102に沿って移動する。ここでは他の記号および文字、例えば速度値は消される。相応のシンボル表示103によってドライバに表示されるのは、駐車過程が起動されたことである。その一方でドライバ自身がステアリング修正を行わなければならないことを示す別のシンボル104がこのドライバに示される。基準点105は有利には、この基準点と、約100km/hの速度とが一致するように配置される。表示素子による表示の代わりに基準点97を文字盤にプリントすることによって表紙することも可能である。
【0039】
図7および8に基づき、例えば平らな文字盤を有する目盛りパネルにおける表示を説明した。しかしながら実質的に丸いまたは楕円の形状を有し、相応のケーシングによって囲まれ指針式パネルも公知である。図1のようにインジケータパネルの縁部に配置することに相応して、指針式表示器の目盛りを包囲する縁部に本発明の表示ユニットを取り付けることができる。別の実施形態では、修正すべきステアリング方向を表示ためだけの指針式計器をドライバの前のインジケータパネルに別個に設けることも可能である。
【0040】
図9には本発明の表示ユニットの別の実施例110が示されており、ここでこの表示ユニットは車両のステアリング111に組み込まれている。個々の発光点112は互いに隣り合って配置されており、行うべきステアリング変更を表示するため、発光点すなわちここでは発光素子113が駆動制御される。ドライバの行うべきことは、発光素子113と、基準点114とを一致させることである。有利な実施例において基準点114は、回転軸Aの周りで回転されるステアリングホイール111の12時の位置とすることができる。しかしながら別の実施形態では付加的な基準点114のマーキングまたは照明をステアリングホイールの外部に設けることも可能である。表示器110は、図3〜8に基づいて説明した表示ユニットに相応して変更することができる。例えば2つの目盛りを配置することができる。有利には点灯素子110がステアリングホイールの周りに配置される。同様にこれらの素子を駆動制御して、これらの素子が異なる色で点灯できるようにする。ステアリングホイールが複数回回転しなければならない場合、例えば各点灯フィールドを点滅させることによってこのことを適当に指示する。このようにすればドライバは、照明された表示素子を単に基準点の方に向けるだけでなく、ステアリングホイールを付加的に回さなければならないことがわかるのである。
【図面の簡単な説明】
【0041】
【図1】本発明の表示ユニットを有する車両の概略図である。
【図2】駐車余地に車両を駐車する状況を示す図である。
【図3】本発明による表示ユニットの第1実施例である。
【図4】本発明による表示ユニットの別の実施例を示す図である。
【図5】本発明による表示ユニットのさらに別の実施例を示す図である。
【図6】本発明による表示ユニットのさらに別の実施例を示す図である。
【図7】本発明による表示ユニットのさらに別の実施例を示す図である。
【図8】本発明による表示ユニットのさらに別の実施例を示す図である。
【図9】本発明による表示ユニットのさらに別の実施例を示す図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する表示ユニットにおいて、
互いに隣り合って配置された多数の表示素子(33,48,62,76,105,112,113)を有しており、
該表示素子は、前記の変更すべきハンドル切り込みを表示するために選択的に点灯されることを特徴とする
表示ユニット。
【請求項2】
いずれの1つまたは複数の表示素子を点灯するかは、変更すべきハンドル切り込みに依存する、
請求項1に記載の表示ユニット。
【請求項3】
点灯される表示ユニット(33,48,62,76,105,112,113)は、行うべきハンドル切り込みの値に依存して、異なる色で点灯可能である、
請求項1または2に記載の表示ユニット。
【請求項4】
前記表示ユニット(40,70,80,90,100)は、車両(2)のインスツルメントパネル(44)に配置されている、
請求項1から3までのいずれか1項に記載の表示ユニット。
【請求項5】
前記表示ユニット(40,70,80)は、別の情報(43,71,79)を出力する表示装置の縁部に配置されている、
請求項4に記載の表示ユニット。
【請求項6】
表示ユニット(92,102)は、自由にプログラム可能な表示器(100)または指針式表示器の目盛り(91)の一部である、
請求項4または5に記載の表示ユニット。
【請求項7】
変更すべきハンドル切り込みの表示と、前記の目盛りまたは自由にプログラム可能な表示器に対応づけられるその他の表示機能とを切り換える切換ユニット(31)が設けられている、
請求項6に記載の表示ユニット。
【請求項8】
前記表示ユニット(60)を車両に配置して、前記の表示素子(62)がバックミラーにて見えるか、またはドライバがリアガラスの方向に向いた場合に該ドライバに見えるようにした、
請求項1から7までのいずれか1項に記載の表示ユニット。
【請求項9】
前記の変更すべきハンドル切り込みは、基準点(56,75,97,105,114)を基準にして表示される、
請求項1から8までのいずれか1項に記載の表示ユニット。
【請求項10】
表示ユニットの使用法において、
請求項1から9までのいずれ1項に記載の表示ユニットを使用して、駐車余地の長さを表示することを特徴とする、
表示ユニットの使用法。
【請求項11】
車両の変更すべきハンドル切り込みを表示する方法において、
当該の変更すべきハンドル切り込みを表示するために選択的に点灯される、互いに隣り合って配置された多数の表示素子(33,48,62,76,105,112,113)によって、車両の変更すべきハンドル切り込みを表示することを特徴とする、
車両の変更すべきステアリング操舵角を表示する方法。
【請求項12】
前記のハンドル切り込みの変更を、目下調整されているハンドル切り込みと、計算した車両の走行路、例えば車両を駐車余地に駐車するための走行路との比較から求める、
請求項11に記載の方法。
【請求項13】
行うべきハンドル切り込みの変更を、目下調整されているハンドル切り込みを基準にして表示する、
請求項11または12に記載の方法。
【請求項14】
行うべき絶対的なハンドル切り込みを表示する、
請求項11から13までのいずれか1項に記載の方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公表番号】特表2007−526842(P2007−526842A)
【公表日】平成19年9月20日(2007.9.20)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−508303(P2006−508303)
【出願日】平成16年5月21日(2004.5.21)
【国際出願番号】PCT/EP2004/050882
【国際公開番号】WO2004/106145
【国際公開日】平成16年12月9日(2004.12.9)
【出願人】(390023711)ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング (2,908)
【氏名又は名称原語表記】ROBERT BOSCH GMBH
【住所又は居所原語表記】Stuttgart, Germany
【Fターム(参考)】