説明

車両用灯具

【課題】メイン配光ランプに設けられたクリアランスランプ用光源の光の照射範囲の拡大を図る。
【解決手段】クリアランスランプ用光源16の出射光は、ヘッドランプ10前方に直射すると共に、メイン配光ランプ14のリフレクタ14Aで反射されてヘッドランプ10前方に拡散して照射される。メイン配光ランプ14の周囲を覆うエクステンション20の開口部の内側には、サブリフレクタ30が形成されているため、クリアランスランプ用光源16の出射光の一部はこのサブリフレクタ30により反射されて、エクステンション20により光が遮られることなく所定の外側方向に向けて照射される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動車のヘッドランプやリヤコンビネーションランプに用いられる車両用灯具、とりわけ、クリアランスランプ機能を有する車両用灯具に関する。
【0002】
従来、クリアランスランプ機能を有する車両用灯具として、特許文献1に示されるものが知られている。
【0003】
これは、前照灯の反射鏡の内側に、アウターレンズの有効範囲外となる位置に車幅灯用光源を配置し、奥見え防止用のエクステンションには、アウターレンズの有効範囲外となる位置に車幅灯用光源と対峙して回帰用反射鏡を設けることで、アウターレンズの有効範囲外の位置にある車幅灯用光源の光を、回帰用反射鏡により反射鏡の有効範囲内の位置に回帰させるようにしたものである。
【特許文献1】特開平7−122101号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
前記従来の構造では、車幅灯用光源の光は、前照灯の反射鏡による反射範囲に照射が規制され、車幅方向外側および下側への照射範囲の拡大のニーズに応えることはできない。
【0005】
近年、自動車の車体デザイン上の理由から、例えば図1,図2に示すようにヘッドランプ10として、車体のフロントエンド部の車幅方向コーナー部からフロントサイド(車体サイド)のフロントフェンダーの側部に大きく廻り込むように、車体前後方向および車幅方向に長大に構成したものが望まれている。
【0006】
このヘッドランプ10は、フロントエンド部からフロントフェンダーに亘るキャラクターラインに沿うように、図2に示すように平面視して外側に凸となる緩やかな弧状に形成されている。また、ヘッドランプ10が臨設配置されるフロントフェンダーの灯具配設開口部の形状に合わせて、フロントフェンダー側に配置されるサイド部がやや車体後方に後ろ上がりとなるように、図1に示すように該サイド部からフロント部に亘って上縁部分が前傾したスラント形状に形成されている(フロントエンド部、フロントフェンダー、灯具配設開口部は何れも図示省略)。
【0007】
このようなヘッドランプ10の長大化に合わせて、ロービームを形成するメイン配光ランプ13と、ハイビームを形成するメイン配光ランプ14と、ターンシグナルランプ15と、が車幅方向外側から内側に向けてこの順に隣接配置されている。
【0008】
前述のようにヘッドランプ10は、車体のフロントエンド部からフロントフェンダーに亘るキャラクターラインに沿って、平面視して外側に凸となる緩やかな弧状に形成されているため、車幅方向最内側となるターンシグナルランプ15に対して、メイン配光ランプ14と13とを、順次車体後方にずらした配置とされている。
【0009】
また、メイン配光ランプ13,14、およびターンシグナルランプ15は、それぞれの周囲を隔成する筒状部21,22,23が一体成形された奥見え防止用のエクステンション20で覆われている。
【0010】
そして、このような複数のランプが併設されたヘッドランプ10にあっても、例えば、メイン配光ランプ14にクリアランスランプ用光源16が配設されて、クリアランスランプ機能が得られるようにしている。
【0011】
しかし、この場合でも、クリアランスランプ用光源16の光は、メイン配光ランプ14のリフレクタ14Aによる反射範囲に照射が規制されてしまうのみならず、エクステンション20の筒状部22によって、車幅方向外側への光の照射が遮られてしまう。また、エクステンション20には、前記筒状部21,22,23の下側の連設基板であるロアプレート24が、筒状部22の下側前方に庇状に張り出しているため、このロアプレート24によって、車両前方下側への光の照射が遮られてしまう。
【0012】
そこで、本発明はメイン配光ランプに設けられたクリアランスランプ用光源の光の照射範囲を、専用の別部品からなるサブリフレクタを用いることなく拡大できて、クリアランスランプの視認性を高めることができる車両用灯具を提供するものである。
【課題を解決するための手段】
【0013】
本発明の車両用灯具にあっては、メイン配光ランプのリフレクタの内側にクリアランスランプ用光源が配置され、該メイン配光ランプの周囲が奥見え防止用のエクステンションで覆われた車両用灯具であって、前記エクステンションの開口部の内側には、前記クリアランスランプ用光源の出射光の一部を所定の外側方向に向けて反射するサブリフレクタが形成されていることを主要な特徴としている。
【0014】
前記クリアランスランプ用光源の出射光は、灯具前方に直射すると共に、メイン配光ランプのリフレクタで反射されて灯具前方に拡散して照射される。
【0015】
このクリアランスランプ用光源の出射光は、メイン配光ランプの周囲を覆うエクステンションの前縁で遮られて、灯具前方の照射範囲が該エクステンションにより規制される傾向にある。
【0016】
このエクステンションの開口部の内側には、サブリフレクタが形成されているため、前記クリアランスランプ用光源の出射光の一部はこのサブリフレクタにより反射されて、該エクステンションに光が遮られることなく所定の外側方向に向けて照射される。
【発明の効果】
【0017】
本発明によれば、メインランプの周囲を覆うエクステンションの前縁でクリアランスランプ用光源の光が遮られて、クリアランスランプの照射範囲が狭められる傾向にあるが、前記クリアランスランプ用光源の出射光の一部が、このエクステンションの所要部位の内側に形成されたサブリフレクタにより所定外側方向に向けて反射されるため、クリアランスランプの配光上必要な範囲に照射範囲を拡大できて、クリアランスランプの視認性を高めることができる。
【0018】
また、サブリフレクタは前述のようにエクステンションの開口部の内側に形成されるため、該サブリフレクタの反射面積が小さく制約を受けることがなく、配光性能を十分に確保することができる。
【0019】
しかも、別部品からなる専用のサブリフレクタをメイン配光ランプに配設するものではなく、エクステンションを有効利用して外側から目につきにくい開口部の内側にサブリフレクタを形成しているため、意匠性を些かも損なうことがなく見映えを確保することができる。そして、このように、別部品からなる専用のサブリフレクタを不要としているので、コスト的にも有利に得ることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】

以下、本発明の一実施形態をヘッドランプを例に採って図面と共に詳述する。
【0021】
図1は本発明に係るヘッドランプの正面図、図2は図1に示したヘッドランプの平面図、図3はエクステンションの要部を前方下側から見た斜視図、図4は図3のA−A線に沿う断面図、図5はクリアランスランプ用光源とサブリフレクタとの関係を示す平面説明図、図6はサブリフレクタの一部を下側から見た断面斜視図である。
【0022】
図1,図2は車体右側のヘッドランプ10を示しており、これら両図では便宜上アウターレンズを省略している。
【0023】
このヘッドランプ10は、車体のデザイン上の理由から、車体のフロントエンド部の右側コーナー部からフロントサイド(車体サイド)のフロントフェンダーの側部に大きく廻り込むように、車体前後方向および車幅方向に長大に構成されている(フロントエンド部、フロントフェンダーは何れも図示省略)。
【0024】
また、このヘッドランプ10は、前記フロントエンド部からフロントフェンダーに亘るキャラクターラインに沿うように、図2に示すように平面視して外側に凸となる緩やかな弧状に形成されている。また、ヘッドランプ10が臨設配置される図外のフロントフェンダーの灯具配設開口部の形状に合わせて、フロントフェンダー側に配置されるサイド部がやや車体後ろ上がりとなるように、図1に示すように該サイド部からフロント部に亘って上縁部分が前傾したスラント形状に形成されている。
【0025】
前記アウターレンズは、その後端縁をランプハウジング11の前側開口部の周縁部に形成した溝部12に挿入して、シールを兼ねた接着材により固定される。
【0026】
このようなヘッドランプ10の長大化に合わせて、前記ランプハウジング11内には、ロービームを形成するメイン配光ランプ13と、ハイビームを形成するメイン配光ランプ14と、ターンシグナルランプ15と、が車幅方向外側から内側に向けてこの順に隣接配置されている。
【0027】
前述のようにヘッドランプ10は、車体のフロントエンド部からフロントフェンダーに亘るキャラクターラインに沿って、平面視して外側に凸となる緩やかな弧状に形成されているため、車幅方向最内側となるターンシグナルランプ15に対して、メイン配光ランプ14と13とを、図2に示すように順次車体後方にずらした配置とされている。
【0028】
また、メイン配光ランプ13,14、およびターンシグナルランプ15は、それぞれの周囲を隔成する筒状部21,22,23が一体成形された適宜の合成樹脂材からなる奥見え防止用のエクステンション20で覆われている。
【0029】
これらの筒状部21,22,23は、図外の素通しのアウターレンズを透して外側から見えるため、意匠性を凝らした外形形状に形成され、下側の連設基板である平板状のロアプレート24上に一体に連設されている。
【0030】
このロアプレート24は、その前縁が車幅方向最外側のメイン配光ランプ13の周囲を覆う筒状部21の車幅方向外側の外形ラインを成して、前記フロントフェンダーからフロントエンド部に亘るキャラクターラインに沿って平面視して外側に凸となる緩やかな弧状に形成されており、従って、該ロアプレート24は、ハイビーム用のメイン配光ランプ14およびターンシグナルランプ15の周囲を覆う筒状部22,23の下側前方に庇状に張り出している。
【0031】
そして、このエクステンション20は、前記筒状部21〜23およびロアプレート24を含めて、全体的に外表面がアルミ等の金属蒸着が施されて意匠性が高められている。
【0032】
このように複数個のランプ13〜15を車幅方向に併設したヘッドランプ10にあっては、ターンシグナルランプ15を除くメイン配光ランプ13,14の何れか一方、例えば、ハイビーム用メイン配光ランプ14にクリアランスランプ機能を持たせるようにしている。
【0033】
即ち、図1に示すようにメイン配光ランプ14のリフレクタ14Aの内側には、その焦点位置に配設されたメイン配光ランプ用光源14Bに隣接して、該光源14Bの車幅方向外側の斜め上方位置にクリアランスランプ用光源16が配置されている。
【0034】
これにより、クリアランスランプ用光源16の出射光は、図外のアウターレンズを通してヘッドランプ前方に直射すると共に、メイン配光ランプ14のリフレクタ14Aで反射されて、ヘッドランプ前方に所定の配光パターンで拡散照射される。
【0035】
ここで、前記クリアランスランプ用光源16の光は、メイン配光ランプ14のリフレクタ14Aによる反射範囲に照射が規制されてしまうのみならず、エクステンション20の筒状部22によって、車幅方向外側への光の照射が遮られてしまう。また、前述のようにエクステンション20には、筒状部21,22,23の下側の連設基板であるロアプレート24が、前記筒状部22の前方に庇状に張り出しているため、このロアプレート24によって、車両前方下側への光の照射が遮られてしまう。
【0036】
そこで、本実施形態にあっては、前記エクステンション20を有効利用して、その開口部の内側にサブリフレクタ30を設けることにより、前記クリアランスランプ用光源16の出射光の一部が、該サブリフレクタ30により反射されて配光上必要な範囲に照射範囲を拡大可能としている。
【0037】
本実施形態では、メイン配光ランプ14の周囲を覆う筒状部22の上辺部内側に、前記サブリフレクタ30が車幅方向に延設されている。
【0038】
筒状部21,22,23の上辺部はアッパープレート25で連設され、筒状部22の上辺部の略中央部から車幅方向内側の側部にかけての略半部上方には、前記アッパープレート25が漸次前方に張り出すような造形となっている。
【0039】
この筒状部22は、円筒の上下辺部が平坦な異形に形成されていて、上辺部は前記キャラクターラインの傾斜に合わせて、車幅方向外側から内側にかけて下方に傾斜して形成されている。この筒状部22の前側開口部22Aの上辺部の内面は、図4に示すように内側に凹となる円弧状に形成され、その下端に前記傾斜に沿ってサブリフレクタ30が後方に庇状に張り出して延設されている。
【0040】
前記サブリフレクタ30は、車幅方向外側から内側にかけて傾斜して形成され、前側開口部22Aの前縁(上辺部前縁)に対して下方および後方にオフセットした位置で、ヘッドランプ後方に張り出している。
【0041】
このサブリフレクタ30は、図6に示すように立壁部30aと平面部30bとが交互に連なる階段状に形成され、前記車幅方向外側の上側部に偏在したクリアランスランプ用光源16の出射光の一部が、図5に示すように前記立壁部30aにより反射されて車幅方向外側に指向する反射光Laと、前記平面部30bにより反射されて車両前方下側に指向する反射光Lbとして得られるようにしている。
【0042】
また、前記サブリフレクタ30の立壁部30aは略垂直に形成され、かつ、ヘッドランプ10の前後方向で後方に向かうにつれて車幅方向内側に傾斜して形成されている。
【0043】
以上の構成からなる本実施形態のヘッドランプ10によれば、前記クリアランス用光源16の出射光は、ヘッドランプ10の前方に直射すると共に、メイン配光ランプ14のリフレクタ14Aで反射されてヘッドランプ10の前方に拡散して照射される。
【0044】
このクリアランスランプ用光源16の出射光は、メインランプ14の周囲を覆うエクステンション20の筒状部22の前縁で遮られて、ヘッドランプ10前方の照射範囲が狭められる傾向にあるが、前記クリアランスランプ用光源16の一部が、この筒状部22の所要部位の内側に形成されたサブリフレクタ30により所定の外側方向に向けて反射されるため、クリアランスランプの配光上必要な範囲に照射範囲を拡大できて、クリアランスランプの視認性を高めることができる。
【0045】
また、サブリフレクタ30は前述のようにエクステンション20の開口部の内側に形成されるため、該サブリフレクタ30の反射面積が小さく制約を受けることがなく、配光性能を十分に確保することができる。
【0046】
しかも、別部品からなる専用のサブリフレクタをメイン配光ランプに配設するものではなく、エクステンション20を有効利用して外側から目につきにくい筒状部22の内側にサブリフレクタ30を形成しているため、意匠性を些かも損なうことがなく見映えを確保することができる。そして、このように、別部品からなる専用のサブリフレクタを不要としているので、コスト的にも有利に得ることができる。
【0047】
ここで、特に本実施形態にあっては、前記サブリフレクタ30は、図6に示すようにエクステンション20の筒状部22の上辺部に車幅方向に延設され、該サブリフレクタ30が、立壁部30aと平面部30bとが交互に連なる階段状に形成され、クリアランスランプ用光源16の出射光の一部が、図5に示すように各立壁部30aにより反射されて車幅方向外側に指向する反射光Laと、各平面部30bにより反射されて車両前方下側に指向する反射光Lbとして得られる。
【0048】
このため、前記反射光Laにより筒状部22の前縁の前方を通って車幅方向外側へ照射範囲を拡大できると共に、前記反射光Lbによりエクステンション20のロアプレート24の前縁の前方を通って車両前方下側へ照射範囲を拡大できて、車両前方および車両側方からの視認性を高めることができる。
【0049】
また、サブリフレクタ30の立壁部30aは略垂直に形成され、かつ、ヘッドランプ10の前後方向で後方に向かうにつれて車幅方向内側に傾斜して形成されているため、前記反射光Laの略真横方向への配光を可能とすることができる。しかも、サブリフレクタ30が全体的に、車幅方向外側から内側にかけて下方に傾斜して形成されているため、各立壁部30aへの光の入射が均一に行なわれて、前記反射光Laの配光ムラをなくして配光性能を向上することができる。また、このようなサブリフレクタ30の傾斜配置は、前述のようにヘッドランプ10の上縁が前傾したスラント形状のタイプでは、該ヘッドランプ10の造形に合わせて無理なくサブリフレクタ30を形成することができる。
【0050】
更に、前記サブリフレクタ30は、エクステンション20の筒状部22の前側開口部22aの前縁に対して、下方および後方にオフセットした位置で、ヘッドランプ後方に張り出して形成され、ヘッドランプ10の前方からはより見えにくい位置にあるため、素通しのアウターレンズを通して該サブリフレクタ30が外側から見えることはなく、外観上も有利に得ることができる。
【0051】
なお、前記実施形態ではサブリフレクタ30をエクステンション20の筒状部22の上辺部に形成した例を示したが、配光の要求に応じて筒状部22の左右の側辺部に形成することも可能である。
【0052】
また、本実施形態ではハイビーム用のメイン配光ランプ14にクリアランスランプ用光源16を配設して、該メイン配光ランプ14にクリアランスランプ機能を付与しているが、ロービーム用のメイン配光ランプ13にクリアランスランプ用光源16を配設して、該メイン配光ランプ13にクリアランスランプ機能を付与するようにしてもよい。
【0053】
更に、本発明は前記ヘッドランプ10に限ることなく、リヤコンビネーションランプに適用することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【0054】
【図1】本発明の一実施形態に係るヘッドランプの正面図。
【図2】図1に示したヘッドランプの平面図。
【図3】エクステンションの要部を前方下側から見た斜視図。
【図4】図3のA−A線に沿う断面図。
【図5】クリアランスランプ用光源とサブリフレクタとの関係を示す平面説明図。
【図6】サブリフレクタの一部を下側から見た断面斜視図。
【符号の説明】
【0055】
10 ヘッドランプ(車両用灯具)
11 ランプハウジング
13 ロービーム用メイン配光ランプ
14 ハイビーム用メイン配光ランプ
14A リフレクタ
14B ハイビーム用光源
15 ターンシグナルランプ
16 クリアランスランプ用光源
20 エクステンション
30 サブリフレクタ
30a 立壁部
30b 平面部



【特許請求の範囲】
【請求項1】
メイン配光ランプのリフレクタの内側にクリアランスランプ用光源が配置され、該メイン配光ランプの周囲が奥見え防止用のエクステンションで覆われた車両用灯具であって、
前記エクステンションの開口部の内側には、前記クリアランスランプ用光源の出射光の一部を所定の外側方向に向けて反射するサブリフレクタが形成されていることを特徴とする車両用灯具。
【請求項2】
前記サブリフレクタが、エクステンションの上辺部に車幅方向に延設され、該サブリフレクタは立壁部と平面部とが交互に連なる階段状に形成され、前記クリアランスランプ用光源の出射光の一部が車幅方向外側、かつ、下側に向けて反射されることを特徴とする請求項1に記載の車両用灯具。
【請求項3】
前記サブリフレクタの立壁部は略垂直に形成され、かつ、灯具前後方向で後方に向かうにつれて車幅方向内側に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項2に記載の車両用灯具。
【請求項4】
前記サブリフレクタが、車幅方向外側から内側にかけて下方に傾斜して形成されていることを特徴とする請求項2または3に記載の車両用灯具。
【請求項5】
前記サブリフレクタが、前記エクステンションの上辺部前縁に対して下方および後方にオフセットした位置で、灯具後方に向けて張り出して形成されていることを特徴とする請求項2〜4の何れか1つに記載の車両用灯具。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−47143(P2010−47143A)
【公開日】平成22年3月4日(2010.3.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−213730(P2008−213730)
【出願日】平成20年8月22日(2008.8.22)
【出願人】(000000136)市光工業株式会社 (774)
【Fターム(参考)】