説明

車両用表示装置

【課題】配線板に実装された光センサの足(端子)の長さを最短にして、組付性を良くし振動に強くする。光センサに外光を十分にムラなく導くことができるようにする。
【解決手段】文字板7と、文字板を照明する照明手段と、文字板の周辺の外光の明るさを検出する光センサ12と、光センサの検出結果に基づいて照明手段の発光輝度を調整する調光手段とを有し、光センサの設置箇所に筒状の遮光壁11aによって囲まれた受光室11が設けられ、その受光室の後端開口11bを塞ぐように配線板6が配置されることで、光センサが受光室の最奥部に配置され、受光室に、前端開口11cに入射する外光を光センサまで導くレンズ部21を有したライトガイド20が挿入されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の状態(走行速度やエンジン回転数等)などの情報を乗員に向けて表示する表示部を照明手段によって照明する車両用表示装置に関し、特に、周囲の明るさに応じて表示部の照明輝度を調整する調光機能を備えた車両用表示装置に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、車速、エンジン回転数、水温、油圧等の様々な車両の走行状態(以下、車両の状態という)を表示する車両用表示装置として、視認性を向上させるために周囲の明るさを光センサ(フォトトランジスタやフォトダイオード等の受光素子)で検出し、その検出結果によって表示部の照明輝度を調整する調光機能を有するものが知られている。
【0003】
図3は従来の車両用表示装置としてのコンビネーションメータの構成を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のIIIb−IIIb矢視断面図、(c)は(b)のIIIc部の拡大図である。
【0004】
図3において、101で示すものは文字板で、文字板101は、配線板106が後面に固定されたケース105の前面に固定されている。文字板101の前面には指針102が配設され、文字板101の周囲には見返し103が配設されている。そして、文字板101や見返し103の前側を覆うように表ガラス(透明カバー部材)104が配設されている。また、配線板106上には、文字板101の背面から文字板101を照明する光源107が配設され、配線板106の背面側には指針102を駆動する駆動部108が配設され、その背後を覆うように裏ケース109が配設されている。また、文字板101には、文字板101の周辺の外光を取り入れる受光孔110が開口され、文字板101に形成した受光孔110の背後に、筒状の遮光壁によって囲まれた受光室111が設けられ、受光室111の最奥部に、配線板106上に実装された光センサ112が配置されている。また、前記光センサ112の検出結果に基づいて光源107の発光輝度を調整する図示しない調光手段が備わっている。
【0005】
ところで、図3に示す車両用表示装置では、受光室111の最も奥まった位置に光センサ112が配置されているので、文字板101の周囲外光が光センサ112まで十分に届かないことがあり、文字板101の周囲照度に対応させて適正に光源107の発光輝度を調整することができないおそれがあった。
【0006】
そこで、特許文献1や特許文献2において、光センサを、文字板の周囲の外光の届きやすい、文字板の表面に近い位置に配置した構造や文字板の表面から突出するように配置した構造が提案されている。図4および図5は特許文献1に記載された車両用表示装置における光センサの配置部の構造の各例を示している。
【0007】
図4に示すものでは、ケース215の光センサ212の設置箇所に筒状の遮光壁211aによって囲まれた受光室211が設けられ、その受光室211の後端開口を塞ぐように配線板206が配置されている。配線板206には、端子213を長くした光センサ212が実装され、それにより光センサ212は文字板207の表面近くに配置されている。文字板207には、前方に突出した凸曲面状の受光部207aが形成され、その受光部207aを通して外光が光センサ212に入射するようになっている。
【0008】
また、図5に示すものでは、ケース215の光センサ212の設置箇所に筒状の遮光壁211aによって囲まれた受光室211が設けられ、その受光室211の後端開口を塞ぐように配線板206が配置され、配線板206に端子213を長くした光センサ212が実装され、それにより受光室211の前端開口の近くに光センサ212が配置され、受光室211の開口に装着したライトガイド240のレンズ部240aを通して、レンズ部240aに近接した光センサ212に文字板207の周辺外光が入射するようになっている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】特開2006−329711号公報
【特許文献2】特開2001−260709号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
ところが、特許文献1や特許文献2に記載された例のように、文字板の表面に近い位置に光センサを配置する場合、光センサの足(端子)を長くしてその足を配線板に固定する必要があるので、振動で光センサの支持が不安定になったり、組付時に光センサの足(端子)を傷付けたりする可能性があった。
【0011】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、配線板に実装された光センサの足(端子)の長さを最短にすることができて、組付性を良くすることできると共に振動に強くすることができ、しかも、光センサに外光を十分にムラなく導くことができて適正な調光制御を行うことのできる車両用表示装置を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0012】
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 車両の状態などの情報を乗員に向けて表示する表示部と、
該表示部を照明する照明手段と、
前記表示部の周辺の外光の明るさを検出する光センサと、
前記光センサの検出結果に基づいて前記照明手段の発光輝度を調整する調光手段と、
を有する車両用表示装置であって、
前記光センサの設置箇所に、筒状の遮光壁によって囲まれて前端と後端が開口し且つ前端開口から前記外光が入射する受光室が設けられ、
該受光室の後端開口を塞ぐように配線板が配置されることで、該配線板に実装された前記光センサが前記受光室の最奥部に配置され、
さらに、前記受光室に、該受光室の前端開口に入射する外光を、前記受光室の最奥部に配置された前記光センサまで導くレンズ部を有したライトガイドが挿入されていることを特徴とする車両用表示装置。
【0013】
(2) 前記受光室の前端開口が外に向けてラッパ状に拡開しており、その拡開部の奥に入り込むように前記ライトガイドが挿入されていることを特徴とする上記(1)に記載の車両用表示装置。
【0014】
(3) 前記表示部の前側を覆うように透明カバー部材が設けられており、該透明カバー部材に前記ライトガイドが一体に形成されていることを特徴とする上記(1)に記載の車両用表示装置。
【0015】
(4) 前記ライトガイドのレンズ部の外光の入射する入光面が凹状のレンズ面として形成され、前記ライトガイドの前記光センサに向けて光が出射する出光面が凸状のレンズ面として形成されていることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれか一つに記載の車両用表示装置。
【0016】
上記(1)の構成の車両用表示装置によれば、表示部の周辺の外光の明るさを検出する光センサが、筒状の遮光壁によって囲まれた受光室の最奥部に配置されているので、配線板に実装された光センサの足(端子)の長さを最短にすることができ、組付性を良くすることできると共に振動に強くすることができる。また、受光室にレンズ部を有したライトガイドが挿入されているので、受光室の最奥部に配置された光センサまで外光を十分にムラなく導くことができ、表示部の周辺の外光の明るさを適正に認識することができて適正な調光制御を行うことができる。
【0017】
上記(2)の構成の車両用表示装置によれば、受光室の前端開口が外に向けてラッパ状に拡開しており、その拡開部の奥に入り込むようにライトガイドが挿入されているので、受光室の外側にライトガイドの受光側部分が突出することがなく、組付作業時などにライトガイドを傷付けるおそれがない。また、受光室の前端開口が外に向けてラッパ状に拡開しているので、広い範囲の外光を受光室に導き入れることができ、表示部の周辺の外光の明るさを適正に認識することができる。
【0018】
上記(3)の構成の車両用表示装置によれば、光センサに外光を導くためのライトガイドが、表示部の前側を覆うように設けられた透明カバー部材に一体に形成されているので、部品点数を減らすことができ、組付工数の削減を図ることができる。
【0019】
上記(4)の構成の車両用表示装置によれば、レンズ部の入光面が凹状のレンズ面として形成されると共に、出光面が凸状のレンズ面として形成されているので、レンズ部の中央付近に入射する光を拡散して均一化しながら効率的に光センサに入射させることができる。
【発明の効果】
【0020】
本発明によれば、配線板に実装された光センサの足(端子)の長さを最短にすることができて、組付性を良くすることできると共に振動に強くすることができる。また、受光室にレンズ部を有したライトガイドが挿入されているので、受光室の最奥部に配置された光センサまで外光を十分にムラなく導くことができ、表示部の周辺の外光の明るさを適正に認識することができて適正な調光制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の第1実施形態の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【図2】本発明の第2実施形態の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【図3】従来の車両用表示装置としてのコンビネーションメータの構成を示し、(a)は正面図、(b)は(a)のIIIb−IIIb矢視断面図、(c)は(b)のIIIc部の拡大図である。
【図4】特許文献1に開示された従来の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【図5】特許文献1に開示された別の従来の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1は第1実施形態の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【0023】
図1に示すように、この車両用表示装置は、図3に示したものと同様に、車両の状態などの情報を乗員に向けて表示する表示部(文字板や指針等からなる)と、表示部を照明するLED等の照明手段(図示せず)と、表示部の周辺の外光の明るさを検出する光センサ12と、光センサ12の検出結果に基づいて照明手段の発光輝度を調整する調光手段(図示せず)と、ケース15と、配線板6と、透明カバー部材(図示せず)などを有している。図1においては、表示部を構成する要素として文字板7のみを示してある。
【0024】
ケース15の光センサ12の設置箇所には、筒状の遮光壁11aによって囲まれて前端と後端が開口し且つ前端開口11cから文字板7の周囲外光が入射する受光室11が設けられており、受光室11の後端開口11bを塞ぐように配線板6が配置されている。配線板6には、足(端子)12aを最短にした状態の光センサ12が実装されており、それにより、光センサ12は受光室11の最奥部に配置されている。
【0025】
また、受光室11の前端開口11cの内部には、受光室11の前端開口11cに入射する外光を、受光室11の最奥部に配置された光センサ12まで導くためのレンズ部21を有したアクリル等の透明部材からなるライトガイド20が挿入されている。この場合、受光室11の前端開口11cは外に向けてラッパ状に拡開しており、その拡開した前端開口11c(拡開部)の奥に入り込むようにライトガイド20が挿入されている。
【0026】
ここでは、拡開した前端開口11cは、文字板7側の直径が光センサ12側の直径より大きい略円錐状に形成されており、受光室11の前端開口11cに対応して文字板7に形成された受光孔10の直径Aが、ライトガイド20の直径Bより大きく設定されている。また、ライトガイド20の外周には環状の鍔部24が突設されており、この鍔部24が、受光室11の前端開口11cの周壁に形成された環状段部11dに係合することにより、ライトガイド20が光センサ12に対して一定の関係を保った定位置に固定されている。
【0027】
また、ライトガイド20のレンズ部21は、外光の入射する入光面が凹状のレンズ面22として形成され、光センサ12に向けて光が出射する出光面が凸状のレンズ面23として形成されている。
【0028】
以上のように構成された第1実施形態の車両用表示装置によれば、文字板7の周辺の外光の明るさを検出する光センサ12が、筒状の遮光壁11aによって囲まれた受光室11の最奥部に配置されているので、配線板6に実装された光センサ12の足(端子)の長さを最短にすることができ、組付性を良くすることできると共に振動に強くすることができる。また、受光室11にレンズ部21を有したライトガイド20が挿入されているので、受光室11の最奥部に配置された光センサ12まで外光を十分にムラなく導くことができ、文字板7の周辺の外光の明るさを適正に認識することができて、適正な調光制御を行うことができる。
【0029】
また、受光室11の前端開口11cが外に向けてラッパ状に拡開しており、その拡開部の奥に入り込むようにライトガイド20が挿入されているので、受光室11の外側にライトガイド20の受光側部分が突出することがなく、組付作業時などにライトガイド20を傷付けるおそれがない。また、受光室11の前端開口11cが外に向けてラッパ状に拡開しているので、広い範囲の外光を受光室11に導き入れることができ、文字板7の周辺の外光の明るさを適正に認識することができる。
【0030】
また、レンズ部21の入光面が凹状のレンズ面22として形成されると共に、出光面が凸状のレンズ面23として形成されているので、レンズ部21の中央付近に入射する光を拡散して均一化しながら効率的に光センサ12に入射させることができる。
【0031】
図2は本発明の第2実施形態の車両用表示装置における光センサの配置部の構造を示す拡大断面図である。
【0032】
この車両用表示装置も、第1実施形態と同様に、車両の状態などの情報を乗員に向けて表示する表示部(文字板や指針等からなる)と、表示部を照明するLED等の照明手段(図示せず)と、表示部の周辺の外光の明るさを検出する光センサ12と、光センサ12の検出結果に基づいて照明手段の発光輝度を調整する調光手段(図示せず)と、ケース15と、配線板6と、表示部の前側を覆うように設けられた透明カバー部材4などを有している。
【0033】
ケース15の光センサ12の設置箇所には、筒状の遮光壁11aによって囲まれて前端と後端が開口し且つ前端開口11cから文字板7の周囲外光が入射する受光室11が設けられており、受光室11の後端開口11bを塞ぐように配線板6が配置されている。配線板6には、足(端子)12aを最短にした状態の光センサ12が実装されており、それにより、光センサ12は受光室11の最奥部に配置されている。
【0034】
また、受光室11の前端開口11cの内部には、受光室11の前端開口11cに入射する外光を、受光室11の最奥部に配置された光センサ12まで導くためのレンズ部41を有したアクリル等の透明部材からなるライトガイド40が挿入されている。この場合、表示部の前側を覆うように設けられた透明カバー部材4にライトガイド40が一体に形成されており、ライトガイド40は、受光室11の前端開口11cに対応して文字板7に形成された受光孔10を通して受光室11内に挿入されている。
【0035】
また、ライトガイド40の外周には環状の鍔部44が突設されており、この鍔部44が、受光室11の前端開口11cの周壁に形成された環状段部11dに係合することにより、ライトガイド40が光センサ12に対して一定の関係を保った定位置に固定されている。また、ライトガイド40のレンズ部41は、外光の入射する入光面が凹状のレンズ面42として形成され、光センサ12に向けて光が出射する出光面が凸状のレンズ面43として形成されている。このライトガイド40は、透明カバー部材4に一体化されている関係で長い円柱形状に形成されており、凹状のレンズ面42は、透明カバー部材4の外表面の位置に形成されている。この場合、透明カバー部材4が受光室11の軸線に対して斜めになった位置に凹状のレンズ面42が形成されているが、この凹状のレンズ面42はあくまで受光室11の軸線に対して直交する面を基準にして形成されている。
【0036】
以上のように構成された第2実施形態の車両用表示装置によれば、文字板7の周辺の外光の明るさを検出する光センサ12が、筒状の遮光壁11aによって囲まれた受光室11の最奥部に配置されているので、配線板6に実装された光センサ12の足(端子)の長さを最短にすることができ、組付性を良くすることできると共に振動に強くすることができる。また、受光室11にレンズ部41を有したライトガイド40が挿入されているので、受光室11の最奥部に配置された光センサ12まで外光を十分にムラなく導くことができ、文字板7の周辺の外光の明るさを適正に認識することができて、適正な調光制御を行うことができる。
【0037】
また、レンズ部41の入光面が凹状のレンズ面42として形成されると共に、出光面が凸状のレンズ面43として形成されているので、レンズ部41の中央付近に入射する光を拡散して均一化しながら効率的に光センサ12に入射させることができる。
【0038】
また、光センサ12に外光を導くためのライトガイド40が、表示部の前側を覆うように設けられた透明カバー部材4に一体に形成されているので、部品点数を減らすことができ、組付工数の削減を図ることができる。
【0039】
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数、配置箇所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
【0040】
例えば、上記実施形態では、光センサ12を文字板7の位置に配置した場合を示したが、文字板7の周囲にある見返しの位置に光センサ12を配置してもよい。その場合も上記実施形態と同様に、受光室やレンズ部を有するライトガイドを配置すればよい。
【符号の説明】
【0041】
4 透明カバー部材
6 配線板
7 文字板(表示部)
15 ケース
11 受光室
11a 遮光壁
11b 後端開口
11c 前端開口
12 光センサ
20 ライトガイド
21 レンズ部
22 凹状のレンズ面
23 凸状のレンズ面
40 ライトガイド
41 レンズ部
42 凹状のレンズ面
43 凸状のレンズ面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車両の状態などの情報を乗員に向けて表示する表示部と、
該表示部を照明する照明手段と、
前記表示部の周辺の外光の明るさを検出する光センサと、
前記光センサの検出結果に基づいて前記照明手段の発光輝度を調整する調光手段と、
を有する車両用表示装置であって、
前記光センサの設置箇所に、筒状の遮光壁によって囲まれて前端と後端が開口し且つ前端開口から前記外光が入射する受光室が設けられ、
該受光室の後端開口を塞ぐように配線板が配置されることで、該配線板に実装された前記光センサが前記受光室の最奥部に配置され、
さらに、前記受光室に、該受光室の前端開口に入射する外光を、前記受光室の最奥部に配置された前記光センサまで導くレンズ部を有したライトガイドが挿入されていることを特徴とする車両用表示装置。
【請求項2】
前記受光室の前端開口が外に向けてラッパ状に拡開しており、その拡開部の奥に入り込むように前記ライトガイドが挿入されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項3】
前記表示部の前側を覆うように透明カバー部材が設けられており、該透明カバー部材に前記ライトガイドが一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の車両用表示装置。
【請求項4】
前記ライトガイドのレンズ部の外光の入射する入光面が凹状のレンズ面として形成され、前記ライトガイドの前記光センサに向けて光が出射する出光面が凸状のレンズ面として形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の車両用表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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