説明

車止めブロック

【課題】ホールキャップ前面に設けたリフレクターが車止めブロック本体の前面に露出するようにし、車止めのホールキャップが車のマフラーやバンパー等に当ってホールキャップやマフラー等が損傷しないようにする。
【解決手段】
上下方向の貫通孔を有し、その上端がホールキャップ用受け孔となっている車止めブロックの該受け孔に、平面形状の上面部と、リフレクターを設けた前面部と、筒状の脚部を有するホールキャップを装着し、前記受け孔に前記ホールキャップを装着すると、前記前面部が必然的に車止めブロックの前面を向くことで、前記課題を解決する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、駐車場などの設置面に設置して車を所定位置へ止めるための車止めブロック、及びこれに使用するホールキャップに関する。
【背景技術】
【0002】
車を所定位置で止めるための目的で駐車場等の設置面に設置される車止めブロックには、タイヤが当たっても位置がずれたり、倒れたりしないように当該ブロックを設置面に固定する手段が種々考えられている。主に、タイヤが勢いよく当たっても当該ブロックの固定手段がゆるまないような耐衝撃性が求められており、また同時に、作業性の向上も要求されている。従来のものとしては、設置面に予め孔を空けておいてそこへ、ブロックにすでに埋設されたアンカーピンを挿入し、モルタル等で孔を埋めるもの等があった。しかしこれではアンカーピンの位置決めや耐衝撃性、また作業性の面においても未だ問題が多く、これに対して、ブロックに貫通孔を設けて、そこへアンカーピンを設置面に向かって打ち込む等して固定する手段が用いられているものが創作された。たとえば、下記特許文献1(特開平11−159182)などは、このアンカーボルトの頭部とアンカーホルダー頭部の所定の箇所とがともに嵌合するような形状にすることにより(たとえばテーパ形状)、より衝撃に耐えうる構造になっている。
【0003】
しかし、特許文献1によれば確かにそれ以前に存在していた車止めブロックよりは当該ブロックが動きにくく、固定性能はあがっているが、未だにアンカーボルトとアンカーホルダーとの嵌合状態に改良の余地があり、それ故、タイヤがブロックに強く衝突したときなどは、ボルトが上に飛び出してマフラーやバンパー等を破損するという問題が起こっていた。
【0004】
また、従来のようにホールキャップがブロックの上面から突出していると、それがマフラーやバンパー等が当ってマフラー等に傷が付いたり、ホールキャップが車止めから外れたり損傷したりすることがあった。
【特許文献1】特開平11−159182号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、車のマフラー等がホールキャップに接触するおそれをなくし、ホールキャップがマフラーやバンパー等に当ってマフラー等に傷が付いたり、ホールキャップが車止から外れたり損傷したりしないようにすることを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
〔請求項1〕
本発明は、上下方向の貫通孔を有し、その上端がホールキャップ用受け孔となっている車止めブロックの該受け孔に、平面形状の上面部と、リフレクターを設けた前面部と、筒状の脚部を有するホールキャップを装着した車止めブロックであって、前記受け孔に前記ホールキャップを装着すると、前記前面部が必然的に車止めブロックの前面を向くことを特徴とする車止めブロックである。
【0007】
〔請求項2〕
また本発明は、車止めブロック本体の上面とホールキャップ上面とが平坦になることを特徴とする請求項1に記載の車止めブロックである。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、ホールキャップの上面とブロックの上面とが平坦で突設しているものがないので、車のマフラー等がホールキャップに接触するおそれがない。しかも、ホールキャップ前面に設けたリフレクターが車止めブロック本体の前面に露出するので、ホールキャップにリフレクターの役割も果たさせることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
【図1】アンカーホルダー1の平面図、断面図、側面図及び底面図である。
【図2】車止め20の断面図である。
【図3】車止めブロック21の平面図、正面図及び断面図である。
【図4】車止め50の説明図である。
【図5】車止め60の説明図である。
【図6】車止めブロック21の中央縦断面図である。
【図7】ホールキャップ30の平面図、正面図、底面図、及び側面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
まず、実施例の車止めブロックに使用したアンカーホルダーについて、図1及び図2を用いて説明する。本実施例のアンカーホルダーはポリプロピレンを用いて作成された。図1はアンカーホルダー1の平面図(a)、断面図(b)、側面図(c)、底面図(d)である。断面図(b)にあらわされているように、アンカーホルダー1はホルダー頭部2とホルダー筒部3とから成っている。これらは一体に作成することもできるが、別個に作成したあとに組み合わせることもできる。本実施例ではホルダー頭部2とホルダー筒部3とは別個に作成した後に組み合わせている。ホルダー頭部2は、上部に内向きの突条5を有する突起部4、当該突起部4の外側に周溝6、当該周溝6のさらに外側に周設されている周壁7、周壁の下端外周のフランジ部8から成っている。本実施例では、突起部4は4つ立設されており、平面図(a)にあるように、二つの対が互いに向かい合うように配置されている。4つの突起部4に囲まれ、突条5よりも下の空間はボルト頭部受け孔12であり、アンカーボルトを挿入した際にボルト頭部を内包するためのものである。また、周溝6は、アンカーボルトを挿入時のボルト頭部が通過する際に突起部4が外に押し広がることができるための空間である。挿入後はここにホールキャップの脚部を嵌着することで突起部4の外側への動きをロックすることができる。アンカーボルトを挿入する際の説明は後述する。なお、ホルダー頭部2の下端にあるフランジ部8は、アンカーホルダーをブロックに埋設した場合に、当該ホルダーが容易にコンクリートから抜けないように設けられているものである。
【0011】
ホルダー筒部3は、筒部本体14と、上部にフランジ状に形成されホルダー頭部2に嵌着するためのホルダー首部15からなり、筒部本体14の内側はアンカーボルトを挿入した際にボルト軸部を収容するボルト軸部受け孔13となっている。その内側には内周リブ11、外側にはホルダー首部15下面の外周リブ9から繋がるテーパ状リブ10が設けられている。筒部本体14の外周面は下方向に径が小さくなるテーパ形状となっており、これによりアンカーボルト40が挿入される際にはホルダー筒部3に作用する下向きの力が筒部を内側に窄める力に変換し、ホルダー筒部3がアンカーボルト40を締め付けることとなる。内側の内周リブ11は、平面図(a)及び底面図(d)によくあらわれている。内周リブ11の内径はアンカーボルト40のボルト軸部42の径よりもやや小さいために、アンカーボルトをボルト軸部受け孔に挿入するときにこの凸状のリブが押しつぶされることによって、アンカーボルトとアンカーホルダーの密着性を高める。外側の外周リブ9は、ホルダー頭部2を支えるホルダー首部15を補強する働きを持つ。これに繋がるテーパ状リブ10は下方向に向かってテーパ状になっておりこれもアンカーホルダーの強度を高める働きを持つ。また、図2に示すように、ホルダー頭部2とホルダー筒部3との境界となるホルダー首部15の直下のホルダー筒部3の外径が、アンカーボルト40のボルト頭部41の下端の外径よりも小さくなっている。ボルト頭部41の外縁の真下(ホルダー筒部の外側)にはコンクリートが入り込んでいる。これにより、アンカーボルトを打ち込む際の衝撃をホルダーの樹脂部分だけでなく、ボルト頭部41の外縁の直下のコンクリート部分でも受け止めることができるので、アンカーホルダーの強度を高めることができ、アンカーボルトの打ち込みの際にアンカーホルダーが破損するのを防ぐことができる。
【0012】
図2は、本発明の実施例の車止めブロック21を設置面に固定して車止め20とした状態である。この車止めは、図1にあらわされているアンカーホルダー1、当該ホルダーを埋設する本発明の実施例の車止めブロック21、当該ホルダーに挿入するアンカーボルト40、当該ホルダーに被嵌するホールキャップ30から成っている。
【0013】
まず、本発明の実施例の車止めブロック21から説明する。図3は、本実施例の車止めブロック21の平面図(a)、側面図(b)、正面図(c)である。ここにあるように、車止めブロックは縦断面形状が略台形の略直方体である。ブロック上面22にはホールキャップ用受け孔27が2つ設けられており、そこにはアンカーホルダー1がそれぞれ埋設されている。これにより、貫通孔25が形成されている。また、傾斜部23の中央付近には標示部28があり、ここにネーム標示ステッカー等を貼付することができるようになっている。なお、底面24に接着剤を塗布することもできる。
【0014】
当該車止めブロック21を成形する方法は以下の通りである。まず、型枠(図示せず)をできあがりの状態の底面が上に来るようにセットする。型枠には予めホールキャップ用受け孔27が形成できるような凸部があり、ここにアンカーホルダー1のホルダー頭部2が接合できるようになっているので、セットした型枠のこの部分にアンカーホルダー1を取り付ける。本実施例においては、図3の(a)及び(b)の両図にあるように、一つのブロックに二つのアンカーホルダー1を取り付ける。なお、アンカーホルダーはアンカーボルトがまっすぐに挿入できるように位置決めのためと、アンカーボルトと密着させることにより、ブロック自体の耐衝撃性を高めるために用いられるものである。このアンカーホルダー1を埋設することにより、図3の(b)及び(c)の両図にあるように、ブロック21に貫通孔25を形成することができる。本実施例では、このアンカーホルダー1に拡がり孔部26を形成するためのボスをホルダー筒部3の先端に取り付ける。その後、型枠にコンクリートを流し込み、硬化後に脱型する。このようにしてアンカーホルダー1が埋設された本実施例の車止めブロック21を製造することができる。
【0015】
このように成形した本発明の実施例の車止めブロック21に、アンカーボルト40を挿入した状態を図2に示す。アンカーボルト40は全体が金属製でボルト頭部41が鍛造加工などにより一体成形されているものである。アンカーボルトは、上からハンマー等の打撃により、あるいはハンマードリル等の打込機を用いて打ち込むことによって設置面に打ち込まれる。アンカーボルト40は、車止めブロック21を貫通して、その下の地面に固定できるくらいに打ち込まれる必要があるので、ブロックの高さよりもある程度長くなければならない。打ち込む際にでる打ち込み屑は、ブロック21の拡がり部26に収容することができる。これにより、ブロック21が打ち込み屑によって地面から持ち上げられるのを防止することができる。また、アンカーボルトは打ち込み作業の容易性を鑑みて先端が尖った形状になっている。
【0016】
アンカーボルトが打ち込まれるときは、まず、ボルト軸部42がホルダー筒部の内周リブ11を押しつぶしながら挿入される。これにより、ホルダーとボルトとの密着性が高まる。次に、ボルト頭部41が突起部4を通過する段階では、突条5の部分をボルト頭部41が通り抜けるために、突起部4が一度外側に押し広げられる。そして、ボルト頭部41が突起部4を通過した後、突起部4は弾性によってもとの位置に戻る。このように、ボルト頭部41はホルダー頭部2内のボルト頭部受け孔12の空間に収まることになる。このときに、突条5でボルト頭部41を上から押さえる形になるので、ボルト頭部41が突起部4より上に飛び上がることはない。また、図2にあるように、ホルダー頭部2の周溝6に、ホールキャップ30の脚部32を嵌合することにより、突起部4が外に広がろうとする力を押さえるので、ボルト頭部41が上に跳ね上がるのをより一層防ぐことができる。
【0017】
図2、7に示すように、本発明のホールキャップ30は、キャップ上面31、脚部32、リフレクター33から成っている。上述のように当該ホールキャップ30は、ホルダー頭部2の周溝6に脚部32を嵌合させて被嵌する。キャップ上面31は平面形状であり、ホルダー頭部2に被嵌したときに、当該キャップ上面31とブロック上面22とは平坦になる。キャップがブロック上面より突出していないことにより、ブロックにタイヤがぶつかってもマフラー等車体を傷つけることがなく、キャップが損傷することもない。さらに、前面に嵌設されたリフレクターには周知の反射鏡が使用されており、これにより、暗所においても車のライト等に反射して当該ブロックの存在をドライバーに知らせることができる。このように、本発明のホールキャップ30は、一つの部品で多数の機能を果たしている。なお、図7において(a)は平面図、(b)は正面図、(c)は底面図、(d)は側面図である。
【0018】
なお、本実施例の車止めブロック21を周知の手段、たとえば、アンカーボルトの先端に抜け止め機能を有する周知のアンカー部材を取り付けて固定する手段などにより、設置面に固定させることも可能である。
【0019】
本実施例の車止めブロック21を設置するには、まず、車止めブロック21の底面に接着剤を塗布して所定の設置場所に載置して仮止めをする。次に、アンカーホルダー1の貫通孔25に上からアンカーボルト40を挿通し、ハンマードリルなどを用いて設置面に打ち込んでいく。ボルト頭部41がボルト頭部受け孔12に収まるまで打ち込み終わり、図2の状態になったら、そこで打ち込みを終了する。その後ホールキャップ30を被嵌すれば完了となる。これを二つのアンカーホルダーともに行うことで、車止め20は設置面に固定される。
【0020】
図4に示すのは、車止め50であり、これはアンカーホルダー1に筒状のジョイントパーツ52を接続したものを埋め込んで上下方向の貫通孔を形成した車止めブロック51をアンカーボルト40で設置面に固定し、ホールキャップ30を装着したものである。車止めブロックの高さは通常120mmであり、アンカーホルダー1はこれに対応するように作られているので、これ以上の高さのブロックに対しては、ブロックの高さに応じたジョイントパーツを使用することにより、異種高さのブロック各々に応じることができる。基本となるアンカーホルダー1は同一形状のものでよいので、応用をきかせることができる。なお、本実施例のジョイントパーツ52はアンカーホルダー1の先端に外嵌して接合しているが、高さを継ぎ足すことができれば、どのような形状の接合部であってもよい。ジョイントパーツを接合させること以外は上述の車止め20と同じである。
【0021】
車止めの固定方法としては、上記以外のものとして、上からアンカーボルトを打ち込まない方法をとることもできる。この固定方法においても、上記の実施例の車止めブロック、ホールキャップを使用することができる。図5に示すように、車止めブロック21を設置場所に載置する前に、まずアンカーボルト61をアンカーホルダー1に挿入する。アンカーボルト61は通常の六角頭部63を有する金属ボルトで、この場合は、プラスチック製のボルト頭部66を摺嵌して設けている。この工法はアンカーボルトを設置面に打ち込むものではないので、プラスチック製の頭部でも強度的に十分である。ボルト頭部66がきちんとホルダー頭部2内のボルト頭部受け孔12に収まったら、車止めブロック21の拡がり孔部26から、アンカーボルト61をナット62で締めていく。このように下からナットで締めることにより、アンカーボルト61はアンカーホルダー1に固定される。このようにナットで締めた後に、車止めの所定の設置場所に、ブロック21の底面24から突出したボルト先端部を埋め込んで地面に固定するための埋設孔64を空け、ここにモルタル65やボンド等の接着剤を流し込んで、当該ボルト先端部を埋め込む。この固定方法によっても、当該車止めブロックを地面に強固に固定することができ、かつ、本発明のアンカーボルトの構造による効果を得ることができるので耐衝撃性を高く保つことができる。また、アンカーボルトは車止めブロックに固定されているので、衝撃でブロックから飛び出すおそれもない。
【0022】
図6は、車止めブロック21の中央縦断面図である。傾斜部23の中央部に形成された標示部28が凹曲面形状になっている。標示部28の凹曲面の縦断面における曲率半径Rは、想定される自動車の最小規格の径のタイヤが接触しないようなもの(最小のタイヤ径よりも小さな曲率半径)にすることにより、どのような自動車のタイヤの接触も回避することができる。通常この部分にはネームステッカーなどを貼付する。これにより、この部分に貼付されたネームステッカーは文字も消えにくく、また、ステッカー自体も剥がれにくくなる。
【0023】
図6に示されるように、車止めブロック21には、補助アンカー71を装着するための、1個のプラスチック製のインサート70が下面中央部に埋設されている。補助アンカーは必要に応じて装着されるもので、装着せずに車止めブロック21を設置しても差し支えない。補助アンカーを装着する場合は、ブロック21を設置する前に、予めインサート70に補助アンカー71を打ち込み、ねじ込みなどにより装着し、その後、所定の設置面に空け、ボンド、モルタル等の接着剤73を注入した埋設孔72へ、補助アンカー71の突出部分を埋設する。これにより、設置場所へブロックを仮止めすることができ、かつ、より強固な耐衝撃性を持たせることができる。補助アンカーとしては鉄筋、ボルトなどを用いることができる。
【符号の説明】
【0024】
1 アンカーホルダー
2 ホルダー頭部
3 ホルダー筒部
4 突起部
5 突条
6 周溝
7 周壁
8 フランジ部
9 外周リブ
10 テーパ状リブ
11 内周リブ
12 ボルト頭部受け孔
13 ボルト軸部受け孔
14 筒部本体
15 ホルダー首部
20 車止め
21 車止めブロック
22 ブロック上面
23 傾斜部
24 底面
25 貫通孔
26 拡がり孔部
27 受け孔
28 標示部
30 ホールキャップ
31 キャップ上面
32 脚部
33 リフレクター
40 アンカーボルト
41 ボルト頭部
42 ボルト軸部
50 車止め
51 車止めブロック
52 ジョイントパーツ
60 車止め
61 アンカーボルト
62 ナット
63 六角頭部
64 埋設孔
65 モルタル
66 ボルト頭部
70 インサート
71 補助アンカー
72 埋設孔
73 接着剤

【特許請求の範囲】
【請求項1】
上下方向の貫通孔を有し、その上端がホールキャップ用受け孔となっている車止めブロックの該受け孔に、平面形状の上面部と、リフレクターを設けた前面部と、筒状の脚部を有するホールキャップを装着した車止めブロックであって、前記受け孔に前記ホールキャップを装着すると、前記前面部が必然的に車止めブロックの前面を向くことを特徴とする車止めブロック。
【請求項2】
車止めブロック本体の上面とホールキャップ上面とが平坦になることを特徴とする請求項1に記載の車止めブロック。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2011−231613(P2011−231613A)
【公開日】平成23年11月17日(2011.11.17)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−142966(P2011−142966)
【出願日】平成23年6月28日(2011.6.28)
【分割の表示】特願2008−95892(P2008−95892)の分割
【原出願日】平成15年3月28日(2003.3.28)
【出願人】(390039505)株式会社サイコン工業 (10)
【Fターム(参考)】