説明

車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタ

本発明は、車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタであって、前記車載機器に関する静的データを記憶するための静的データ記憶手段と、前記静的データ記憶手段に記憶された静的データを処理するための静的データ処理手段と、前記車載機器サービスプラットフォームから取得された、前記車載機器に関する動的データを記憶するための動的データ記憶手段と、記憶された前記静的データと前記動的データを解析するためのデータ解析手段とを備えるスマートデータセンタを提供した。本発明によれば、車載機器は車載機器サービスプラットフォームを介してより多様なサービスを享受することができる。

【発明の詳細な説明】
【発明の詳細な説明】
【0001】
本願は、2009年12月31日に、中国特許局に提出された出願番号が200910247994.6号であって、発明名称が「車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタ」である中国特許出願に基づき優先権を主張し、その内容の全てが本願に組み込まれるように援用する。
【0002】
〔技術分野〕
本発明は、データ通信に関し、特に車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタに関する。
【0003】
〔背景技術〕
現在、車両やマルチメディアの発展につれて、車両においてマルチメディアの操作を行うニーズも益々多くなってきた。例えば、車両上に一般的に普通のVCD再生システムが備えられており、音楽の聴き、ビデオ信号の再生が可能である。車両の一部にGPSシステムが設けられ、衛星測位により車両の位置を認識して車両のナビゲーションを可能にする場合もある。
【0004】
例えば、従来の技術は、車両に対してナビゲーション、電話、ファックス、メッセージ等の複数の機能を提供できる車載通信プラットフォームを提供した。
【0005】
ところが、現在、車両において多様化のマルチメディアの操作、例えばエンターテイメントのリアルタイムなダウンロード、道路状況の照会、天気の照会、車両の使用状況の照会、及び生活情報の照会等を実現することができない。幾つかのマルチメディアの操作は、携帯電話による無線ネットワーク、又は電話で実行可能であるが、その操作が複雑になり、費用が高くなり、自動車におけるマルチメディアの操作が不便になってしまう。
【0006】
〔発明の開示〕
〔発明が解決しようとする課題〕
〔課題を解決するための手段〕
前記の技術的課題を解決するために、本発明は、車載機器が車載機器サービスプラットフォームを介してより多様なサービスを享受できるように、車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタを提供した。
【0007】
本発明は、車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタであって、
前記車載機器に関する静的データを記憶するための静的データ記憶手段と、
前記静的データ記憶手段に記憶された静的データを処理するための静的データ処理手段と、
前記車載機器サービスプラットフォームから取得された、前記車載機器に関する動的データを記憶するための動的データ記憶手段と、
記憶された前記静的データと前記動的データを解析するためのデータ解析手段とを備えるスマートデータセンタを提供した。
【0008】
好ましく、前記静的データ記憶手段は、、
前記車載機器を介して車載機器サービスプラットフォームのサービスを享受するユーザのユーザデータを記憶するためのユーザデータ記憶手段と、
前記車載機器に関する車両データを記憶するための車両データ記憶手段とを備える。
【0009】
好ましく、前記静的データ記憶手段は、記憶されたデータが前記車載機器サービスプラットフォームから車載機器へのサービスの提供に用いられる情報記憶手段を更に備える。
【0010】
好ましく、前記静的データ処理手段は、
前記ユーザデータ記憶手段に記憶されたユーザデータを処理するためのユーザデータ処理手段と、
前記車両データ記憶手段に記憶された車両データを処理するための車両データ処理手段とを備える。
【0011】
好ましく、前記静的データ処理手段は、前記車載機器サービスプラットフォームが車載機器にサービスを提供する時に、車載機器サービスプラットフォームと車載機器とのやり取りに基づいて前記情報記憶手段に記憶されたデータを処理するための情報処理手段を更に備える。
【0012】
好ましく前記動的データ記憶手段は、車両のオンライン情報を記憶するための車両情報手段を備える。
【0013】
好ましく、前記車両のオンライン情報は、車両の走行軌跡と現時点の車両の位置とを含む。
【0014】
好ましく、動的データ記憶手段は、ユーザのオンライン情報を記憶するためのユーザ情報手段を更に備える。
【0015】
前記ユーザのオンライン情報は、ユーザが車載機器サービスプラットフォームにログインした後に、車載機器サービスプラットフォームにより記録された情報を含む。
【0016】
本発明は、従来の技術と比べて、以下の利点を有する。即ち、スマートデータセンタは、静的な車載機器に関するデータを記憶し、且つ車載機器サービスプラットフォームを介して提供された車載機器の動的データを採集し、更に前記動的データに基づいてユーザの履歴走行及び停車情報を取得することにより、車載機器とウェブサイトに対するユーザ自身の設置情報を結合して、特別な科学的な演算で当該ユーザ行為に対する予測を得ることができる。これにより、車載機器を介してユーザにより多様な個性化サービスを提供することができる。
【0017】
〔図面の簡単な説明〕
[図1]本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの動作の模式図である。
[図2]本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの一実施例の構成の模式図である。
[図3]本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの別の一実施例の構成の模式図である。
[図4]本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの更に別の一実施例の構成の模式図である。
[図5]本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの更に別の一実施例の構成の模式図である。
【0018】
〔発明を実施するための最良の形態〕
以下に、図面を用いて本発明の具体的な実施の形態を詳細に説明する。以下の実施例は例示的なものであって、本発明に限定しない。そのほか、当業者により従来の技術的範囲内に簡単な変換を行って得られた技術案は、全て本発明の保護範囲内に含まれる。
【0019】
図1は本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの動作の模式図である。
【0020】
図1に示されたように、車載機器300はユーザにサービスを提供するための端末機器である。ユーザは、車内において車載機器を介して様々なローカルサービスを享受することができ、車載機器を介して車載機器サービスプラットフォームと接続し、インターネットのリソースにより各種のネットワークサービスを享受することもできる。
【0021】
サービスプラットフォーム200は、接続された多くの車載機器300にサービスを提供することができる。例えば、サービスプラットフォームは、車載機器に走行効率サービス、車両使用サービス、運転消費サービス、及び車内エンターテイメントサービス等を提供することができる。
【0022】
スマートデータセンタ100は、車載機器に関する静的データを採集して記憶することができ、車載機器サービスプラットフォーム200を介して車載機器300から車載機器に関する動的データを採集することができ、更に前記動的データ及び/又は静的データにマイニングと解析を行うことにより、各種のデータマイニングによるサービスを実現可能させることができる。
【0023】
一般的に、サービスプラットフォーム200は、インターネットのリソースによりサービス応答を行っても良く、スマートデータセンタを介してインターネットのリソースだけで提供できないサービス、特に車載機器又はユーザの静的データ及び/又は動的データに対するマイニング及び加工に基づいて構築された個性化サービス等をより多く提供しても良い。
【0024】
具体的に、サービスプラットフォームは、スマートデータセンタとのやり取りにより前記の機能を完成することができる。
【0025】
本発明の実施例のスマートデータセンタ100は、従来のネットワーキング車載システムと比べて、ユーザに個性化サービスをカスタマイズすることができる。本スマートデータセンタは、ダウンロードデータの提供に加えて、ユーザとユーザの好きな設置に応じて個性化データをスマートにダウンロードすることもできる。
【0026】
個性化サービスを実現するために、スマートデータセンタ100に記憶されたデータを、ユーザのログイン登録に関連づけて共通データとカスタマイズデータとに分けることができる。具体的に、ユーザにはサービスプラットフォームにログインした状態と、サービスプラットフォームにログインしない状態との二つの状態があるため、スマートデータセンタ100は自動車オーナがログインしたか否かという情報を取得することができる。ログインした状態において、ユーザはユーザのフラグに基づいてサービスプラットフォームを介してデータをダウンロードしてカスタマイズされたタイプを取得することができる。ログインしていない状態において、ユーザはサービスプラットフォームを介してデータをダウンロードできるが、ユーザのフラグがないため、カスタマイズされない情報が得られた。例えば、ログインしたユーザは自己タイプのニュースを取得可能であるが、ログインしていないユーザはシステムのデフォルトの「重大ニュース」と「スポーツニュース」をダウンロードすることができる。更に、ログインしたユーザは幾つかの特殊な情報、例えば車両メンテナンス通知、SIMカード費用通知等を取得する可能性がある。
【0027】
具体的な実現において、ユーザがログインした後に、車載機器がサービスプラットフォームからユーザの設定したダウンロードポリシーを取得する方法を採用しても良い。その後のダウンロード中に、当該ポリシーは、受信ファイルのサイズ、ネットワーク状況、及びアプリケーションの要求緊急程度に基づいて、ダウンロードパケットのサイズとダウンロードの頻度を決定する。
【0028】
図2は本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの構成の模式図である。以下に図2を用いて本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの実施の形態を説明する。
【0029】
当該スマートデータセンタ100は、静的データ処理手段110と、静的データ記憶手段120と、動的データ記憶手段130と、データ解析手段140とを備える。
【0030】
なお、静的データ記憶手段120は、前記車載機器に関する静的データを記憶するために用いられる。静的データ処理手段110は、前記静的データ記憶手段110に記憶された静的データを処理するために用いられる。
【0031】
動的データ手段130は、前記車載機器サービスプラットフォームから取得された、前記車載機器に関する動的データを記憶するために用いられる。
【0032】
データ解析手段140は、記憶された前記静的データと前記動的データを解析するために用いられる。
【0033】
一般的に、静的データは車載機器情報及び車載機器の装着された車両の情報を含んでも良く、車載機器を使用するユーザの情報等を含んでも良い。前記静的データの記憶と処理により多種の機能を実現することができる。例えば、サービスプラットフォームにより提供されたサービスに対するユーザと車載機器の権限等を管理することができる。
【0034】
また、スマートデータセンタは、更に、インターネット上に存在しないリソース系の静的データ(例えば編集されたマルチメディアファイル等)を記憶し、処理することにより、ユーザにより使い易く、差別化のサービスを提供することができる。勿論、静的データはインターネット上に存在しているリソースであっても良い。これにより、サービスプラットフォームがインターネットにおいてデータを検索する際のリソースと時間の消耗等が低減された。
【0035】
動的データは、車載機器の装着された車両の走行情報を含んでも良く、車載機器を使用するユーザの操作情報等、例えばユーザのオンライン/オフラインの状態、車両起動/停止の情報、車両の具体的な走行態様(速度、方向、位置)、応用コンポーネントの操作態様、及び車載機器とサービスプラットフォームとのネットワーク通信態様を含んでも良い。
【0036】
前記動的データの記憶と処理により多種の機能を実現することができる。例えば、車載機器の装着された車両の走行情報に基づいて車載機器に走行路線、及び走行路線に関する情報を提供でき、ユーザによる操作に基づいてユーザに関連の情報を提供する。
【0037】
図3を参考し、本実施例において、前記静的データ記憶手段120は、前記車載機器を介して車載機器サービスプラットフォームのサービスを享受するユーザのユーザデータを記憶するためのユーザデータ記憶手段122と、前記車載機器に関する車両データを記憶するための車両データ記憶手段114とを備えることが好ましい。
【0038】
なお、前記ユーザデータは、ユーザ名、パスワード、自動車オーナの個人情報等を含んでも良い。前記車両データは、車両上の車載機器の番号、車両情報等を含んでも良い。
【0039】
例えば、ユーザは、車載機器に対して最高の管理権限を有し、車載機器そのもの又はサービスプラットフォームを使用するサービス過程に生成されたプライバシー情報に対して照会、セキュリティ管理を行える必要がある場合に、普通ユーザではなく、自動車オーナユーザになるように登録することによって実現することができる。このときに、ユーザデータ処理手段122及び/又は車両データ処理手段124は、相応の処理を行い、ユーザの登録情報と車載機器の情報(例えば車載機器番号)等をバインディングし、ユーザデータ記憶手段112及び/又は車両データ記憶手段114において相応の標識を行うことができる。
【0040】
更に、ユーザデータ処理手段122は、ユーザのログイン情報を統計してユーザデータ記憶手段112に記録することができる。
【0041】
更に、車両データ処理手段124は、車載機器の対応する車両の情報を統計して車両データ記憶手段114内に記憶することができる。
【0042】
図4を参照し、本実施例において、前記静的データ記憶手段120は、前記車載機器サービスプラットフォームが車載機器にサービスの必要なデータを提供するための情報記憶手段116を備えることが好ましい。
【0043】
前記静的データ記憶手段120は、前記車載機器サービスプラットフォームが車載機器にサービスを提供する時に、車載機器サービスプラットフォームと車載機器との間のやり取りにより、前記情報記憶手段に記憶されたデータを処理するための情報処理手段126を備えることが好ましい。
【0044】
例えば、ユーザは車載機器サービスプラットフォームを介して予約購読しようとするネットワーク情報タイプを送信して情報記憶手段116に記憶することができる。これにより、車載機器サービスプラットフォームは、定期的に情報記憶手段116からユーザの予約購読した情報タイプを取得し、その後にインターネットから当該タイプのネットワーク情報を取得してユーザに送信することができる。情報処理手段126は、情報記憶手段116に記憶された情報に対して統計及び解析を行うことができる。
【0045】
また、例えば、サービスプラットフォーム200は、インターネット又は記憶装置からデータを検索し、その後にその中から解析を行ってユーザに常用されるデータを取得し、当該データを情報記憶手段116に記憶する。例えば、サービスプラットフォーム200は、インターネットからユーザの必要なMP3オーディオをダウンロードした後に、その中から使用頻度の高い幾つかのMP3オーディオを選択して情報記憶手段116に記憶する。ユーザに要求される時に、サービスプラットフォーム200により情報記憶手段116から取得されて車載機器に提供可能である。
【0046】
また、情報記憶手段116は、一般的なインターネット上に存在していないデータ(例えば個性化に編集されたデータ)等を記憶しても良い。サービスプラットフォーム200は、情報処理手段126と協働して前記データを取得して車載機器にサービスを提供することができる。
【0047】
図5を参照し、本実施例において、動的データ手段130は、車両のオンライン情報を記憶するための車両情報手段132を備える。前記車両のオンライン情報は、車両の走行軌跡と現時点の車両の位置を含むことが好ましい。
【0048】
動的データ手段130は、ユーザのオンライン情報を記憶するためのユーザ情報手段134を更に備えることができる。
【0049】
一般的に、車載機器がサービスプラットフォームに接続された後に、サービスプラットフォームは当該車載機器の情報をスマートデータセンタの車両情報手段に提供することにより、当該車載機器が既にオンラインしたことを標記することができる。そして、サービスプラットフォームとスマートデータセンタとは協働して、車載機器及びその装着された車両の動的情報を採集する。
【0050】
一般的に、ユーザがその登録情報(例えばユーザ名とパスワード)でサービスプラットフォームにログインすると、サービスプラットフォームは当該ユーザの登録情報をスマートデータセンタのユーザ情報手段に提供することにより、当該ユーザが既にオンラインしたことを標記することができ、サービスプラットフォームとスマートデータセンタとは協働してユーザ及びその装着された車両の動的情報を採集する。
【0051】
例えば、図5を参照し、車両情報手段132は、前記スマートデータセンタが車載機器サービスプラットフォームを介して接続された車両の、ある時刻でのある場所への到着に関する情報を記録することができる。ユーザ情報手段は、あるユーザのある時刻でのある場所への到着に関する情報を記録することができる。これにより、データ解析手段140は、前記情報を解析することができる。例えば、統計によって当該車両又は当該ユーザがある時間帯内に当該場所への到着の回数を取得することができる。
【0052】
また、データ解析手段140は、静的データ記憶手段110に記憶された静的データと動的データとを結合して解析することができる。例えば、前記動的データに基づいてユーザの履歴走行及び停車情報を取得することにより、車載機器とウェブサイトに対するユーザ自身の設置情報を結合して、特別な科学的な演算で当該ユーザ行為に対する予測を得ることができる。これにより、車載機器を介してユーザにより多様な個性化サービス、例えばユーザへの最も合わせる情報内容の提供、ユーザへの最も満足する走行目的地の推薦等を提供することができる。
【0053】
言い換えれば、データ解析手段140は、例えば当該車載機器の装着された車両の停車場所、時間当たりの平均速度、走行スタイル等を発見するように、動的データを直接に解析するし、その後に後続の推定及び推薦を行うことができる。データ解析手段140は更に、動的データの趨勢の変化を解析することができる。
【0054】
そのうえで、ユーザの静的データの多次元解析を結合することができる。参考可能な次元は、ユーザの価額の敏感性、運転の用途(通勤、旅行)、安全の注目の程度等を含む。
【0055】
更に、データ解析手段140は、ユーザ個人のデータを解析し且つ予測の推薦サービスを提供することに加えて、ユーザデータを統合して推薦サービスを提供することもできる。例えば、辺鄙の道路上に大きい穴があるため、通過した車両が減速した場合に、当該情報が即時にナビゲーションシステムに反映されることができなく、更に通過した車両が多くないため、リアルタイムな道路状況も渋滞を反映できない。しかし、スマートデータセンタは、この異常共通性を取り、早めにこの場所へ来る車両のユーザに警告を出すことができる。言い換えれば、動的データの解析の結果により、静的データ(地図情報)を即時に更新することができる。
【0056】
本発明のスマートデータセンタは、静的な車載機器に関するデータを記憶し、且つ車載機器サービスプラットフォームを介して提供された車載機器の動的データを採集し、更に静的データと動的データを解析できるため、車載機器を介してユーザにより多様な個性化サービスを提供することができる。
【0057】
本発明は、以上のように好適な実施例により開示されたが、これらに限定されない。如何なる当業者も、本発明から逸脱しない要旨と範囲内に、可能な変更と修正を行うことができる。従って、本発明の保護範囲は、本発明の特許請求の範囲により限定された範囲を基準とする。
【図面の簡単な説明】
【0058】
【図1】本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの動作の模式図である。
【図2】本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの一実施例の構成の模式図である。
【図3】本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの別の一実施例の構成の模式図である。
【図4】本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの更に別の一実施例の構成の模式図である。
【図5】本発明の車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタの更に別の一実施例の構成の模式図である。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車載機器サービスプラットフォームによるスマートデータセンタであって、
前記車載機器に関する静的データを記憶するための静的データ記憶手段と、
前記静的データ記憶手段に記憶された静的データを処理するための静的データ処理手段と、
前記車載機器サービスプラットフォームから取得された、前記車載機器に関する動的データを記憶するための動的データ記憶手段と、
記憶された前記静的データと前記動的データを解析するためのデータ解析手段と、を備えることを特徴とするスマートデータセンタ。
【請求項2】
前記静的データ記憶手段は、
前記車載機器を介して車載機器サービスプラットフォームのサービスを享受するユーザのユーザデータを記憶するためのユーザデータ記憶手段と、
前記車載機器に関する車両データを記憶するための車両データ記憶手段と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のスマートデータセンタ。
【請求項3】
前記静的データ記憶手段は、記憶されたデータが前記車載機器サービスプラットフォームから車載機器へのサービスの提供に用いられる情報記憶手段を更に、備えることを特徴とする請求項2に記載のスマートデータセンタ。
【請求項4】
前記静的データ処理手段は、
前記ユーザデータ記憶手段に記憶されたユーザデータを処理するためのユーザデータ処理手段と、
前記車両データ記憶手段に記憶された車両データを処理するための車両データ処理手段とを備えることを特徴とする請求項2に記載のスマートデータセンタ。
【請求項5】
前記静的データ処理手段は、前記車載機器サービスプラットフォームが車載機器にサービスを提供する時に、車載機器サービスプラットフォームと車載機器とのやり取りに基づいて前記情報記憶手段に記憶されたデータを処理するための情報処理手段を更に、備えることを特徴とする請求項4に記載のスマートデータセンタ。
【請求項6】
前記動的データ記憶手段は、車両のオンライン情報を記憶するための車両情報手段を備えることを特徴とする請求項1に記載のスマートデータセンタ。
【請求項7】
前記車両のオンライン情報は、車両の走行軌跡と現時点の車両の位置とを含むことを特徴とする請求項6に記載のスマートデータセンタ。
【請求項8】
動的データ記憶手段は、ユーザのオンライン情報を記憶するためのユーザ情報手段を更に備えることを特徴とする請求項6に記載のスマートデータセンタ。
【請求項9】
前記ユーザのオンライン情報は、ユーザが車載機器サービスプラットフォームにログインした後に、車載機器サービスプラットフォームにより記録された情報を含むことを特徴とする請求項8に記載のスマートデータセンタ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2013−516813(P2013−516813A)
【公表日】平成25年5月13日(2013.5.13)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−546336(P2012−546336)
【出願日】平成22年12月27日(2010.12.27)
【国際出願番号】PCT/CN2010/080290
【国際公開番号】WO2011/079757
【国際公開日】平成23年7月7日(2011.7.7)
【出願人】(512041355)上海博泰悦▲しん▼電子設備制造有限公司 (6)
【氏名又は名称原語表記】Shanghai PATEO Electronic Equipment Manufacturing Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】2nd Floor D,1800 West Zhong Shan Rd.,Xuhui District,Shanghai 200235,P.R.China
【出願人】(512042525)上海博泰悦▲しん▼網絡技術服務有限公司 (4)
【氏名又は名称原語表記】Shanghai PATEO Internet Technology Service Co.,Ltd.
【住所又は居所原語表記】2nd Floor D,1800 West Zhong Shan Rd.,Xuhui District,Shanghai 200235,P.R.China
【Fターム(参考)】