説明

車輌屋根部への緑化工法

【課題】太陽光線による自動車内温度の上昇を抑え、冷却熱負荷の低減と各車輌等から放出されるCO2の削減や騒音の低減を図れる車輌への植栽木を交えた緑化工法であり、軽量で簡単に取付けが可能で、植栽木等の倒木や飛散がなく安全で環境に優しい、車輌への緑化工法。
【解決手段】車輌の屋根部に合わせて防根と蓄水機能を持つ吸水マット体、その上に植栽マット体上に樹木固定具を介し低木等を植栽した植栽マット体や芝を生育させた植栽マット体を載せ、マット体下部に風が入らないよう周囲を帯状の磁石帯で覆った上、縁ロープ付格子状ネットで全体を覆いその周囲にマジックテープ(登録商標)を粘着し、結束バンドを介し該マジックテープ(登録商標)と縁ロープを結束し、低木と草花や芝等を植栽した植栽マット体を車輌屋根に固定する緑化工法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
車輌屋根部の緑化を図り、太陽の直射光を遮蔽して車内の温度上昇を抑制し、冷却熱負荷の低減と温暖化原因のCO2削減を図る車輌屋根部への緑化工法に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、都会におけるヒートアイランド現象が社会問題になるにつれて、CO2の削減や反射熱の抑制及び断熱効果による省エネルギー等の効果を期待する屋上、屋根、壁面に対する緑化の必要性が高まり、この要請に応える緑化装置や緑化器具の開発が盛んに行われている。これに対し年々増加している車輌に関しては、これといった緑化方法が取られていないが特許文献1に示す提案がある。
【0003】
車輌上部のルーフ上に設けた植栽保持体へ保冷車内のCO2やバスの排ガスを導入し、植栽されたセダムや多肉植物及び苔類や藻類に吸収させ酸素を放出させる緑化自動車の開発があるが、自家用自動車等の小型車に関しては、太陽光線による車内温度の上昇を抑え冷却熱負荷の低減と各車輌等から放出されたCO2の削減を図れる装置や工法が開発されておらず、そのような車輌への装置や緑化工法が強く求められている。
【特許文献1】特開2004−106586号
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
自家用自動車等の小型車を始めバス・トラック等の各種車輌の屋根部へ緑化を図り、太陽光線の直射を遮断し、車内温度の上昇を抑え冷却熱負荷の低減を可能とし、植栽植物にCO2を吸収させ酸素を放出することや騒音の軽減を目的とした車輌屋根部への緑化工法

【課題を解決するための手段】
【0005】
第1発明は、車輌の屋根部に合わせて発泡材等の保護材を敷設し、ワイヤー固定器を介してステンレスワイヤーで保護材を固定し、その上に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体
、植栽マット体上に樹木固定具を介し低木等を植栽した植栽マット体や野芝等の芝を生育させた芝付植栽マット体を載せ、マット体下部への風の侵入を防ぐためマット体縁部と車輌屋根に跨るように帯状の磁石帯で覆った上、縁ロープ付格子状ネットで全体を覆い、その周囲にマジックテープ(登録商標)を粘着し、結束バンドを介しマジックテープ(登録商標)と縁ロープを結束固定し、更にワイヤー固定器を介してステンレスワイヤーで固定して構成することにより太陽光線の直射を遮断し車内温度の上昇を抑えCO2や騒音の軽減を図れる車輌屋根部への緑化工法である。
【0006】
車輌屋根部に載せる植栽マット体は、いずれも軽量で腐蝕しにくい性質の材料で製作する。始めにポリエチレンのラッセル状ネットシート、ポリエステルの不織布、防根と蓄水機能を持つポリエステルの吸水マットの順に重ね底部とし、その上に保肥力・保水力の高い圧縮した2cm〜5cmの厚さの植生基盤土(水苔・バーク堆肥・ココピート・ピートモス・木草炭の混合土に有機肥料、遅効性肥料、化成肥料を配合したもの)、その上にいずれも植物の根を通すポリエステルの不織布、ポリエチレンのラッセル状ネットシートを重ね上部とし、植生基盤土の移動防止のため底部と上部が一体化するように縦横所定間隔で縫製形成して蓄水機能の高い植栽マット体とする。
【0007】
上記植栽マット体表面に樹木固定具を介し、低木や草花等を植栽した植栽マット体、または芝苗を植栽マット体表面に張付け後もしくは表面に芝種子を播種後時間の経過とともに芝が生育し、その根がネット状シートに絡みながら植栽マット体内に張り巡らされ当該植栽マット体と一体となった植栽マット体とする。なお、植栽される低木類はコトネアスター等の地被植物やハイネズ等の地を這う植物が最適である。
【0008】
低木等が植栽された植栽マット体を車輌の屋根部に固定するには、まず植栽マット体が設置される箇所の保護として発泡材等の保護材をワイヤー固定器を介してステンレスワイヤーで固定し、その上を防根と蓄水機能を持つ吸水マット体で覆い、低木や草花が固定された植栽マット体や芝付植栽マット体を載せ、マット体の縁廻りと車輌屋根との間に風の侵入を防ぐためマット体の縁部と車輌屋根に跨がって帯状の磁石帯で覆い、全体を縁ロープ付格子状ネットで覆い周囲にマジックテープ(登録商標)を粘着し、結束バンドを介してマジックテープ(登録商標)と縁ロープを結束することにより低木と草花や芝が植栽された植栽マット体を車輌屋根部に固定し、更にその上をワイヤー固定器を介してステンレスワイヤーで固定して構成する車輌屋根部への緑化工法である。
【0009】
第2発明は、車輌の屋根部に設置したキャリヤーの上に、ケース底部に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体を敷きその上には、植栽マット体上に樹木固定具を介し低木等を植栽した植栽マット体や芝を生育させた植栽マット体を収めた植栽ケースを配置し、キャリヤーと車輌屋根部の空間部をアルミ板等で覆い、植栽ケースと植栽域の縁廻りを風侵入防止用の保護シートで覆い、キャリヤー上の全体を縁ロープ付格子状ネットで覆い、結束バンドを介して縁ロープをキャリヤーに結束固定し、その上をステンレスワイヤーで縦横に固定して構成する車輌屋根部への緑化工法である。
【0010】
植栽マット体上に樹木固定具を介し低木等を植栽する方法は、低木等の根が植栽マット体内に進入しやすいように植栽位置に植栽基盤土を約1cm厚に覆土し、その上に根鉢保護リングに保護された低木等を配置し、樹木固定具のスライドアンカーピンを複数本、根鉢保護リングの外周円下の位置から根鉢の中心点に向かってネット状シートに差込みスライドさせて、すべてのアンカーピンの係止部分に固定バンドを回し絞り込むことにより根鉢保護リングを固定する。その上に当該根鉢保護リングを覆い隠すようにマウンド状に植生基盤土を覆土し、植生基盤土が風雨等で流出しないように不織布とネット状シートで根鉢部分を包み込むように覆い結束バンド複数本でマット表面のネット状シートに結束固定することにより植生基盤土の流出もなく低木等が植栽マット体上に固定される。
【0011】
車輌屋根部の保護材や植栽マット等をワイヤーで固定する方法は、帯状の鋼板等を庇あて部とその一方から上部に曲線状に曲げた押さえ部と押さえ部から上方に立ち上がらせた固定部とし、固定部に2個のネジ穴を設け、ネジ先に回転自在なフックを付けた蝶ネジを差込みワイヤー固定器とし車輌屋根部左右に配置し、蝶ネジフック部分にワイヤーを係止して該蝶ネジを回すことによりワイヤーが張られワイヤー固定機が車輌屋根部に固定され保護材や植栽マット等も固定される。
【発明の効果】
【0012】
車輌屋根部を低木と草花や芝生等で覆うことにより太陽光線による車内温度の上昇を抑え冷却熱負荷の低減と車両から放出されるCO2の削減や騒音の低減に貢献できる環境に優しい車輌緑化工法である。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
以下、本発明を図に基づき説明すると、図1は植物を植栽する植栽マット体を示す斜視図と構造断面図で、図2は低木や草花の根鉢を根鉢保護リング内に収めた状態を示す説明図で、図3は樹木固定具の仕組みを示す説明図で、図4は植栽マット体上に低木等を固定植栽する手順を示す説明図で、図5は植栽マット体等を固定するワイヤー固定器を示す説明図で、図6は車輌屋根部を低木と草花や芝で緑化する構成を示す図で、図7は植栽マット体を収める植栽ケースを示す説明図で、図8はキャリヤーを使用して車輌屋根部を低木と草花や芝で緑化する構成を示す説明図である。
【0014】
図1は、いずれも腐蝕しにくく、植生基盤土を流出しない材質のメッシュで形成する植栽マット体1の斜視図とその構造を示す断面図である。まずポリエチレンのラッセル状ネットシート1a、ポリエステル製の不織布1b、防根と蓄水機能を持つポリエステルの吸水マット1cの順に重ね底部とし、底部上に保肥力・保水力が高い植生基盤土1d(ココピート、ピートモス、木草炭、水苔、バーク堆肥、有機肥料、遅効性肥料、化成肥料の混合土)を4cm〜10cm厚で敷き詰め圧縮して2cm〜5cm厚の植生基盤土に形成、その上にポリエステルの不織布1b、ポリエチレンのラッセル状ネットシート1aの順に重ねて上部を形成し、植生基盤土1dの移動防止のため底部と上部が一体化するように縦横一定間隔にポリエステル製の縫い糸1eで縫製した植栽マット体1である。
【0015】
図2は、低木等を安定した状態で植栽する仕組みを示すもので、樹脂系の有孔板を植栽する低木等の根鉢より一回り大きいリング状に加工した根鉢保護リング4内に根巻した低木2の根巻部3と水で練った植生基盤土1dを挿入し根鉢底が平らになるように隙間無く覆土し、安定した植立状態で根鉢保護リング4内に収めた低木2である。
【0016】
図3は、樹木固定具のスライドアンカーピンの仕組みを説明するものである。(イ)は長尺の金属棒を水平状の係止差込部5aとその一方端部から上方に立ち上がらせた支持部5bとその頭部に環状バンド係止部5cとを設けたスライドアンカーピン5が複数本と、環状バンド6との組合せとからなり、(ロ)は複数本のスライドアンカーピン5をスライドさせながら植栽木の根鉢を保護している根鉢保護リングを支えるようにし、その上で支持部頭部の環状バンド係止部5cに環状バンド6を係止して絞り込むことにより植栽木が風雨等で倒れないように植立固定するように使用する。
【0017】
図4は、植栽マット体の表面に低木等を固定植栽する手順の説明図である。始めに低木等の根が植栽マット体1内に侵入しやすいように、植栽する位置に植栽基盤土1dを約1cm厚で覆土し、その上に根鉢保護リング4に保護された低木2を配置し、樹木固定具のスライドアンカーピン5を複数本、根鉢保護リング4の外周円下の位置から根鉢保護リング4の中心点に向かってラッセル状ネットシート1aに差込みスライドさせて、すべてのスライドアンカーピン5の係止部5cに環状バンド6を回し絞り込むことにより低木等が植栽マット体1上に植立状態に固定される。次に固定された低木2の根鉢保護リングを覆い隠すようにマウンド状に植生基盤土1dを覆土し、植生基盤土が風雨等で流出しないように不織布1b格子状ネットシート7で根鉢保護リング部分を包み込むように覆い結束バンド8複数本で植栽マット表面のラッセル状ネットシート1aに結束固定することにより植生基盤土の流出もなく低木等が植栽マット体上に固定植栽される。
【0018】
また芝付植栽マット体の芝を植栽させる手順は、野芝等の芝9を植栽マット体1表面に張って養生し、もしくは植栽マット体表面に芝種子を播種し、時間の経過とともに生育させ芝の根が植栽マット体表面のラッセル状ネットシートに絡みながら植栽マット体内に張り巡らされ植栽マット体と一体となった植栽マット体を芝付植栽マット体10とする。
【0019】
図5は、ワイヤー固定器の仕組みを説明するものである。帯状の鋼板等を庇あて部11aとその一方から上部に曲線状に曲げた押さえ部11bと押さえ部から上方に立ち上がらせた固定部11cとし、固定部に2個のネジ穴11dを設け、ネジ先を回転自在なフック付12aとした蝶ネジ12をネジ穴11dに差込ワイヤー固定器11とし、車輌14屋根部縁の左右に配置して蝶ネジのフック部分にワイヤーの両先端に係止できる輪13aを設けたステンレスワイヤー13を係止して該蝶ネジ12を回すことによりステンレスワイヤー13が張られ植栽マット等が固定されワイヤー固定器自体もステンレスワイヤーを張ることによりお互いに引っ張られ車輌屋根縁に固定される。なお、ワイヤー固定器の車輌に接する面には、ゴムシート等の保護シートが接着されている。
【0020】
図6は、車輌屋根部を低木と草花や芝で緑化する構成を示す図であり、まず車輌14屋根部の植栽位置に合わせて擦れ等による傷つき防止と悪路等でのクッション材として発泡材等の保護材15を敷設し、車輌屋根部縁の左右にワイヤー固定器11を配置して下段の蝶ネジ12のフック12a部分にワイヤーの両先端に係止できる輪を設けたステンレスワイヤー13で保護材を押さえるように蝶ネジのフック部分に係止し、該蝶ネジ12を回すことによりステンレスワイヤー13が張られ保護材15が固定される。その上に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体16、植栽マット体上に樹木固定具を介し低木等を植栽した植栽マット体1や野芝等の芝を生育させた芝付植栽マット体10を載せ、マット体下部への風の侵入を防ぐためマット体縁部と車輌屋根に跨るように帯状の磁石帯17で覆った上、縁ロープ付格子状ネット18で全体を覆いその周囲にマジックテープ(登録商標)19を粘着し、結束バンドを介し該マジックテープ(登録商標)と縁ロープを結束し、植栽マット体を車輌14屋根部に固定し、更にワイヤー固定器11の蝶ネジ12上段のフック12a部分にステンレスワイヤー13を係止して植栽マット体を押さえ低木と草花や芝等を植栽した植栽マット体が固定される構成での緑化工法である。
【0021】
図7は、植栽ケースの説明図である。L型の樹脂材等19にて枠壁と枠底を形成した植栽ケース20とし、枠底の二つの角からそれぞれの対角線状に帯状バンド21を張り平金具22とボルト23で枠底角に止めてケースの底面部とした軽量で雨水等の余剰水を自然流下できる植栽ケース20である。
【0022】
図8は、車輌14の屋根部に設置したキャリヤー25の上に、ケース底部に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体を敷きその上には、低木等の植物を植栽した植栽マット体や芝付植栽マット体を収めた植栽ケース21を配置し、キャリヤーと車輌屋根部の空間部を風が侵入しないようにアルミ板26等で覆い植栽ケースと植栽域の縁廻りを風侵入防止用の保護シート27で覆い、キャリヤー上の全体を縁ロープ付の格子状ネット18で覆い、結束バンドを介して縁ロープをキャリヤー25に結束固定した上に縦横状にステンレスワイヤーでキャリヤーに固定して車輌屋根を低木と草花や芝等で緑化する構成での緑化工法である。
【産業上の利用可能性】
【0023】
車輌の屋根部を植栽緑化する緑化工法は、軽量でかつ腐蝕しにくい材質の薄層マット体を使用し耐久性を持ち、内包する土壌は保肥力・保水力が高く植栽植物の生育に有効でありスライドアンカー等の固定力により植栽木等の倒伏や飛散がなく安全で簡単に設置ができる最適な工法としてこれからの車輌緑化に利用される可能性の高いものである。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】植栽マット体を示す斜視図と断面図である。
【図2】根鉢保護リングを示す説明図である。
【図3】樹木固定具を示す説明図である。
【図4】樹木を固定する手順を示す説明図である。
【図5】ワイヤー固定器を示す説明図である。
【図6】車輌屋根部を植栽緑化する構成を示す説明図である。
【図7】植栽ケースを示す説明図である。
【図8】キャリヤーを使用して車輌屋根部を植栽緑化する構成を示す説明図である。
【符号の説明】
【0025】
1 植栽マット体
1a ラッセル状ネットシート
1b 不織布
1c 吸水マット
1d 植生基盤土
1e 縫い糸
2 低木
3 根鉢
4 根鉢保護リング
5 スライドアンカーピン
5a 係止差込部
5b 支持部
5c 環状バンド係止部
6 環状バンド
7 格子状ネットシート
8 結束バンド
9 芝
10 芝付植栽マット体
11 ワイヤー固定器
11a 庇あて部
11b 押さえ部
11c 固定部
11d ネジ穴
12 蝶ネジ
12a フック付
13 ステンレスワイヤー
14 車輌
15 保護材
16 吸水マット体
17 磁石帯
18 縁ロープ付格子状ネット
19 マジックテープ(登録商標)
20 樹脂材等
21 植栽ケース
22 帯状バンド
23 平金具
24 ボルト
25 キャリヤー
26 アルミ板
27 保護シート

【特許請求の範囲】
【請求項1】
車輌屋根部に保護材を敷設し、ワイヤー固定器を介してワイヤーで保護材を固定した上に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体、低木等の植物を植栽した植栽マット体や芝付植栽マット体を順に載せ縁廻りを風防止用の磁石帯で覆い、全体を縁ロープ付の格子状ネットで覆いマジックテープ(登録商標)と結束バンドを介して車輌に固定し、その上にワイヤー固定器を介してワイヤーで固定して構成することを特徴とする車輌屋根部への緑化工法。
【請求項2】
車輌の屋根部に設置したキャリヤーの上に、ケース底部に防根と蓄水機能を持つ吸水マット体を敷きその上には、低木等の植物を植栽した植栽マット体や芝付植栽マット体を収めた植栽ケースを配置し、キャリヤーと車輌屋根部の空間部をアルミ板等で覆い植栽ケースと植栽域の縁廻りを風侵入防止用の保護シートで覆い、キャリヤー上の全体を縁ロープ付の格子状ネットで覆い、結束バンドを介して縁ロープをキャリヤーに結束固定した上に縦横状にワイヤーでキャリヤーに固定して構成することを特徴とする車輌屋根部への緑化工法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【公開番号】特開2008−154508(P2008−154508A)
【公開日】平成20年7月10日(2008.7.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−347046(P2006−347046)
【出願日】平成18年12月25日(2006.12.25)
【出願人】(391002199)株式会社丹勝 (29)
【Fターム(参考)】