説明

遊技機用台間機および台間機システム

【課題】機内に熱がこもらないような効果的な放熱を行なえるとともに、効果的で且つ効率的な空気清浄を可能とし、また、機内の空きスペースの有効利用を図ることができる遊技機用台間機および台間機システムの提供を目的としている。
【解決手段】本発明の一実施形態に係る遊技機用台間機10は、筐体3Aに設けられ、外部から空気を筐体3A内に取り込むための空気取り込み部36と、筐体3A内に配設された少なくとも1つのユニット19,5,7と、筐体3A内の空気を筐体3Aの外部へ排出するための空気排出部37と、空気取り込み部36から筐体3A内に流入した空気をユニット19,5,7を経由して空気排出部37へと流通させるための空気流通手段40,41,43とを備えている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、例えば、パチンコ機やスロットマシン等(以下、「遊技機」と総称する)が設置されている遊技場に設置され、遊技機間に配設可能な遊技機用台間機および台間機システムに関する。
【背景技術】
【0002】
一般的に、パチンコホールのような遊技場では、遊技者の便宜を図るため、遊技機が多数設置された領域(「島」とも称する)において、隣接する遊技機間に、パチンコ球やコイン(遊技媒体)を貸し出すための縦長状の台間機(サンド装置とも称する)が設置されている。この台間機は、各遊技機間に固定設置されるフレームに装着されており、対応する挿入口を通じて紙幣、硬貨、プリペイドカード等が挿入されることにより、実際に遊技媒体を貸し出したり、遊技媒体の貸し出しを促す信号を遊技機に送信するようになっている。
【0003】
ところで、台間機は、遊技場のスペースを有効活用するため、一般に、遊技機間に形成される遊技機と略同一の高さ寸法の幅の狭いスペースに、例えば、カード処理ユニット、制御ユニット、硬貨処理ユニット、紙幣処理ユニットなどの構成要素が上下に積層配列された構成となっている(例えば、特許文献1参照)。
【特許文献1】特開2004−33466号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このように、狭い空間内に多数のユニットを集中して配置して成る台間機では、駆動時に発生する熱が機内にこもり易くなる。しかしながら、従来の台間機において、そのような熱は自然対流によってのみ逃がされるのが一般的であり、絶えず駆動されるような環境下では熱がこもることは避けられなかった。
【0005】
また、遊技場は、煙草の煙などが充満し易い環境であり、したがって、従来から空気清浄の対策などが試みられているが、効率的な空気の循環を作り出して効果的に清浄を行なえているとは言い難かった。
【0006】
更に、台間機は、前述したように遊技機の高さ寸法に対応した高さ寸法で設置されるため、場合によっては、機内の空間に空きスペースが発生することがある。しかしながら、そのような空きスペースは無駄なスペースであり、遊技場のスペースを有効活用するという観点からもそのような空きスペースの有効利用を図ることが望まれる。
【0007】
本発明は前記事情に着目してなされたものであり、その目的とするところは、機内に熱がこもらないような効果的な放熱を行なえるとともに、効果的で且つ効率的な空気清浄を可能とし、また、機内の空きスペースの有効利用を図ることができる遊技機用台間機および台間機システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
前記課題を解決するために、請求項1に記載された遊技機用台間機は、筐体に設けられ、外部から空気を前記筐体内に取り込むための空気取り込み部と、前記筐体内に配設された少なくとも1つのユニットと、筐体内の空気を筐体の外部へ排出するための空気排出部と、前記空気取り込み部から前記筐体内に流入した空気を前記ユニットを経由して前記空気排出部へと流通させるための空気流通手段とを備えることを特徴とする。
【0009】
この請求項1に記載された遊技機用台間機によれば、空気取り込み部から外部空気を筐体内に取り込み、その取り込んだ空気をユニットを経由して空気排出部へと流通させるようにしているため、取り込んだ空気によりユニットを積極的に冷却することができる。したがって、筐体内に熱がこもらないような効果的な放熱を行なうことができる。また、空気取り込み部から外部空気を筐体内に取り込むことにより、筐体の外部環境(遊技場など)の汚れた空気を積極的に回収できるため、外部環境の空気清浄も可能となる。また、上記構成要素を台間機の既存の空きスペースに設けることにより、空きスペースの有効利用も図ることができる。
【0010】
また、請求項2に記載された遊技機用台間機は、請求項1に記載された遊技機用台間機において、前記筐体内の温度を検出するためのセンサと、前記センサからの検出情報に基づいて前記空気流通手段を制御する制御手段とを更に備えることを特徴とする。
【0011】
この請求項2に記載された遊技機用台間機によれば、請求項1に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、センサと制御手段とによる空気流通手段の制御により、筐体内の温度に応じてユニットの冷却を行なうことができるため、効率的で且つ効果的なユニット冷却を行なうことができる。
【0012】
また、請求項3に記載された遊技機用台間機は、請求項1または請求項2に記載された遊技機用台間機において、前記空気取り込み部から前記空気排出部へ向かう空気の流通経路の途中に設けられ、流通する空気を清浄するためのフィルタを更に備えることを特徴とする。
【0013】
この請求項3に記載された遊技機用台間機によれば、請求項1または請求項2に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、筐体内で流通する空気をフィルタによって積極的に清浄でき、クリーンな外部環境を提供することが可能になる。
【0014】
また、請求項4に記載された遊技機用台間機は、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技機用台間機において、前記空気排出部は、遊技機で遊技する遊技者の側と異なる側に面する前記筐体の面に設けられていることを特徴とする。
【0015】
この請求項4に記載された遊技機用台間機によれば、請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載された遊技機用台間機と同様の作用効果を得ることができるとともに、空気排出部からの空気を遊技者に向けて排出しないで済むため、排出空気によって遊技者に不快感を与えるなど、遊技に悪影響を及ぼす要因を排除できる。なお、上記構成において、「遊技者の側と異なる側」としては、例えば、遊技者が遊技を行なう遊技空間と反対の側や、台間機の上面または下面などを挙げることができる。
【0016】
また、請求項5に記載された遊技機用台間機システムは、筐体に設けられ、外部から空気を前記筐体内に取り込むための空気取り込み部と、前記筐体内に配設された少なくとも1つのユニットと、筐体内の空気を筐体の外部へ排出するための空気排出部と、前記空気取り込み部から前記筐体内に流入した空気を前記ユニットを経由して前記空気排出部へと流通させるための空気流通手段とをそれぞれが有する複数の台間機と、前記各台間機の空気排出部に接続され、これらの空気排出部からの排出空気を排気する排気管とを備えることを特徴とする。
【0017】
この請求項5に記載された遊技機用台間機システムによれば、複数の台間機にわたって効率的な空気の循環を作り出して、効果的なユニット冷却および空気清浄を行なうことができる。
【発明の効果】
【0018】
本発明によれば、機内に熱がこもらないような効果的な放熱を行なえるとともに、効果的で且つ効率的な空気清浄を可能とし、また、機内の空きスペースの有効利用を図ることができる遊技機用台間機および台間機システムを提供できる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0019】
以下、図面を参照しながら、本発明の一実施形態について説明する。
図1には、パチンコホール等の遊技場H内に列を成す1つの島Iを形成するように設置された複数の遊技機2(図では、パチンコ機)の設置例が示されている。図示のように、各遊技機2間には、遊技機2における遊技に必要な遊技媒体の供給を可能にする遊技機用台間機10が設置されている。なお、遊技機は、遊技者に遊技を提供する装置であり、例えば、パチンコ機、パチスロ機、スロットマシン機、カードゲーム機等であっても良い。
【0020】
各台間機10は、主に、現金やカード(プリペイドカード、ICカード等)を投入することで、メダルやパチンコ玉のような遊技媒体を貸し出す機能を有する。図2には、遊技機2間に設置固定されたフレームに対して着脱可能な台間機10の一構成例が示されている。本実施形態に係る台間機10は、縦長の箱状に形成されており、遊技機2間に設置固定される断面コの字型のフレーム(遊技者側からは、通常は見えないようになっている)100に対して例えば着脱可能なユニット部3と、このユニット部3の下方側に配置され、ユニット部3と同様の幅を有する縦長の箱状に形成された電源供給部30とを備えている。
【0021】
ユニット部3は、略長方体形状に構成された縦長状の本体(筐体)3A内に、カード処理ユニット5、紙幣処理ユニット7、テンキー操作ユニット19を収容している。カード処理ユニット5は、本体3Aの前面パネル3B(遊技機2で遊技する遊技者Pの側すなわち遊技空間S(図1および図3も参照)側に面する)に形成されるカード挿入口5aを備えており、例えば、金額情報が記載されたカード(プリペイドカード、ICカード等)を挿入することで、内部に設置されているリーダライタが駆動され、金額情報の読取り、書換えが行われると共に、金額情報が書き換えられたカードの返却、発行、或いは金額が0になった際のカードの回収が可能となっている。遊技者は、カードに記載された金額情報の範囲内で、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体の貸し出し処理を受け、遊技を行うことができる。
【0022】
紙幣処理ユニット7は、本体3Aの前面パネル3Bに形成される紙幣挿入口7aを備えており、紙幣を挿入することで、内部に設置されているセンサによって真偽判断処理が成され、前記カードの場合と同様、挿入された金額の範囲内で、パチンコ玉やメダル等の遊技媒体の貸し出し処理を受け、遊技を行うことができる。なお、遊技で全ての金額を使用しなかった場合、カード処理ユニット5において、予めストック部に収納されているカードに対して金額情報を書き込んで、その発行が可能な構成となっている。
【0023】
テンキー操作ユニット19は、画像表示部(液晶ディスプレイによって構成される)11、テンキー12、赤外線受光素子13、及び、場合によっては、人体を認証するための撮像素子14等を備えている。なお、図面においては、赤外線受光素子13と撮像素子14は、画像表示部11の上方の同じ位置に設置されている。
【0024】
画像表示部11は、例えば、遊技場の各種情報、二次元バーコード、金額情報等が表示される。テンキー12は、例えば、遊技者が所有するICカードの暗証番号を入力したり、画像表示部11に表示される各種情報をスクロールさせたり、遊技で使用する金額情報等を入力する際に押下される。赤外線受光素子13は、例えば、遊技場の管理者が赤外線リモコンによって、ユニット部3を取り外す際の着脱装置を作動(ロック機構の解除)させるのに用いられ、撮像素子14は、人体を識別するための情報、例えば、当該サンド装置1に隣接する遊技機で遊技者が遊技をしているかいないかの情報等を取得するのに用いられる。
【0025】
なお、ユニット部3は、以上説明した各ユニット5,7,19以外の構成部材を含んでいても良く、例えば、遊技者に異常や所定の状態を報知するためのパイロットランプ18等が設置されている。
【0026】
各ユニット5,7,19は、ユニット部3の内部に設置されたCPUユニット20によってその動作が制御される。CPUユニット20は、電源供給部30側に電気的に接続されており、電源供給部30から電源が供給されるようになっている。
【0027】
一方、電源供給部30内には、ユニット部3の内部に収容されるカード処理ユニット5、紙幣処理ユニット7、テンキー操作ユニット19などに電力を供給すべく外部電源から供給される電圧等を制御する電源基板が主として配設されているだけであり、設置密度が低い、いわゆる空きスペースを形成している。
【0028】
図3には、本実施形態の要部を主に図示した台間機10の内部構造が示されている。図示のように、台間機10は筐体3Aを有しており、遊技空間S側に面する筐体3Aの前面(前面パネル3B)には、外部(遊技空間S;ホールH)から空気を筐体3A内に取り込むための空気取り込み部としての吸気口36が設けられている。本実施形態の場合、この吸気口36は、台間機10の下部の電源供給部30の領域に位置されている。
【0029】
また、遊技機で遊技する遊技者Pの側(遊技空間S側)と異なる側に面する筐体3Aの面、例えば遊技空間Sと反対の側に位置する筐体3Aの背面上部には、筐体3A内の空気を筐体3Aの外部へ排出するための空気排出部としての排気口37が設けられている。なお、本実施形態の場合、この排気口37には、後述する排気管50の分岐管50aが接続されているが、排気管50を介することなく排気口37から直接に外部へ排気することも可能である。また、排気口37は、台間機10の上面または下面などに設けられていても良い。
【0030】
また、本実施形態において、台間機10には、吸気口36から筐体3A内に流入した空気を各ユニット19(CPU20も含む),5,7を経由して排気口37へと流通させるための空気流通手段が設けられている。本実施形態において、この空気流通手段は、吸気口36の近傍に設けられ且つ外部の空気を筐体3A内に吸引するためのファン(またはブロワ)40と、ファン40から送出される空気を排気口37へ向けて案内する複数の或いは連続した1つの気流ガイド部材43(本実施形態では、複数のガイド部材として形成されている)と、排気口37の近傍に配設され且つ排気口37へと送られてくる空気を排気口37から吐き出すファン(またはブロワ)41とから主に構成されている。なお、吸気口36側のファン40だけで空気を排気口37側に向けて十分に送出することができる場合には、排気口37側のファン41を省くことができる。また、ファン40,41(あるいは、ファン40だけ)のみで吸気口36側から排気口37側へとユニット19,5,7を経由して確実に空気を流通させることができる場合には、気流ガイド部材43を省くこともできる。
【0031】
また、本実施形態の台間機10には、筐体3A内の温度を検出するためのセンサ44が設けられている。このセンサ44は、本実施形態においては気流ガイド部材43のうちの1つ又は複数に設置されているが、筐体3Aの内壁などの他の部位に設置されていても構わない。そして、本実施形態では、センサ44からの検出情報に基づいてファン40,41の動作がCPU20によって制御されるようになっている。例えば、通常の換気動作においては、ファン40のみが駆動されているが、センサ44からの検出情報により筐体3A内の温度が所定の温度以上になった場合には、ファン41も駆動されて送気出力が増大され、ユニット19,5,7等の冷却効果を高めるようになっている。
【0032】
また、本実施形態では、吸気口36から排気口37へ向かう空気の流通経路の途中に、流通する空気を清浄するためのフィルタ42が設けられている。特に本実施形態では、フィルタ42が排気口37に隣接して設けられているが、フィルタ42は、吸気口36に隣接して設けられていても良く、あるいは、気流ガイド部材43によって規定される空気流通経路の途中にこれらのガイド部材43に支持されつつ設けられていても良い。
【0033】
なお、本実施形態では、各台間機10の排気口37から排気される空気を一括して所定の排気領域へ排気するための排気システムも設けられる。この排気システムは、図1に示されるような島Iに沿って延びる長尺な排気管50を備えている。排気管50は、島Iのほぼ全長にわたって延びる主管50bと、主管50bと各台間機10の排気口37とを接続する分岐管50aとから成る。無論、排気管50を設けることなく、各台間機10が個別に排気口37から空気を外部に排気しても良い。また、このような排気管50を設ける場合には、各台間機10に個別にフィルタ42を設けるのではなく、排気管50の例えば主管50bにフィルタを設け、島I全体の台間機10・・・から回収した空気を一括してフィルタ処理するようにしても良い。
【0034】
また、本実施形態では、フィルタ42の交換時期やファン40,41等のメンテナンス時期を報知する報知手段を設けることが好ましい。そのような報知手段では、交換時期やメンテナンス時期をCPUユニット20がパイロットランプ18を点灯させることで知らせるといった構成が考えられる。
【0035】
以上説明したように、本実施形態の遊技機用台間機10によれば、空気取り込み部としての吸気口36から外部空気を筐体3A内に取り込み、その取り込んだ空気をユニット19,5,7を経由して空気排出部としての排気口37へと流通させるようにしているため、取り込んだ空気によりユニット19,5,7を積極的に冷却することができる。したがって、筐体3A内に熱がこもらないような効果的な放熱を行なうことができる。また、吸気口36から外部空気を筐体3A内に取り込むことにより、筐体3Aの外部環境(遊技場など)の汚れた空気を積極的に回収できるため、外部環境の空気清浄も可能となる。また、本実施形態では、ファン40,41、フィルタ42などを集約して空隙率の高い電源供給部30に設ければ、空きスペースの有効利用も図ることができる。
【0036】
また、本実施形態では、センサ44とCPU(制御手段)20とによる空気流通手段(40,41,43)の制御により、筐体3A内の温度に応じてユニット19,5,7の冷却を行なうことができるため、効率的で且つ効果的なユニット冷却を行なうことができる。
【0037】
また、本実施形態では、筐体3A内で流通する空気をフィルタ42によって積極的に清浄できるため、クリーンな外部環境を提供することが可能になる。
【0038】
また、本実施形態において、排気口37は、遊技機で遊技する遊技者の側(遊技空間S側)と異なる側に面する筐体3Aの面に設けられている。そのため、排気口37からの空気を遊技者に向けて排出しないで済む。したがって、排出空気によって遊技者に不快感を与えるなど、遊技に悪影響を及ぼす要因を排除できる。
【0039】
また、本実施形態では、各台間機10の排気口37から排気される空気を一括して所定の排気領域へ排気するための排気システムが設けられている。したがって、複数の台間機10にわたって効率的な空気の循環を作り出して、効果的なユニット冷却および空気清浄を行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
【0040】
【図1】本発明の一実施形態に係る台間機システムの構成例を示す斜視図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る台間機の斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る台間機の内部の要部構成図である。
【符号の説明】
【0041】
2 遊技機
3A 筐体
5,7,19 ユニット
10 台間機
20 CPU(制御手段)
36 吸気口(空気取り込み部)
37 排気口(空気排出部)
40,41 ファン(空気流通手段)
42 フィルタ(空気流通手段)
43 気流ガイド部材(空気流通手段)
44 センサ
50 排気管

【特許請求の範囲】
【請求項1】
筐体に設けられ、外部から空気を前記筐体内に取り込むための空気取り込み部と、
前記筐体内に配設された少なくとも1つのユニットと、
筐体内の空気を筐体の外部へ排出するための空気排出部と、
前記空気取り込み部から前記筐体内に流入した空気を前記ユニットを経由して前記空気排出部へと流通させるための空気流通手段と、
を備えることを特徴とする遊技機用台間機。
【請求項2】
前記筐体内の温度を検出するためのセンサと、
前記センサからの検出情報に基づいて前記空気流通手段を制御する制御手段と、
を更に備えることを特徴とする請求項1に記載の遊技機用台間機。
【請求項3】
前記空気取り込み部から前記空気排出部へ向かう空気の流通経路の途中に設けられ、流通する空気を清浄するためのフィルタを更に備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の遊技機用台間機。
【請求項4】
前記空気排出部は、遊技機で遊技する遊技者の側と異なる側に面する前記筐体の面に設けられていることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載の遊技機用台間機。
【請求項5】
筐体に設けられ、外部から空気を前記筐体内に取り込むための空気取り込み部と、前記筐体内に配設された少なくとも1つのユニットと、筐体内の空気を筐体の外部へ排出するための空気排出部と、前記空気取り込み部から前記筐体内に流入した空気を前記ユニットを経由して前記空気排出部へと流通させるための空気流通手段とをそれぞれが有する複数の台間機と、
前記各台間機の空気排出部に接続され、これらの空気排出部からの排出空気を排気する排気管と、
を備えることを特徴とする遊技機用台間機システム。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate