説明

遊技機

【課題】開閉検知手段として検知スイッチを始め他の部品も総てケース体内に収納しユニット化することにより、その取付作業の簡略化、取付個所の確保の容易化が図られると共に検知スイッチの破損の危険性もほとんど無い有益な遊技機を提供する。
【解決手段】固定枠体1または該固定枠体1に開閉自在に軸着される可動枠体3のいずれか一方に該可動枠体3の開閉状態を検知する開閉検知手段23を設け、該開閉検知手段23は、ケース体30と、その中に収納される検知スイッチ40及び同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体50a,50bと、両可動体50a,50b間にこれらを互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する弾性部材60と、からなり、同一軸線上であって一方の可動体50aの一側に検知スイッチ40のスイッチボタン41が対向位置すると共に他方の可動体50bの一側にケース体30からその外側へ突出する検知杆54が設けられる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、固定枠体または該固定枠体に開閉自在に軸着される可動枠体のいずれか一方に該可動枠体の開閉状態を検知する開閉検知手段を設けた遊技機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
一般に、遊技機の一種であるパチンコ遊技機は、固定枠体である外枠の前面に遊技盤が配設された可動枠体である内枠が開閉自在に軸着されている。そして、これら外枠と内枠にあっては、通常、例えば不正行為を防止するため内枠の開閉状態を検知する開閉検知手段が設けられている。すなわち、内枠の裏面であって開放側の端部に検知スイッチが設けられ、外枠の前面に前記検知スイッチと対応位置させて内枠が外枠前面に閉塞したとき該検知スイッチのスイッチボタンに当接して該スイッチボタンを押す開閉検知部が設けられている。そして、内枠が閉塞されている状態では、開閉検知部により検知スイッチのスイッチボタンが押されて検知スイッチがON状態となり、内枠が閉塞されていることを知らせる。また、内枠が開放されると、開閉検知部が検出スイッチのスイッチボタンから離れ該スイッチボタンが突出して検知スイッチはOFF状態となり、内枠が開放されていることを知らせるようになっている(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
【特許文献1】特開2007−296232号公報(第5−6頁、図5乃至図7)
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1に係るパチンコ遊技機では、内枠側に検知スイッチを配置固定すると共に外枠側に該検知スイッチのスイッチボタンを押す開閉検知部を配置固定するようにしているので、内枠と外枠に位置合わせの調整をしながら検知スイッチと開閉検知部をそれぞれ配置固定しなければならず、これら作業に面倒な手間が掛かる。また、内枠と外枠との好適な位置に検知スイッチと開閉検知部を配置しなければならないが、通常、この種の外枠、内枠には多くの部品が密集して設けられており、その設置個所を確保することが難しい。更に、検知スイッチはそのスイッチボタンが外部に露出した状態で取り付けられているので、内枠などの組み立て時にスイッチボタンに物が直接当たって検知スイッチが破損するという危険性が高い。因みに、該検知スイッチが破損すると、その交換作業に面倒な手間を要することになる。
【0005】
そこで、本発明は上記課題を解決すべくなされたもので、開閉検知手段として検知スイッチを始め他の部品も総てケース体内に収納しユニット化することにより、その取付作業の簡略化、取付個所の確保の容易化が図られると共に検知スイッチの破損の危険性もほとんど無い有益な遊技機を提供することを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
かかる目的を達成するため本発明に係る遊技機は、固定枠体に可動枠体が開閉自在に軸着され、前記固定枠体または前記可動枠体のいずれか一方に該可動枠体の開閉状態を検知する開閉検知手段を設け、前記開閉検知手段は、空洞状に形成されるケース体と、前記ケース体内に収納される検知スイッチと、前記検知スイッチと隣接して前記ケース体内に収納され同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体と、前記両可動体間にこれら可動体を互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する弾性部材と、からなり、前記同一軸線上であって前記一方の可動体の一側に前記検知スイッチのスイッチボタンが対向位置すると共に前記他方の可動体の一側に前記ケース体からその外側へ突出する検知杆が設けられ、前記検知杆が前記ケース体内に押し込まれると、前記弾性部材の弾性力により前記一方の可動体が検知スイッチ側へ押されてそのスイッチボタンを押動するようにしたことを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る遊技機は、固定枠体または該固定枠体に開閉自在に軸着される可動枠体のいずれか一方に該可動枠体の開閉状態を検知する開閉検知手段を設け、該開閉検知手段は、ケース体と、該ケース体内に収納される検知スイッチと、該検知スイッチと隣接して前記ケース体内に収納され同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体と、両可動体間にこれら可動体を互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する弾性部材と、からなり、前記同一軸線上であって一方の可動体の一側に前記検知スイッチのスイッチボタンが対向位置すると共に他方の可動体の一側にケース体からその外側へ突出する検知杆が設けられた構成からなる。このように、開閉検知手段は、検知スイッチや一対の可動体がケース体内に総て収納されるので、一個で済む。よって、その取付作業が簡素化され、しかも、固定枠体または可動枠体のいずれにも配置できることとも相俟ち配置個所の確保も容易になる。更には、検知スイッチがケース体内に収納されそのスイッチボタンが弾性部材の弾性力により間接的に押されるので、その検知スイッチが破損する危険性もほとんど無いという有益な効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下、本発明に係る遊技機の実施の形態を図面に従って詳しく説明する。遊技機としては、パチンコ遊技機、雀球遊技機、アレパチ機、アレンジボール機があり、本発明はいずれにも適用できるが、この内、パチンコ遊技機について説明する。図1は本発明に係るパチンコ遊技機の表側から見た斜視図、図2は同裏側から見た斜視図である。パチンコ遊技機Pは、縦長長方形状に枠組みされた固定枠体としての外枠1を有し、該外枠1の前面に該外枠1の一側上下に設けたヒンジ機構2,2を介して可動枠体としての内枠3が開閉自在に軸着される。該内枠3には、図柄を変動表示する可変表示装置4や遊技球の入賞により該可変表示装置4を作動させる始動入賞口5、前記停止した図柄が特定の図柄(例えば、777)に揃って遊技者に有利な特別遊技状態となったとき、開成して一度に多くの入賞球を発生させる入賞装置6等の盤面部品を装着した遊技盤7が配設されている。
【0009】
内枠3の前面には、遊技盤7の前面上部を覆う透明板保持枠8とその下方に位置して遊技盤7の前面下部を覆う前板9が配置される。また、前板9の下方に、下部前板10が配置される。透明板保持枠8及び前板9、下部前板10は、共に一側で開閉自在に軸着される。前記前板9の前面に、打球発射位置(図示せず。)へ供給される遊技球を貯留するための上部球受皿11が装着される。下部前板10の前面には、上部球受皿11から溢れる遊技球を貯留する下部球受皿12が装着され、その一側に打球発射位置から発射される遊技球の打球力の強さを調整する打球力調整ハンドル13が設けられている。
【0010】
透明板保持枠8の前面に、前記遊技盤7前面の遊技部が視認できる開口14が開設され、該開口14には合成樹脂製またはガラス製の一対の透明板15が装着されている。図示は省略するが、前記透明板保持枠8の他側には錠挿通孔が設けられ、透明板保持枠8を内枠3の前面に当接して閉めたとき、内枠3の前面に錠挿通孔と対応位置して前方へ突設された錠が錠挿通孔に嵌り、この状態で、その前側から施錠することにより透明板保持枠8が開放できない状態になる。
【0011】
内枠3の後面には、遊技盤7の裏面を覆うようにして合成樹脂製の機構板16が配置される。該機構板16は、一側上下のヒンジ機構17,17を支点にし内枠3に対して開閉自在に軸着される。ただ、透明板保持枠8と機構板16は、共に内枠3の前側と後側にそれぞれ位置するも同じ側に軸着されている。機構板16の裏面には、その上部に位置して遊技球を貯留する球タンク18が配置され、その下方に該球タンク18から排出される遊技球を下流へ誘導するタンクレール19が配置される。タンクレール19の流下端にカーブレール20が連接され、該カーブレール20の下方に球払出装置21が配置される。また、その下方には、球払出装置21から払い出された遊技球を前記前板9の前面に装着された上部球受皿11に導く球排出樋22が配設されている。
【0012】
そこで、図3に示すように前記機構板16の前面であってヒンジ機構17,17側の下部に、内枠3の開閉状態を検知する開閉検知手段23が設けられている。この場合、固定枠体である外枠1に対して内枠3が可動枠体であって、該内枠3に機構板16が装着されるので、外枠1に対しては機構板16も可動枠体となる。同様に、内枠3の前面に装着される透明板保持枠8、前板9、下部前板10も外枠1に対しては可動枠体となる。次に、開閉検知手段23について説明する。図4は開閉検知手段の組立図、図5は同分解斜視図、図6(イ)(ロ)は作用を示す開閉検知手段の縦断面図である。
【0013】
開閉検知手段23は、空洞状に形成されるケース体30と、該ケース体30内に収納される検知スイッチ40と、該検知スイッチ40と隣接して前記ケース体30内に収納され同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体50a,50bと、両可動体50a,50b間にこれら可動体50a,50bを互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する弾性部材60と、からなる。
【0014】
前記ケース体30は、合成樹脂材により縦長の略蒲鉾形状に形成され上半体30aと下半体30bとからなる。そして、これらを上下に重ね合わすことによって内部の一側に検知スイッチ40を配置する台座部31が設けられ、内部の他側に該台座部31に隣接するようにして前記一対の可動体50a,50bを同一軸線上に配置する収納凹部32が設けられる。台座部31の上面には、検知スイッチ40を位置ずれすることなく固定するための位置規制片33が突設されている。また、上半体30aの一側には、下半体30bと上半体30aを重ねたとき台座部31の上面と対向位置して該台座部31の上面と平行をなす平坦壁34が形成され、該平坦壁34と台座部31との間に検知スイッチ40が嵌って固定されることになる。ケース体30の長手方向であって台座部31とは反対側の側壁30cに、前記他方の可動体50bに設けられた後記検知杆54が挿通される通孔35が開設されている。両上・下半体30a,30bの周縁における対向位置に、互いに重なって螺子挿通孔36が開設される取付片37が設けられている。更に、上半体30aと下半体30bの共に台座部31側の外側面に、下半体30bに上半体30aを重ねたとき互いに係合する係合突起38と係合孔39が設けられている。
【0015】
検知スイッチ40は、略平板状に形成され、前記下半体30bの台座部31と上半体30aの平坦壁34とで挟まれる空間に嵌る厚みを有し、その厚み部の一側面にスイッチボタン41が出没自在に突設されている。
【0016】
一対の可動体50a,50bは、合成樹脂材により成形される。一方の可動体50aすなわち大径の可動体50aは、一端が開放し他端が閉塞する円筒状に形成され、閉塞壁51aの外側面中央にその中心軸線上に沿った押動杆52が突設されている。また、可動体50aの外周面には、その中心軸線と平行な凹条53が複数本設けられている。これら凹条53は、前記収納凹部32に配置したとき該収納凹部32の底面中央であって台座部31からこれと対向する側壁30cに向かって設けられた突条32aに嵌まるようになっている。これは、該可動体50aが、突条32aに沿って正しく摺動しふらつくことのないようにするためである。他方の可動体50bすなわち小径の可動体50bも、一端が開放し他端が閉塞する円筒状に形成され、閉塞壁51bの外側面中央にその中心軸線に沿った検知杆54が突設されている。該可動体50bの外径は前記大径の可動体50aの内径とほぼ同じ寸法に形成され、他方の可動体50bがその中に容易に出し入れできるようになっている。因みに、両可動体50a,50bは共に略同じ長さ寸法に設定されている。
【0017】
前記弾性部材60としては、金属製の圧縮コイルバネが使用される。該圧縮コイルバネ60は、前記他方の小径の可動体50b内に入る外径寸法を有し、また、両可動体50a,50bを重ねた状態でその中に収納したとき、常には自然長の長さで介在されるようにその長さが設定される。
【0018】
開閉検知手段23は上記構成からなり、下半体30bの台座部31上面にスイッチボタン41が収納凹部32に臨むようにして配置すると共にその反対側を位置規制片33に押し当てて位置を固定する。次に、小径の可動体50b内に圧縮コイルバネ60を装填すると共に、該可動体50bに大径の可動体50aを嵌着させる。この場合、両可動体50a,50bは共に開放側が向かい合って接合され、大径の可動体50aの閉塞壁51aの外側面中央に突設された押動杆52と小径の可動体50bの閉塞壁51bの外側面中央に突設された検知杆54とは互いに同一中心軸線上に位置し、しかも、互いに逆向きの関係になっている。
【0019】
そして、一方の大径の可動体50aを検知スイッチ40側にして両可動体50a,50bを収納凹部32に収納する。この際、大径の可動体50aの外周面に設けられたいずれかの凹条53が収納凹部32の底面中央の突条32aに嵌り、可動体50aと共に可動体50bも該突条32aに沿って摺動することになる。また、この状態で、下半体30aの上面に上半体30bを重ねる。この際、図4に示すように他方の小径の可動体50bの検知杆54が、ケース体30の一側壁30cの中央に設けられた通孔35から外側へ突出している。
【0020】
そこで、常には両可動体50a,50b内の同一中心軸線方向に圧縮コイルバネ60が自然長の長さで介在し得るスペースが形成され、検知スイッチ40のスイッチボタン41が押されるようなことも無い。この状態で、他方の可動体50bの検知杆54が通孔35内に押し込まれると、該他方の可動体50bが検知スイッチ40側へ移動し、これに伴い圧縮コイルバネ60も同方向へ移動する。これにより、一方の可動体50aが圧縮コイルバネ60により検知スイッチ40側へ押され、その押動杆52によりスイッチボタン41を押すようになっている。
【0021】
このように構成される開閉検知手段23は、図3に示したように機構板16の前面であってヒンジ機構17の下部に配置され、螺子挿通孔36,36に螺子(図示せず。)を挿通すると共に螺締して固定される。この状態では、ケース体30の一側壁30cから突出する検知杆54が、機構板16のヒンジ機構17側の側端縁から側方へ突出している。
【0022】
そして、外枠1に内枠3を軸着して該内枠3を外枠1前面に閉塞したときは、図6実線のように検知杆54が外枠1の内側面1aにより押されて通孔35内に押し込まれている。この状態では、図7(イ)に示したように他方の可動体50bが検知スイッチ40側へ移動し、これに押される圧縮コイルバネ60によって一方の可動体50aを検知スイッチ40側へ押し、その押動杆52によりスイッチボタン41を押す。これにより検知スイッチ40がON状態となり、検知スイッチ40から主制御基板(図示せず。)へON信号が出力され、内枠3が閉塞されていることを報知する。
【0023】
一方、内枠3を外枠1前面から開放したときは、図6鎖線のように圧縮コイルバネ60により他方の可動体50bが検知スイッチ40とは反対側へ移動し、検知杆54が外枠1の内側面1aから突出する。この状態では、図7(ロ)に示したように圧縮コイルバネ60が自然長の長さになると共に他方の可動体50bが元の位置に戻り、一方の可動体50aも検知スイッチ40のスイッチボタン41により押されて元の位置に戻る。これにより検知スイッチ40がOFF状態となり、検知スイッチ40から主制御基板(図示せず。)へOFF信号が出力され、内枠3が開放されていることを報知する。
【0024】
よって、仮に、内枠3が開放されていないにも拘わらず、開放されたというOFF信号が出力され報知すると、そのパチンコ遊技機Pは不正行為が行なわれていると判断され、適宜処置が施されることになる。
【0025】
このように、本発明は外枠1または該外枠1に開閉自在に軸着される内枠3のいずれか一方に該内枠3の開閉状態を検知する開閉検知手段23を設けている。該開閉検知手段23は、ケース体30と、該ケース体30内に収納される検知スイッチ40と、該検知スイッチ40と隣接してケース体30内に収納され同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体50a,50bと、両可動体50a,50b間にこれら可動体50a,50bを互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する圧縮コイルバネ60と、からなる。そして、前記同一軸線上であって一方の可動体50aの一側に検知スイッチ40のスイッチボタン41が対向位置すると共に、他方の可動体50bの一側にケース体30からその外側へ突出する検知杆54が設けられている。
【0026】
このように、開閉検知手段23は、検知スイッチ40や一対の可動体50a,50bがケース体30内に総て収納されるので、一個で済む。よって、その取付作業が簡素化されると共に、外枠1または内枠3のいずれにも配置できることとも相俟ち配置個所の確保も容易になる。更には、検知スイッチ40がケース体30内に収納されそのスイッチボタン41が圧縮コイルバネ60の弾性力により間接的に押されるので、その検知スイッチ40が破損する危険性もほとんど無い。
【0027】
なお、本発明にあっては、開閉検知手段23を内枠3側に設けたが、外枠1の内側面に設けるようにしても良い。また、固定枠体を外枠1とし、可動枠体3を内枠3としたが、これに限らず固定枠体を内枠3とし可動枠体を透明板保持枠8、前板9または下部前板10にするなど固定枠体に可動枠体が開閉自在に軸着される部位であれば開閉検知手段23をどこにでも配置できる。
【図面の簡単な説明】
【0028】
【図1】本発明に係るパチンコ遊技機の表側から見た斜視図。
【図2】同裏側から見た斜視図。
【図3】機構板の裏側から見た斜視図。
【図4】開閉検知手段の斜視図。
【図5】同分解斜視図。
【図6】機構板に取着した開閉検知手段の動作を説明する平面断面図。
【図7】(イ)(ロ)は開閉検知手段の作用を示す断面図。
【符号の説明】
【0029】
1 外枠
2 ヒンジ機構
3 内枠
23 開閉検知手段
30 ケース体
40 検知スイッチ
41 スイッチボタン
50a 可動体
50b 可動体
54 検知杆
60 弾性部材
P 遊技機(パチンコ遊技機)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
固定枠体に可動枠体が開閉自在に軸着され、前記固定枠体または前記可動枠体のいずれか一方に該可動枠体の開閉状態を検知する開閉検知手段を設け、
前記開閉検知手段は、空洞状に形成されるケース体と、前記ケース体内に収納される検知スイッチと、前記検知スイッチと隣接して前記ケース体内に収納され同一軸線上で自在に摺動する一対の可動体と、前記両可動体間にこれら可動体を互いに離すように付勢すると共に常には自然長の長さで介在する弾性部材と、からなり、
前記同一軸線上であって前記一方の可動体の一側に前記検知スイッチのスイッチボタンが対向位置すると共に前記他方の可動体の一側に前記ケース体からその外側へ突出する検知杆が設けられ、
前記検知杆が前記ケース体内に押し込まれると、前記弾性部材の弾性力により前記一方の可動体が検知スイッチ側へ押されてそのスイッチボタンを押動するようにしたことを特徴とする遊技機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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