説明

遊技機

【課題】簡易な手段によりセキュリティ強度を向上させると共に主制御部の処理負荷を軽減する。
【解決手段】主制御部110と、周辺部300に後続する後段制御部180とを備えた遊技機1であって、主制御部110は、誤り検査値を生成しコマンドに付加して周辺部300へ送信する送信部500を備える。送信部500は誤り検査値の付加手順を複数備える。メインCPU110aは、ブート処理時に複数の付加手順から特定の手順を送信部500へ設定する。送信部500は、過去に生成されたコマンドの誤り検査値を生成し、設定された手順で付加する。また、送信部500は、付加した誤り検査値が所定値の場合には手順を変更する。周辺部300は、受信したコマンドを後段制御部180へ中継送信する。後段制御部180は、検証用の誤り検査値を格納しておき、受信したコマンドの正当性を検査し、周辺部300に検査結果に応じた処理を行わせる。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
所定の遊技情報を記憶する遊技情報記憶領域、及び遊技機の起動の際にアクセス可能であって遊技機の初期設定情報を記憶する初期設定情報記憶領域を有する記憶手段と、
遊技情報に応じた所定の演算を行って制御情報を生成すると共に、生成した制御情報を送信せしめるための送信指示を出力する演算処理手段と、
前記送信指示に対応する制御情報より過去に生成された複数の制御情報のそれぞれに対応する複数の誤り検査値を生成する第1生成手段と、
前記送信指示に対応する制御情報へ付加すべき誤り検査値を、前記第1生成手段にて生成された前記複数の誤り検査値の中から、予め定められたプロトコルに従って決定する決定手段と、
前記決定手段にて決定された誤り検査値を前記送信指示に対応する制御情報へ付加して送信する送信手段と、
を含む主制御部と、
前記送信手段にて送信された制御情報と、前記送信手段にて送信された誤り検査値とを中継送信する中継送信手段と、
前記送信手段にて送信された制御情報に基づいた所定の処理を行う情報処理手段と、
を含む第1副制御部と、
前記第1生成手段にて生成された誤り検査値に対応する検証用の誤り検査値を生成する第2生成手段と、
前記中継送信手段にて中継送信された誤り検査値と前記第2生成手段にて生成された誤り検査値とを比較し、前記中継送信手段にて中継送信された制御情報の正当性の検査を行うと共に、前記検査の結果情報を生成する検査手段と、
を含む第2副制御部と、
を備え、
前記決定手段は、前記送信指示に対応する制御情報に付加される誤り検査値に基づいて、該制御情報より後に前記演算処理手段にて生成された制御情報へ付加すべき誤り検査値を決定する際の前記プロトコルを変更する
ことを特徴とする遊技機。
【請求項2】
前記プロトコルは、前記送信指示に対応する制御情報へ付加すべき誤り検査値を、該制御情報より所定個前に前記演算処理手段にて生成された制御情報に対応する誤り検査値とすることであることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
【請求項3】
前記決定手段は、異なる複数の前記所定個のそれぞれに応じた複数の前記プロトコルを保持し、
前記初期設定情報は、前記複数のプロトコルのそれぞれに対応した複数の選択情報を含み、
前記演算処理手段は、前記遊技機の起動の際に、前記複数の選択情報のうちの特定の選択情報を前記決定手段へ設定し、
前記決定手段は、設定された前記特定の選択情報に対応する前記プロトコルに従って前記送信指示に対応する制御情報へ付加すべき誤り検査値を決定する
ことを特徴とする請求項2に記載の遊技機。
【請求項4】
前記主制御部は、前記送信指示に対応する制御情報に付加される誤り検査値が、予め定められた条件を満たす誤り検査値であるか否かの判定を行う判定手段を更に含み、
前記判定手段は、判定結果を前記決定手段へ出力し、
前記決定手段は、前記判定結果に応じて前記プロトコルを変更する
ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の遊技機。
【請求項5】
前記条件は、前記送信指示に対応する制御情報に付加される誤り検査値が所定値であることであり、
前記判定手段は、異なる複数の前記所定値のそれぞれに応じた複数の前記条件を保持し、
前記初期設定情報は、前記複数の条件のそれぞれに対応した複数の選択情報を含み、
前記演算処理手段は、前記遊技機の起動の際に、前記複数の選択情報のうちの特定の選択情報を前記判定手段へ設定し、
前記判定手段は、設定された前記特定の選択情報に対応する前記条件に従って前記判定を行う
ことを特徴とする請求項4に記載の遊技機。
【請求項6】
前記初期設定情報に含まれる前記選択情報は、前記演算処理手段が前記遊技機の起動の際に設定する前記特定の選択情報であることを特徴とする請求項3又は5に記載の遊技機。
【請求項7】
前記主制御部は、
前記第1生成手段にて生成された前記複数の誤り検査値を格納する第1格納手段と、
前記送信指示に対応する制御情報を保持する保持手段と、
前記送信指示が出力されたことを検知する検知手段と、
を更に含み、
前記検知手段による前記送信指示の出力の検知に応じて、前記第1格納手段にて格納された誤り検査値を前記保持手段へ出力させ、該誤り検査値を該保持手段にて保持された制御情報へ付加する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の遊技機。
【請求項8】
前記主制御部は、
前記送信指示に対応する制御情報より過去に生成された複数の制御情報を格納する第2格納手段と、
前記送信指示に対応する制御情報を保持する保持手段と、
前記送信指示が出力されたことを検知する検知手段と、
を更に含み、
前記検知手段による前記送信指示の出力の検知に応じて、前記第2格納手段にて格納された制御情報を前記第1生成手段へ出力させると共に、該第1生成手段にて生成された該制御情報に対応する誤り検査値を前記保持手段へ出力させ、該誤り検査値を該保持手段にて保持された制御情報へ付加する
ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の遊技機。
【請求項9】
前記主制御部は、
遊技機固有の情報を示す固有情報を格納する第3格納手段を更に含み、
前記第1格納手段に、前記第1生成手段にて生成された前記誤り検査値が格納されていない場合は、前記第3格納手段にて格納された固有情報を該誤り検査値として、前記保持手段にて保持された制御情報へ付加する
ことを特徴とする請求項7に記載の遊技機。
【請求項10】
前記主制御部は、
遊技機固有の情報を示す固有情報を格納する第3格納手段を更に含み、
前記第2格納手段に、前記過去に生成された制御情報が格納されていない場合は、前記第3格納手段にて格納された固有情報を該制御情報に対応する誤り検査値として、前記保持手段にて保持された制御情報へ付加する
ことを特徴とする請求項8に記載の遊技機。
【請求項11】
前記第2副制御部は、
前記結果情報を前記第1副制御部へ送信する情報送信手段を更に含み、
前記第1副制御部は、
前記情報送信手段にて送信された結果情報の内容を確認する確認手段と、
前記確認手段にて検査不成功と確認した際に検査不成功を報知する報知手段と、
を更に含む
ことを特徴とする請求項1乃至10のいずれかに記載の遊技機。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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