説明

運動変換装置及び車両の操舵装置

【課題】互いに係合する各部材の摩耗を抑制しつつ温度変化が部材間のギャップに与える影響を抑えることが可能な運動変換装置を提供する。
【解決手段】モータ16にて軸線Ax回りに回転駆動されるナット18と、ナット18と係合するように設けられて回転運動を直線運動に変換するロッド11とを備えた運動変換装置において、ロッド11が鉄で構成され、ナット18は、本体19と本体19に一体に設けられてロッド11と係合する歯部20とを備え、本体19はロッド11と同じ鉄で構成され、歯部20は銅で構成されている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、回転部材及びその回転部材と係合する運動変換部材を備え、回転部材の回転運動を運動変換部材で直線運動に変換する運動変換装置、及びその運動変換装置を備えた車両の操舵装置に関する。
【背景技術】
【0002】
ポンプボディがセラミック等の熱膨張率が小さい材料で構成され、内部に設けられる歯車が鉄系材料等のポンプボディよりも熱膨張率が大きい材料で構成されている歯車ポンプ装置が知られている(特許文献1参照)。その他、本発明に関連する先行技術文献として特許文献2、3が存在する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開昭62−223487号公報
【特許文献2】特開2008−121774号公報
【特許文献3】特開平7−314374号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、車輪を操舵する操舵装置として、車両の左右方向に伸びるロッド部材に歯部を設け、その歯部と噛み合うギアを回転させてロッド部材を左右方向に直線運動させることにより車輪を操舵するものが知られている。また、このような操舵装置において、ギア及びロッド部材の摩耗を抑制すべく例えばギアを銅系材料で、ロッド部材を鉄系材料でそれぞれ構成したものが知られている。周知のように銅系材料と鉄系材料とでは熱膨張率が異なるので、この操舵装置では温度変化に伴う変形量(以下、熱変形量と称することがある。)がギアとロッド部材とで異なる。このような場合、高温時や低温時等にこれらの間のギャップが大きく変化してガタが大きくなったり噛み合いがきつくなったりするおそれがある。例えば、低温時にギャップが小さくなって噛み合いがきつくなるおそれがある。また、このように噛み合いがきつくなると、ギアを回転させるために必要な力が大きくなる。一方、高温時にはギャップが大きくなってガタが大きくなるおそれがある。これらの課題は操舵装置に限らず、互いに係合する一対の部材にて回転運動を直線運動に変換する運動変換装置において生じる。
【0005】
そこで、本発明は、互いに係合する各部材の摩耗を抑制しつつ温度変化が部材間のギャップに与える影響を抑えることが可能な運動変換装置、及び車両の操舵装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の運動変換装置は、駆動手段にて軸線回りに回転駆動される回転部材と、前記回転部材と係合するように設けられて前記回転部材の回転運動を直線運動に変換する運動変換部材と、を備えた運動変換装置において、前記回転部材及び前記運動変換部材のうちの一方の部材は、本体と、前記本体に一体に設けられて前記回転部材及び前記運動変換部材のうちの他方の部材と係合する係合部と、を備え、前記本体は、熱膨張率が前記他方の部材を構成する材料の熱膨張率を含む所定範囲内にある材料で構成され、前記係合部は、前記本体を構成する材料及び前記他方の部材を構成する材料のそれぞれと異なる材料で構成されている(請求項1)。
【0007】
本発明の運動変換装置によれば、一方の部材の本体を構成する材料及び他方の部材を構成する材料のそれぞれの熱膨張率が所定範囲内にあるので、熱膨張率がこの所定範囲の外にある材料で係合部を構成したとしても、一方の部材の熱変形量と他方の部材の熱変形量との差を小さくすることができる。そのため、温度変化が回転部材と運動変換部材との間のギャップに与える影響を抑えることができる。また、本発明の運動変換装置によれば、他方の部材を構成する材料とは異なる材料で係合部を構成したので、係合部及び他方の部材のそれぞれの摩耗を抑制することができる。
【0008】
本発明の運動変換装置の一形態において、前記運動変換部材は、前記軸線の方向に直線運動するように設けられていてもよい(請求項2)。この場合、運動変換部材と回転部材とを平行に配置することができる。
【0009】
本発明の運動変換装置の一形態において、前記回転部材は、前記運動変換部材の外周に設けられ、前記回転部材を前記運動変換部材に押し付けるように前記回転部材の径方向外側に配置され、温度が高くなるほど前記回転部材を前記運動変換部材に押し付ける押し付け力が大きくなるように伸びる高膨張部材をさらに備えていてもよい(請求項3)。この場合、例えば温度が高くなって回転部材が外側に膨張したとしても高膨張部材によって回転部材を運動変換部材に十分に押し付けることができるので、回転部材と運動変換部材とが離間することを防止できる。そのため、回転部材の回転運動を運動変換部材に適切に伝達することができる。一方、温度が低いときは押し付け力が小さくなるので、回転部材が運動変換部材に無駄に押し付けられることを防止できる。これにより、低温時に回転部材を回転させるために必要なトルクを小さくすることができる。
【0010】
本発明の運動変換装置の一形態においては、前記本体の表面のうち前記係合部が設けられる部分には凹凸が設けられ、前記係合部は、その一部が前記凹凸と噛み合うように前記本体に設けられていてもよい(請求項4)。このように係合部の一部を本体に噛み合わせることにより、本体と係合部の間の結合力を高めることができる。
【0011】
本発明の運動変換装置の一形態においては、前記他方の部材及び前記本体が、それぞれ鉄系材料で構成され、前記係合部が、銅系材料で構成されていてもよい(請求項5)。この場合、係合部及び他方の部材のそれぞれの摩耗を抑制できる。
【0012】
本発明の運動変換装置の一形態において、前記回転部材は、内周面に歯が設けられた円筒状のナット部材であり、前記運動変換部材は、前記回転部材内を貫通するように配置され、外周面に前記ナットの歯と噛み合う歯が設けられた棒状のロッド部材であってもよい(請求項6)。このようにナット部材及びロッド部材を設けることにより、ナット部材の回転運動をロッド部材にて容易に直線運動に変換することができる。
【0013】
本発明の車両の操舵装置は、上述した運動変換装置を備え、前記運動変換部材の直線運動にて車輪を操舵する(請求項7)。
【0014】
本発明の操舵装置によれば、上述した運動変換装置を備えているので、温度変化が回転部材と運動変換部材との間のギャップに与える影響を抑えることができる。また、係合部及び他方の部材のそれぞれの摩耗を抑制することができる。
【0015】
本発明の車両の操舵装置の一形態において、前記車両には、車輪として前輪及び後輪が設けられ、前記操舵装置は、前記後輪を操舵してもよい(請求項8)。本発明の操舵装置は、駆動手段にて回転部材を回転駆動するので、後輪の操舵に適している。
【発明の効果】
【0016】
以上に説明したように、本発明の運動変換装置によれば、一方の部材の本体を構成する材料及び他方の部材を構成する材料のそれぞれの熱膨張率が所定範囲内にあるので、回転部材の熱変形量と運動変換部材の熱変形量との差を小さくできる。そのため、温度変化が部材間のギャップに与える影響を抑制することができる。また、係合部は、他方の部材を構成する材料とは異なる材料で構成されているので、係合部及び他方の部材のそれぞれの摩耗を抑制することができる。また、本発明の操舵装置においても同様に温度変化が部材間のギャップに与える影響を抑制できる。また、係合部及び他方の部材のそれぞれの摩耗を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0017】
【図1】本発明の一形態に係る操舵装置が組み込まれた車両の要部を示す図。
【図2】図1の範囲Aを拡大して示す図。
【図3】操舵装置に設けられているスペーサの高温時及び低温時における形状を示した図。
【発明を実施するための形態】
【0018】
図1は、本発明の一形態に係る操舵装置が組み込まれた車両の要部を示している。車両1は、不図示の前輪及び後輪2、2を備えている。また、車両1には、後輪2、2を操舵するための操舵装置10が設けられている。この図では、操舵装置10の一部を断面図で示している。
【0019】
操舵装置10は、ロッド部材としてのロッド11と、ロッド11を駆動するための駆動機構12とを備えている。ロッド11は、鉄で構成されている。ロッド11は、車両1の左右方向(図1の左右方向)に向かって延びるように設けられている。また、ロッド11は車両1の左右方向、すなわち軸線Ax方向に移動可能なようにケーシング13に支持されている。ロッド11の両端には、ジョイント14及びナックルアーム15を介して後輪2がそれぞれ取り付けられている。なお、ジョイント14及びナックルアーム15は、公知のものと同じであるため詳細な説明は省略する。ロッド11の外周面の一部には、ギア歯11a(図2参照)が設けられている。
【0020】
駆動機構12は、駆動手段としてのモータ16、プラネタリギア17、及びナット部材としてのナット18を備えている。この図に示したように駆動機構12は、ケーシング13の内部に設けられている。モータ16は、ステータ16a及びモータシャフト16bを備えている。ステータ16aは、ケーシング13に回転不能に固定されている。モータシャフト16bは、円筒状に構成されている。また、モータシャフト16bは、その内部を貫通するロッド11によって軸線Ax回りに回転可能に支持されている。ステータ16aには、ケーブル16cを介して電気が供給される。プラネタリギア17は、外歯歯車であるサンギアSと、サンギアSに噛み合うピニオンギアPとを備えている。サンギアSは、モータシャフト16bの一端に形成されている。ピニオンギアPは、自転可能、かつサンギアSの周囲を公転可能なようにナット18に保持されている。そのため、ナット18が、プラネタリギアのキャリアとして機能する。
【0021】
図2は、図1の範囲Aを拡大して示している。この図に示したようにナット18は、本体19と、係合部としての歯部20とを備えている。そのため、ナット18が本発明の一方の部材に相当し、ロッド11が本発明の他方の部材に相当する。本体19は、ロッド11と同様に鉄で構成されている。歯部20は、銅で構成されている。本体19の内周面には複数の凹凸19aが設けられている。複数の凹凸19aは、波目又は鉤形状に設けられる。歯部20は、その外周面が本体19の凹凸19aに噛み合うようにして本体19に設けられている。このようなナット18は、例えばまず本体19の内周面に複数の凹凸19aを加工し、その後本体19の内周面に対して銅を遠心鋳造で鋳込むことにより製造すればよい。このように製造することにより、歯部20を本体19に一体に設けることができる。
【0022】
ナット18は、円筒状に構成され、その内周面にはギア歯18aが設けられている。ナット18は、このギア歯18aがロッド11のギア歯11aと噛み合うようにロッド11の外周に設けられている。この図に示したようにナット18の外周には軸受21が設けられている。そして、ナット18は、軸線Ax回りに回転可能なように軸受21を介してケーシング13に支持されている。また、ナット18は、車両1の左右方向(軸線Ax方向)には移動不可能なようにケーシング13に支持されている。
【0023】
ケーシング13には、ナット18をロッド11に押し付けるためのボルト22が設けられている。ボルト22は、高膨張部材としてのスペーサ23及びガイド24を介して軸受21を図1の下側に押すように設けられている。このようにボルト22を設けることにより、軸受21を介してナット18をロッド11に押し付けることができる。スペーサ23には、ケーシング13との間の隙間を埋めるためのOリング25が設けられている。スペーサ23は、銅で構成されている。そのため、スペーサ23は図3に矢印Eで示したように高温時に大きくなり、低温時に小さくなる。
【0024】
図1及び図2を参照してこの操舵装置10による後輪2の操舵方法について説明する。この操舵装置10では、モータ16のモータシャフト16bが回転駆動されるとその回転運動が図2に矢印R1で示したようにプラネタリギア17を介してナット18に伝達され、ナット18が軸線Ax回りに回転する(図2矢印R2参照)。上述したようにナット18のギア歯18aはロッド11のギア歯11aと噛み合っており、かつナット18は車両1の左右方向に移動不能に支持されている。そのため、ナット18が回転するとロッド11が図2に矢印Fで示したように軸線Ax方向に直線駆動される。そして、このようにロッド11が軸線Ax方向、すなわち図1の左右方向に直線駆動されることにより、後輪2、2をキングピン軸K回りに回転させることができる。
【0025】
このようにナット18及びロッド11にて回転運動を直線運動に変換することにより、ナット18が本発明の回転部材として機能し、ロッド11が本発明の運動変換部材として機能する。また、これらナット18及びロッド11が本発明の運動変換装置に相当する。
【0026】
この操舵装置10では、ナット18の本体19及びロッド11がそれぞれ鉄で構成されているので、例えばナット18の全体を銅で構成した場合と比較してナット18の熱変形量とロッド11の熱変形量との差を小さくすることができる。そのため、温度変化がこれらの間のギャップに与える影響を抑えることができる。言い換えると、操舵装置10の温度が変化してもこれらの間のギャップを適切な状態に維持することができる。これにより、低温時にこれらのギア歯11a、18aの噛み合いがきつくなったり、高温時にギア歯11a、18aの噛み合いのガタが大きくなったりすることを十分に抑制できる。一方、ナット18の歯部20は銅で構成されているので、ロッド11及び歯部20の摩耗をそれぞれ抑制することができる。
【0027】
また、この操舵装置10では、高温時に銅製のスペーサ23が伸びるので、ナット18が熱変形によって径方向外側に膨張してもナット18をロッド11に適切に押し付けることができる。これにより、ロッド11のガタを小さくすることができるので、走行時に車両1がふらつくことを十分に抑制できる。また、このスペーサ23は低温時には縮むため、ナット18がロッド11に無駄に押し付けられることを防止できる。そのため、低温時にナット18を回転駆動させるために必要なトルクを低減できる。これによりモータ16の最大トルクを低減できるので、モータ16の大型化を抑制できる。そして、このように銅製のスペーサ23を設けることにより、温度に応じて自動でギャップの調整を行うことができる。
【0028】
本発明は、上述した形態に限定されることなく、種々の形態にて実施することができる。例えば、本発明の操舵装置は、車両の後輪の操舵に限定されず、車両の前輪を操舵するために使用してもよい。本発明の操舵装置において、ナットの本体とロッドとは同じ材料で構成されていなくてもよい。例えば、本体は、熱膨張率がロッドを構成する材料の熱膨張率を含む所定範囲内にある材料で構成してもよい。なお、所定範囲は、ナットとロッドの熱変形量がほぼ同じになるように設定すればよい。一方の部材に設ける歯部は、銅製に限定されない。銅合金等の銅系材料を適宜に使用してよい。また、この部材が噛み合わされる部材の材料に応じてそれぞれの部材の摩耗を抑制することが可能な種々の材料を使用してよい。また、他方の部材の材料及び本体の材料も鉄に限定されない。鋼や鋳鉄等の鉄系材料を適宜に使用すればよい。
【0029】
上述した形態では、ナットに銅製の歯部を設けたが、ロッドに銅製の歯部を設け、ナットを鉄のみで構成してもよい。
【0030】
本発明の運動変換装置は、車両の操舵装置以外に適用してもよい。例えば、工作機械など回転運動を直線運動に変換する機構が設けられる種々の装置に適用してよい。本発明における運動変換部材は、回転部材と係合してその回転部材の回転運動を直線運動に変換するものであればよい。より詳しくは、回転部材から与えられた正逆の回転運動を正負の直線運動に変換可能なものであればよい。上述した形態では、運動変換部材として歯部が設けられたロッドを示したが、これはボルトやナットのように締結を目的としているわけではなくナットの回転運動を直線運動に変換することを目的に設けられている。そのため、本発明の運動変換装置は、ナットの回転運動をロッドで直線運動に変換するものに限定されない。例えば、ピニオンの回転運動をラックで直線運動に変換する運動変換装置でもよい。この場合、ピニオンが本発明の回転部材に相当し、ラックが本発明の運動変換部材に相当する。
【符号の説明】
【0031】
1 車両
2 後輪(車輪)
10 操舵装置
11 ロッド(ロッド部材、運動変換部材、他方の部材)
16 モータ(駆動手段)
18 ナット(ナット部材、回転部材、一方の部材)
19 本体
19a 凹凸
20 歯部(係合部)
23 スペーサ(高膨張部材)
Ax 軸線

【特許請求の範囲】
【請求項1】
駆動手段にて軸線回りに回転駆動される回転部材と、前記回転部材と係合するように設けられて前記回転部材の回転運動を直線運動に変換する運動変換部材と、を備えた運動変換装置において、
前記回転部材及び前記運動変換部材のうちの一方の部材は、本体と、前記本体に一体に設けられて前記回転部材及び前記運動変換部材のうちの他方の部材と係合する係合部と、を備え、
前記本体は、熱膨張率が前記他方の部材を構成する材料の熱膨張率を含む所定範囲内にある材料で構成され、
前記係合部は、前記本体を構成する材料及び前記他方の部材を構成する材料のそれぞれと異なる材料で構成されている運動変換装置。
【請求項2】
前記運動変換部材は、前記軸線の方向に直線運動するように設けられている請求項1に記載の運動変換装置。
【請求項3】
前記回転部材は、前記運動変換部材の外周に設けられ、
前記回転部材を前記運動変換部材に押し付けるように前記回転部材の径方向外側に配置され、温度が高くなるほど前記回転部材を前記運動変換部材に押し付ける押し付け力が大きくなるように伸びる高膨張部材をさらに備えている請求項1又は2に記載の運動変換装置。
【請求項4】
前記本体の表面のうち前記係合部が設けられる部分には凹凸が設けられ、
前記係合部は、その一部が前記凹凸と噛み合うように前記本体に設けられている請求項1〜3のいずれか一項に記載の運動変換装置。
【請求項5】
前記他方の部材及び前記本体が、それぞれ鉄系材料で構成され、
前記係合部が、銅系材料で構成されている請求項1〜4のいずれか一項に記載の運動変換装置。
【請求項6】
前記回転部材は、内周面に歯が設けられた円筒状のナット部材であり、
前記運動変換部材は、前記回転部材内を貫通するように配置され、外周面に前記ナットの歯と噛み合う歯が設けられた棒状のロッド部材である請求項1〜5のいずれか一項に記載の運動変換装置。
【請求項7】
請求項1〜6のいずれか一項に記載の運動変換装置を備え、
前記運動変換部材の直線運動にて車輪を操舵する車両の操舵装置。
【請求項8】
前記車両には、車輪として前輪及び後輪が設けられ、
前記操舵装置は、前記後輪を操舵する請求項7に記載の車両の操舵装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【公開番号】特開2010−281417(P2010−281417A)
【公開日】平成22年12月16日(2010.12.16)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−136546(P2009−136546)
【出願日】平成21年6月5日(2009.6.5)
【出願人】(000003207)トヨタ自動車株式会社 (59,920)
【Fターム(参考)】