説明

運搬用パッケージ

巻き付け型の運搬用パッケージ(150)は、該パッケージのトップパネル(30)に形成されるハンドル機能部(60)を有する。該ハンドル機能部により、ユーザは該トップパネルを変形し掴むことができる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
[関連出願の記述]
本願は2006年1月12日付申請の米国仮特許出願第60/758,339号に対し優先権を主張し、その全ての内容はここに参照されることで援用される。
【背景技術】
【0002】
巻き付け型の運搬用パッケージは概して、容器群の周辺で運搬装置ブランクを包み、ブランクの終端を共に固定することによって形成される。容器は、きつく包まれた運搬装置によって、および概して容器のボトム部が延在し通過する端部の切り目によっても、定位置に保持される。しかしながら、従来の巻き付け型の運搬用パッケージにおいては、ハンドルが提供されず、ハンドルが提供される際は、ハンドルによりパッケージの完全性がほぼ減少する。
【発明の開示】
【0003】
本発明の第1の実施形態に従い、運搬用パッケージはトップパネルと、トップパネルに係合される第1のサイドパネルと、トップパネルに係合され、第1のサイドパネルに向かい合う運搬用パッケージのサイドに配列される第2のサイドパネルと、ボトムパネルと、少なくとも部分的に広がっている第1および第2の終端とを有する運搬装置を備える。複数の容器は、運搬用パッケージに収納される。1つ以上のハンドル機能部は、トップパネルに形成される。ハンドル機能部により、トップパネルの縁の変形が可能となり、それによりユーザは運搬用パッケージを容易に持ち上げ運搬することができる。運搬用パッケージの完全性を過度に危うくしないよう、ハンドル機能部は、破くことなく、トップパネルを変形できるよう設計されてもよい。
【0004】
当業者は、下記に列挙される図面を参照して以下の実施形態の詳細な説明を読むことで
、上述した利点およびその他の利点、ならびに様々なさらなる実施形態の利益を理解する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0005】
一般的な方法に従い、以下に説明される図面の様々な形態は正確な縮尺度でない場合もある。図面の様々な形態および要素の寸法は、本発明の実施形態をより明確に例示するために拡大または縮小されている。
【0006】
図1は、本発明の第1の実施形態に従い、運搬用パッケージ150(図3〜6に例示)を形成するため使用されるブランク8の第1のサイドの平面図である。図1の通り、運搬装置ブランク8は、縦の中心線Cに関して全体的にまたは部分的に対称であってもよく、横の中心線Cに関して部分的に対称であってもよい。したがって、図面の一部の要素は、全体的なまたは部分的な縦のおよび/または横の対称を反映するために、共通の参照番号を共有する。用語「運搬用パッケージ」は概して、組み立てられた運搬装置ブランク8および組み立てられたブランク内に収納される容器Cを指す。
【0007】
ブランク8は、第1の横の折り線21で第1のサイドパネル20へ折畳式に係合されるボトムパネル10、第2の横の折り線31で第1のサイドパネル20へ折畳式に係合されるトップパネル30、および第3の横の折り線41でトップパネル30へ折畳式に係合される第2のサイドパネル40を備える。粘着フラップ80は、第4の横の折り線81でボトムパネル10へ折畳式に係合されてもよい。代替的には、粘着フラップはブランク8の向かい合う終端で第2のサイドパネル40に係合されてもよい。トップパネル30は、例えば、1つ以上の丸い、斜角の、または切頂のコーナー33を持つ、概して四角のまたは矩形の形を有してもよい。ボトムパネル10は、例えば、概して四角または矩形であってもよい。
【0008】
ボトム終端フラップ12は、縦の折り線14でボトムパネル10の各終端へ折畳式に係合されてもよい。ボトム終端フラップ12は、運搬用パッケージ150(図3〜6に例示)の終端を部分的に閉じるのに役立つ。ウェブ部50は、斜めの折り線52で第1のサイドパネル20の各終端へ折畳式に係合されてもよい。ウェブ部50も、斜めの折り線52で第2のサイドパネル40の各終端へ折畳式に係合されてもよい。各ウェブ部50は、第1のウェブパネル51、および斜めの折り線54で第1のウェブパネル51へ折畳式に係合される第2のウェブパネル56を備える。ボトム終端フラップ12と並ぶウェブ部50は、運搬用パッケージ150の終端を部分的に閉じるのに役立つ。斜めの折り線52の方向は、サイドパネル20、40がトップパネル30に向かって内側に細くなる原因となる。
【0009】
本発明の一態様に従い、1つ以上のハンドル機能部60は、運搬用パッケージ150を持ち上げ、掴み、および/または運搬するために、トップパネル30に形成されてもよい。例示された実施形態において、2つのハンドル機能部60がトップパネル30に形成され、1つのハンドル機能部60をトップパネル30の各終端縁に形成する。典型的な実施形態において、各ハンドル機能部60は、湾曲したまたは弓状の線62の形で周囲破壊線を備え、周囲線62がハンドルセクション67を区切る。線形セクションを有する非連続的な周囲線を含むその他の形は本発明の範囲内であるが、図1において、周囲線62は概して半円形である。横の中間破壊線64は、周囲線62にあるまたは隣接する部位へ、トップパネル30の縁から延在してもよい。縦の切り込みまたはスコアライン(刻み線)66は、周囲線62と中間線64の交差等、周囲破壊線62に沿ってまたは近傍に形成されてもよい。
【0010】
周囲線62および中間線64は、トップパネル30を破壊線62、64で変形できるよう設計されてもよいが、一方トップパネル30を線62、64で引き裂くことを実際には促さない。線62、64は、例えば、ブランク8内の折り線、スコアライン(刻み線)、折り目線、切り込み空き線、それらの組み合わせ、またはその他の破壊線であってもよく、トップパネル30をハンドル機能部60で変形することができる。周囲線62は、例えば、ブランク8内で連続的な、実質上連続的な、または非連続的であってもよい。線66は、ハンドル機能部60でトップパネル30を掴む際、ハンドルセクション67の旋回運動を容易にする周囲線62の尖部にある、切り込み(例、スリット)または刻み線(スコア)であることもできる。
【0011】
1つの典型的方法に従い、運搬用パッケージ150を、ブランクを平坦に横たえ、複数の容器C(図2に示す)の上部側を下にしてトップパネル30の内面に置くことによって、ブランク8から組み立てることができる。糊またはその他の接着剤を、粘着フラップ80の外側および/または第2のサイドパネル40の内側に塗布してもよい。糊またはその他の接着剤を同様に、各第2のウェブパネル56の外側および/またはボトム終端フラップ12の内側に塗布してもよい。第1および第2のサイドパネル20、40を折り線31、41それぞれに関し、反転した容器Cの側に向かって前方へ折り畳む。粘着フラップ80を容器の底に隣接するように、横の折り線81に関して折り畳む。ボトムパネル10を、それから、容器の底に隣接し、その内側が接着パネル80の外側に接触しそこへ接着剤によって接着されるように、横の折り線21に関して折り畳む。ブランク8は現在、容器Cの周辺で包まれ、広がっている終端を持つ概して管状の形を有する。各ウェブ部50を、管状形の広がっている終端全体に渡り延在し、隣接する容器Cのサイドに境を接するよう、折り線52に関して内側に折り畳む。図2および3の通り、ボトム終端フラップ12を、運搬装置の各終端で第2のウェブパネル56の外部に接着するように、折り線14に関し前方へ折り畳む。
【0012】
組み立ての代替方法に従い、粘着フラップ80の外側が第2のサイドパネル40の内側に接触し、そこに接着されるように、粘着フラップ80を、横の折り線21、41で折り畳むことによって、第2のサイドパネル40へ事前に糊付けしてもよい。次いで、事前に糊付けしたブランク8を、概して管状の形へ広げ、容器Cをブランクの広がっている終端を介し管状の形へ横に装荷してもよい。管状の形の広がっている終端を、それからウェブパネル51、56およびボトム終端フラップ12によって閉じてもよい。
【0013】
図2および3に関して、組み立てられた運搬用パッケージ150は、そこに安全に保持される容器Cを含み、概して円柱状の容器の縦軸はトップおよびボトムパネル10、30に垂直である。典型的運搬用パッケージ150は、2×2配置で配置される4つの飲料用容器Cを含むが、その他の容器配置も本発明の範囲内である。
【0014】
図2および3の通り、運搬用パッケージ150の終端は、部分的に広がり、容器Cのサイドの上部が見えるように露出してもよい。運搬用パッケージ150のサイドは、細くなる第1および第2のサイドパネル20、40によって、実質的に閉じられる。ウェブ部50がわずかに曲がるか、またはその他の方法で破壊線54で変形し、隣接する容器Cの外面とパネル51、56が順に部分的に一致するように、組み立ての間、運搬用パッケージ150を容器Cの周辺で比較的きつく包むことができる。例示された実施形態において、ウェブ部50およびボトム終端フラップ12は、運搬用パッケージ150の低い終端の実質的部分を閉じる。例えば、様々な度合いで容器Cが目に見えるように、運搬用パッケージ150の終端を閉じる度合いは異なってもよい。
【0015】
図4は、トップパネル30を例示する運搬用パッケージ150の部分図である。ハンドル機能部60は、運搬用パッケージ150を持ち上げ、掴み、および/または運搬するため、トップパネル30に配置される。各ハンドル機能部60は、運搬用パッケージ150を掴むことを容易にするために、トップパネル30を所定のパターンに従い変形できる部位を提供する。各ハンドル機能部60を、運搬用パッケージ150の部分的に広がっている終端の近傍に、トップパネル30の縁に位置させる、さらなるハンドル機能部を、例えば、折り線31、41にあるか、または隣接する等、トップパネル30のその他の部分に置いてもよい。
【0016】
図5は、ユーザがトップパネル30のハンドル機能部60にアクセスするのを例示する。運搬用パッケージ150を、向かい合った指をハンドルセクション67のトップパネル30の終端縁に置き、トップパネル30を内側に圧迫することによって、掴んでもよい。ハンドル機能部60のトップパネル30を圧迫することで、トップパネル30がトップパネル30の向かい合う終端縁で内側に変形する原因となる。図4に関しても、線62、66に関して旋回し、線64で内側に曲がるように、ハンドルセクション67が変形してもよい。容器Cから干渉を受けることなく、ハンドルセクション67が内側に変形するように、ハンドル機能部60が隣接する容器Cの間のトップパネル30に位置してもよい。トップパネル30の変形により、運搬用パッケージ150を持ち上げための安全なグリップを提供する。
【0017】
典型的運搬用パッケージ150を、概して円柱状の8.3液量オンス飲料用缶を収納するとして例示する。しかしながら、本発明に従い、その他の型の容器を運搬用パッケージ内に収納することもできる。例えば、概して円柱状の12オンス飲料用缶を使用することもできる。ブランク8の寸法は概して、様々な容器の形を収納するために変化してもよい。
【0018】
本発明に従い、例えば、ブランク8の長さを調節することによって、さらなる容器Cを運搬用パッケージに収納することもできる。例えば、トップパネル30、ボトムパネル10、およびボトムフラップ12を、さらなる容器Cを収納するために、ブランク8の縦方向に沿って延長することができる(図1において左から右へ測定)。1つのかかる代替実施形態において、運搬用パッケージは、3行および2列(3×2)で配置される6つの容器を収納するよう構成されてもよい。
【0019】
本発明に従うブランクは、例えば、コーティングされた板紙および素材から形成することができる。例えば、ブランクの内部および/または外面は、クレーコーティングすることができる。次いで、クレーコーティングは、製品、広告、価格コード、およびその他の情報または画像をその上に印刷してもよい。それからブランクを、ブランクに印刷される情報を保護するために、ニスでコーティングしてもよい。また、ブランクを、ブランクの片側または両側を、例えは防湿層でコーティングしてもよい。
【0020】
典型的な実施形態に従い、ブランクは通常の紙よりも重く剛性が強くなるような厚みの板紙から構成されてもよい。ブランクは、ボール紙、硬化紙、または運搬用パッケージが上述する通り少なくとも一般的に機能を果たすことができるのに適する特性を有する、いずれのその他の素材等の、その他の素材からも構成することができる。ブランクはまた、選択されたパネルまたはパネルセクションに、1枚以上のシートに似た素材を積層またはコーティングすることもできる。
【0021】
本願に示す説明の目的のため、用語「破壊線」は概して、ブランクに形成される、例えば、切り込み線、スコアライン(刻み線)、折り目線、切り取り線、折り線、およびそれらの組み合わせを指すために使用することができる。
【0022】
折り線は、必ずしも真っ直ぐでないが、いずれの実質的な線形で、それに沿って折り畳むのを容易にするブランク内の破壊または弱体化の形であることができる。より具体的には、本発明の範囲を狭める目的のためではないが、折り線の例は、スコアライン(刻み線)、折り目線、切り込みあるいは望ましい弱線に沿って素材へ部分的におよび/または素材を介し完全に延在する一連の切り込み、および様々なこれら機能部の組み合わせを含む。
【0023】
上の実施形態は、糊で共に接着される1つ以上のパネルを有すると説明できる。用語「糊」は、ブランクの様々な部分を固定するために通常使用される接着剤全ての様式を含むことを意図している。
【0024】
説明は、本発明を本願で開示される形態に制限することを意図するものではない。また、添付の請求項は代替の実施形態を含むよう解釈されることを意図し、詳細な説明に明示的に定義されることを意図しない。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明の第1の実施形態に従い、ハンドル機能部を有する運搬用パッケージを形成するために使用される、ブランクの平面図である。
【図2】容器を装荷される運搬用パッケージを示す。
【図3】容器を装荷される運搬用パッケージを示す。
【図4】運搬用パッケージのトップパネルを示す、運搬用パッケージの部分図である。
【図5】ハンドル機能部で掴み、持ち上げられる運搬用パッケージを示す。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
ボトムパネルと、
トップパネルと、
第1のサイドパネルと、
第2のサイドパネルと、
少なくとも部分的に広がっている第1の終端と、
少なくとも部分的に広がっている第2の終端と、
前記トップパネル内の少なくとも1つのハンドル機能部であって、前記トップパネルの少なくとも1つの縁で、前記トップパネルを変形することができる前記ハンドル機能部と、
複数の容器と、
を備える、運搬用パッケージ。
【請求項2】
前記運搬用パッケージの前記第1の終端は、第1のボトム終端フラップによって、少なくとも部分的に閉じられている、請求項1に記載の運搬用パッケージ。
【請求項3】
前記運搬用パッケージの前記第1の終端は、前記第1のサイドパネルへ折畳式に係合される第1のウェブ部と、前記第2のサイドパネルへ折畳式に係合される第2のウェブ部とによって、少なくとも部分的に閉じられる、請求項1または2に記載の運搬用パッケージ。
【請求項4】
前記第1のウェブ部は、
前記第1のサイドパネルへ折畳式に係合される第1のウェブパネルと、
前記第1のウェブパネルへ折畳式に係合される第2のウェブパネルであって、前記第1のボトム終端フラップに接着されている第2のウェブパネルと、
を備える、請求項3に記載の運搬用パッケージ。
【請求項5】
前記少なくとも1つのハンドル機能部は、前記運搬用パッケージの前記第1の終端に、第1のハンドル機能部を備える、請求項1ないし4のいずれか一項に記載の運搬用パッケージ。
【請求項6】
前記第1のハンドル機能部は第1の周囲破壊線を備え、前記第1の周囲破壊線が前記第1のハンドル機能部の第1のハンドルセクションを一部分において画定する、請求項1ないし5に記載の運搬用パッケージ。
【請求項7】
前記第1のハンドル機能部は、前記第1のハンドルセクションに中間破壊線をさらに備え、前記トップパネルの第1の縁へ延在する、請求項6に記載の運搬用パッケージ。
【請求項8】
前記第1のハンドル機能部は、前記第1の周囲破壊線に、またはその近傍に切り込みまたは刻み線をさらに備える、請求項7に記載の運搬用パッケージ。
【請求項9】
前記複数の容器は、少なくとも4つの概して円柱状の容器から成る、請求項1ないし8に記載の運搬用パッケージ。
【請求項10】
前記容器は2×2の配置で配置される、請求項1ないし9に記載の運搬用パッケージ。
【請求項11】
前記少なくとも1つのハンドル機能部は、前記運搬用パッケージの前記第1の終端に、第1のハンドル機能部を備える、請求項1に記載の運搬用パッケージ。
【請求項12】
前記第1のハンドル機能部は第1の周囲破壊線を備え、前記第1の周囲破壊線は、前記第1のハンドル機能部の第1のハンドルセクションを、一部分において画定する、請求項11に記載の運搬用パッケージ。
【請求項13】
前記第1のハンドル機能部は、前記第1のハンドルセクションに中間破壊線をさらに備え、前記トップパネルの第1の縁へ延在する、請求項12に記載の運搬用パッケージ。
【請求項14】
前記第1のハンドル機能部は、前記第1の周囲破壊線、または近傍に切り込みをさらに備える、請求項13に記載の運搬用パッケージ。
【請求項15】
前記複数の容器は、2×2の配置で配置される4つの概して円柱状の容器を備え、各容器は縦軸を有し、前記容器の前記縦軸は、前記ボトムパネルに概して垂直である、請求項12に記載の運搬用パッケージ。
【請求項16】
前記第1および第2のサイドパネルは、前記トップパネルに向かって内側に細くなる、請求項1ないし15に記載の運搬用パッケージ。
【請求項17】
前記少なくとも1つのハンドル機能部は、前記トップパネルの第1の終端縁に第1のハンドル機能部と、前記トップパネルの第2の終端縁に第2のハンドル機能部とを備える、請求項1ないし16に記載の運搬用パッケージ。
【請求項18】
請求項17に記載の運搬用パッケージを提供するステップと、
少なくとも1本の指を、前記第1のハンドル機能部の前記トップパネルに置くステップと、
少なくとも1本の指を、前記第2のハンドル機能部の前記トップパネルに置くステップと、
前記トップパネルを、前記第1および第2のハンドル機能部で変形するステップと、
前記運搬用パッケージを持ち上げるステップと、
を備える、運搬用パッケージを運搬する方法。
【請求項19】
ボトムパネルと、
トップパネルと、
前記ボトムパネルおよび前記トップパネルに係合される、第1のサイドパネルと、
前記ボトムパネルおよび前記トップパネルに係合される、第2のサイドパネルと、
部分的に広がっている第1の終端であって、前記第1のサイドパネルへ折畳式に係合される第1のウェブ部、前記第2のサイドパネルへ折畳式に係合される第2のウェブ部、および前記ボトムパネルへ折畳式に係合される第1のボトム終端フラップによって、少なくとも部分的に閉じられている前記第1の終端と、
部分的に広がっている第2の終端と、
前記運搬用パッケージの前記第1の終端にある、前記トップパネルの第1の終端縁の第1のハンドル機能部と、
前記運搬用パッケージの前記第2の終端にある、前記トップパネルの第2の終端縁の第2のハンドル機能部と、
2×2の配置にある4つの容器であって、各容器は縦軸を有し、前記容器の前記軸は概して前記ボトムパネルに垂直である4つの容器と、
を備える、運搬用パッケージ。
【請求項20】
前記少なくとも1つのハンドル機能部が、前記トップパネルに第1の複数の破壊線を備える、請求項19に記載の運搬用パッケージ。
【請求項21】
前記第1の複数の破壊線が第1の周囲破壊線を備え、前記第1の周囲破壊線が、前記トップパネルの前記第1の終端縁に少なくとも近傍に延在する、請求項20に記載の運搬用パッケージ。
【請求項22】
前記第1のハンドル機能部が、前記トップパネルの前記第1の縁へ延在する第1の中間破壊線と、前記第1の周囲破壊線、あるいは近傍に切り込みまたは刻み線をさらに備える、請求項21に記載の運搬用パッケージ。
【請求項23】
前記第1のウェブ部が、前記第1のサイドパネルへ折畳式に係合される第1のウェブパネルと、前記第1のウェブパネルへ折畳式に係合される第2のウェブパネルとを備え、前記第2のウェブパネルは前記第1のボトム終端フラップに接着されている、請求項19ないし22に記載の運搬用パッケージ。
【請求項24】
前記第1および第2のサイドパネルが、前記トップパネルに向かって内側に細くなる、請求項19ないし23に記載の運搬用パッケージ。
【請求項25】
請求項19に記載の運搬用パッケージを提供するステップと、
少なくとも1本の指を、前記第1のハンドル機能部の前記トップパネルに置くステップと、
少なくとも1本の指を、前記第2のハンドル機能部の前記トップパネルに置くステップと、
前記トップパネルを、前記第1および第2のハンドル機能部で変形するステップと、
前記運搬用パッケージを持ち上げるステップと、
を備える、運搬用パッケージを運搬する方法。
【請求項26】
ボトムパネルと、
前記ボトムパネルの第1の終端へ折畳式に係合される第1のボトム終端フラップと、
前記ボトムパネルの第2の終端へ折畳式に係合される第2のボトム終端フラップと、
トップパネルと、
第1のサイドパネルと、
第2のサイドパネルと、
前記第1のサイドパネルの第1の終端へ折畳式に係合される第1のウェブ部と、
前記第1のサイドパネルの第2の終端へ折畳式に係合される第2のウェブ部と、
少なくとも1つの第1の破壊線を、前記トップパネルの第1の終端縁に備える可変式の第1のハンドル機能部と、
を備える、ブランク。
【請求項27】
前記少なくとも1つの第1の破壊線が第1の周囲破壊線を備え、前記第1の周囲破壊線は、一部分において前記第1のハンドル機能部の第1のハンドルセクションを画定し、前記トップパネルの前記第1の終端縁に少なくとも近傍に延在する、請求項26に記載のブランク。
【請求項28】
前記第1のハンドル機能部が、
前記第1のハンドルセクション内にあり、前記トップパネルの前記第1の終端縁へ延在する第1の中間破壊線と、
前記第1の周囲破壊線、あるいは近傍に切り込みまたは刻み線と、
をさらに備える、請求項26または27に記載のブランク。
【請求項29】
前記第1のウェブ部が、
前記第1のサイドパネルへ折畳式に係合される第1のウェブパネルと、
前記第1のウェブパネルへ折畳式に係合される第2のウェブパネルと、
を備える、請求項26ないし28に記載のブランク。
【請求項30】
前記第1および第2のサイドパネルが、前記トップパネルに向かって内側に細くなる、請求項26ないし29に記載のブランク。
【請求項31】
前記ブランクが板紙から構成される、請求項26ないし30に記載のブランク。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公表番号】特表2009−523661(P2009−523661A)
【公表日】平成21年6月25日(2009.6.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−550405(P2008−550405)
【出願日】平成19年1月11日(2007.1.11)
【国際出願番号】PCT/US2007/000737
【国際公開番号】WO2007/084333
【国際公開日】平成19年7月26日(2007.7.26)
【出願人】(504075588)グラフィック パッケージング インターナショナル インコーポレイテッド (137)
【Fターム(参考)】