説明

部品の固定構造

【課題】製造コストが低減するとともに、作業性が向上し、デザイン性を損なうことがない部品の固定構造を提供する。
【解決手段】樹脂製部材(カバー)1に部品(板金部品)3をネジ7で固定するための部品の固定構造Aであって、樹脂製部材1の裏面1aに一体的に形成され、取付穴11gが設けられた取付部11と、取付穴11gに挿脱自在であり、ネジ7を螺合するためのネジ孔2aが形成された板状のプレートナット2と、を有することを特徴とする。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、樹脂製部材に部品を固定するための部品の固定構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
例えば、インサート金具を用いて、樹脂製部材に部品を固定する構造が特許文献1に開示されている。この部品の固定構造では、インサート金具の左右両端が下方に折り曲げられ、この折れ曲がり部分に引っ掛け爪が設けられるとともに、樹脂製部材には、当該インサート金具の折れ曲がり部分を挿入するための角孔が貫通形成されている。また、インサート金具、樹脂製部材及び部品には、ネジが螺合するネジ孔がそれぞれ貫通形成されている。そして、インサート金具の折れ曲がり部分を樹脂製部材の角孔に挿入して、引っ掛け爪を樹脂製部材の裏面(部品の取付面と反対側の面)に引っ掛けることにより、インサート金具を樹脂製部材に固定している。また、部品をインサート金具の上方から配置して、部品、インサート金具及び樹脂製部材のネジ孔にネジを螺入して締め込むことによって、樹脂製部材に部品を固定している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開2000−114749号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、前記特許文献1に記載の部品の固定構造では、引っ掛け爪を設けるためにインサート金具の一部を曲げ加工する必要があるため、製造コスト(加工コスト)が高騰するという問題があった。
また、樹脂製部材からインサート金具を取り外す際には、工具で引っ掛け爪を変形させてから取り外す必要があるため、作業性が悪いという問題があった。
さらに、このような部品の固定構造を樹脂製カバーに適用する場合には、樹脂製カバーの表面(筐体の外側に露出する面)に角孔が露出するとともに、インサート金具の引っ掛け爪が露出するため、樹脂製カバーの外観のデザイン性が損なわれるという問題があった。
【0005】
本発明はこのような観点から創案されたものであり、製造コストが低減するとともに、作業性が向上し、デザイン性を損なうことがない部品の固定構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記課題を解決するため本発明は、樹脂製部材に部品をネジで固定するための部品の固定構造であって、前記樹脂製部材の裏面に一体的に形成され、取付穴が設けられた取付部と、前記取付穴に挿脱自在であり、前記ネジを螺合するためのネジ孔が形成された板状のプレートナットと、を有することを特徴とする。
【0007】
なお、樹脂製部材の裏面とは、「筐体の外側に露出しない面」のことをいい、樹脂製部材の表面とは、「筐体の外側に露出する面」のことをいう。
【0008】
本発明によれば、ネジが螺合されるプレートナットは、板状に形成されるとともに、ネジ孔が形成された簡易な構造であるため、従来のインサート金具に保持爪を設けた構造に比べると、製造コスト(加工コスト)を低減することができる。
また、プレートナットは、取付穴に挿脱自在であるため、工具を使用せずに取付穴からプレートナットを取り出すことが可能であり、作業性がよい。
さらに、取付部が樹脂製部材の裏面に一体的に形成されるとともに、プレートナットを挿入するための取付穴が取付部に設けられることによって、樹脂製部材の表面には、部品を固定するための部材が露出しないため、樹脂製部材の外観のデザイン性が損なわれない。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、製造コストが低減するとともに、作業性が向上し、デザイン性を損なうことがない。
【図面の簡単な説明】
【0010】
【図1】第一の実施形態に係る部品の固定構造の全体構成を示す斜視図である。
【図2】図1の部分拡大図である。
【図3】図2のX−X線断面図である。
【図4】板金部品とフランジカラーの構成を示す平面図である。
【図5】第二の実施形態に係る部品の固定構造の構成を示す端面図である。
【図6】板金部品の取付孔の変形例を示す平面図である。
【発明を実施するための形態】
【0011】
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を用いて詳細に説明する。なお、説明において、同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0012】
(第一の実施形態)
部品の固定構造Aは、樹脂製部材たるカバー1に部品たる板金部品3を固定するための固定構造である。
第一の実施形態に係る部品の固定構造Aは、図1に示すように、カバー1と、プレートナット2と、板金部品3と、フランジカラー4と、ワッシャ5と、Eリング6と、ネジ7と、から主に構成されている。
なお、本実施形態では、カバー1と板金部品3とを2箇所で固定しているが、これに限定されることなく、例えば、3箇所で固定してもよい。
【0013】
カバー1は、図示しない筐体の外観を装飾する部材であり、合成樹脂素材で形成されている。カバー1の裏面1a(筐体の外側に露出しない面)には、図1に示すように、プレートナット2を取り付けるための2つの取付部11,11が一体的に形成されている。取付部11、11は、板金部品3の長手方向に所定間隔を空けて形成されている。
取付部11は、図2に示すように、カバー1の裏面1aに沿って延在する底壁11aと、この底壁11aから離間して対向配置された上壁11bと、底壁11aと上壁11bとを繋ぐ側壁11c〜11eと、から主に構成されている。
【0014】
底壁11aの中央部には、底壁11aを分割するように平面視矩形状の溝部11fが貫通形成されている。また、取付部11には、プレートナット2が挿入される取付穴11gが形成されている。取付穴11gは、平面視矩形状を呈し、溝部11fに連通するように形成されるとともに、その幅が溝部11fの溝幅より広く形成されている。さらに、上壁11bには、取付穴11gからプレートナット2を取り出す際に利用される取出孔11hが貫通形成されている。取出孔11hは、平面視U字状を呈し、上壁11bの一端部(側壁11e側の端部)から他端部(取付穴11gが開口する開口端面11i側の端部)近傍まで形成されている。取出孔11hは、取付穴11gに連通するように形成されており、その幅がフランジカラー4の軸部41の直径より大きく形成されている。なお、取出孔11hの形状は、適宜設定すればよい。
【0015】
プレートナット2は、図1及び図2に示すように、平面視矩形状を呈する板状(平板状)の部材であり、取付部11の取付穴11gに嵌合可能な形状に形成されている。プレートナット2には、平面視円形状のネジ孔2aが貫通形成されている。ネジ孔2aの内周面には、ネジ7の雄ネジが螺合する雌ネジが形成されている。プレートナット2の両端部は、図3に示すように、底壁11aと上壁11bとの間に狭持されている。また、プレートナット2の一端面は、側壁11eの内面に当接しており、その他端面は、開口端面11iと面一になっている(図1及び図2参照)。さらに、プレートナット2の表面は、図1に示すように、取出孔11hを介して外側に露出している。なお、プレートナット2は、遊びを持たせて取付穴11gに取り付けられてもよい。
【0016】
板金部品3は、図1及び図2に示すように、平面視矩形状を呈する板状の部材であり、金属素材で形成されている。板金部品3には、図1に示すように、取付部11,11に対向する位置に2つの取付孔31,32が貫通形成されている。換言すると、取付孔31,32は、プレートナット2のネジ孔2aに対向する位置に形成されている。取付孔31は、平面視円形状を呈する。取付孔32は、平面視長方形状を呈し、板金部品3の長手方向(取付孔31が位置する方向と同一方向)に細長く形成されている。板金部品3は、図3に示すように、フランジカラー4のフランジ部42とワッシャ5との間に取付孔31,32の開口縁が狭持されており(取付孔31のみ図示)、カバー1から離間した状態で固定されている。
【0017】
フランジカラー4は、図2に示すように、略円柱状の軸部41と、軸部41の一端に連続して形成され且つ軸部41より大径に形成された円板状のフランジ部42と、から主に構成されている。フランジカラー4には、ネジ7が挿通されるネジ挿通孔4aが貫通形成されている。フランジカラー4は、図4に示すように、ネジ7が螺合される前において、取付孔32の長手方向(図4の矢印方向)に沿って移動自在である。
【0018】
軸部41は、図1に示すように、取付部11の取出孔11h及び板金部品3の取付孔31,32に挿通可能である。軸部41の直径は、図3に示すように、取付孔31の直径と略同一に形成されている。また、軸部41の直径は、図4に示すように、取付孔32の短手方向の幅寸法と略同一に形成されているとともに、取付孔32の長手方向の幅寸法より小さく形成されている。
【0019】
軸部41の外周面には、図2に示すように、環状の凹溝41aが全周に亘って形成されている。また、軸部41の外周面には、図2及び図3に示すように、フランジ部42側から順に、板金部品3と、ワッシャ5と、Eリング6と、が装着されている。なお、Eリング6は、板金部品3、フランジカラー4及びワッシャ5を一体的に固定するための部材であり、凹溝41aを介して、軸部41の外周面に装着されている。軸部41は、図3に示すように、その先端面がプレートナット2の表面に当接している。
【0020】
フランジ部42の直径は、図3及び図4に示すように、取付孔31の直径より大きく形成されるとともに、取付孔32の短手方向の幅寸法より大きく形成されている。取付孔31側に位置するフランジ部42は、図3に示すように、その下面が取付孔31の開口縁に当接しており、取付孔32側に位置するフランジ部42は、図4に示すように、その下面が取付孔32の短手方向の開口縁に当接している。
【0021】
ネジ7は、カバー1に板金部品3を固定するための部材であり、公知のネジの中から適宜選択して用いることができる。ネジ7は、図2に示すように、細長い円柱状の軸部71と、軸部71の一端に連続して形成された頭部72と、から主に構成されている。軸部71の外周面には、雄ネジが形成されている。軸部71は、図3に示すように、ネジ挿通孔4aに挿通されるとともに、ネジ孔2aに螺合されている。また、軸部71の先端は、溝部11f内に位置している。頭部72の軸部71側の端部には、フランジ72aが形成されている。フランジ72aは、フランジカラー4のネジ挿通孔4aより大径に形成されており、ネジ挿通孔4aの開口縁に当接している。
【0022】
次に、板金部品3の固定作業の一例について、図1及び図2を参照して説明する。
【0023】
まず、板金部品3の取付孔31,32にそれぞれフランジカラー4の軸部41を挿入する。そして、軸部41の先端からワッシャ5を装着するとともに、Eリング6を装着して、板金部品3、フランジカラー4及びワッシャ5をEリング6で一体的に固定する。
【0024】
次に、取付部11の取付穴11gにプレートナット2を挿入する(嵌め入れる)。そして、取付部11の取出孔11hを介して、フランジカラー4をプレートナット2上に載置する。このとき、プレートナット2のネジ孔2aとフランジカラー4のネジ挿通孔4aとが連通するようにフランジカラー4を載置する。そして、フランジカラー4のネジ挿通孔4aにネジ7を挿通するとともに、プレートナット2のネジ孔2aにネジ7を螺入して、ネジ7を締めこむ。
以上の工程を経て、板金部品3がカバー1に固定される。
【0025】
次に、本実施形態に係る部品の固定構造Aの解体作業の一例について、図1及び図2を参照して説明する。
【0026】
まず、プレートナット2のネジ孔2aとフランジカラー4のネジ挿通孔4aとからネジ7を取り外す。そして、フランジカラー4とこれに装着された板金部品3、ワッシャ5及びEリング6をプレートナット2からいっしょに取り外す。また、フランジカラー4からEリング6を取り外して、フランジカラー4から板金部品3及びワッシャ5を取り外す。
【0027】
次に、取付部11の取出孔11hに指を入れ、プレートナット2を押し出して取付穴11gから取り出す。
【0028】
以上説明した第一の実施形態に係る部品の固定構造Aによれば、ネジ7が螺合されるプレートナット2は、板状に形成されるとともに、ネジ孔2aが形成された簡易な構造であるため、従来のインサート金具に保持爪を設けた構造に比べると、製造コスト(加工コスト)を低減することができる。
また、上壁11bに取出孔11hが形成されるとともに、この取出孔11hを介してプレートナット2が外側に露出することによって、廃棄時やリサイクル時などにプレートナット2を取り外す際には、取出孔11hに指を入れて、取付穴11gからプレートナット2を押し出すことで取り外すことができるため、作業性がよい。
また、取付部11がカバー1の裏面1aに一体的に形成されるとともに、プレートナット2を挿入するための取付穴11gが取付部11に形成されることによって、カバー1の表面には、板金部品3を固定するための部材が露出しないため、カバー1の外観のデザイン性が損なわれない。
さらに、取付部11及びプレートナット2の表面積(接触面積)が大きいとともに、プレートナット2が取付部11の取付穴11gに嵌合しているため、筐体のモールド成形後に六角ナットを圧入した固定構造よりも、耐トルク性能が高い。
【0029】
ところで、合成樹脂部材と金属部材は、熱(温度変化)によって膨張する性質を有する。したがって、熱膨張により合成樹脂製の取付部11,11の位置が変化して、取付部11,11に挿入されるプレートナット2,2のネジ孔2a,2a間のピッチが変化する。また、金属製の板金部品3の取付孔31,32間のピッチが変化する。さらに、合成樹脂部材と金属部材とでは、線熱膨張係数が異なるため、プレートナット2,2のネジ孔2a,2a間のピッチと、取付孔31,32間のピッチとにずれが生じる。本実施形態では、板金部品3の取付孔32が細長く形成されることによって、フランジカラー4が板金部品3の長手方向に沿って自在に移動することができるため、当該ピッチのずれに対して良好に適応することができる。すなわち、当該ピッチのずれが生じた場合には、まず、取付孔31側でカバー1に板金部品3を固定する。次に、取付孔32側に位置するフランジカラー4を取付孔32の長手方向に沿って移動させ、フランジカラー4がプレートナット2のネジ孔2aに連通するように位置の調整を行い、取付孔32側でカバー1に板金部品3を固定する。
【0030】
(第二の実施形態)
次に、本発明の第二の実施形態について、図4を参照して説明する。なお、説明においては、第一の実施形態と相違する点について詳しく説明し、第一の実施形態と同一の要素については、第一の実施形態と同一の符号を付し、重複する説明を省略する。なお、第二の実施形態は、カバー1と板金部品3との固定箇所の一方をボス8及び保持爪9で構成した点が、前記した第一の実施形態と異なっている。
【0031】
図4に示すように、ボス8と、保持爪9とは、カバー1の裏面1aに一体的に形成されている。
【0032】
ボス8は、カバー1の裏面1aから突出形成された円錐台状の本体部81と、本体部81の先端に連続して形成された突起部82と、から主に構成されている。突起部82は、板金部品3の取付孔32に嵌合可能な形状に形成されている。ボス8は、本体部81の先端面が板金部品3の裏面に当接するとともに、突起部82が板金部品3の取付孔32に嵌合している。
【0033】
保持爪9は、カバー1の裏面1aから突出形成された基部91と、基部91の先端からボス8に向かって延出した爪部92と、から主に構成されている。基部91の側面は、板金部品3の側面に当接している。また、爪部92は、板金部品3の表面に引っ掛けられている。
以上のように、板金部品3は、ボス8の本体部81と保持爪9の爪部92との間に狭持され、カバー1に固定されている。
【0034】
以上説明した第二の実施形態に係る部品の固定構造Aによれば、ボス8及び保持爪9でカバー1に板金部品3を固定することによって、取付部11、プレートナット2、フランジカラー4、ワッシャ5、Eリング6及びネジ7の使用を1箇所に抑えることができるため、第一の実施形態に比べ、部品点数を削減することができる。
また、カバー1の裏面1aに2つの取付部11,11を一体的に形成する場合には、取付部11,11の間隔が比較的広くなるが、第二の実施形態のように、取付部11と、ボス8及び保持爪9とをカバー1の裏面1aに一体的に形成する場合には、取付部11と、ボス8及び保持爪9との間隔を比較的狭くすることが可能であるため、比較的小さな部品を固定するときにも良好に適応することができる。
【0035】
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更して実施できるのはいうまでもない。本実施形態では、板金部品3の取付孔32を長方形状に形成したが、これに限定されることなく、例えば、図6に示すように、板金部品3の取付孔32を小判状に形成してもよい。
【0036】
また、本実施形態では、ワッシャ5をフランジカラー4に装着したが、Eリング6の幅寸法が板金部品3の取付孔31,32の幅寸法より大きく形成されて、板金部品3がフランジカラー4から脱落しなければ、ワッシャ5を設けなくてもよい。
【符号の説明】
【0037】
1 カバー(樹脂製部材)
1a 裏面
11 取付部
11g 取付穴
11h 取出孔
2 プレートナット
2a ネジ孔
3 板金部品(部品)
31,32 取付孔
4 フランジカラー
4a ネジ挿通孔
41 軸部
5 ワッシャ
6 Eリング
7 ネジ
A 部品の固定構造


【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂製部材に部品をネジで固定するための部品の固定構造であって、
前記樹脂製部材の裏面に一体的に形成され、取付穴が設けられた取付部と、
前記取付穴に挿脱自在であり、前記ネジを螺合するためのネジ孔が形成された板状のプレートナットと、を有することを特徴とする部品の固定構造。
【請求項2】
前記取付部には、前記取付穴に連通する取出孔が形成されており、
前記プレートナットの表面は、前記取付穴に挿入された状態において、前記取出孔を介して外側に露出していることを特徴とする請求項1に記載の部品の固定構造。
【請求項3】
前記取付部は、所定間隔を空けて少なくとも2つ形成され、
前記部品は、取付孔が貫通した金属部品であり、
前記取付孔は、複数の前記取付部に対向する位置に各々開孔されており、
何れか2つの前記取付孔の一方は、他方が位置する方向と同一方向に細長く形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の部品の固定構造。
【請求項4】
前記ネジが挿通されるネジ挿通孔を有するフランジカラーをさらに備え、
前記フランジカラーは、前記取付孔及び前記取出孔に挿通されるとともに、前記プレートナット上に載置される軸部を有することを特徴とする請求項3に記載の部品の固定構造。


【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2010−266035(P2010−266035A)
【公開日】平成22年11月25日(2010.11.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−119500(P2009−119500)
【出願日】平成21年5月18日(2009.5.18)
【出願人】(000000295)沖電気工業株式会社 (6,645)
【出願人】(591089556)株式会社 沖情報システムズ (276)
【Fターム(参考)】