説明

配線用クリップおよび配線用クリップの使用方法

【課題】 机上に置いて使用するラベルプリンタなどの細い電線(ワイヤ)を使用する機械に用いて好適な配線用クリップおよび配線用クリップの使用方法を提供することを課題とする。
【解決手段】 プレート状に延伸される第1の基材部4の一面に弾性部材5、および粘着挟持面6が順次積層された第1のクリップ本体2と、プレート状に延伸される第2の基材部9の一面に弾性部材10および粘着挟持面11が順次積層された第2のクリップ本体3と、を備え、第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面6、11同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップ1であって、第1および第2のクリップ本体2、3の粘着挟持面にて電線を挟持・支持可能とした。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、特に、ラベルプリンタなどの電線(ワイヤ)に用いて好適な配線用クリップおよび配線用クリップの使用方法に関する。
【背景技術】
【0002】
従来、電線(ワイヤ)を固定するクランプ、クリップとしては、例えば、特許文献1および特許文献2に示されるようなものが知られている。
特許文献1は、自動車のパネルにワイヤハーネスを固定するためのクランプであり、ワイヤハーネスの外周に取り付けられる固定部と、この固定部とは別体に設けられ、車体のパネルの取付孔に差し込み係止されるクリップ部を一体成型して成り、基端部より延出されたバンドにてワイヤハーネスの外周を締め付けて固定するとともに、前記クリップ部を車体パネルの取付孔に差し込んで係止するようになっている。
また、特許文献2は、複数本の電線が並列状に一体化されたフラットケーブルを鋼板ボデーに固定する固定具(クリップ)であり、フラットケーブルを載置する略平板状の基板と、この基板の一端より薄肉部を介して他端に係合可能な蓋部とより成る保持部にて保持し、さらに、この保持部より突設された係止脚部にて鋼板ボデーに貫設された取付孔に係着してフラットケーブルを固定するようになっている。
ところで、前記クランプや固定具は、電線(ワイヤ)をまとめて保持し、かつ、自動車のパネルや鋼板ボデーにワイヤハーネスやフラットケーブルを固定するために、パネル側に取付孔を設けるとともに、クランプや固定具側には、前記取付孔と係合する「係止部」としてのクリップ部や係止脚部が形成されており、取付孔に係止部を挿入して固定することにより、振動が激しい自動車などにおいて、電線(ワイヤ)がブレ、他の器具と接触することにより電線の被覆が剥がれるなどのトラブルが発生しにくいようにしている。
しかしながら、上述のクランプや固定具は、本体側には突出した「係止部」が必要なため成形がしにくいという問題があった。また、パネルやボデー側には取付孔が必須なため、定まった位置に孔あけ成形が必要であり、鋼板ボデーであると孔あけ成形がしにくいという問題があった。
ところで、特に、机上に置いて使用するラベルプリンタなどは、使用電力が低いため電線(ワイヤ)が細く、また、振動がほとんどないことから、前述のクランプや固定具は不向きであった。すなわち、振動も少ないためシャーシなどのボデーへの強固な固定(係止)は不要であり、また、自動車に比べまとめる電線も少ないため、簡単に電線(ワイヤ)を「固定」できるクリップの開発が望まれた。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
【特許文献1】特開平11−215667号公報
【特許文献2】実開昭63−187383号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本発明は、上記の問題点に着目して成されたものであり、特に、机上に置いて使用するラベルプリンタなどの細い電線(ワイヤ)を使用する機械に用いて好適な配線用クリップおよび配線用クリップの使用方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
上記の問題点を解決するため、本発明に係る配線用クリップは、プレート状に延伸される第1の基材部の一面に弾性部材、および粘着挟持面が順次積層された第1のクリップ本体と、プレート状に延伸される第2の基材部の一面に弾性部材、および粘着挟持面が順次積層された第2のクリップ本体と、を備え、前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップであって、前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面にて電線を挟持・支持可能としたことを特徴とする。
また、第1および第2の基材部の少なくとも一方の他面側に、粘着剤層およびこの粘着剤層を被覆する剥離紙が積層されるようにできる。
また、粘着挟持面に、配線する電線のほぼ太さサイズにくり抜いた保持用切欠き部が、第1および第2のクリップ本体が延伸された方向とほほ直交する方向に形成されるようにできる。
さらに、第2の発明に係る配線用クリップの使用方法は、プレート状に延伸される第1の基材部の一面に弾性部材と粘着挟持面が順次積層されるとともに、基材部の他面側に、粘着剤層およびこの粘着剤層を被覆する剥離紙が積層された第1のクリップ本体と、プレート状に延伸される第2の基材部の一面に弾性部材と粘着挟持面が順次積層された第2のクリップ本体と、を備え、前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップの使用方法であって、前記延伸される配線用クリップを適宜の長さに切断し、前記第1のクリップ本体の基材部の他面側に備えられた剥離紙を剥がして粘着剤層を露呈するとともに、前記粘着剤層を介して前記第1のクリップ本体を筐体の適宜位置に貼付け・固定し、かつ、前記第1のクリップ本体より第2のクリップ本体を、前記粘着挟持面から剥がし、さらに、前記第1のクリップ本体の前記粘着挟持面に電線を仮着するとともに、前記電線の上から第2のクリップ本体を重合して貼付け、前記第1および第2のクリップ本体の前記粘着挟持面にて電線を挟持・支持することを特徴とする。
【発明の効果】
【0006】
本発明の配線用クリップは、第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップであって、第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面にて電線を挟持・支持可能としたので、第1および第2の粘着挟持面を重合して貼り合わせるだけで、電線が容易に支持できるという効果がある。
また、第1および第2の基材部の少なくとも一方の他面側に、粘着剤層およびこの粘着剤層を被覆する剥離紙を積層すれば、剥離紙を剥離するだけで粘着剤層が露呈し、筐体の適宜位置に第1または第2の基材部を貼付け・固定することができるため、配線ルートの位置決めが容易に実現できるようになる。
また、粘着挟持面に、ほぼ配線する電線の太さサイズにくり抜いた保持用切欠き部を、第1および第2のクリップ本体が延伸された方向とほほ直交する方向に形成すれば、電線の太さサイズに見合う保持用切欠き部にて電線が支持されるので、電線の支持がより確実となる。
さらに、第2の発明に係る配線用クリップの使用方法は、第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップの使用方法であって、延伸される配線用クリップを適宜の長さに切断し、第1のクリップ本体の基材部の他面側に備えられた剥離紙を剥がして粘着剤層を露呈するとともに、粘着剤層を介して第1のクリップ本体を筐体の適宜位置に貼付け・固定し、かつ、第1のクリップ本体より第2のクリップ本体を、粘着挟持面から剥がし、さらに、第1のクリップ本体の粘着挟持面に電線を仮着するとともに、電線の上から第2のクリップ本体を重合して貼付け、第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面にて電線を挟持・支持するようにしたので、筐体の適宜位置に第1または第2の基材部を貼り付けることができるため、配線ルートの位置決め・変更が容易に実現でき、かつ、第1および第2の粘着挟持面を重合して貼り合わせるだけで、電線が容易に支持できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【0007】
【図1】本発明に係る配線用クリップの概略斜視説明図である。
【図2】同、図1中、矢示II−II線に沿う概略断面説明図である。
【図3】同、図2中、矢示III方向より見た概略側面説明図である。
【図4】同、筐体に取付けた状態を示す概略斜視説明図である。
【図5】同、図4中、矢示V方向より見た概略側面説明図である。
【図6】同、他の実施の形態を示す図3相当の概略側面説明図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、本発明の一実施の形態につき、図1ないし図5に基づいて説明する。
配線用クリップ1は、主に、第1のクリップ本体2と、第2のクリップ本体3とより構成される。
【0009】
第1のクリップ2は、主に、プレート状に延伸された第1の基材部4と、第1の弾性部材5と、第1の粘着挟持面6と、第1の粘着剤層7と、第1の剥離紙8とを備える。
第1の基材部4は、軟性合成樹脂や軟性プラスチックなどでプレート(薄板)状に作製されており、図1における矢示L方向に延伸して形成されている。
第1の弾性部材5は、前記第1の基材部4の一面側、すなわち、図2における下面部側に設けられており、材質としては、例えば、発泡ポリウレタンのような硬めのスポンジ発泡体、ゴム、フェルトなどを用いることができる。
さらに、弾性部材5の表面側(図2における下面部側)は、図示省略の粘着剤が塗布された第1の粘着挟持面6となっている。
また、第1の基材部4の他面側、すなわち、弾性部材5が設けられていない、図2における上面部側には、第1の粘着剤層7、およびこの第1の粘着剤層7を被覆する第1の剥離紙8が積層されている。
【0010】
第2のクリップ3は、第1のクリップ2と同様の構成となっている。すなわち、プレート状に延伸された第2の基材部9と、第2の第2の弾性部材10と、第2の粘着挟持面11と、第2の粘着剤層12と、第2の剥離紙13とを備え、第2の基材部9の一面側(図2における上面部側)に第2の弾性部材10、および第2の粘着挟持面11が形成され、また、第2の基材部9の他面側に、第2の粘着剤層12およびこれを被覆する第2の剥離紙13が積層されている。
そして、配線用クリップ1は、第1および第2のクリップ本体2、3の粘着挟持面6、11同士が貼付け可能に重合して形成されており、さらに、第1および第2のクリップ本体2、3は、第1および第2の基材部4、9を指で摘んで外側(剥離紙8、13側)に力を加えると、第1および第2の粘着挟持面6、11より剥離されて単体の「クリップ本体」となるようにされている。
なお、第2の弾性部材10の材質は、先の第1の弾性部材5と同様につき、詳述を省略する。
【0011】
次に、配線用クリップ1の使用方法を説明する。
先ず、配線する電線(ワイヤ)Wの本数により延伸(矢示L)方向に形成された配線用クリップ1をカッタCにて適宜の長さに切断する(切断箇所Nは、図1において想像線にて図示してある)。
次に、主に、図3に示すように、一方の剥離紙8を剥がして粘着剤層7を露呈し、この粘着剤層7を介して配線用クリップ1を筐体Sの適宜位置に貼付け・固定する。
そして、第2の基材部9を指で摘んで外側(剥離紙13側)に引っ張り、重合している粘着挟持面6、11を剥離して、筐体Sに貼付け・固定された第1のクリップ2より第2のクリップ本体3を引き離なすとともに、第1の粘着挟持面6を露呈させる。
さらに、図示省略の粘着剤が塗布されている前記第1の粘着挟持面6の表面に電線Wを仮着、すなわち、粘着剤(図示省略)の粘着性で仮に保持させる。そして、電線Wが仮着されている第1のクリップ本体2の第1の粘着挟持面6に対して、第2のクリップ本体3の第2の粘着挟持面11を重ね合わせて押付けると、第1および第2の弾性部材5、10が電線Wの形に押し潰されるとともに、第1および第挟2の粘着持面6、11にて電線Wが挟持・支持されるものである(主に、図4および図5参照)。
【0012】
上述したように、第1および第2のクリップ本体2、3の粘着挟持面6、11同士を貼付け・剥離可能に重合して形成し、第1のクリップ本体2を筐体Sの適宜位置に貼付け・固定し、かつ、粘着挟持面6、11より第2のクリップ本体3を剥離して、さらに、第1のクリップ本体2の粘着挟持面6に電線Wを仮着するとともに、電線Wの上から第2のクリップ本体3を重合して貼付け、第1および第2のクリップ本体2、3の粘着挟持面6、11にて電線を挟持・支持するようにしたので、筐体に「クリップ」を「係止(固定)」するための係止孔が不要であり、所望の適宜位置に第1のクリップを容易に固定でき、以て配線ルート変更を含めた電線の配線が容易にできるものである。
【0013】
また、延伸されて作製される配線用クリップ1は、軟性合成樹脂や軟性プラスチックなどでプレート状に作製された第1の基材部4、発泡ポリウレタンのような硬めのスポンジ発泡体、ゴム、フェルトなどで作成された弾性部材5などが積層されて形成された第1のクリップ本体2と、同様の構成の第2のクリップ本体3とを重合して構成されているので、配線する電線Wの本数により適宜の長さに切断する際、切断し易いものである。
【0014】
次に、主に、図6を参照して、他の実施の形態を説明する。
なお、以下において、先の実施の形態と同様の部分は同一符号を付すに止め、詳説は省略する。
配線用クリップ21は、主に、第1のクリップ本体22と、第2のクリップ本体23とより構成される。
第1のクリップ本体22は、第1の基材部4の一面側に、第1の弾性部材25、および第1の粘着挟持面26が積層され、また、第1の基材部4の他面側には、粘着剤層7および剥離紙8が積層されている。先の実施の形態と異なる点は、第1の粘着挟持面26が厚く形成されており、かつ、この粘着挟持面26に、配線する電線Wの太さサイズのほぼ半分に見合う半円弧状の保持用切欠き部(以下、適宜、単に「切欠き部」と称する)24aが形成されている点である。この切欠き部24aは、第1のクリップ22が延伸する方向(矢示L方向)とほぼ直交する方向に、半円弧状にくり抜いて形成される(図示の例では、小サイズが3箇所、および少し大きめのサイズが1箇所の計4箇所の切欠き部24aが形成されている)。
第2のクリップ本体23は、第2の基材部9の一面側に、第2の弾性部材27、および第2の粘着挟持面28が積層され、第2の基材部9の他面側の「粘着剤層」および「剥離紙」は、これを廃止してある。さらに、第2の粘着挟持面28が厚く形成され、かつ、配線する電線Wの太さサイズのほぼ半分に見合う半円弧状の切欠き部24bが形成されている点は、上記第1のクリップ本体22と同様である。
上記の配線用クリップ21を配線に使用する際は先ず、剥離紙8を剥がして粘着剤層7を露呈し、粘着剤層7を介して筐体Sの適宜位置に貼付け・固定する。
そして、第2の基材部9を指で摘んで外側に引っ張り、重合している第1および第2の粘着挟持面26、28を剥離して、筐体Sに貼付け・固定された第1のクリップ22より第2のクリップ本体23を引き離なすとともに、第1の粘着挟持面26、および切欠き部24aを露呈させ、この半円弧状の切欠き部24aのサイズに見合う半円弧状のサイズを備えた電線Wを切欠き部24aに押し込み、仮着して保持させる。
さらに、同様の太さの電線Wに合わせ、第2のクリップ本体23の半円弧状の第2の切欠き部24bを重合すると、第1および第2の粘着挟持面26、28にて電線Wが挟持・支持されるものである。
重合する第1および第2の粘着挟持面26、28に予め電線Wの太さサイズのほぼ半分に見合う半円弧状の切欠き部24a、24bが形成されており、第1および第2のクリップ本体22、23を重合すると、第1および第2の切欠き部24a、24bにてほぼ電線Wの太さサイズに見合う切欠き部24が形成され、この切欠き部24にて電線Wが支持されるので、第1および第2の弾性部材25、27を押し潰さなくとも電線Wの支持が確実となるものである。
その他の構成、作用、効果については、先の実施の形態とほぼ同様につき詳説を省略する。
【0015】
なお、上記実施の形態の構成及び動作は例であって、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することができることは言うまでもない。
【符号の説明】
【0016】
W 電線(ワイヤ)
S 筐体
C カッタ
N 切断箇所
1 配線用クリップ(第1の実施形態)
2 第1のクリップ本体
3 第2のクリップ本体
4 第1の基材部
5 第1の弾性部材
6 第1の粘着挟持面
7 第1の粘着剤層
8 第1の剥離紙
9 第2の基材部
10 第2の弾性部材
11 第2の粘着挟持面
12 第2の粘着剤層
13 第2の剥離紙
21 配線用クリップ(第2の実施形態)
22 第1のクリップ本体
23 第2のクリップ本体
24、24a、24b 保持用切欠き部(切欠き部)
25 第1の弾性部材
26 第1の粘着挟持面
27 第2の弾性部材
28 第2の粘着挟持面

【特許請求の範囲】
【請求項1】
プレート状に延伸される第1の基材部の一面に弾性部材、および粘着挟持面が順次積層された第1のクリップ本体と、
プレート状に延伸される第2の基材部の一面に弾性部材、および粘着挟持面が順次積層された第2のクリップ本体と、を備え、
前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップであって、
前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面にて電線を挟持・支持可能としたことを特徴とする配線用クリップ。
【請求項2】
前記第1および第2の基材部の少なくとも一方の他面側に、粘着剤層およびこの粘着剤層を被覆する剥離紙が積層されていることを特徴とする請求項1記載の配線用クリップ。
【請求項3】
前記粘着挟持面に、配線する前記電線のほぼ太さサイズにくり抜いた保持用切欠き部が、前記第1および第2のクリップ本体が延伸された方向とほほ直交する方向に形成されていることを特徴とする請求項1記載の配線用クリップ。
【請求項4】
プレート状に延伸される第1の基材部の一面に弾性部材と粘着挟持面が順次積層されるとともに、基材部の他面側に、粘着剤層およびこの粘着剤層を被覆する剥離紙が積層された第1のクリップ本体と、
プレート状に延伸される第2の基材部の一面に弾性部材と粘着挟持面が順次積層された第2のクリップ本体と、を備え、
前記第1および第2のクリップ本体の粘着挟持面同士を貼付け・剥離可能に重合して形成される配線用クリップの使用方法であって、
前記延伸される配線用クリップを適宜の長さに切断し、前記第1のクリップ本体の基材部の他面側に備えられた剥離紙を剥がして粘着剤層を露呈するとともに、前記粘着剤層を介して前記第1のクリップ本体を筐体の適宜位置に貼付け・固定し、かつ、
前記第1のクリップ本体より第2のクリップ本体を、前記粘着挟持面から剥がし、さらに、
前記第1のクリップ本体の前記粘着挟持面に電線を仮着するとともに、前記電線の上から第2のクリップ本体を重合して貼付け、前記第1および第2のクリップ本体の前記粘着挟持面にて電線を挟持・支持することを特徴とする配線用クリップの使用方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2011−114890(P2011−114890A)
【公開日】平成23年6月9日(2011.6.9)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−266929(P2009−266929)
【出願日】平成21年11月25日(2009.11.25)
【出願人】(307010993)株式会社サトー知識財産研究所 (588)
【出願人】(000130581)株式会社サトー (1,153)
【Fターム(参考)】