説明

重畳組合せ可能な整髪用鋏

【課題】 重畳組合せ可能な整髪用鋏の提供。
【解決手段】 整髪用鋏の第1カッタ及び又は第2カッタの前側面と後側面に、それぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の開放端面に開放溝が設けられ、嵌合ブロックの開放端面より二つの嵌合片が突出し、二つの嵌合片が弾性内縮させられて開放溝内に挿入されて嵌合ブロックが嵌合座に挿入され、二つの嵌合片が回復して開放溝内壁に圧接し、これにより複数の整髪用鋏が相互に重畳するよう組合せられ、嵌合ブロックがそれと同じ高さ或いは異なる高さの嵌合座に嵌入させられることで、複数の整髪用鋏が平行並列或いは異なる高さに並列され、複数の整髪用鋏の重畳組合せが更に簡易で且つ極めて強固なものとされる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は重畳組合せ可能な整髪用鋏に係り、特に、重畳組合せ後に極めて強固である整髪用鋏に関する。
【背景技術】
【0002】
本発明者はすでに、図24に示されるような、複数の整髪用鋏を平行に組み合わせて層状に並列させてトリミング、すき、シャギー等の技術を十分発揮させられる整髪用鋏を提供している。しかしそれは以下のような使用上の欠点があった。整髪用鋏1の第1カッタ10と第2カッタ20の二側面に係止ボタン15、25と嵌め輪13、23が設けられ、係止ボタン15、25が対応する嵌め輪13、23に嵌合されることで、二つの整髪用鋏1が並列に組み合わされる。係止ボタン15、25と嵌め輪13、23は嵌合式に組み合わされるため、係止ボタン15、25が嵌め輪13、23より容易に離脱しやすく、二つの整髪用鋏1の重畳組合せの位置決め効果が悪く、片手で複数の整髪用鋏1を握持して整髪操作を行う時、困難と障害が発生し、更に二つの整髪用鋏1間の間隙が同じで、異なる顔形、髪量の顧客に合わせて調整できず、髪型のレイヤーとボリュームが固定されて変化がなく、最良のレイヤーの美観とボリューム感を表現させることができない。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
本発明の主要な目的は、一種の重畳組合せ可能な整髪用鋏を提供することにあり、それは、整髪用鋏の第1カッタ及び又は第2カッタの前側面と後側面に、それぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の開放端面に開放溝が設けられ、嵌合ブロックの開放端面より二つの嵌合片が突出し、二つの嵌合片が弾性内縮させられて開放溝内に挿入されて嵌合ブロックが嵌合座に挿入され、二つの嵌合片が回復して開放溝内壁に圧接し、これにより複数の整髪用鋏が相互に重畳するよう組合せられ、嵌合ブロックがそれと同じ高さ或いは異なる高さの嵌合座に嵌入させられることで、複数の整髪用鋏が平行並列或いは異なる高さに並列され、複数の整髪用鋏の重畳組合せが更に簡易で且つ極めて強固なものとされる。
【0004】
本発明のもう一つの目的は、一種の重畳組合せ可能な整髪用鋏を提供することにあり、それは、整髪用鋏の第1カッタ及び又は第2カッタの前側面と後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の側辺に二つの夾持部が設けられ、二つの夾持部の間に開口が形成され、嵌合ブロックが開口に挿入されて、二つの夾持部が弾性張開させられて強力に嵌合ブロックを夾持し、且つ嵌合ブロックの高さが開口高度より小さいものとされ、嵌合ブロックが移動調整可能とされ、これにより複数の整髪用鋏を同じ或いは異なる高さに並列に組み合わせる操作が更に簡単に行え且つ強固に組合せられるものとされる。
【課題を解決するための手段】
【0005】
請求項1の発明は、第1カッタと第2カッタが枢軸で相互に重畳するように枢設されてなる重畳組合せ可能な整髪用鋏において、
上述の第1カッタと第2カッタのうち少なくとも一方のカッタの前側面、後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の開放端面に開放溝が開設され、嵌合ブロックの開放端面より二つの嵌合片が突出し、二つの嵌合片が内縮させられてから回復して該開放溝に挿入されて組み合わされ、二つの嵌合片が開放溝内壁に圧接し、これにより複数の整髪用鋏が並列に組み合わされることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項2の発明は、請求項1記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合座の外側面に開放溝と連通する開孔が設けられ、嵌合ブロックのそのうち一つの嵌合片に該開孔に対応する凸塊が凸設され、該凸塊が該開孔に対応し嵌合されることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項3の発明は、請求項1記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、二つの嵌合片の開放端の外側面に傾斜部が形成されたことを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項4の発明は、第1カッタと第2カッタが枢軸で相互に重畳するように枢設されてなる重畳組合せ可能な整髪用鋏において、
上述の第1カッタと第2カッタのうち少なくとも一方のカッタの前側面、後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の側辺に二つの挟持部があり、二つの挟持部の間に開口が形成され、嵌合ブロックが該開口に挿入され、二つの挟持部が弾性拡張して嵌合ブロックを挟持し、これにより複数の整髪用鋏が並列に組み合わされることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項5の発明は、請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合座の上端と下端にそれぞれ折り曲げられたストッパ片が形成され、二つのストッパ片が開口の二側端に位置することを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項6の発明は、請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合ブロックの二側辺に相互に対応する凸部が設けられ、二つの凸部が二つの挟持部の内側壁に圧接することを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
請求項7の発明は、請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合ブロックの高さが開口の高さより小さいことを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏としている。
【発明の効果】
【0006】
本発明の重畳組合せ可能な整髪用鋏は、整髪用鋏の第1カッタ及び又は第2カッタの前側面と後側面に、それぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の開放端面に開放溝が設けられ、嵌合ブロックの開放端面より二つの嵌合片が突出し、二つの嵌合片が弾性内縮させられて開放溝内に挿入されて嵌合ブロックが嵌合座に挿入され、二つの嵌合片が回復して開放溝内壁に圧接し、これにより複数の整髪用鋏が相互に重畳するよう組合せられ、嵌合ブロックがそれと同じ高さ或いは異なる高さの嵌合座に嵌入させられることで、複数の整髪用鋏が平行並列或いは異なる高さに並列され、複数の整髪用鋏の重畳組合せが更に簡易で且つ極めて強固なものとされる。
【0007】
本発明の重畳組合せ可能な整髪用鋏は、整髪用鋏の第1カッタ及び又は第2カッタの前側面と後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の側辺に二つの夾持部が設けられ、二つの夾持部の間に開口が形成され、嵌合ブロックが開口に挿入されて、二つの夾持部が弾性張開させられて強力に嵌合ブロックを夾持し、且つ嵌合ブロックの高さが開口高度より小さいものとされ、嵌合ブロックが移動調整可能とされ、これにより複数の整髪用鋏を同じ或いは異なる高さに並列に組み合わせる操作が更に簡単に行え且つ強固に組合せられるものとされる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
図1、2に示されるように、本発明の整髪用鋏2は、枢軸50で枢接重畳された第1カッタ30と第2カッタ40を具え、第1カッタ30及び又は第2カッタ40のハンドル部31、41の前側面と後側面にそれぞれ少なくとも一つの第1ネジ孔32と第2ネジ孔42が設けられ、すなわち、第1カッタ30の前側面と後側面にそれぞれ少なくとも一つの第1ネジ孔32が設けられ、第2カッタ40の前側面と後側面にそれぞれ少なくとも一つの第2ネジ孔42が設けられ、第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面と後側面の第1ネジ孔32と第2ネジ孔42がネジの嵌め合い方式で嵌合座60と嵌合ブロック70に接合され、これにより第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面に嵌合座60が結合され、第1カッタ30及び又は第2カッタ40の後側面に嵌合ブロック70が結合される。嵌合座60の開放端面に開放溝61が設けられ、外側面に開放溝61と連通する開孔62が設けられ、嵌合ブロック70の開放端面より二つの嵌合片71が突出し、二つの嵌合片71の開放端の外側面にそれぞれ傾斜部72が設けられ、開孔62に対応するそのうち一つの嵌合片71の外側面に凸塊73が凸設されている。上述の嵌合座60と嵌合ブロック70は第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面と後側面に接続され、並びにネジの嵌め合いによる接合方式に限定されず、嵌合、接着、半田付け等その他の固着方式により達成可能である。
【0009】
重畳組合せ時に、複数の整髪用鋏2を水平に揃えて当接させ、一つの整髪用鋏2の第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面に設けられた嵌合座60と、隣接する整髪用鋏2の第1カッタ30及び又は第2カッタ40の対向する後側面に設けられた等しい高さの嵌合ブロック70を嵌合させる。このとき、二つの嵌合片71は傾斜部72により順調に開放溝61に挿入され、二つの嵌合片71が並びに弾性内縮し(図3)、凸塊73が開孔62位置に対応した時に、二つの嵌合片71が弾性回復し、並びに開放溝61内壁に圧接し、同時に凸塊73が開孔62に嵌入し(図4)、これにより嵌合座60が嵌合ブロック70と嵌合し組み合わされ、この嵌合方式により、複数の整髪用鋏2が水平に並列に組み合わされる(図5)。
【0010】
本発明の整髪用鋏2は高さに違いを設けて並列に重畳組合せ可能で、嵌合座60を比較的高い或いは比較的低い位置の別の第1ネジ孔32及び又は第2ネジ孔42に螺合させ(図6)、各整髪用鋏2の嵌合ブロック70を異なる高さの嵌合座60内に嵌合させて、複数の整髪用鋏2を高さに落差を設けて配列する。
【0011】
以上から分かるように、本発明は複数の整髪用鋏2を平行に並列に組合せることができ、また、高さに落差を設けて並列に組み合わせることができ、髪形設計及びトリミングやカットの実際の必要に応じて弾性的に応用でき、髪形設計のトリミング、スキ、レイヤー等の技術を十分に発揮させることができる。
【0012】
本発明の別の実施例では、整髪用鋏2は枢軸50で枢設重畳された第1カッタ30と第2カッタ40で構成され、図2の嵌合座60及び嵌合ブロック70が円筒及び円柱の形態に改変され、第1カッタ30及び又は第2カッタ40の第1ネジ孔32、第2ネジ孔42に、それぞれ円筒状の嵌合座60’と円柱状の嵌合ブロック70’を螺合可能である(図7)。嵌合座60’の底面には開放溝61’が開設され、外側面に開放溝61’と連通する開孔62’が設けられ、嵌合ブロック70’の上端面より二つの嵌合片71’が延伸され、二つの嵌合片71’の上端外側面にそれぞれ傾斜部72’が設けられている。そのうち一つの嵌合片71’の外側面に開孔62’に対応する凸塊73’が凸設されている(図8)。
【0013】
組合せ時には、1本の整髪用鋏2を下から上に整髪用鋏2に当接させ、嵌合ブロック70’を等高の嵌合座60’の開放溝61’に挿入し、傾斜部72’を利用して、二つの嵌合片71’を順調に開放溝61’に挿入し、二つの嵌合片71’を弾性内縮させて更に回復させて開放溝61’内壁を圧迫させ、同時に凸塊73’を開孔62’に嵌合させ(図9、10)、同様の様式で、複数の整髪用鋏2を平らに揃えて重畳するよう組み合わせる(図11)。また、嵌合座60’を比較的高い或いは比較的低い第1ネジ孔32及び又は第2ネジ孔42に螺合させることで、各整髪用鋏2を接続すれば、複数の整髪用鋏2を高さに落差を設けて並列に組み合わせることができる(図12)。
【0014】
前述の図2の嵌合ブロック70は異なる長さとなし得て、異なる長さの嵌合ブロック70に交換可能で、複数の整髪用鋏2間の連結間隙A、A’に不定量の調整を行なうことができ(図13)、異なる顔形、髪量の顧客の整髪を行なう時、最も良好な間隙量に調整でき、レイヤー変化量及びボリューム感を有する髪形にカットできる。本発明の別の実施例(図8)では、同様に嵌合座60’の異なる外径サイズ変化により、組合せ後の整髪用鋏2相互間の間隙量を調整できる。
【0015】
本発明のまた別の実施例では、図14に示されるように、整髪用鋏2は同様に枢軸50で重畳するよう相互に枢設された第1カッタ30及び第2カッタ40で構成されている。第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面、後側面の第1ネジ孔32、第2ネジ孔42にそれぞれ嵌合座60と嵌合ブロック70が嵌合され、上述の嵌合座60及び嵌合ブロック70はそれぞれ第1カッタ30及び又は第2カッタ40の前側面、後側面に接続され、それは並びにネジ山による螺設方式に限定されず、嵌合、接着、半田付け等その他の固定方式で接続される。嵌合座60は中空状の円柱、三角形柱体、四角形柱体、多角形柱体等の形状とされ、本実施例では嵌合座60が中空状の三角形柱体の形状とされ、嵌合座60の側辺に開口64が設けられ、開口64の二側辺がそれぞれ折り曲げられて挟持部63が形成され、嵌合座60の上端、下端よりストッパ片65が折り曲げ状に延伸され(図15)、二つのストッパ片65が開口64の二側端辺に位置し、嵌合ブロック70の高さが開口64の高さより小さいものとされている。
【0016】
組合せ時には、複数の整髪用鋏2が相互に接合され、嵌合ブロック70が対応する開口64に挿入され、並びに二つの挟持部63が弾性拡張し(図16、17)、二つの弾性を有する挟持部63により強力に嵌合ブロック70が挟持され、嵌合ブロック70と嵌合座60の結合が強固とされ、複数の整髪用鋏2が平らに揃えられて重畳するよう組み合わされる。また、嵌合ブロック70を嵌合座60の開口64内で上下にスライド調整し、並びに二つのストッパ片65で嵌合ブロック70の嵌合座60からの脱出を防止するだけで、整髪用鋏2を突き合わせて接合させられ、即ち複数の整髪用鋏2を高さを違えて並列に組み合わせることができる(図19)。該嵌合ブロック70の二側辺には相互に対応する凸部74(図20)が設けられ、嵌合ブロック70が嵌合座60に挿入される時、二つの凸部74が二つの挟持部63を超過して支持し、二つの挟持部63の内側壁を支持し(図21)、これにより、嵌合座60と嵌合ブロック70の結合が更に安定する。
【0017】
このほか、該嵌合ブロック70は異なる長さとされ得て、異なる長さの嵌合ブロック70に交換することで、複数の整髪用鋏2の間の連結間隙A、A’に不定量の調整を行なうことができ(図22)、異なる顔形、髪量の整髪顧客に整髪する時、最良の間隙量に調整できる。
【0018】
前述の図7、8に提示された実施例によると、円筒状の嵌合座60’と円柱状の嵌合ブロック70’の部分構造は相互に交換可能で、同様に嵌合座60’と嵌合ブロック70’を強固に結合させられる。更に詳しくは、嵌合座60’の上端面が開放状態とされて開放溝61’と連通し(図23)、並びに嵌合ブロック70’の二つの嵌合片71’の間に切欠きが嵌合座60’に設置され、嵌合座60’の切欠き66’は開放溝61’と貫通し、嵌合ブロック70’に嵌合片71’が未設置とされて実心状態とされ、嵌合ブロック70’が下から上に開放溝61’に挿入され、切欠き66’の幅が拡大されて嵌合座60’が弾性を具備するものとされ、弾性を具備する嵌合座60’が強力に嵌合ブロック70’を挟持し、且つ凸塊73’が開孔62’に嵌合され、嵌合座60’と嵌合ブロック70’の結合が強化される。上述の図23と図15の両者の組合せ構造は均等であると見なし得る。
【0019】
ゆえに、本発明は以上の構造組成により、周知の技術と比較すると確実に以下の進歩性を具えている。
1.二つの嵌合片71、71’を利用して強力に開放溝61、61’内壁を圧迫し、更に凸塊73、73’が開孔62、62’を係止し、これにより複数の整髪用鋏2が重畳するように組み合わされて最良の安定性を具備するものとされ、片手で同時に複数の整髪用鋏2を握持して整髪する時、握持の強固性及び簡易性を有する。
2.異なる長さの嵌合ブロック70(或いは嵌合座60’の外径)の調整により、複数の整髪用鋏2間の連結間隙A、A’を改変でき、これにより複数の整髪用鋏2の相互間の最適な重畳間隙に調整でき、整髪する髪形に多様な変化量を現出させて更に活発で、美しいものとなしうる。
3.嵌合ブロック70が嵌合座60の開口64で移動調整された後、嵌合ブロック70が更に二つの挟持部63で強固に挟持され、複数の整髪用鋏2を水平或いは高さを違えて重畳するよう組み合わせる操作が簡単で且つ強固に組み合わせることができ、且つ有効に片手で同時に複数の整髪用鋏2を握持する時の安定度を増すことができる。
【0020】
以上の説明及び図面に記載された本発明の実施例は本発明の実施範囲を限定するものではなく、本発明に基づきなしうる細部の修飾或いは改変は、いずれも本発明の請求範囲に属するものとする。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の立体分解図である。
【図2】本発明の嵌合座と嵌合ブロックの立体分解図である。
【図3】本発明の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面動作図である。
【図4】本発明の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面図である。
【図5】本発明の整髪用鋏を平行に組み合わせた断面図である。
【図6】本発明の整髪用鋏を高さを違えて並列に組み合わせた断面図である。
【図7】本発明の別の実施例の立体分解図である。
【図8】本発明の別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの立体分解図である。
【図9】本発明の別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面動作図である。
【図10】本発明の別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面図である。
【図11】本発明の別の実施例の整髪用鋏を平行に組み合わせた断面図である。
【図12】本発明の別の実施例の整髪用鋏を高さを違えて並列に組み合わせた断面図である。
【図13】本発明の複数の整髪用鋏の重畳組合せ後の平面図であり、整髪用鋏相互間の異なる間隙を示す。
【図14】本発明の更に別の実施例の立体分解図である。
【図15】本発明の更に別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの立体分解図である。
【図16】本発明の更に別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面動作図である。
【図17】本発明の更に別の実施例の嵌合座と嵌合ブロックの組合せ断面図である。
【図18】本発明の更に別の実施例の整髪用鋏を平行に組み合わせた断面図である。
【図19】本発明の更に別の実施例の整髪用鋏を高さを違えて並列に組み合わせた断面図である。
【図20】本発明の更に別の実施例の別形式の嵌合ブロックと嵌合座の立体分解図である。
【図21】本発明の更に別の実施例の別形式の嵌合ブロックと嵌合座の組合せ断面図である。
【図22】本発明の更に別の実施例の複数の整髪用鋏の重畳組合せの平面図であり、整髪用鋏相互間は異なる間隙を有している。
【図23】本発明の図15の均等物の立体分解図である。
【図24】周知の整髪用鋏の立体分解図である。
【符号の説明】
【0022】
2 整髪用鋏 30 第1カッタ 31、41 ハンドル部
32 第1ネジ孔 40 第2カッタ 42 第2ネジ孔
50 枢軸 60、60’ 嵌合座 61、61’ 開放溝
62、62’ 開孔 63 挟持部 64 開口
65 ストッパ片 66’ 切欠き 70、70’ 嵌合ブロック
71、71’ 嵌合片 72、72’ 傾斜部 73、73’ 凸塊
74 凸部 A、A’ 間隙
1 整髪用鋏 10 第1カッタ 13、23 嵌め輪
15、25 係止ボタン 20 第2カッタ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
第1カッタと第2カッタが枢軸で相互に重畳するように枢設されてなる重畳組合せ可能な整髪用鋏において、
上述の第1カッタと第2カッタのうち少なくとも一方のカッタの前側面、後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の開放端面に開放溝が開設され、嵌合ブロックの開放端面より二つの嵌合片が突出し、二つの嵌合片が内縮させられてから回復して該開放溝に挿入されて組み合わされ、二つの嵌合片が開放溝内壁に圧接し、これにより複数の整髪用鋏が並列に組み合わされることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項2】
請求項1記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合座の外側面に開放溝と連通する開孔が設けられ、嵌合ブロックのそのうち一つの嵌合片に該開孔に対応する凸塊が凸設され、該凸塊が該開孔に対応し嵌合されることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項3】
請求項1記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、二つの嵌合片の開放端の外側面に傾斜部が形成されたことを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項4】
第1カッタと第2カッタが枢軸で相互に重畳するように枢設されてなる重畳組合せ可能な整髪用鋏において、
上述の第1カッタと第2カッタのうち少なくとも一方のカッタの前側面、後側面にそれぞれ嵌合座と嵌合ブロックが結合され、嵌合座の側辺に二つの挟持部があり、二つの挟持部の間に開口が形成され、嵌合ブロックが該開口に挿入され、二つの挟持部が弾性拡張して嵌合ブロックを挟持し、これにより複数の整髪用鋏が並列に組み合わされることを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項5】
請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合座の上端と下端にそれぞれ折り曲げられたストッパ片が形成され、二つのストッパ片が開口の二側端に位置することを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項6】
請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合ブロックの二側辺に相互に対応する凸部が設けられ、二つの凸部が二つの挟持部の内側壁に圧接することを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。
【請求項7】
請求項4記載の重畳組合せ可能な整髪用鋏において、嵌合ブロックの高さが開口の高さより小さいことを特徴とする、重畳組合せ可能な整髪用鋏。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【図16】
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【図17】
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【図18】
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【図19】
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【図20】
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【図21】
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【図22】
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【図23】
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【図24】
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【公開番号】特開2006−166993(P2006−166993A)
【公開日】平成18年6月29日(2006.6.29)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−360395(P2004−360395)
【出願日】平成16年12月13日(2004.12.13)
【出願人】(599005055)
【Fターム(参考)】