説明

鉄筋用スペーサ

【課題】 径の異なる鉄筋に対応して鉄筋を保持することができ、かつ、構造が簡単で鉄筋への取付作業が容易な鉄筋用スペーサを提供する。
【解決手段】 型枠30の内面と鉄筋6との間隔Sを一定に保つための樹脂製のスペーサ本体5と、一本の線材を折り曲げて形成される保持部材1と、を備える。また、保持部材1は、スペーサ本体5に埋設される基部2と、2種以上の鉄筋6の径に対応してそれぞれが2点乃至3点で鉄筋6に接触する一対の鉄筋挟持用弾性腕部3,3と、を有する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、鉄筋コンクリート施工の際に使用する鉄筋用スペーサに関する。
【背景技術】
【0002】
従来、鉄筋コンクリート施工用のスペーサとして、コンクリート又はモルタルから成るブロック体と、ブロック体の上部に脚部が埋設された鉄筋保持用のキャッチャー(保持部材)を備えたものが存在する(例えば、特許文献1参照)。特許文献1では、鉄筋保持用のキャッチャーが鉄筋を挟持する腕部を有していた。
【特許文献1】特開2001−198912号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかしながら、特許文献1のような従来の鉄筋用スペーサは、径の異なる鉄筋に対応することができず、1種類の径の鉄筋しか保持することができなかった。そのため、それぞれの鉄筋の径の大きさに合った鉄筋用スペーサを揃えていなければならなかった。また、鉄筋を保持する腕部は、薄い鉄板を弯曲して形成されており、その製造に手間とコストがかかるものだった。
また、従来、鉄筋と型枠との間隔を一定に保つための鉄筋用スペーサとしては、プラスチックから成ると共に切欠部を有する略円形車輪状のものが知られているが、鉄筋に取付ける際に大きな力を必要とし、成型用に多くのプラスチック材料を必要としていた。また、一種類の径の鉄筋しか適用できなかった。
そこで、本発明は、径の異なる鉄筋に対応して鉄筋を保持することができ、かつ、構造が簡単で鉄筋への取付作業が容易な鉄筋用スペーサを提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0004】
上記目的を達成するために、本発明に係る鉄筋用スペーサは、樹脂製のスペーサ本体と、一本の線材を折り曲げて形成される保持部材と、を備え、該保持部材は、上記スペーサ本体に埋設される基部と、2種以上の鉄筋の径に対応してそれぞれが2点乃至3点で該鉄筋に接触する一対の鉄筋挟持用弾性腕部と、を有する。
また、上記保持部材が上記鉄筋を保持した状態に於て、該保持部材の一対の弾性腕部の自由端側に、上記鉄筋の軸心方向にかつ互いに逆向きに形成される一対の支持部を備えている。
また、上記弾性腕部は、上記鉄筋の側面上半部と接触する直線状の第1腹部と、該第1腹部の下端から内方へ折り曲げた第1折曲部と、該第1折曲部の下端に連設されると共に上記鉄筋の側面下半部又は側面横部に近接乃至接触する内方下傾状の第2腹部と、該第2腹部の下端から外方へ折り曲げた第2折曲部と、該第2折曲部の下端に連設されると共に上記鉄筋と接触するU字状のガイド部と、該ガイド部の自由端側に連設された上記支持部と、を有する。
【0005】
また、上記スペーサ本体は、外周1箇所から径方向内方へ向って凹状に形成された差込凹部を有すると共に、該差込凹部の突き当たり部に、上記保持部材の上記基部が埋設され、上記一対の弾性腕部の左右中間の一点を中心として上記スペーサ本体の外周面が円形に形成されている。
また、上記保持部材の上記基部は、上記スペーサ本体にインサート成形にて埋設されている。
【発明の効果】
【0006】
本発明は、次のような著大な効果を奏する。
本発明に係る鉄筋用スペーサによれば、少しの力を上方から加えただけで鉄筋に保持部材を嵌込むことができるので、鉄筋用スペーサの鉄筋への取付作業を容易にすることができる。
また、構造が簡単でありながら、2種以上の径の異なる鉄筋の径に対応して、かつ、安定して保持部材が鉄筋を保持することができる。
また、軽量で取り扱い性に優れたものとすることができる。
また、保持部材の腕部を薄い鉄板を弯曲して形成していた従来の鉄筋用スペーサと比較して、製造の手間とコストを削減することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0007】
以下、実施の形態を示す図面に基づき本発明を詳説する。
図1〜図4に於て、本発明に係る鉄筋用スペーサ10は、鉄筋6と型枠30内面との間隔Sを一定に保つために使用されるものである。本発明に係る鉄筋用スペーサ10は、型枠30の内面に接触してその内面と鉄筋6との間隔Sを一定に保つためのプラスチック製(樹脂製)のスペーサ本体5と、一本の線材を折り曲げて形成される鉄筋6保持用の保持部材1と、を備えている。また、保持部材1は、スペーサ本体5に埋設される基部2と、2種以上の鉄筋6の径に対応してそれぞれが2点乃至3点で鉄筋6に接触する一対の鉄筋挟持用弾性腕部3,3と、を有している。
なお、図1〜図3では、鉄筋用スペーサ10を鉄筋6に取り付ける前の(保持部材1が鉄筋6を保持していない)未使用状態を示し、図4では、鉄筋用スペーサ10を鉄筋6に取り付けた(保持部材1が鉄筋6を保持している)使用状態を示している。
【0008】
スペーサ本体5は、偏平状であり、略円形車輪状である。また、スペーサ本体5は、図4に示すように、外周1箇所から径方向内方へ向って凹状に形成された差込凹部17を有すると共に、スペーサ本体5の中央に位置する差込凹部17の突き当たり部20に、保持部材1の基部2が埋設されている。この凹状(若しくは倒立U字状)の差込凹部17により、鉄筋用スペーサ10の鉄筋6への取付けの際、スペーサ本体5の中央まで鉄筋6を容易に導くことが可能とされる。また、正面視で、スペーサ本体5の外周面16は、保持部材1の一対の弾性腕部3,3の左右中間の一点Gを中心として、円形に形成されている。この外周面16には、中心角度等ピッチで複数の突起部18…が形成されている。鉄筋用スペーサ10の使用状態では、この突起部18…を型枠30に当接させるようになっている。
【0009】
ここで、本実施形態では、保持部材1は、図6及び図7に於て示すように、2種類の鉄筋6の径に対応可能とされている。即ち、鉄筋6が図6に示す小径である場合と、図7に示す大径の場合との2種類に対応可能とされている。なお、この鉄筋6はコンクリート施工用の一般的な鉄筋であり、図6の(小径の)鉄筋6の径と図7の(大径の)鉄筋6の径との組合せは、例えば、10mmと13mm、16mmと19mm、22mmと25mm等の組合せである。
【0010】
保持部材1の基部2は、略菱形に形成され、その両端(下端)から一対の弾性腕部3,3が下方へ連設している。
また、基部2は、スペーサ本体5にインサート成形にて埋設されている。具体的にこのインサート成形について述べると、図8及び図9に於て示すように、まず、中央部に埋設用凹部19を設けた状態のスペーサ本体5を予め形成しておく。そして、埋設用凹部19に保持部材1の基部2を配設し、その状態で埋設用凹部19を(溶融)樹脂にて埋めるようにして、成形を行なうものである。
【0011】
保持部材1の弾性腕部3は、図2及び図6に示すように、鉄筋6の側面上半部13と接触する直線状の第1腹部8と、第1腹部8の下端から内方へ折り曲げた第1折曲部11と、を有している。第1折曲部11の下端には、鉄筋6の側面下半部14又は側面横部15に近接乃至接触する内方下傾状かつ直線状の第2腹部9が連設されている。さらに、弾性腕部3は、第2腹部9の下端から外方へ折り曲げた第2折曲部12と、第2折曲部12の下端に連設されると共に鉄筋6と接触するU字状のガイド部7と、を有している。言い換えると、一対の弾性腕部3,3は、基部2の下端から下方へ互いに離れるように延伸する第1腹部8,8を有し、第1腹部8,8の下端に、第1折曲部11,11を介して下方に向かって互いに接近するように延伸する第2腹部9,9を連設し、第2腹部9,9の下端に第2折曲部12,12を介してガイド部7,7が連設されている。
第1腹部8,8の開き角度θは、径の異なる鉄筋6であっても、保持状態で鉄筋6の位置が同じになるように(鉄筋用スペーサ10の中央に鉄筋6が位置するように)設定されている。
【0012】
また、図5に示すように、保持部材1が鉄筋6を保持した使用状態に於て、保持部材1の一対の弾性腕部3,3の自由端側に、鉄筋6の軸心方向にかつ互いに逆向きに形成される一対の支持部4,4を備えている。つまり、支持部4は、ガイド部7の自由端側に連設されている。なお、図5では、スペーサ本体5が省略して描かれている。
【0013】
次に、上述した本発明に係る鉄筋用スペーサの使用方法について説明する。
まず、図示省略するが、複数組み合わされた鉄筋6に、所定間隔をもって、複数の鉄筋用スペーサ10を取り付けていく。具体的には、鉄筋用スペーサ10の差込凹部17を鉄筋6の上方から鉄筋6に差し込むと共に、差込凹部17の突き当たり部20に位置する保持部材1の弾性腕部3,3を、鉄筋6の上方から鉄筋6に嵌込む。この時、保持部材1は、弾性腕部3,3のガイド部7,7が鉄筋6によって外方へ押し広げられながら下方へ進んで、鉄筋6に嵌め込まれる。そして、図6又は図7に示すように、保持部材1は、弾性腕部3,3間に嵌め込んだ鉄筋6を、弾性腕部3,3の弾発付勢力にて挟持する。
【0014】
また、図6又は図7で示す使用状態では、弾性腕部3の第1腹部8は、鉄筋6の側面上半部13と接触し、第2腹部9は、鉄筋6の側面下半部14又は側面横部15と接触している。さらに、支持部4が、鉄筋6の側面下半部14と接触している。このように、弾性腕部3は鉄筋6と3点で接触している。
なお、特に大径の鉄筋6を保持するときには、第2腹部9が鉄筋6と接触しない場合がある。つまり、弾性腕部3が鉄筋6と2点で接触する場合がある。
【0015】
次に、鉄筋用スペーサ10を鉄筋6に取付けた後の作業を述べると、図4に示すように、鉄筋用スペーサ10の近くに型枠30を設置し、スペーサ本体5の外周面16に形成された突起部18…が型枠30の内面に当接するようにする。
この後、図示省略するが、型枠30の内面側の空間にコンクリートを流し込み、鉄筋用スペーサ10及び鉄筋6をコンクリート内に封じ込めた状態でコンクリートを固める。
【0016】
なお、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で設計変更可能である。例えば、本実施形態では、基部2の形状を略菱形にする場合を例示したが、本発明はこれに限るのではなく、基部2の形状を、V字状,W字状,下方に開口した円弧状に形成してもよい。
また、一対の弾性腕部3,3は、U字状のガイド部7や、鉄筋6の軸心方向にかつ互いに逆向きとなるように弾性腕部3,3の自由端側に形成された一対の支持部4,4等を有するものに限るのではなく、別の形状にしてもよい。例えば、支持部4,4が存在しなくてもよい。
また、スペーサ本体5は、差込凹部17を有するものや外周面16が円形に形成されるものに限るのではなく、別の形状にしてもよい。例えば、外周面16を八角形等の多角形に形成するも自由である。
【0017】
以上のように本発明に係る鉄筋用スペーサは、樹脂製のスペーサ本体5と、一本の線材を折り曲げて形成される保持部材1と、を備え、保持部材1は、スペーサ本体5に埋設される基部2と、2種以上の鉄筋6の径に対応してそれぞれが2点乃至3点で鉄筋6に接触する一対の鉄筋挟持用弾性腕部3,3と、を有するので、少しの力を上方から加えただけで鉄筋6に保持部材1を嵌込むことができる。これにより、鉄筋用スペーサ10の鉄筋6への取付作業を容易にすることができる。また、構造が簡単でありながら、2種以上の径の異なる鉄筋6の径に対応して、かつ、安定して保持部材1が鉄筋6を保持することができる。また、スペーサ本体5をプラスチック製(樹脂製)とすると共に保持部材1を一本の線材を折り曲げて形成することによって、軽量で取り扱い性に優れた鉄筋用スペーサ10とすることができる。また、保持部材の腕部を薄い鉄板を弯曲して形成していた従来の鉄筋用スペーサと比較して、製造の手間とコストを削減することができる。また、(保持部材をプラスチック材料にて一体成型する等で)多くのプラスチック材料を必要としていた従来の鉄筋用スペーサと比較して、製造コストを削減することができる。
【0018】
また、保持部材1が鉄筋6を保持した状態に於て、保持部材1の一対の弾性腕部3,3の自由端側に、鉄筋6の軸心方向にかつ互いに逆向きに形成される一対の支持部4,4を備えるので、鉄筋6を安定姿勢を保って確実に保持することができる。
【0019】
また、弾性腕部3は、鉄筋6の側面上半部13と接触する直線状の第1腹部8と、第1腹部8の下端から内方へ折り曲げた第1折曲部11と、第1折曲部11の下端に連設されると共に鉄筋6の側面下半部14又は側面横部15に近接乃至接触する内方下傾状の第2腹部9と、第2腹部9の下端から外方へ折り曲げた第2折曲部12と、第2折曲部12の下端に連設されると共に鉄筋6と接触するU字状のガイド部7と、ガイド部7の自由端側に連設された支持部4と、を有するので、鉄筋6を保持部材1に取り付け易くすることができると共に、保持部材1にて鉄筋6を強固に保持することができる。
【0020】
また、スペーサ本体5は、外周1箇所から径方向内方へ向って凹状に形成された差込凹部17を有すると共に、差込凹部17の突き当たり部20に、保持部材1の基部2が埋設され、一対の弾性腕部3,3の左右中間の一点Gを中心としてスペーサ本体5の外周面16が円形に形成されているので、鉄筋用スペーサ10を鉄筋6に取り付けた(保持部材1に鉄筋6を保持させた)際に、鉄筋用スペーサ10の軸心とスペーサ本体5の外周面16が同心円状となるようにすることができる。これにより、鉄筋6の軸心廻りに鉄筋用スペーサ10が回転しても、型枠30と鉄筋6との間隔Sを一定に保つことができる。その結果、取り扱い性に優れた鉄筋用スペーサ10とすることができる。
【0021】
また、保持部材1の基部2を、スペーサ本体5にインサート成形にて埋設することによって、保持部材1とスペーサ本体5とが強固に結合された鉄筋用スペーサ10とすることができる。これにより、スペーサ本体5に対して保持部材1の位置が容易にずれることなく、型枠30と鉄筋6との間隔を、より確実に一定に保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【0022】
【図1】本発明の実施の一形態を示す正面図である。
【図2】要部正面図である。
【図3】図2のA−A線断面側面図である。
【図4】使用状態を示す正面図である。
【図5】保持部材の鉄筋への取付位置関係を示す要部斜視図である。
【図6】使用状態に於ける保持部材周辺の要部正面図である。
【図7】使用状態に於ける保持部材周辺の要部正面図である。
【図8】保持部材をスペーサ本体に埋設する方法を説明するための正面図である。
【図9】保持部材をスペーサ本体に埋設する方法を説明するための一部破断側面図である。
【符号の説明】
【0023】
1 保持部材
2 基部
3 弾性腕部
4 支持部
5 スペーサ本体
6 鉄筋
7 ガイド部
8 第1腹部
9 第2腹部
10 鉄筋用スペーサ
11 第1折曲部
12 第2折曲部
13 側面上半部
14 側面下半部
15 側面横部
16 外周面
17 差込凹部
20 突き当たり部
30 型枠

【特許請求の範囲】
【請求項1】
樹脂製のスペーサ本体(5)と、一本の線材を折り曲げて形成される保持部材(1)と、を備え、
該保持部材(1)は、上記スペーサ本体(5)に埋設される基部(2)と、2種以上の鉄筋(6)の径に対応してそれぞれが2点乃至3点で該鉄筋(6)に接触する一対の鉄筋挟持用弾性腕部 (3)(3) と、を有することを特徴とする鉄筋用スペーサ。
【請求項2】
上記保持部材(1)が上記鉄筋(6)を保持した状態に於て、該保持部材(1)の一対の弾性腕部 (3)(3) の自由端側に、上記鉄筋(6)の軸心方向にかつ互いに逆向きに形成される一対の支持部 (4)(4) を備えている請求項1記載の鉄筋用スペーサ。
【請求項3】
上記弾性腕部(3)は、上記鉄筋(6)の側面上半部(13)と接触する直線状の第1腹部(8)と、該第1腹部(8)の下端から内方へ折り曲げた第1折曲部(11)と、該第1折曲部(11)の下端に連設されると共に上記鉄筋(6)の側面下半部(14)又は側面横部(15)に近接乃至接触する内方下傾状の第2腹部(9)と、該第2腹部(9)の下端から外方へ折り曲げた第2折曲部(12)と、該第2折曲部(12)の下端に連設されると共に上記鉄筋(6)と接触するU字状のガイド部(7)と、該ガイド部(7)の自由端側に連設された上記支持部(4)と、を有する請求項1又は2記載の鉄筋用スペーサ。
【請求項4】
上記スペーサ本体(5)は、外周1箇所から径方向内方へ向って凹状に形成された差込凹部(17)を有すると共に、該差込凹部(17)の突き当たり部(20)に、上記保持部材(1)の上記基部(2)が埋設され、上記一対の弾性腕部 (3)(3) の左右中間の一点(G)を中心として上記スペーサ本体(5)の外周面(16)が円形に形成されている請求項1,2又は3記載の鉄筋用スペーサ。
【請求項5】
上記保持部材(1)の上記基部(2)は、上記スペーサ本体(5)にインサート成形にて埋設されている請求項1,2,3又は4記載の鉄筋用スペーサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2006−231572(P2006−231572A)
【公開日】平成18年9月7日(2006.9.7)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−45989(P2005−45989)
【出願日】平成17年2月22日(2005.2.22)
【出願人】(398018847)株式会社アール・エス (3)
【Fターム(参考)】