説明

長尺延伸フィルムの製造方法、長尺延伸フィルム、長尺偏光板、及び液晶表示装置

【課題】本発明の目的は、前記の事情に鑑み、テンターを用いてフィルムを斜め方向に延伸する際に長手方向の膜厚、光学特性の均一性に優れた遅相軸が傾斜した長尺延伸フィルムの製造方法、長尺延伸フィルム、それを用いた長尺偏光板、及び液晶表示装置を提供するものである。
【解決手段】熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムを、斜め延伸装置によって該フィルムの長手方向に対して斜交する方向に延伸する長尺延伸フィルムの製造方法であって、該斜め延伸装置の入口部に最も近いガイドロールの主軸位置と斜め延伸装置の入り口部の把持具(クリップつかみ部)との距離が、20〜100cmの範囲であることを特徴とする長尺延伸フィルムの製造方法。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
熱可塑性樹脂からなる長尺のフィルムを、斜め延伸装置によって該フィルムの長手方向に対して斜交する方向に延伸する長尺延伸フィルムの製造方法であって、該斜め延伸装置の入口部に最も近いガイドロールの主軸位置と斜め延伸装置の入り口部の把持具(クリップつかみ部)との距離が、20〜100cmの範囲であることを特徴とする長尺延伸フィルムの製造方法。
【請求項2】
前記熱可塑性樹脂がセルロースエステル樹脂、セルロースエステル樹脂とアクリル系重合体の混合物、ラクトン環を有するアクリル系重合体を主成分とすることを特徴とする請求項1に記載の長尺延伸フィルムの製造方法。
【請求項3】
請求項1または2に記載の延伸フィルムの製造方法により製造されたことを特徴とする長尺延伸フィルム。
【請求項4】
前記延伸フィルムの波長550nmでの測定による面内リターデーションRo(550)が100〜160nmであり、配向角θが40〜50°であることを特徴とする請求項3に記載の長尺延伸フィルム。
【請求項5】
前記延伸フィルムの表面にクリアまたは防眩性ハードコート層を有したことを特徴とする請求項3または4に記載の長尺延伸フィルム。
【請求項6】
前記ハードコート層の表面に少なくとも低屈折率層を有する反射防止層が設けられていることを特徴とする請求項5に記載の長尺延伸フィルム。
【請求項7】
長尺の偏光子の少なくとも一方の面に請求項3〜6のいずれか1項に記載の長尺延伸フィルムを積層してなることを特徴とする長尺偏光板。
【請求項8】
請求項3〜6のいずれか1項に記載の長尺延伸フィルム、または請求項7に記載の長尺偏光板を断栽してなる延伸フィルムまたは偏光板を備えることを特徴とする液晶表示装置。
【請求項9】
前記液晶表示装置が立体画像表示装置であることを特徴とする請求項8に記載の液晶表示装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2012−81610(P2012−81610A)
【公開日】平成24年4月26日(2012.4.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−228264(P2010−228264)
【出願日】平成22年10月8日(2010.10.8)
【出願人】(303000408)コニカミノルタオプト株式会社 (3,255)
【Fターム(参考)】