説明

開閉検出装置

【課題】 開閉部材を閉じたときに、スイッチ用ハウジングの損傷および分解を防止できるようにする。また、静電気がスイッチ部へと伝達されないようにする。
【解決手段】 開閉検出装置は、スイッチ部31と、スイッチ用ハウジング32と、カバー部材33とを備えている。スイッチ部31は、開閉部材21の一部23が当接可能なスイッチボタン31aを有している。このスイッチ部31は、スイッチボタン31aが開閉部材21の一部23により押圧又は押圧解除されることによりオン又はオフされる。スイッチ用ハウジング32は、スイッチボタン31aを外方に突出させた状態でスイッチ部31を収容可能になっている。カバー部材33は、スイッチボタン31aの近傍で、スイッチ用ハウジング32に装着されている。このカバー部材33には、開閉部材21を閉じた時に開閉部材21の一部23が当接可能になっている。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、開閉検出装置、特に、開閉部材の開閉状態を検出する開閉検出装置に関する。
【背景技術】
【0002】
開閉部材の開閉状態を検出する開閉検出装置は、スイッチ部と、スイッチ用ハウジングとを備えている。スイッチ部は、開閉部材の一部が当接可能なスイッチボタンを有している。このスイッチ部は、スイッチボタンが開閉部材の一部により押圧又は押圧解除されることによりオン又はオフされるようになっている。スイッチ用ハウジングは、スイッチボタンを外方に突出させた状態でスイッチ部を収容可能になっている。
【0003】
たとえば、画像形成装置の開閉カバーの開閉状態を検出する開閉検出装置では、開閉カバーの一部たとえば開閉カバーに設けられた突出部がスイッチボタンに当接可能になっている(特許文献1)。開閉カバーを閉めると開閉カバーの突出部によりスイッチボタンが押圧され、開閉カバーを開けると開閉カバーの突出部がスイッチボタンから離反してスイッチボタンの押圧が解除される。このようにスイッチボタンが押圧又は押圧解除されることにより、スイッチ部のスイッチがオン又はオフされる。ここで、スイッチがオンの状態は開閉カバーが閉じた状態であり、スイッチがオフの状態は開閉カバーが開いた状態である。
【特許文献1】特開2002−248834
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の開閉部材の開閉状態を検出する開閉検出装置、たとえば画像形成装置の開閉カバーの開閉状態を検出する開閉検出装置では、開閉カバーが勢いをつけて閉じられるようなことがあると、開閉カバーの突出部がスイッチボタンに当接した後、開閉カバーの突出部がスイッチ用ハウジングにも当接してしまうことがある。すると、開閉カバーの突出部がスイッチ用ハウジングに当接したときの衝撃力によって、スイッチ用ハウジングが損傷してしまうおそれがある。また、スイッチ用ハウジングは複数のパーツから組み立てられていることが多く、この場合は、スイッチ用ハウジングが分解してしまうおそれがある。一方で、画像形成装置の開閉カバーの開閉状態を検出する開閉検出装置では、画像形成装置を利用する利用者や画像形成装置をメンテナンスする作業者等が開閉カバーを開けて作業しているときに、利用者や作業者等の指がスイッチボタンの近傍に接近して、利用者や作業者等が帯びている静電気が指からスイッチ部へと伝達されてしまうことがある。すると、利用者や作業者等からスイッチ部へと伝達された静電気の影響により、スイッチ部の制御部や画像形成装置の制御部等が正常に動作しなくなるおそれがある。
【0005】
本発明の課題は、開閉部材を閉じたときに、スイッチ用ハウジングの損傷および分解を防止できるようにすることにある。
本発明の別の課題は、静電気がスイッチ部へと伝達されないようにすることにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に係る開閉検出装置は、開閉部材の開閉状態を検出する開閉検出装置であって、スイッチ部と、スイッチ用ハウジングと、カバー部材とを備えている。スイッチ部は、開閉部材の一部が当接可能なスイッチボタンを有している。このスイッチ部は、スイッチボタンが開閉部材の一部により押圧又は押圧解除されることによりオン又はオフされる。スイッチ用ハウジングは、スイッチボタンを外方に突出させた状態でスイッチ部を収容可能になっている。カバー部材は、スイッチボタンの近傍で、スイッチ用ハウジングに装着されている。このカバー部材には、開閉部材を閉じた時に開閉部材の一部が当接可能になっている。
【0007】
この開閉検出装置では、開閉部材が開かれた状態から閉じられると、スイッチ用ハウジングから外方に突出した状態のスイッチ部のスイッチボタンが開閉部材の一部により押圧される。これにより、スイッチ部はオン状態になる。ここで、開閉部材が勢いをつけて閉じられるようなことがあると、開閉部材の一部がスイッチボタンに当接した後、開閉部材の一部がスイッチ用ハウジングに装着されたカバー部材に当接する。一方で、開閉部材が閉じられた状態から開かれると、開閉部材の一部がスイッチ部のスイッチボタンから離反してスイッチボタンの押圧が解除される。これにより、スイッチ部はオフ状態になる。
【0008】
ここでは、カバー部材がスイッチ用ハウジングに装着されているので、開閉部材が勢いをつけて閉じられるようなことがあっても、開閉部材の一部がスイッチボタンに当接した後、開閉部材の一部がスイッチ用ハウジングに直接的に当接しなくなる。これにより、スイッチ用ハウジングが損傷しにくくなる。また、スイッチ用ハウジングに装着されたカバー部材により、開閉部材の一部がスイッチ用ハウジングに直接的に当接しないようにしたことで、スイッチ用ハウジングが複数のパーツから組み立てられていたとしても、スイッチ用ハウジングが分解しにくくなる。すなわち、カバー部材をスイッチ用ハウジングに装着することにより、開閉部材を閉じたときに、スイッチ用ハウジングの損傷および分解を防止することができる。
【0009】
請求項2に係る開閉検出装置では、請求項1に記載の開閉検出装置において、カバー部材が貫通孔を有している。この貫通孔には、スイッチボタンが挿通されている。この場合、スイッチ部のスイッチボタンのまわりを取り囲むようにカバー部材が配置されることになるので、開閉部材の一部はスイッチ用ハウジングに直接的に当接しなくなる。これにより、開閉部材を閉じたときに、スイッチ用ハウジングの損傷および分解を確実に防止することができる。
【0010】
請求項3に係る開閉検出装置では、請求項1又は2に記載の開閉検出装置において、カバー部材が金属製の板状部材である。この場合、カバー部材が板状部材になっているので、カバー部材をスイッチ用ハウジングに容易に装着することができる。また、カバー部材が金属からなっているので、カバー部材の強度および剛性を確保することができる。これにより、開閉部材の一部がカバー部材に当接しても、カバー部材が損傷しないようにすることができる。また、カバー部材がスイッチ用ハウジングに装着された状態では、スイッチ用ハウジングの剛性が向上するので、開閉部材の一部がカバー部材に当接したときに、スイッチ用ハウジングに撓みが生じにくくなり、スイッチ用ハウジングが損傷したり分解したりしにくくなる。
【0011】
請求項4に係る開閉検出装置では、請求項1から3のいずれかに記載の開閉検出装置において、カバー部材の開閉部材側にシート状の絶縁部材が貼付されている。この場合、カバー部材の開閉部材側にシート状の絶縁部材が貼付されているので、たとえば、スイッチボタンの近傍に指を接近させるようなことがあっても、指からスイッチ部へと静電気が伝達されないようにすることができる。すなわち、静電気がスイッチ部へと伝達されないようにすることができる。
【0012】
請求項5に係る開閉検出装置では、請求項1から4のいずれかに記載の開閉検出装置において、カバー部材にアース部材が装着されており、スイッチ部はアース部材によりアースされている。この場合、スイッチ部がアース部材によりアースされているので、たとえば、スイッチボタンの近傍に指を接近させたときに、指からの静電気をカバー部材に装着されたアース部材によってアースすることができる。これにより、静電気がスイッチ部へと伝達されないようにすることができる。
【0013】
請求項6に係る開閉検出装置では、請求項1から5のいずれかに記載の開閉検出装置において、開閉部材が画像形成装置の開閉カバーになっている。スイッチ部は、開閉カバーの開閉状態を検出するための画像形成装置の検出部になっている。このように、画像形成装置の開閉カバーに開閉部材を対応させて、開閉カバーの開閉状態を検出するための画像形成装置の検出部にスイッチ部を対応させるようにしても、請求項1から5に示した効果と同様の効果を得ることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明によれば、カバー部材がスイッチ用ハウジングに装着されているので、開閉部材が勢いをつけて閉じられるようなことがあっても、開閉部材の一部がスイッチボタンに当接した後、開閉部材の一部がスイッチ用ハウジングに直接的に当接しなくなる。これにより、スイッチ用ハウジングが損傷しにくくなる。また、スイッチ用ハウジングに装着されたカバー部材により、開閉部材の一部がスイッチ用ハウジングに直接的に当接しないようにしたことで、スイッチ用ハウジングが複数のパーツから組み立てられていたとしても、スイッチ用ハウジングが分解しにくくなる。すなわち、カバー部材をスイッチ用ハウジングに装着することにより、開閉部材を閉じたときに、スイッチ用ハウジングの損傷および分解を防止することができる。さらに、カバー部材の開閉部材側にシート状の絶縁部材を貼付したり、スイッチ部をアース部材でアースしたりすることにより、静電気がスイッチ部へと伝達されないようにすることができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
図1は、本発明の一実施形態による複写機1の前面図を示している。なお、本実施形態で使用される方向を示す用語は、複写機1を利用するユーザを基準として定義されている。たとえば、複写機1においては、ユーザに面する複写機の略垂直面を前面、前面とは反対側の略垂直面を背面、ユーザ前方の略水平面を上面、その他の左右の略垂直面を左側面および右側面として定義している。
【0016】
本実施形態における複写機1の構成は、開閉検出装置30を除いて一般的に用いられている従来の複写機の構成と同様であるため、ここでは、開閉検出装置30の説明に必要な構成要素と開閉検出装置30とについての説明のみを行うものとする。
【0017】
複写機1は、図2および図3に示すように、主に、外装カバー20と開閉検出装置30とを有している。外装カバー20は、複写機本体10の外周を覆うように複写機本体10に装着されている。この外装カバー20には、前面開閉カバー21が含まれている。
【0018】
前面開閉カバー21は、複写機本体10の前面に開閉自在に装着されている。ここでは、前面開閉カバー21は、複写機本体10の前面左側のヒンジ(図示しない)を支点として開閉自在になっている。前面開閉カバー21には、前面開閉カバー21が閉じられたときに前面開閉カバー21を複写機本体10に位置決めするための位置決め部22と、スイッチボタン31aを押圧又は押圧解除するための押圧部23とが設けられている。位置決め部22は、前面開閉カバー21の裏面右端に配置されている。押圧部23は、位置決め部22からヒンジ側に所定の間隔を隔てて配置されている。この押圧部23は、前面開閉カバー21を閉じた時に、後述するシート状の絶縁部材34が貼付されたハウジングカバー33に当接可能になっている。
【0019】
開閉検出装置30は、図4および図5に示すように、前面開閉カバー21の開閉状態を検出するためのものであり、スイッチ部31と、スイッチ用ハウジング32と、ハウジングカバー33とを有している。スイッチ部31は、スイッチボタン31aとスイッチ本体31bとを有している。スイッチボタン31aは、前面開閉カバー21の押圧部23が当接する部分であり、スイッチ本体31bに進退自在に装着されている。このスイッチボタン31aが開閉部材の押圧部23により押圧又は押圧解除されることにより、スイッチ部31はオン又はオフされる。スイッチ本体31bは、後述するスイッチ用ハウジング32に収容されている。このスイッチ本体31bには制御部(図示しない)が内蔵されており、この制御部はスイッチボタン31aのオンオフ動作を電気信号に変換する。スイッチ用ハウジング32は、前面開閉カバー21を閉じた状態の押圧部23の位置に対向する位置で複写機本体10に装着されている。スイッチ用ハウジング32は、スイッチボタン31aを外方に突出させた状態でスイッチ部31を収容可能になっている。たとえば、スイッチ用ハウジング32は矩形状に形成されており、一面が開口した内部空間を有するハウジング本体32aとハウジング本体32aの開口を封止する蓋部32bとからなっている。ハウジング本体32aの内部空間には、スイッチ本体31bが収容されている。蓋部32bには内部空間から外方に貫通する貫通孔32cが形成されており、この貫通孔32cにスイッチボタン31aを挿通させて、スイッチボタン31aを蓋部32bから外方に突出させている。ハウジングカバー33は、スイッチボタン31aの近傍でスイッチ用ハウジング32に装着されている。ハウジングカバー33はたとえば金属製の板状部材であり、ハウジングカバー33の外周縁部にはスイッチ用ハウジング32の蓋部32bの4つの側面に係合する係合部33aが形成されている。このハウジングカバー33は、係合部33aを蓋部32bの4つの側面に係合させた状態で、スイッチ用ハウジング32の蓋部32bに接着されている。また、ハウジングカバー33の前面開閉カバー21側には、シート状の絶縁部材34が貼付されている。たとえば、絶縁部材34は、矩形シート状に形成されており、中央部が矩形状に切り抜かれている。このような絶縁部材34は、中央部の切り抜かれた部分がハウジングカバー33の蓋部32bの貫通孔32cの位置にくるように位置を合わせて、ハウジングカバー33の蓋部32bに貼付されている。
【0020】
このような開閉検出装置30では、図2および図3に示すように、前面開閉カバー21が開かれた状態から閉じられると、スイッチ用ハウジング32から外方に突出した状態のスイッチ部31のスイッチボタン31aが前面開閉カバー21の押圧部23により押圧される。そして、前面開閉カバー21の位置決め部22が複写機本体10に当接して、前面開閉カバー21が複写機本体10に位置決めされる。これにより、スイッチ部31はオンされる。一方で、前面開閉カバー21が閉じられた状態から開かれると、前面開閉カバー21の押圧部23がスイッチ部31のスイッチボタン31aから離反して、押圧状態にあったスイッチ部31のスイッチボタン31aの押圧が解除される。これにより、スイッチ部31はオフされる。
【0021】
このような本実施形態では、スイッチ用ハウジング32にはハウジングカバー33が装着されているので、前面開閉カバー21が勢いをつけて閉じられるようなことがあっても、前面開閉カバー21の押圧部23がスイッチボタン31aを押圧した後、前面開閉カバー21の押圧部23がスイッチ用ハウジング32に直接的に当接しなくなる。これにより、スイッチ用ハウジング32が損傷しにくくなる。また、スイッチ用ハウジング32に装着されたハウジングカバー33により、前面開閉カバー21の押圧部23がスイッチ用ハウジング32に直接的に当接しないようにしたことで、スイッチ用ハウジング32が複数のパーツから組み立てられていたとしても、スイッチ用ハウジング32が分解しにくくなる。すなわち、ハウジングカバー33をスイッチ用ハウジング32に装着することにより、前面開閉カバー21を閉じたときに、スイッチ用ハウジング32が損傷および分解しにくくなるようにすることができる。さらに、カバー部材の開閉部材側にシート状の絶縁部材34を貼付することにより、静電気がスイッチ部31へと伝達されないようにすることができる。
【0022】
〔他の実施形態〕
(a)前記実施形態では、本発明が複写機1に対して適用される場合の例を示したが、本発明は、複写機1だけでなく、プリンタおよびファクシミリなどやこれら複合機等の画像形成装置に対しても適用することができる。
【0023】
(b)前記実施形態では、ハウジングカバー33にシート状の絶縁部材34が貼付される場合の例を示したが、絶縁部材34に代えて、スイッチ部31をアースするためのアース部材をハウジングカバー33に装着するようにしても良い。また、絶縁部材34とアース部材とをハウジングカバー33に装着するようにしても良い。このようにしても、前記実施形態に示した効果と同様の効果を得ることができる。すなわち、静電気がスイッチ部31へと伝達されないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【0024】
【図1】本発明の一実施形態にかかる画像形成装置の一例である複写機の前面図。
【図2】開閉検出装置および開閉検出装置近傍の断面図(図1のI−I断面:前面開閉カバー開放時)。
【図3】開閉検出装置および開閉検出装置近傍の断面図(図1のI−I断面:前面開閉カバー閉塞時)。
【図4】開閉検出装置の拡大断面図。
【図5】開閉検出装置を前面開閉カバー側から見た図。
【符号の説明】
【0025】
21 前面開閉カバー(開閉部材)
23 押圧部(開閉部材の一部)
30 開閉検出装置
31a スイッチボタン
31 スイッチ部
32 スイッチ用ハウジング
32c 貫通孔
33 ハウジングカバー(カバー部材)
34 絶縁部材

【特許請求の範囲】
【請求項1】
開閉部材の開閉状態を検出する開閉検出装置であって、
前記開閉部材の一部が当接可能なスイッチボタンを有し、前記スイッチボタンが前記開閉部材の前記一部により押圧又は押圧解除されることによりオン又はオフされるスイッチ部と、
前記スイッチボタンを外方に突出させた状態で前記スイッチ部を収容可能なスイッチ用ハウジングと、
前記スイッチボタンの近傍で前記スイッチ用ハウジングに装着され、前記開閉部材を閉じた時に前記開閉部材の前記一部が当接可能なカバー部材と、
を備える開閉検出装置。
【請求項2】
前記カバー部材は貫通孔を有し、前記貫通孔に前記スイッチボタンが挿通されている、
請求項1に記載の開閉検出装置。
【請求項3】
前記カバー部材は、金属製の板状部材である、
請求項1又は2に記載の開閉検出装置。
【請求項4】
前記カバー部材の前記開閉部材側には、シート状の絶縁部材が貼付されている、
請求項1から3のいずれかに記載の開閉検出装置。
【請求項5】
前記カバー部材にはアース部材が装着されており、前記スイッチ部は前記アース部材によりアースされている、
請求項1から4のいずれかに記載の開閉検出装置。
【請求項6】
前記開閉部材は画像形成装置の開閉カバーであり、前記スイッチ部は前記開閉カバーの開閉状態を検出する検出部になっている、
請求項1から5のいずれかに記載の開閉検出装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2006−12590(P2006−12590A)
【公開日】平成18年1月12日(2006.1.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2004−187786(P2004−187786)
【出願日】平成16年6月25日(2004.6.25)
【出願人】(000006150)京セラミタ株式会社 (13,173)
【Fターム(参考)】