説明

間仕切り壁構造

【課題】防耐火構造を備えていて、静かな室内空間を確保し住空間の拡大が図れて、防犯性に優れた、施工性の良い間仕切り壁構造を提供すること。
【解決手段】壁芯に沿った天井と床面にそれぞれ固定した上レ−ル2と下レ−ル3間に複数の下地パネル1を立設して、長尺鋼板をハット形状に折曲形成し、前記ハット形状のヘッド1Aの幅を底辺より狭くし側面1Bに傾斜をつけ、前記ハット形状のヘッド1Aに台形の溝1Dを有する断面形状の前記下地パネル1を、パネル壁芯9に沿って、前記下地パネル1のヘッド1Aを両外側方向に千鳥配置として、隣接する前記下地パネル1の両端の側面1B間に遮音材5Aを介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネル1のヘッド1Aにボ−ド4をビス等で固定する間仕切り壁構造。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、構築物、特に建物の内壁における遮音性、高剛性、防耐火性、防犯性および工期短縮に有用である下地パネルと、下地パネルを使用する間仕切り壁構造に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来、建築物の間仕切り壁の場合には、図12〜図13に概略示す方法で行われている。即ち、建物内部の天井及び床部に、断面コ字形状のランナを設置し、上ランナ10,下ランナ11間で、所定の位置に断面略C字形状の間柱(スタッド12)を立設し、前記スタッド12の面に、ボ−ド4をビスで固定し、かかる軸組構造の間仕切り壁として、長年に亘って建築物等に広く用いられてきた。
【0003】
一方、近年における建築物の高層化、超高層化になるにつれて、住空間を拡大するために壁厚を薄くして、軽量であることが望まれ、防火性、遮音性、変形追随性、面外曲げ剛性、および硬度のある間仕切り壁が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
【0004】
他方、近年凶悪犯罪が多数発生し、防犯の強化が望まれていて、堅牢性のある間仕切り開発が喫緊の課題であり、一般に、例えば、軸組構造間仕切り壁において、図14〜図15に示すセキュリティ工法と称して、スタッド12とボ−ド4の間に、現場で鋼板15を挿入する工法が提案されている。
【特許文献1】特開平8−74358号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、既存の軸組構造工法、現状でのセキュリティ工法、および前記特許文献1に係わる間仕切り壁では、多様化する現代のニ−ズに応えているとは言い難い。
【0006】
先ず既存の軸組構造工法の場合は、軸組構造工法の組立て手順として、図12〜図13に示す上ランナ10、下ランナ11間に、略C字形状スタッド12を立設した後、スペ−サ13及び振れ止め14を固定するが、その取扱いが煩雑であるため施工効率を阻害する難点がある。また、スタット12を挟んで隣室のボ−ド4と当室ボ−ド4が直接接触して一体化している関係上、隣室の壁の振動がスタッド12を通じて当室に伝わるので、近年での、世間からの遮音の要求性能には不十分である。
【0007】
そこで、特許文献1の場合のように、隣室の壁の振動がスタッドを通じて当室に伝わらないよう、前記スタッド12を千鳥にして音の直接の伝搬をなくして、遮音性能を向上させているが、従来の図12〜図13の軸組構造工法のため、施工効率が悪く、さらに、防犯性に難点がある。
【0008】
次に、壁面がボ−ド4では激しい打撃に遭うと壁面に貫通穴が空くため、セキュリテイ工法と称し、図14〜図15に示すように、在来の軸組構造工法で間仕切り下地を組み、鋼板15を、現場で挿入しているが、鋼板15を取付けるのに新たに運搬(小運搬を含む)、建設現場での鋼板置場の確保、取付等の工数が掛かり、工程及び経済性に問題がある。
【0009】
すなわち、遮音性があり、衝撃に強くて堅牢性があり、防犯性があり、さらに、施工性に優れた間仕切り壁構造は、皆無であった。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記課題を解決するための本発明に係わる間仕切り壁構造は、壁芯に沿った天井と床面にそれぞれ固定した上レ−ルと下レ−ル間に下地パネルを立設し、長尺鋼板を底辺よりヘッドの幅を狭くし側面に傾斜をつけハット形状に折り曲げた前記下地パネルで、前記ヘッドに台形の溝を有する前記下地パネルのハット形状ヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、隣接する前記下地パネルの両端の側面間に遮音材を介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする。
上記において、前記下地パネルのハット形状のヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、隣接する前記下地パネルの両端の側面間に遮音材を二重に介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする。
また、前記下地パネルのハット形状のヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、前記下地パネルのハット形状のリップと隣接する下地パネルの溝の裏面間に遮音材を介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする。
【発明の効果】
【0011】
(A)本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、従来の軸組下地での中空部のある工法と異なり、室内空間を遮音性能のある金属製下地パネルで全面遮断している構造である。さらに、前記下地パネルを千鳥配置として、前記下地パネル間の接続部には弾力性のある遮音材を介在させている。したがって、隣室ボ−ドから当室ボ−ドへの音の直接の伝搬が微少で遮音性能が極めて高い。
【0012】
(B)本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、下地パネル全面が鋼板で覆われている構造である。したがって、衝撃に強く堅牢性に優れ、かつ防犯性が高い。
【0013】
(C)本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、下地パネルの断面は、面外剛性(間仕切り壁の壁面に対する水平方向の荷重に対する剛性)の高い形状である。したがって、間仕切り壁厚を薄くすることができる。
【0014】
(D)本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、上レ−ルと下レ−ルの間に下地パネルのみを立設する工法である。したがって、従来技術に係わる軸組構造工法と異なり、スペ−サ、および振れ止めの取扱いの煩雑さが無くなり取付作業が極めて容易である。
【0015】
(E)本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、下地パネルの断面形状は下地パネルの積み重ねを考慮して、折曲げ箇所を直角でなくて鈍角に加工している。したがって、最小限の容積で済み、梱包および運搬等にムダがなく経済的である。
【0016】
(F)すなわち、本発明特有の下地パネルを採用する本発明に係わる間仕切り壁構造によれば、静かな室内空間を確保し、防犯性に優れ、防耐火構造を備え、かつ住空間の拡大を提供することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0017】
以下、図1〜図15に基づいて、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は本発明に係わる間仕切り壁用の下地パネルの一例を示す模式図、図2は図1のA−A断面図である。図1〜図2に示すように下地パネル用として使用される本発明に係わる下地パネル1は壁面となるヘッド1A、および溝1Dと、下地パネルのジョイント部となる側面1B、およびリップ1Cから構成されている。
【0018】
更に詳しく本発明に係わる間仕切り壁用の下地パネルを構成する各部分を図1〜図2に基づいて説明する。前記下地パネル1は、鋼板の長辺両方向端部を図2に示すように袴状に折曲形成して側面1Bを作成し、さらに、側面1Bの両側を外側方向へ直角に折曲げてリップ1Cを作成する。その際図1〜図2に示すように壁面部を台形形状に加工を施し、溝1Dを形成した構造にする。なお、図1〜図2には、壁面溝1Dの形状として台形状のものを代表として示したが、本発明ではこれに限ることなく、溝がなくても、また、溝数が複数でも、溝形状がいかなる形状のものであっても適用可能であれば構わない。例えば溝形状としは、半楕円、歪んだ半円形、三角形、四角形、弓形等を挙げることができし、側面1Bとリップ1Dとの角度も直角でなくても、遮音材5Aを保持できれば如何なる角度でも構わない。下地パネル1のサイズは、幅が30〜60cm程度、長さが2〜6m程度であり、下地パネル1の材質としては、溶融亜鉛めっき鋼板、溶融55%アルミニウム−亜鉛合金めっき鋼板及びステンレス鋼等の金属材料で、0.6〜1.2mm程度の厚みが望ましいが、特に限定されるものではない。
【0019】
[本発明に係わる間仕切り壁構造で採用する下地パネル配設の第1の実施例]
図3は、下地パネル1を連続して組み立てを行う場合において、下地パネル1における隣接するパネル両端の側面1B間に遮音材5Aを介在させた、第1の実施例を示す斜視図であり、この例においては下レ−ル3,下地パネル1,ヘッド1A、側面1B、リップ1C、溝1D、ボ−ド材4、遮音材5A、および遮音材5Bとから構成されている。
【0020】
図4は、間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を上方から見た図であり、同じく、図5は間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を右方から見た図である。この例においてはコンクリ−ト釘8によって建築物の躯体上スラブ6の下に、上レ−ル2の開口部の向きを上に、躯体下スラブ7の上に、下レ−ル3の開口部の向きを下にして固定されている。前記上下レ−ル2、3間に、先ず下地パネル1を図4に示すようにヘッド1Aの方向を壁芯9に沿って外側方向に設置して、前記下地パネル1の側面1Bに遮音材5Aを取付けている。つづいて、次の下地パネル1を前記下地パネルとヘッド1Aの方向が反対、すなわち千鳥状にして、側面1Bで前記遮音材5Aを押すようにして下地パネルを組み立て、前記下地パネルと繋がるように設置している。
【0021】
次いで、遮音材5Bを、前記下地パネル1の壁面部のヘッド1A裏面と溝1D裏面側に挿入し、図3に示すように、前記下地パネル1の壁面ヘッド1Aの外方向に、ボ−ド材4を横向きにしてタッピングねじで固定し、さらに、前記ボ−ド材4の外側にボ−ド材4を縦向きにしてステ−ブルと糊で取り付けて間仕切り壁構造を構築している。
【0022】
[本発明に係わる間仕切り壁構造で採用する下地パネル配設の第2の実施例]
次に、下地パネル1を連続して組み立てを行う場合の第2の実施例を説明する。図6は、下地パネル1における隣接するパネル両端の側面1B間に遮音材5Aを二重に介在させた第2の実施例を示す斜視図であり、この例においては下レ−ル3,下地パネル1,ヘッド1A、側面1B、リップ1C、溝1D、ボ−ド材4、遮音材5A、および遮音材5Bとから構成されている。
【0023】
図7は、間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を上方から見た図であり、同じく、図8は間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を右方から見た図である。この例においてはコンクリ−ト釘8によって建築物の躯体上スラブ6の下に、上レ−ル2の開口部の向きを上に、躯体下スラブ7の上に、下レ−ル3の開口部の向きを下にして固定されている。前記上下レ−ル2、3間に、先ず下地パネル1を図7に示すようにヘッド1Aの方向を壁芯9に沿って外側方向に設置して、前記下地パネル1のリップ1Cに遮音材5Aを組込んでいる。つづいて、次の下地パネル1のリップ1Cに遮音材5Aを組込み、前記下地パネルとヘッド1Aの方向が反対、すなわち千鳥状にして、側面1Bで遮音材5Aを押すようにして下地パネルを組立てて、前記下地パネルと繋がるように設置している。
【0024】
次いで、遮音材5Bを、前記下地パネル1の壁面部のヘッド1A裏面と溝1D裏面側に挿入し、図6に示すように、前記下地パネル1の壁面ヘッド1Aの外方向に、ボ−ド材4を横向きにしてタッピングねじで固定し、さらに、前記ボ−ド材4の外側にボ−ド材4を縦向きにしてステ−ブルと糊で取り付けて間仕切り壁構造を構築している。
【0025】
[本発明に係わる間仕切り壁構造で採用する下地パネル配設の第3の実施例]
次に、下地パネル1を連続して組み立てを行う場合の第3の実施例を説明する。図9は、下地パネル1における隣接するパネル両端のリップ1Cと溝1Dの裏面間に遮音材5Aを介在させた、第3の実施例を示す斜視図であり、この例においては下レ−ル3,下地パネル1,ヘッド1A、側面1B、リップ1C、溝1D、ボ−ド材4、遮音材5A、および遮音材5Bとから構成されている。
【0026】
図10は、間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を上方から見た図であり、同じく、図11は間仕切り壁構造の施工例を示す模倣図であり、施工した下地パネル1を含む断面を右方から見た図である。この例においてはコンクリ−ト釘8によって建築物の躯体上スラブ6の下に、上レ−ル2の開口部の向きを上に、躯体下スラブ7の上に、下レ−ル3の開口部の向きを下にして固定されている。前記上下レ−ル2、3間に、先ず下地パネル1を図10に示すようにヘッド1Aの方向を壁芯9に沿って外側方向に設置して、前記下地パネル1のリップ1Cに遮音材5Aを組込み、ヘッド1A裏面にも遮音材5Bを取付けている。つづいて、次の下地パネル1のリップ1Cに遮音材5Aを組込み、前記下地パネルとヘッド1Aの方向が反対、すなわち千鳥状にして、遮音材5Aを押すようにして下地パネルを組立てて、前記下地パネルと繋がるように設置している。
【0027】
次いで、遮音材5Bを、前記下地パネル1の壁面部溝1D裏面側に挿入し、図9に示すように、前記下地パネル1の壁面ヘッド1Aの外方向に、ボ−ド材4を横向きにしてタッピングねじで固定し、さらに、前記ボ−ド材4の外側にボ−ド材4を縦向きにしてステ−ブルと糊で取り付けて間仕切り壁構造を構築している。
【0028】
遮音材5A、および遮音材5Bの挿入に関しては特に限定されるものではなく、必要に応じて仕様を決めても構わない。例えば、グラスウ−ル、特殊スポンジゴム、およびロックウ−ル等で密度や厚さを換えることは構わない。また、ボ−ド4に関しては、せっこうボ−ド、およびけい酸カルシウム板が一般的であるが特に限定はしていない。
【0029】
以上説明したように本発明に係わる間仕切り壁構造は、設計条件の要求に対して下地パネル組みのバリエ−ションによる対応が可能であり、具体的には壁厚を薄くしたり、遮音性を高めたり、防犯性を高めることができる優れた工法である。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明に係わる間仕切り壁構造において使用する下地パネルの一例を示す模式図である。
【図2】図1のA−A断面図である。
【図3】下地パネル配設の第1の実施例を示す斜視図である。
【図4】第1の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル上方から見た断面図である。
【図5】第1の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル右方から見た図4のA−A断面図である。
【図6】下地パネル配設の第2の実施例を示す斜視図である。
【図7】第2の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル上方から見た断面図である。
【図8】第2の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル右方から見た図7のA−A断面図である。
【図9】下地パネル配設の第3の実施例を示す斜視図である。
【図10】第3の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル上方から見た断面図である。
【図11】第3の実施例の施工例を示す模式図であり、下地パネル右方から見た図10のA−A断面図である。
【図12】従来技術に係わる軸組構造の間仕切り壁工法を示す縦断面図である。
【図13】従来技術に係わる軸組構造の間仕切り壁工法を示す横断面図である。
【図14】従来技術に係わる軸組構造の間仕切り壁工法でのセキュリティ工法を示す縦断面図である。
【図15】従来技術に係わる軸組構造の間仕切り壁工法でのセキュリティ工法を示す横断面図である。
【符号の説明】
【0031】
1 下地パネル 1A ヘッド
1B 側 面 1C リップ
1D 溝 2 上レ−ル
3 下レ−ル 4 ボ−ド
5A 遮音材A 5B 遮音材B
6 上スラブ 7 下スラブ
8 コンクリ−ト釘 9 壁 芯
10 上ランナ 11 下ランナ
12 スタッド 13 スペ−サ
14 振れ止め 15 鋼 板

【特許請求の範囲】
【請求項1】
壁芯に沿った天井と床面にそれぞれ固定した上レ−ルと下レ−ル間に下地パネルを立設し、長尺鋼板を底辺よりヘッドの幅を狭くし側面に傾斜をつけハット形状に折り曲げた前記下地パネルで、前記のヘッドに台形の溝を有する前記下地パネルのハット形状のヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、隣接する前記下地パネルの両端の側面間に遮音材を介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする間仕切り壁構造。
【請求項2】
前記下地パネルのハット形状のヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、隣接する前記下地パネルの両端の側面間に遮音材を二重に介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする請求項1に記載の間仕切り壁構造。
【請求項3】
前記下地パネルのハット形状のヘッドを、パネル壁芯に沿って両外側方向に千鳥配置として、前記下地パネルのハット形状のリップと隣接する下地パネルの溝裏面間に遮音材を介在させ連結しながら間仕切り下地を形成し、前記下地パネルのヘッドにボ−ドをビス等で保持することを特徴とする請求項1又は2に記載の間仕切り壁構造。


























【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【図14】
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【図15】
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【公開番号】特開2010−127012(P2010−127012A)
【公開日】平成22年6月10日(2010.6.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−303474(P2008−303474)
【出願日】平成20年11月28日(2008.11.28)
【出願人】(506200083)
【Fターム(参考)】