説明

陳列棚

【課題】キャスターの取付け作業が容易であり、且つキャスターの取付け部分が充分な強度を備えた陳列棚を提供する。
【解決手段】陳列棚1は、脚部2と、脚部2の間に延在するキャスター取付部材3とを備えている。脚部2の底面の前方及び後方に横長の係合孔25が設けられており、キャスター取付部材3の両端部には、脚部3との連結部11が折り曲げ加工によって形成されている。連結部11は、垂直部12と、水平部13と、水平部13の端部の一部に連なる横向き鉤形の垂直な鉤部14とを有している。脚部2の係合孔25にキャスター取付部材3の鉤部14が係止され、脚部2の底面23がキャスター取付部材3の水平部13と当接し、脚部2の内側面22がキャスター取付部材3の垂直部12と当接することで、前記脚部と前記キャスター取付部材とが連結固定される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、種々の物品を陳列するために用いられる陳列棚に関する。特に、キャスターの取付け作業を容易に行うことができ、且つキャスターの取付け部分が充分な強度を備えた陳列棚に関する。
【背景技術】
【0002】
脚部にキャスターを取付けて、その移動を容易にした陳列棚が知られている。陳列棚の脚部にキャスターを取付ける技術として、例えば特許文献1に開示されるように、キャスターが予め取付けられたキャスター取付部材を、脚部にボルトとナットによってねじ止めする方法が広く行われている。キャスターを個々に取付ける場合と比較すると、予めキャスターが取付けられているキャスター取付部材を用いることで、陳列棚の組み立てと分解をより迅速に行うことができる。
【0003】
また種々の什器において、一方の部材に係合孔を設け、この孔に他方の部材に設けられた鉤部(フック)を係止することにより、一方の部材に対して他方の部材を垂直に固定する技術が知られている。しかし、大型で重量のある陳列棚にこのような係止構造を適用すると、鉤部と係合孔との間に隙間が存在しているために充分な強度が得られず、また陳列棚全体のぐらつきの原因となる場合があった。特許文献2には、フックを用いた係止構造に加えて、連結部分に固定金具を追加して、必要な連結強度を得てぐらつきを防止する技術が開示されている。特許文献2に開示されている固定金具は、ボルトによってその底面が支柱の内側面に圧接されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2008−73470号公報
【特許文献2】特開2002−345608号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来、陳列棚の脚部にキャスターを取付けるために、キャスターを直接脚部にねじ止めしたり、キャスターが予め取付けられたキャスター取付部材をボルトとナットとを用いてねじ止めする作業が行われていた。このようなねじ止め作業は非常に時間がかかるために、より簡便で且つ確実なキャスターの取付け技術が求められていた。
【0006】
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであって、組み立てと分解とが容易で、且つ取付け部分が充分な強度を備えたキャスター付きの陳列棚に関する。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の陳列棚は、前後方向に延びる左右一対の断面長方形の脚部と、両脚部を連結すると共にキャスターが取り付けられたキャスター取付部材とを少なくとも備えている。本発明の陳列棚は、各脚部の底面に横長の係合孔が設けられており、キャスター取付部材の両端部に、各脚部との連結部が折り曲げ加工によって形成されている。連結部の各々は、キャスター取付部材の端部に連なる垂直部と、前記垂直部の端部に連なる水平部と、水平部の端部の一部に連なる横向き鉤形の垂直な鉤部とを有している。そして脚部の前記係合孔にキャスター取付部材の連結部の鉤部が係止され、且つ脚部の底面が連結部の水平部と当接し、脚部の内側面が連結部の垂直部と当接することで、脚部とキャスター取付部材とが連結されることを特徴とする。
【0008】
本発明の陳列棚は、キャスター取付部材に設けられた鉤部が脚部の係合孔に係止され、且つ脚部の隣り合う二つの面が、それぞれキャスター取付部材の連結部の隣り合う二つの面と当接していることで、キャスター取付部材と脚部のいずれか一方に任意の方向から荷重が加えられた場合であっても、キャスター取付部材と脚部とがぐらついたり離反することがなく、強固に連結された状態を維持することができる。
【0009】
本発明の陳列棚は、中央部が屈曲しており、この中央部から先端部までの長さが前記脚部の底面の幅よりも長いピンを更に備えている。本発明の陳列棚は、各脚部の内側面に、横長のピン孔が形成されており、且つキャスター取付部材の連結部の垂直部には、連結時に脚部のピン孔と整合する位置に、脚部のピン孔と略同一形状のピン孔が形成されている。そして本発明の陳列棚は、脚部とキャスター取付部材とが連結されて脚部のピン孔とキャスター取付部材のピン孔とが重ね合わされた状態で、そのピン孔にピンが挿通されることで、脚部とキャスター取付部材との連結がさらに強化されることを特徴とする。
【発明の効果】
【0010】
本発明の陳列棚は、鉤部と係合孔の係止によって、脚部にキャスター取付部材を連結することでキャスターが取付けられる。本発明の陳列棚は、キャスターを一つずつボルトとナットによってねじ止め固定したり、キャスター取付部材をボルトとナットで脚部に固定する陳列棚と比較すると、短時間で容易に組み立てまたは分解とを行うことができる。
【0011】
本発明の陳列棚は、脚部の係合孔に連結部の鉤部が係止された状態で、脚部の底面がキャスター取付部材の連結部の水平部と当接し、且つ脚部の内側面が連結部の垂直部と当接していることで、キャスター取付部材と脚部のいずれか一方に任意の方向から力が加えられた場合であっても、キャスター取付部材と脚部はぐらついたりずれたりすることがなく、強固に連結された状態を維持できる。
【0012】
本発明の陳列棚は、キャスター取付部材に形成された連結部が脚部と連結することで、キャスター取付部材と脚部とが一体化する。このときボルトやナット等の小型部品を使用しないため、組み立て時や分解時に使用中の小型部品が紛失して、キャスターが使用できなくなる恐れがない。
【0013】
本発明の陳列棚は、脚部とキャスター取付部材と間で整合されたピン孔にピンが挿通されることで、脚部とキャスター取付部材とが一層確実に固定される。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】本発明の実施例の陳列棚1を示す斜視図である。
【図2】陳列棚1の脚部2の一部とキャスター取付部材3の連結部11の一部の分解斜視図である。
【図3】ピン30の側面図である。
【図4】陳列棚1の脚部2の縦断面と、これに連結されたキャスター取付部材3の一部の部分拡大図である。
【図5】図4に示す陳列棚1のV−V線断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
以下に、発明を実施するための形態として、左右一対の脚部の後端部に支柱が配置されており、支柱の前面に棚板が複数配置された陳列棚を例として詳細に説明する。本発明の脚部とキャスター取付部材の構成は、脚部の中央部に支柱を配置して支柱の前面と背面の両側に棚板を複数配置した陳列棚や、3本以上の脚部の上にそれぞれ支柱が配置された横長の陳列棚に対しても適用が可能である。
【実施例】
【0016】
以下に、本発明を実施するための陳列棚の一例を、図面を参照しつつ詳細に説明する。図1は、本実施例の陳列棚1を示す斜視図である。本実施例の陳列棚1は、前後方向に延びる左右一対の脚部2と、脚部2の間に延在して、脚部2の前端部と後端部にそれぞれ連結される前後一対のキャスター取付部材3と、脚部2の上に垂直に配置される左右一対の支柱5と、支柱5の間に多段に配置されて前方に延在する複数の棚板6とを備えている。尚、本実施例における陳列棚1の複数の棚板6のうちの1枚は、多くの場合、脚部2及びキャスター取付部材3に接するように支柱5の最下段に配置される。しかしながら図1では、脚部2及びキャスター取付部材3の配置をより明確に表示するために、その部分の棚板6をはずした陳列棚1を示している。
【0017】
尚、本発明の陳列棚における「前後方向」とは、陳列棚1の奥行き方向であって、脚部2の軸方向と略平行な方向のことを指している。「左右方向」とは、陳列棚1の幅方向であって、キャスター取付部材3の軸方向と略平行な方向のことを指している。「上下方向」とは陳列棚1の高さ方向であって、支柱5と略平行な方向のことを指している。
【0018】
図2に、陳列棚1の脚部2の前方端部と、この脚部2に連結されるキャスター取付部材3とを部分的に拡大した分解斜視図を示す。キャスター取付部材3は、底壁10と、底壁10の左右に設けられた側壁とを備えた直線状の部材である。キャスター取付部材3の底壁10には、予め2以上のキャスター4が取付けられている。またキャスター取付部材3の両端部には、脚部2と連結するための連結部11が折り曲げ加工によって形成されている。連結部11は、キャスター取付部材3の底壁10の端部に連なり底面に対して垂直な垂直部12と、垂直部12の端部に連なり底壁10と平行な水平部13と、水平部13の端部の一部に連なり横向き鉤形の形状を備えた鉤部14とを有している。鉤部14は、連結部11の終端に、底壁10に対して垂直となるように設けられており、鉤部14の先端は、キャスター取付部材3の底壁10よりも外側に突出している。
【0019】
前記脚部2は、断面長方形の角パイプ材によって形成されており、底面23の両端部近傍の2箇所に、それぞれ横長の係合孔25が設けられている。係合孔25は、全体が楕円形状又は頂点が面取りされた略長方形に形成されており、その長さは、キャスター取付部材3の水平部13と鉤部14とが接続している部分の長さよりも長く、且つ鉤部14の全長よりも短く形成されている。また脚部2において、内側面22と係合孔25の中心までの距離は、キャスター取付部材3の垂直部12から鉤部14まで距離に等しい。
【0020】
陳列棚1の脚部2の内側面22には、前方及び後方に、横長のピン孔26が形成されている。またキャスター取付部材3の連結部11の垂直部12には、鉤部14と係合孔25とが契合した状態のときに脚部2のピン孔26と整合する位置に、ピン孔26と同一の形状のピン孔15が形成されている。
【0021】
脚部2とキャスター取付部材3とが連結されてピン孔15とピン孔26とが重ね合わされた状態で、このピン孔15,26にピン30を挿通させることができる。ピン30の一例を図3に示す。ピン30は、一端部に頭部31が形成されており、中央部33が略直角に屈曲している。
【0022】
図4に、脚部2の先端の縦断面と、これに連結されたキャスター取付部材3の連結部11とを部分的に拡大した正面図を示す。脚部2の係合孔25に、キャスター取付部材3の連結部11先端の鉤部14が係止されたとき、キャスター取付部材3の連結部11の水平部13の上面が脚部2の底面23に当接し、且つ脚部2の内側面22がキャスター取付部材3の連結部11の垂直部12と当接する。更にこの状態で、脚部2のピン孔26とキャスター取付部材3のピン孔15とが整合し、ピン孔15,26にピン30が挿通される。このように、陳列棚1は、鉤部14と脚部2の係合孔25に係止され、且つ脚部2の隣り合う二つの面が、それぞれキャスター取付部材3の連結部の隣り合う二つの面と当接し、更にピン孔15,26にピン30が挿通されることで連結され固定される。
【0023】
図5に、図4に示す陳列棚1のV−V線断面図を示す。脚部2のピン孔26とキャスター取付部材3のピン孔15は、その垂直方向の内径が短く、水平方向の内径が長く形成されている。ピン孔15,26に挿通されるピン30は、中央部33が略直角に曲がっており、且つ中央部33から他端部に至る部分の先端部34の長さが脚部2の底面23の幅よりも長く形成されている。このために、一旦ピン孔15,26に挿通されたピン30は、先端部34が下方を向いた状態で取り出そうと試みると、先端が脚部2の外側面21と干渉する。ピン30をピン孔15,26から取り出すためには、先端部34を水平方向に向けた状態で抜き取る必要がある。また図5に示されるように、鉤部14の全長が係合孔25の長さよりも長いため、一旦係合孔25に係止した鉤部14を取り外すには、脚部2に対してキャスター取付部材3を相対回転させる。
【0024】
以上のような構成を備えることで、脚部2とキャスター取付部材3とは、一旦連結されると強固に相互に固定される。本実施例の脚部2とキャスター取付部材3との連結は、陳列棚1をキャスター4によって移動させている途中で種々の荷重を受けた場合であっても、充分強固に維持される。以下に、陳列棚1の移動中に脚部2とキャスター取付部材3の連結された部分に加わる可能性のある荷重を分類し、それらの荷重に対して連結部分の状態がどのように維持されるかを説明する。
【0025】
脚部2とキャスター取付部材3とが連結された部分に加わる主な荷重として、以下の3種類が想定される。
(1)移動中の床面の凹凸が原因で発生する荷重であって、キャスター4からキャスター取付部材3を経て脚部2に伝わる上下方向の荷重である。
(2)支柱5又は棚板6を押して移動させることが原因で発生する荷重であって、支柱から脚部2を経てキャスター取付部材3に伝わる左右方向又は前後方向の荷重である。
(3)支柱5又は棚板6を持ち上げて移動させることが原因で発生する荷重であって、支柱から脚部2を経てキャスター取付部材3に伝わる上下方向の荷重である。
以下に、上記3種類の荷重を受けた場合の、脚部2とキャスター取付部材3の連結された部分の状態を説明する。
【0026】
キャスター取付部材3から脚部2に上下方向の荷重が加えられた場合の脚部2とキャスター取付部材3の連結された部分の状態について説明する。脚部2の底面23は、キャスター取付部材3の連結部11の水平部13全体によって支持されている。また鉤部14と係合孔25の係止によって脚部2とキャスター取付部材3とは、上下方向に拘束されており、部材間の相対変位が抑制されている。この結果、脚部2とキャスター取付部材3とは上下方向に同時に変位することになり、部材間でぐらつきが発生したり離反したりすることがなく、連結されて相互に固定された状態が強固に維持される。
【0027】
脚部2からキャスター取付部材3に左右方向又は前後方向の荷重が加えられた場合の脚部2とキャスター取付部材3の連結された部分の状態について説明する。鉤部14と係合孔25の係止によって、脚部2とキャスター取付部材3とは、左右方向及び前後方向に拘束されており、部材間の相対変位が抑制されている。これに加えて脚部2の内側面22とキャスター取付部材3の連結部11の垂直部12とが当接していることにより、脚部2とキャスター取付部材3との間の相対回転が抑制される。この結果、脚部2とキャスター取付部材3とは左右方向及び前後方向に同時に変位することになり、部材間でぐらつきが発生したりずれたりすることがなく、連結されて相互に固定された状態が強固に維持される。
【0028】
脚部2からキャスター取付部材3に上下方向の荷重が加えられた場合の脚部2とキャスター取付部材3の連結された部分の状態について説明する。鉤部14と係合孔25の係止によって脚部2とキャスター取付部材3とは、上下方向に拘束されて部材間の相対変位が抑制されている。これに加えて、脚部2のピン孔26とキャスター取付部材3のピン孔15とが整合して、このピン孔15,26にピン30が挿通されていることにより、脚部2とキャスター取付部材3とは、上下方向に拘束されて部材間の相対変位が抑制されている。このように、鉤部14及びピン30による2箇所の結合によって、脚部2とキャスター取付部材3とは上下方向に同時に変位することになり、部材間でぐらつきが発生したり離反したりすることがなく、連結されて相互に固定された状態が強固に維持される。
【0029】
しかも本実施例の陳列棚1は、上記の如くキャスター取付部材3と脚部の連結部分が充分な強度を備えている一方で、組み立てと分解が非常に容易である。組み立て時には、キャスター取付部材3の鉤部14と脚部2の係合孔2とを係合させることによって、脚部2のピン孔26とキャスター取付部材3のピン孔15とが自然に整合するため、整合したピン孔15,26にピン30を挿入することで組み立てが完了する。また分解時には、ピン30をピン孔15,26から除去し、脚部2に対してキャスター取付部材3を相対回転させて係合孔25から鉤部14を取り外すことによって、分解することができる。
【0030】
以上、実施例において本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示にすぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。例えば実施例では、脚部2が長方形の断面形状を備え、キャスター取付部材3がコの字形の断面形状を備えた場合について説明を行ったが、これらの部材の形状については、連結部の形状と機能が確保される範囲で自由に変更することが可能である。また、ピン孔や係合孔と鉤部の配置は連結部の寸法に応じて適宜変更することが可能である。
【符号の説明】
【0031】
1 陳列棚
2 脚部
3 キャスター取付部材
4 キャスター
5 支柱
6 棚板
10 キャスター取付部材の底壁
11 連結部
12 垂直部
13 水平部
14 鉤部
15 キャスター取付部材のピン孔
21 外側面
22 内側面
23 底面
24 上面
25 係合孔
26 脚部のピン孔
30 ピン
31 頭部
33 中央部
34 先端部

【特許請求の範囲】
【請求項1】
前後方向に延びる左右一対の断面長方形の脚部(2)と、前記両脚部を連結すると共にキャスター(4)が取り付けられたキャスター取付部材(3)とを少なくとも備えた陳列棚であって、
前記各脚部の底面に横長の係合孔(25)が設けられており、
前記キャスター取付部材の両端部に、前記各脚部との連結部(11)が折り曲げ加工によって形成されており、
前記連結部の各々は、前記キャスター取付部材の端部に連なる垂直部(12)と、前記垂直部の端部に連なる水平部(13)と、水平部の端部の一部に連なる横向き鉤形の垂直な鉤部(14)とを有しており、
前記脚部の前記係合孔に前記キャスター取付部材の連結部の鉤部が係止され、且つ前記脚部の底面が前記連結部の水平部と当接し、前記脚部の内側面が前記連結部の垂直部と当接することで、前記脚部と前記キャスター取付部材とが連結されることを特徴とする陳列棚。
【請求項2】
中央部が屈曲しており、前記中央部から先端部までの長さが前記脚部の底面の幅よりも長いピン(30)を更に備えており、
前記各脚部の内側面に、横長のピン孔(26)が形成されており、
前記キャスター取付部材の連結部の垂直部には、連結時に前記脚部のピン孔と整合する位置に、前記脚部のピン孔と略同一形状のピン孔(15)が形成されており、
前記脚部と前記キャスター取付部材とが連結されて前記脚部のピン孔と前記キャスター取付部材のピン孔とが重ね合わされた状態で、重ね合わされた前記ピン孔に前記ピンが挿通されて、前記脚部と前記キャスター取付部材との連結がさらに強化されることを特徴とする請求項1に記載の陳列棚。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2011−173500(P2011−173500A)
【公開日】平成23年9月8日(2011.9.8)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−38761(P2010−38761)
【出願日】平成22年2月24日(2010.2.24)
【出願人】(000209223)棚橋工業株式会社 (23)
【Fターム(参考)】