説明

電子機器

【課題】電子システム制御において、拡張性と柔軟性が高い電子機器を提供する。
【解決手段】本発明にかかるメインシステム100は、外部システムコントローラまたは外部拡張システムと接続可能である複数種のインターフェースを複数種のコネクタであるパラレルインターフェースコネクタ101およびシリアルインターフェースコネクタ102に分けて実装するとともに、これらの複数種のコネクタとそれぞれ接続するパラレルバス105、シリアルバスA103、シリアルバスB104と、これらの複数のバス間の信号を変換できるパラレル−シリアル変換部110とを備え、内部での複数のバス間の接続制御、外部システムコントローラからの接続制御、および/または、外部拡張システムへの接続制御が可能であり、または、外部拡張システムへの接続制御が可能である。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
この発明は、電子システム制御のために使用される電子機器に関する。
【背景技術】
【0002】
従来から、制御対象のシステムに外部から外部シリアルコントローラを接続することによって、制御対象のシステムを制御するほか、制御対象のシステム内のプログラムの書き換えなどを行なってシステムの拡張などをおこなっていた(特許文献1〜3参照。)
【0003】
しかしながら、シリアルバスの外部インターフェースしか持たないシステムでは、外部システムコントローラとしてシリアルバスを持つものしか接続できず、シリアルコントローラを実装したシステムコントローラを用意する必要がある。また、パラレルバスの外部インターフェースしか持たないシステムでは、外部システムコントローラとしてパラレルバスを持つものしか接続できず、パラレルコントローラを実装したシステムコントローラを用意する必要がある。さらに、内部にシステムコントローラとしてCPUを有し、外部のシステムコントローラを接続するインターフェースを持たないシステムでは、内部のCPUを使用する以外の選択はできず、システムの拡張性を図ることもできない。このように、従来においては、外部から接続するシステムコントローラなどの接続構成や制御方法が、各システムによって限定されていた。
【0004】
【特許文献1】特開2001−117863号公報
【特許文献2】特開2002−157213号公報
【特許文献3】特開2005−196786号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明は、電子システム制御において、拡張性と柔軟性が高い電子機器を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様によれば、外部システムコントローラまたは外部拡張システムと接続可能である複数種のインターフェースを複数種のコネクタに分けて実装するとともに、前記複数種のコネクタとそれぞれ接続する複数のバスと、前記複数のバス間の信号を変換できる変換部と、内部情報処理部とを備え、内部での複数のバス間の接続制御、前記外部システムコントローラからの接続制御、前記内部情報処理部と前記外部システムコントローラとの切替制御、および/または、前記外部拡張システムへの接続制御が可能であることを特徴とする電子機器が提供される。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、外部システムコントローラまたは外部拡張システムと接続可能である複数種のインターフェースを複数種のコネクタに分けて実装するとともに、複数種のコネクタとそれぞれ接続する複数のバスと、複数のバス間の信号を変換できる変換部とを備え、内部での複数のバス間の接続制御が可能であるとともに、内部での複数のバス間の接続制御、外部システムコントローラからの接続制御、および/または、外部拡張システムへの接続制御が可能であるため、外部から接続するシステムコントローラなどの接続構成や制御方法を柔軟に選択することができ、拡張性と柔軟性が高いという効果を奏する。
【発明を実施するための最良の形態】
【0008】
以下に添付図面を参照して、この発明の実施の形態である電子機器であるメインシステムについて説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。また、図面の記載において、同一部分には同一の符号を付している。
【0009】
図1は、本発明の実施の形態にかかるメインシステムの構成を示す図である。図1に示すように、本実施の形態にかかるメインシステム100は、パラレルスレーブデバイスA113、シリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御することによって稼動するシステムである。メインシステム100は、メインシステム100の内部情報処理部であるCPU120によって稼動可能である。
【0010】
メインシステム100は、外部システムコントローラまたは外部拡張システムと接続可能である複数種のインターフェースを複数種のコネクタに分けて実装している。具体的には、メインシステム100は、シリアルインターフェースコネクタ101およびパラレルインターフェースコネクタ102の複数種のインターフェースを有するコネクタを実装する。
【0011】
そして、メインシステム100は、複数種のコネクタとそれぞれ接続する複数のバスとして、シリアルインターフェースコネクタ101と接続するシリアルバスA103およびシリアルバスB104と、パラレルインターフェースコネクタ102と接続するパラレルバス105とを備える。
【0012】
メインシステム100は、シリアルバスA103とパラレルバス105との間に、シリアルバスA103とパラレルバス105との間の信号を変換できるシリアル−パラレル変換部110を備える。また、メインシステム100は、パラレルバス105とシリアルバスA103との間にパラレル−シリアル変換機能を有するシリアルコントローラA112を備え、パラレルバス105とシリアルバスB104との間にパラレル−シリアル変換機能を有するシリアルコントローラB111を備える。シリアルバスAには、シリアルスレーブデバイスA114が接続しており、シリアルバスBには、シリアルスレーブデバイスB115が接続している。
【0013】
そして、CPU120は、パラレルバス105を介してパラレルインターフェースコネクタ101と接続する。すなわち、CPU120に対し、外部経路と接続可能であるインターフェースコネクタが直接接続している。そして、メインシステム100は、CPU120が使用するプログラムおよび情報を格納するROM121およびRAM122を備え、このROM121およびRAM122は、パラレルバス105に接続する。
【0014】
さらに、メインシステム100は、CPU120と、パラレルインターフェースコネクタ101、シリアルインターフェースコネクタ102のコネクタの少なくともいずれかを介して接続した外部システムコントローラとの間のアクセスの競合を調停する調停回路130を備える。
【0015】
図1に示すように、メインシステム100は、CPU120によってメインシステム100内を制御する。具体的には、CPU120は、パラレルバス105を経由してROM121およびRAM122を制御可能であり、パラレルバス105を経由してパラレルスレーブデバイスA113を制御可能であり、パラレルバス105、シリアルコントローラA112およびシリアルバスA103を経由してシリアルスレーブデバイスA114を制御可能であり、パラレルバス105、シリアルコントローラB111およびシリアルバスB104を経由してシリアルスレーブデバイスB115を制御可能である。
【0016】
さらに、メインシステム100では、内部での複数のバス間の接続制御が可能であるとともに、パラレルインターフェースコネクタ101、シリアルインターフェースコネクタ102の少なくともいずれかと接続した外部システムコントローラからの接続制御が可能である。また、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101、シリアルインターフェースコネクタ102の少なくともいずれかと接続した外部拡張システムへの接続制御が可能である。
【0017】
ここで、従来では、外部から接続するシステムコントローラの接続構成や制御方法が、各システムによって限定されていた。たとえば、図2に示すように、シリアルバスA403およびシリアルバスB404に対するシリアルインターフェースコネクタ402しか持たないメインシステム400では、外部システムコントローラとしてシリアルバスを持つシステムコントローラ450しか接続できず、ユーザは、シリアルコントローラを実装したシステムコントローラを用意する必要がある。また、図3に示すように、パラレルバス505に対するパラレルインターフェースコネクタ501しか持たないメインシステム500では、外部システムコントローラとしてパラレルバスを持つシステムコントローラ440しか接続できず、ユーザは、パラレルコントローラを実装したシステムコントローラを用意するとともにメインシステム500に実装されているシステムコントローラの制御をするFWやドライバなどのソフトウェアを用意する必要がある。さらに、図4に示すように、内部にシステムコントローラとしてCPU120を有し、外部のシステムコントローラを接続するインターフェースを持たないメインシステム600では、内部のCPU120がパラレルバス505、シリアルバスA403、シリアルバスB404を経由して各デバイスなどを制御する以外の選択はできず、システムの拡張性を図ることもできない。このように、従来においては、外部から接続するシステムコントローラの接続構成や制御方法が、各システムによって限定されていた。
【0018】
これに対し、本実施の形態にかかるメインシステム100は、パラレルバス105、シリアルバスA103およびシリアルバスB104にそれぞれ対応するパラレルインターフェースコネクタ101およびシリアルインターフェースコネクタ102の複数種のコネクタを有するため、シリアルバスを持つ外部システムコントローラおよびパラレルバスを持つ外部システムコントローラのいずれとも接続可能である。
【0019】
具体的には、図5に示すように、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101を介してパラレルバスインターフェースを実装するシステムコントローラC140と接続可能である。この場合、CPU120は利用せずにシステムコントローラC140のみでメインシステム100を制御するシステムを構築できるほか、CPU120からの信号およびシステムコントローラC140からの信号を調停回路130で調停することによって、システムコントローラC140とCPU120とで協調してメインシステム100を制御するシステムも構築できる。なお、システムコントローラC140は、パラレルバス105を経由してパラレルスレーブデバイスA113を制御できるほか、パラレルバス105、シリアルコントローラA112またはシリアルコントローラB111、シリアルバスA103またはシリアルバスB104およびシリアル−パラレル変換部110を経由してシリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御できる。さらに、この場合には、システムコントローラC140から、パラレルバス105を介して、ROM121、RAM122が格納するCPU120の使用プログラムの書き換えやロードを行うこともできる。
【0020】
また、図6に示すように、メインシステム100は、シリアルインターフェースコネクタ102を介してシリアルインターフェースを実装するシステムコントローラD150と接続可能である。この場合、CPU120は利用せずにシステムコントローラD150のみでメインシステム100を制御するシステムを構築できるほか、CPU120からの信号およびシステムコントローラD150からの信号を調停回路130で調停することによって、システムコントローラD150とCPU120とで協調してメインシステム100を制御するシステムも構築できる。なお、システムコントローラD150は、シリアルバスA103またはシリアルバスB104を経由してシリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御できるほか、シリアルバスA103またはシリアルバスB104、シリアル−パラレル変換部110、パラレルバス105およびシリアルコントローラA112またはシリアルコントローラB111を経由してパラレルスレーブデバイスA113を制御できる。さらに、この場合には、システムコントローラD150から、シリアルバスA103、シリアル−パラレル変換部110およびパラレルバス105を介して、ROM121、RAM122が格納するCPU120の使用プログラムの書き換えやロードを行うこともできる。
【0021】
また、図7に示すように、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101およびシリアルインターフェースコネクタ102を介して、パラレルインターフェースとシリアルインターフェースの双方を実装するシステムコントローラE160と接続可能である。この場合、CPU120は利用せずにシステムコントローラE160のみでメインシステム100を制御するシステムを構築できるほか、CPU120からの信号およびシステムコントローラE160からの信号を調停回路130で調停することによって、システムコントローラE160とCPU120とで協調してメインシステム100を制御するシステムも構築できる。なお、システムコントローラE160は、パラレルバス105を経由してパラレルスレーブデバイスA113を制御できるほか、シリアルバスA103またはシリアルバスB104を経由してシリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御できる。さらに、この場合には、システムコントローラE160から、パラレルバス105を介して、ROM121、RAM122が格納するCPU120の使用プログラムの書き換えやロードを行うこともできる。
【0022】
また、図8に示すように、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101を介してパラレルインターフェースを実装するシステムコントローラC140と接続可能であるとともに、シリアルインターフェースコネクタ102を介してシリアルインターフェースを実装するシステムコントローラD150と接続可能である。この場合、CPU120は利用せずにシステムコントローラC140およびシステムコントローラD150からの信号を調停回路130で調停することによってシステムコントローラC140およびシステムコントローラD150とで協調してメインシステム100を制御するシステムを構築できるほか、CPU120、システムコントローラC140およびシステムコントローラD150からの信号を調停回路130で調停することによってCPU120とシステムコントローラC140とシステムコントローラD150とで協調してメインシステム100を制御するシステムも構築できる。
【0023】
なお、この場合、システムコントローラC140は、パラレルバス105を経由してパラレルスレーブデバイス113を制御できるほか、パラレルバス105、シリアルコントローラA112またはシリアルコントローラB111、シリアルバスA103またはシリアルバスB104およびシリアル−パラレル変換部110を経由してシリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御できる。さらに、この場合には、システムコントローラC140から、パラレルバス105を介して、ROM121、RAM122が格納するCPU120の使用プログラムの書き換えやロードを行うこともできる。また、システムコントローラD150は、シリアルバスA103またはシリアルバスB104を経由してシリアルスレーブデバイスA114およびシリアルスレーブデバイスB115を制御できるほか、シリアルバスA103またはシリアルバスB104、シリアル−パラレル変換部110、パラレルバス105およびシリアルコントローラA112またはシリアルコントローラB111を経由してパラレルスレーブデバイス113を制御できる。さらに、この場合には、システムコントローラD150から、シリアルバスA103、シリアル−パラレル変換部110およびパラレルバス105を介して、ROM121、RAM122が格納するCPU120の使用プログラムの書き換えやロードを行うこともできる。
【0024】
また、図9に示すように、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101を介してパラレルスレーブデバイスを実装する拡張システムA170と接続して、システムを拡張することが可能である。この場合、メインシステム100内のCPU120が、パラレルバス105およびパラレルインターフェースコネクタ101を介して拡張システムA170内の各パラレルスレーブデバイスを制御可能である。なお、この場合には、拡張システムA170から信号は送信されないため、調停回路130は、CPU120から送信された信号を調停することなくそのまま出力している。
【0025】
また、図10に示すように、メインシステム100は、シリアルインターフェースコネクタ102を介してシリアルスレーブデバイスを実装する拡張システムB180と接続して、システムを拡張することが可能である。この場合、メインシステム100内のCPU120が、シリアルコントローラA112またはシリアルコントローラB111、シリアルバスA103またはシリアルバスB104およびシリアルインターフェースコネクタ102を介して拡張システムB180内の各シリアルスレーブデバイスを制御可能である。なお、この場合には、拡張システムB180から信号は送信されないため、調停回路130は、CPU120から送信された信号を調停することなくそのまま出力している。
【0026】
また、図11に示すように、メインシステム100は、パラレルインターフェースコネクタ101を介してパラレルスレーブデバイスを実装する拡張システムA170と接続してシステムを拡張するとともに、シリアルインターフェースコネクタ102を介してシリアルインターフェースを実装するシステムコントローラD150と接続可能である。この場合、メインシステム100内のCPU120が、パラレルバス105およびパラレルインターフェースコネクタ101を介して拡張システムA170内の各パラレルスレーブデバイスを制御可能であるとともに、システムコントローラD150からもシリアルバスA103、シリアル−パラレル変換部110およびパラレルバス105を介して拡張システムA170内の各パラレルスレーブデバイスにアクセス可能である。この場合、CPU120からの信号およびシステムコントローラD150からの信号を調停回路130で調停することによって、CPU120による拡張システムA170へのアクセスおよびシステムコントローラD150による拡張システムA170へのアクセスが制御される。もちろん、この場合、CPU120は利用せずにシステムコントローラD150のみでメインシステム100を制御するシステム、および、CPU120からの信号およびシステムコントローラD150からの信号を調停回路130で調停することによって、システムコントローラD150とCPU120とで協調してメインシステム100を制御するシステムも構築できる。
【0027】
このように、本実施の形態にかかるメインシステム100は、パラレルバス105、シリアルバスA103およびシリアルバスB104にそれぞれ対応するパラレルインターフェースコネクタ101およびシリアルインターフェースコネクタ102の複数種のコネクタを有するため、シリアルバスを持つ外部システムコントローラおよびパラレルバスを持つ外部システムコントローラのいずれとも接続可能であるとともに、シリアルバスを持つ外部拡張システムおよびパラレルバスを持つ外部拡張システムのいずれとも接続可能である。また、メインシステム100によれば、接続可能なインターフェースを1種類に限定することなく、複数種類選択できる。このため、このメインシステム100によれば、外部から接続するシステムコントローラなどの接続構成や制御方法を柔軟に選択することができ、拡張性と柔軟性とを高めることが可能になる。
【0028】
なお、本実施の形態にかかるメインシステムとして、CPU120、RAM121およびRAMを備えたものを例に説明したが、もちろんこれに限らない。たとえば、図12に示すメインシステム100aのように、メインシステム100からCPU120、RAM121およびRAMを削除した構成であってもよい。この場合、シリアルインターフェースコネクタ102を介して接続したシステムコントローラD150は、メインシステム100aを制御するほか、シリアルバスA103、シリアル−パラレル変換部110およびパラレルバス105を介して拡張システムA170内の各パラレルスレーブデバイスにアクセスして拡張システムA170を制御することも可能である。なお、この場合には、メインシステム100a内にはCPU120が設けられておらず、システムコントローラD150からしか信号は送信されないため、外部システムコントローラとの間のアクセスの競合を調停する必要がないことから、図1に示す調停回路130をさらに省略した構成とすることができる。
【0029】
また、本実施の形態にかかるメインシステムとして、パラレルインターフェースコネクタ、シリアルインターフェースコネクタおよびパラレルバスを一つずつ有し、シリアルバスを2本有するメインシステム100,100aを例に説明したが、インターフェースコネクタ、バスの組み合わせはこれらに限るものではない。たとえば、図13に示すメインシステム100bのように、複数のパラレルインターフェースコネクタ101,101aと、各パラレルインターフェースコネクタコネクタ101,101aにそれぞれ対応する2本のパラレルバス105,105aと、シリアルインターフェースコネクタ102に接続する1本のシリアルバスA103とを備えた構成であってもよい。もちろん、本実施の形態にかかるメインシステムに接続するシステムコントローラおよび拡張システムの組み合わせも図5〜図12に示すものに限らない。
【図面の簡単な説明】
【0030】
【図1】本発明の実施の形態にかかるメインシステムの構成を示す図である。
【図2】従来技術にかかるメインシステムの構成の一例を示す図である。
【図3】従来技術にかかるメインシステムの構成の一例を示す図である。
【図4】従来技術にかかるメインシステムの構成の一例を示す図である。
【図5】図1に示すメインシステムと外部コントローラとの接続例を示す図である。
【図6】図1に示すメインシステムと外部コントローラとの接続例を示す図である。
【図7】図1に示すメインシステムと外部コントローラとの接続例を示す図である。
【図8】図1に示すメインシステムと外部コントローラとの接続例を示す図である。
【図9】図1に示すメインシステムと外部拡張システムとの接続例を示す図である。
【図10】図1に示すメインシステムと外部拡張システムとの接続例を示す図である。
【図11】図1に示すメインシステムと外部コントローラおよび外部拡張システムとの接続例を示す図である。
【図12】本発明の実施の形態にかかる電子機器であるメインシステムの他の構成を示す図である。
【図13】本発明の実施の形態にかかる電子機器であるメインシステムの他の構成を示す図である。
【符号の説明】
【0031】
100,100a,100b,400,500,600 メインシステム
101,101a,501 パラレルインターフェースコネクタ
102,402 シリアルインターフェースコネクタ
103,403 シリアルバスA
104,404 シリアルバスB
105,105a,505 パラレルバス
110 シリアル−パラレル変換部
111 シリアルコントローラB
112 シリアルコントローラA
113 パラレルスレーブデバイスA
114 シリアルスレーブデバイスA
115 シリアルスレーブデバイスB
120 CPU
121 ROM
122 RAM
140 システムコントローラC
150 システムコントローラD
160 システムコントローラE
170 拡張システムA
180 拡張システムB
440,450 システムコントローラ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
外部システムコントローラまたは外部拡張システムと接続可能である複数種のインターフェースを複数種のコネクタに分けて実装するとともに、前記複数種のコネクタとそれぞれ接続する複数のバスと、前記複数のバス間の信号を変換できる変換部と、内部情報処理部とを備え、
内部での複数のバス間の接続制御、前記外部システムコントローラからの接続制御、前記内部情報処理部と前記外部システムコントローラとの切替制御、および/または、前記外部拡張システムへの接続制御が可能であることを特徴とする電子機器。
【請求項2】
前記複数種のコネクタは、シリアルインターフェースコネクタおよびパラレルインターフェースコネクタであり、
前記複数のバスは、シリアルバスおよびパラレルバスであり、
前記変換部は、シリアル−パラレル変換部およびパラレル−シリアル変換部であることを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
【請求項3】
当該電子機器を制御する制御部と、
前記制御部が使用するプログラムを格納する記憶部と、
をさらに備え、
前記制御部は、前記複数種のコネクタのいずれかを介して接続した前記外部拡張システムを制御できるとともに前記複数のバスを介して当該電子機器を制御でき、
前記記憶部は、前記複数種のコネクタのいずれかを介して接続した前記外部システムコントローラまたは前記制御部によって格納する記憶が制御されることを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
【請求項4】
前記複数種のコネクタのいずれかを介して接続した前記外部システムコントローラと前記制御部との間のアクセスの競合を調停する調停回路をさらに備えたことを特徴とする請求項3に記載の電子機器。
【請求項5】
前記シリアルインターフェースコネクタを介して外部システムコントローラが接続可能であり、または、前記パラレルインターフェースコネクタを介して外部システムコントローラが接続可能であり、または、前記シリアルインターフェースコネクタを介してスレーブとなる拡張システムが接続可能であり、または、前記パラレルインターフェースコネクタを介してスレーブとなる拡張システムと接続可能であり、
前記コネクタを介して接続する外部システムコントローラまたは前記制御部のいずれからも当該電子機器のすべてまたは一部を制御でき、または、前記パラレルインターフェースコネクタを介して接続した外部システムコントローラまたは前記制御部のいずれからも前記シリアルインターフェースコネクタを介して接続した拡張システムを制御でき、または、前記コネクタを介して接続する外部システムコントローラまたは前記制御部のいずれからも前記パラレルインターフェースコネクタを介して接続した拡張システムを制御できることを特徴とする請求項3または4に記載の電子機器。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【図10】
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【図11】
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【図12】
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【図13】
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【公開番号】特開2010−44690(P2010−44690A)
【公開日】平成22年2月25日(2010.2.25)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−209755(P2008−209755)
【出願日】平成20年8月18日(2008.8.18)
【出願人】(000003078)株式会社東芝 (54,554)
【出願人】(390010308)東芝デジタルメディアエンジニアリング株式会社 (192)
【Fターム(参考)】