説明

電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法

【課題】表面に電極を有するガラス基板と、該ガラス基板と密着する平坦な面及び微細流路を有するガラス基板とを重ね合わせて、微細流路を接着剤で封鎖することなく、また超音波洗浄及び高圧空気による洗浄で剥離が起こらない、簡易的かつ簡便な接合方法を提供する。
【解決手段】表面に微細流路が形成された一方のガラス基板を、表面に電極が形成された他方のガラス基板上に、前記電極と微細流路が対向するように位置合わせて重ね合わせる工程と、前記一方のガラス基板と他方のガラス基板間にUV硬化性接着剤を侵入させる工程と、前記微細流路内に侵入したUV硬化性接着剤を除去する工程と、UV光を照射する工程とを含む電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、一方のガラス基板の表面部に微細流路溝を形成し、他方のガラス基板には電極を形成して、2枚のガラス基板を接合してガラス製マイクロチップを製造(接合方法)
に関するものである。
【背景技術】
【0002】
従来のマイクロシステム用チップの接合方法は、フッ酸水溶液又は無水ケイ酸を片方のガラス基板に滴下し、もう一方のガラス基板を張り合わせて長時間荷重を印加して接合するものや、NaOH等のアルカリで両方のガラス基板を洗浄し、軽い圧を加えることで接合するものや、高真空化で両方のガラス基板表面をエネルギービームの照射により活性化させて接合するものなどが知られており、いずれの方法でもガラス基板をガラス転移点Tg付近まで加熱している。
【0003】
従来のマイクロチップの製造方法としては、「互いに接合されるべき少なくとも2枚のガラス基板で構成されたマイクロ化学システム用チップの製造方法において、前記ガラス基板のガラス粘度をηで表したときに、前記ガラス基板をlogηが10.5〜12.5となる温度で加熱融着することを特徴とするマイクロシステム用化学チップの製造方法。」が知られている。(特許文献1参照)
また、「少くとも一方のガラス基板の表面部に微細流路が溝形成されている2枚のガラス基板を接合してガラス基板マイクロチップを製造する方法であって、10−4Torr以上の低真空度の減圧環境において、ガラス基板の軟化点以下の加熱温度でプレス加圧してガラス基板を密着接合することを特徴とするガラス基板マイクロチップの製造方法。」が知られている。(特許文献2参照)
【特許文献1】特開2004−125476号公報
【特許文献2】特開2004−210592号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来のマイクロシステム用チップの接合方法では、ガラス基板同士の接合がガラス同士の融着に至っておらず、ガラス基板同士の接合の程度が充分ではなかった。また、基板上に電極などのガラスとは異なる物質(金電極)が存在する場合、ガラスと異なる物質(金電極)との膨張率の違いから、セルが破損することが多く、歩留まりの低下を招いていた。
【0005】
本発明の課題(目的)は、表面に電極を有する基板(マイクロチップ本体)と、マイクロチップ本体と密着する平坦な面及び微細流路を有する蓋となる基板(マイクロチップ蓋基板)とを重ね合わせて、微細流路を封鎖することなく、また超音波洗浄及び高圧空気による洗浄で剥離が起こらない、簡易的かつ簡便な接合方法とこの方法によって製造しうるマイクロチップを提供することにある。
【0006】
また、これまでの融着による接合方法では、ガラス基板のみの材質同士の接合と異なり、ガラス基板とその基板上にある異なる物質(金電極)との膨張率の違いから、セルが破損することが多く、歩留まりの低下を招いていたため、この発明により歩留まりを向上した簡易的かつ簡便な接合方法とこの方法によって製造しうるマイクロチップを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前記課題を解決するために、本発明の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法は、表面に微細流路が形成された一方のガラス基板を、表面に電極が形成された他方のガラス基板上に、前記電極と微細流路が対向するように位置合わせて重ね合わせる工程と、前記一方のガラス基板と他方のガラス基板間にUV硬化性接着剤を侵入させる工程と、前記微細流路内に侵入したUV硬化性接着剤を除去する工程と、UV光を照射する工程とを含むことを特徴とする。(請求項1)
【0008】
また、前記微細流路内に侵入したUV硬化性接着剤を除去する工程の前に、前記他方のガラス基板上に圧力を加えて2枚のガラス基板間の接着剤を所定の高さにして、過剰な接着剤を除去する工程を含むことを特徴とする。(請求項2)
また、前記工程処理を窒素を充填した環境下で実行することを特徴とする。(請求項3)
【0009】
また、前記2枚のガラス基板の接合時において、前記他方のガラス基板の表面から前記微細流路の高さが7μm以上であることを特徴とする。(請求項4)
また、前記微細流路が、前記一方のガラス基板の側面で貫通していることを特徴とする。(請求項5)
【0010】
また、前記微細流路の両側面には、前記電極が露出していることを特徴とする。(請求項6)
また、前記微細流路が一方のガラス基板に複数形成されていることを特徴とする。(請求項7)
【0011】
また、前記一方のガラス基板の厚さは0.2mm未満であることを特徴とする。(請求項8)
また、本発明の電極付きガラス製マイクロチップ基板は、請求項1〜8のいずれかの電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法で製造されたものである。(請求項9)
【発明の効果】
【0012】
請求項1〜8に記載の本発明の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法によれば、大掛かりな装置を使用することなく、少ない工程で2枚のガラス基板を接着でき熟練の必要性が無いため、様々なパターンに迅速に対応出来ることにより研究及び開発の促進に寄与出来る。
また、電極付きの基板等の材質が異なる物質が複合されている場合でも、簡易的かつ簡便に接合が出来る。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
本願発明の基本は、一方のガラス基板の表面部に微細流路溝を形成し、他方のガラス基板には電極を形成して、2枚のガラス基板を接合してガラス製マイクロチップを製造する方法である。
そして、本発明のガラス製マイクロチップの製造方法では、2枚のガラス基板の接合には接着剤として、所定の粘度のUV硬化性接着剤を使用して、該接着剤の表面張力及び毛細管現象により流路内への接着剤の侵入を防ぐと共に、2枚のガラス基板を密着接合することを特徴とする。
【0014】
具体的には、例えば、粘度6-10 mPa・sのUV硬化性接着剤を用いて、表面張力及び毛細管現象により流路内への接着剤の侵入を防ぎ、ガラス基板を密着接合することを特徴とする。
【0015】
また、例えば、粘度6-10 mPa・sのUV硬化性接着剤を用いることによって、微細流路付き蓋基板及び電極付きガラス基板間を、表面張力によりマイクロチップ内の全チャンネルの高さを一定に簡便に保った状態で、2枚のガラス基板を接合してガラス製マイクロチップを製造することを特徴とする。
【0016】
また、本発明のガラス製マイクロチップの製造方法は、過剰湿布により流路内へ接着剤が侵入した場合には、市販のマイクロピペット及びダイヤグラムポンプにより吸引することで、再洗浄及び接着剤の再湿布の工程を省くことが出来ることを特徴とする。
【0017】
また、本発明のガラス製マイクロチップの製造方法は、UV照射による接着剤硬化時は、窒素雰囲気下でUV照射を行うことを特徴とし、接合前のマイクロチップを窒素雰囲気下に置く前に、流路内を十分に窒素で置換することにより2枚のガラスを接合することを特徴とする。
【0018】
次に図1〜図6を用いて本発明のガラス製マイクロチップを製造方法の説明をする。
図1は、本発明のガラス製マイクロチップを製造の開始直前の状態を示す図である。
図1において、1は表面部に微細流路溝(図では高さ7μm)を形成した1方のガラス基板であって、2は電極3を形成した他方のガラス基板である。
本発明は、上記2枚のガラス基板を接合してガラス製マイクロチップを製造する方法である。
図1において、4は2枚のガラス基板を接合するために、2枚のガラス基板間に接着剤を侵入させるピペットを示している。
【0019】
図2は、本発明のガラス製マイクロチップを製造で、図1の状態でピペット4で接着剤を侵入させた状態を示す図である。
図2において、1、2,3は図1と同く1方のガラス基板(蓋基板),他方のガラス基板,電極である。
図1の状態で2枚のガラス基板間にピペットで接着剤を侵入させると、2枚のガラス基板間及びガラス基板1に形成された微細流路溝内に毛細管現象によって侵入する。
その状態で、5,6,7は侵入した接着剤であり、5が2枚のガラス基板の接着に必要な部分であり、6が一方のガラス基板1に形成された微細流路溝内に毛細管現象によって侵入した接着剤部分であり、7は溢れた過剰な接着剤部分である。
接着剤には表面張力が働いてガラス基板1は、ガラス基板2に対して所定の高さに保たれている。
図2において、8はスライドガラス(通常顕微鏡で使用するもの)であり、一方のガラス基板1の上部にキムワイプ9を介して加圧する直前の状態を示している。
【0020】
図3は、本発明のガラス製マイクロチップを製造で、図2の状態でキムワイプを介してスライドガラスで加圧した後に、過剰な接着剤7を除去した状態を示す図である。
図2において、1、2,3は図1と同じく1方のガラス基板,他方のガラス基板,電極であり、この状態ではまだ微細流路11内に接着剤が充填(侵入)している。
また、この状態では、キムワイプを介してスライドガラスで加圧されたために、一方のガラス基板と他方のガラス基板間の距離は表面張力によって所定の高さに保たれている。
この状態で微細流路11内に充填(侵入)している接着剤をマイクロピペット若しくはダイヤグラムポンプで吸引して除去する。
なお、この接着剤の吸引除去の工程では、微細流路内の接着剤のみを吸引除去して、2枚のガラス基板間の接着剤は残す程度の排気速度(例えば、60L/min)、到達圧力(例えば、21.3kPa)で実行すると、2枚のガラス基板間の接合部における距離と、一方のガラス基板の表面と微細流路間の高さに差があり、そこに生じる毛細管現象によるる力にも差が生じることによって、微細流路内の接着剤のみの吸引除去が可能である。
【0021】
図4は、図3の状態で微細流路内の接着剤を除去し、UV光を照射して接着剤を硬化させた状態を示している。
図4において、1、2,3は図1と同じく1方のガラス基板,他方のガラス基板,電極であり、10は、2枚のガラス基板間を接合している接着剤である。
そして、図の例では、微細流路12の高さは7μmであり、接着剤の高さ(厚さ)は2μmである。
【0022】
図5は図4の2枚のガラス基板を接合したガラス製マイクロチップの平面図であって、
1、2,3は図1と同じく1方のガラス基板,他方のガラス基板,電極であり、12は一方のガラス基板に形成された微細流路を示している。
【0023】
図6は図4の2枚のガラス基板を接合したガラス製マイクロチップの分解斜視図であって、1、2,3は図5と同じく1方のガラス基板,他方のガラス基板,電極であり、10歯接着剤、12は一方のガラス基板に形成された微細流路を示している。
また、図6では、一方のガラス基板に形成された微細流路が一方のガラス基板の両側面で貫通している状態を示している。
【0024】
次に本発明の実施例の説明をする。
本発明のガラス製マイクロチップを製造で使用した試薬・器具の例を以下に示す。
・試薬
ガラス洗浄には、EXTRAN MA02 ニュートラル( MERCK, Ltd., Japan)、イソプロピルアルコール、アセトン及びヘキサン(Wako, Japan)、超純水を用いた。
接着剤には、オプトクレーブ UT20 ( 株式会社アーデル、Japan)を用いた。
その他、UV照射時に窒素を用いた。
・器具
UVランプ ( 20 mW/ cm2程度)、ダイヤグラムポンプ、楊枝、ファスナー付ビニル袋、照度計を使用した。
なお、上記の試薬・器具は1例であって、他の同等のものを使用可能であることは明らかである。
【0025】
前記図1〜6に基づいて記載した本発明のガラス製マイクロチップの製造の前処理として実行されるガラス洗浄工程について説明する。
・ガラス洗浄工程
(a)一方のガラス基板(1)及び他方の電極付ガラス基板(2)をキムワイプで包む。
(b)ビーカー等にEXTRAN MA02 ニュートラルを30倍程度希釈し、超音波で10分間洗浄。
(c)キムワイプから両方のガラス基板(1,2)を取り出し、超純水で良く洗浄する。
(d)再度、両方のガラス基板(1,2)をキムワイプで包む。
(e)ビーカー等にイソプロピルアルコールを加え、前記(d)の処理後の両方のガラス基板(1,2)を入れて超音波で10分間洗浄。
(f)前記(e)の処理後、両方のガラス基板(1,2)を取り出し、そのまま乾燥。
(g)ビーカー等にアセトンを加え、前記(f)の処理後の両方のガラス基板(1,2)を入れて超音波で10分間洗浄。
(h)前記(g)の処理後の両方のガラス基板(1,2)を取り出し、ドライヤーでそのまま乾燥。
(i)ビーカー等にヘキサンを加え、延期(h)の処理後の両方のガラス基板(1,2)を入れて超音波で10分間洗浄。
(j)キムワイプからガラスを取り出し、オーブン(80℃程度)で乾燥後、デシケーターで放熱させる。
なお、(e)〜(j)までの処理では、同じキムワイプで包まれた状態であり、キムワイプで包みのはガラス同士の傷つきを防止するためである。
【0026】
次に、本発明のガラス製マイクロチップの製造における2枚のガラス基板の接着工程の詳細な説明をする。
・接着工程
(a)一方のガラス基板(1)及び他方の電極付ガラス基板(2)の位置合わせを行う。
(b)2枚のガラス基板間に接着剤を、2μl用ピペットチップ(4)を使い毛細管現象により侵入させる。(接着剤をピペットに取るときは、ピペットを押さずにチップの先を接着剤に接触させる程度で良い。)(図1参照 )
(c)一方のガラス基板(1)の上にキムワイプ(9)を4つ折にしたものを乗せ、さらにスライドガラス(8)(通常顕微鏡で用いるもの。)を乗せて一定の圧力を加えて、過剰量の接着剤(7)を除去する(ふき取る)。(図2,3参照)
(d)流路内の接着剤(6)をダイヤフラムポンプで吸引除去する。(排気速度60L/min ,到達圧力21.3kPa)(図4)
(e)流路内に窒素を流し、窒素を充填させたビニル袋に入れる。
(f)UVランプにより、5000〜6000 mJ/ cm2 程度UVを照射する。
(g)60℃で2時間乾燥。
(h)デシケーター中で放熱。
(i)EtOH中で超音波処理後(10分間)、80℃で乾燥し、デシケーター中で放熱。
(j)顕微鏡により、確認する。
なお、EtOH中での処理は、EtOHによって未硬化の接着剤を洗い出すためである。
【0027】
前記一方のガラス基板の厚さが0.15mmの場合は目的の箇所を良好に接着できたが、厚さを0.2mmとした場合にはガラスの淵に沿って未接着部分が生じた。
したがって、本発明のガラス製マイクロチップの製造では、一方のガラス基板の厚さは0.2mmが好ましい。
他方のガラス基板の厚さには特に制限はない。
【0028】
なお、上記の説明では、一方のガラス基板に1個の微細流路が形成されているものとして説明をしているが、1枚の一方のガラス基板に複数個の微細流路を形成して、1枚のガラス基板上に複数個のマイクロチップを製造することもできる。
その場合には、複数個の微細流路に対応して、他方のガラス基板に複数個の電極(対)を形成する必要がある。
【図面の簡単な説明】
【0029】
【図1】本発明のガラス製マイクロチップを製造における、接合工程開始直前の状態を示す図である。
【図2】本発明のガラス製マイクロチップを製造における、図1の状態でピペット4で接着剤を侵入させた状態を示す図である。
【図3】本発明のガラス製マイクロチップを製造における、図2の状態でキムワイプを介してスライドガラスで加圧した後に、過剰な接着剤7を除去した状態を示す図である。
【図4】図3の状態で微細流路内の接着剤を除去し、UV光を照射して接着剤を硬化させた状態を示す図である。
【図5】図4の2枚のガラス基板を接合したガラス製マイクロチップの平面図である。
【図6】図4の2枚のガラス基板を接合したガラス製マイクロチップの分解斜視図である。
【符号の説明】
【0030】
1:一方のガラス基板(蓋基板)
2:他方の電極付きガラス基板
3:電極
4:ピペット
5,6,7、:接着剤
8:スライドガラス
9:キムワイプ
10:接着剤(加圧後)
11:微細流路(接着剤充填中)
12:微細流路(接着剤除去後)

【特許請求の範囲】
【請求項1】
表面に微細流路が形成された一方のガラス基板を、表面に電極が形成された他方のガラス基板上に、前記電極と微細流路が対向するように位置合わせて重ね合わせる工程と、
前記一方のガラス基板と他方のガラス基板間にUV硬化性接着剤を侵入させる工程と、
前記微細流路内に侵入したUV硬化性接着剤を除去する工程と、
UV光を照射する工程と、
を含むことを特徴とする電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項2】
前記微細流路内に侵入したUV硬化性接着剤を除去する工程の前に、前記他方のガラス基板上に圧力を加えて2枚のガラス基板間の接着剤を所定の高さにして、過剰な接着剤を除去する工程を含むことを特徴とする請求項1に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項3】
前記工程処理を窒素を充填した環境下で実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項4】
前記2枚のガラス基板の接合時において、前記他方のガラス基板の表面から前記微細流路の高さが7μm以上であることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項5】
前記微細流路が、前記一方のガラス基板の側面で貫通していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項6】
前記微細流路の両側面には、前記電極が露出していることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項7】
前記微細流路が一方のガラス基板に複数形成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項8】
前記一方のガラス基板の厚さは0.2mm未満であることを特徴とする
請求項1〜7のいずれか1項に記載の電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法。
【請求項9】
前記請求項1〜8のいずれかの電極付きガラス製マイクロチップ基板の製造方法で製造された電極付きガラス製マイクロチップ基板。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公開番号】特開2008−170349(P2008−170349A)
【公開日】平成20年7月24日(2008.7.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−5073(P2007−5073)
【出願日】平成19年1月12日(2007.1.12)
【出願人】(301021533)独立行政法人産業技術総合研究所 (6,529)
【Fターム(参考)】