説明

電気的特性を測定するためのセンサ

本発明によれば、電力伝送線が挿入される円形の貫通穴が形成された印刷回路基板、電力伝送線に形成された電圧を測定するために貫通穴の内周面に沿って密着固定されるリング形象の電極(Electrode)と、一端が電極の一側と接し、他端が印刷回路基板の一側に露出する第1端子部を備えた電圧センサ、及び、誘導電流によって電力伝送線に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら貫通穴の外縁に沿って平面状ドーナツ型をなすように撓って、印刷回路基板に少なくとも一部が埋立てられるように配置されるピックアップコイル(Pick up coil)と、ピックアップコイルの両端から延長されて印刷回路基板の一側に露出する第2端子部を備えた電流センサを含む電気的特性を測定するためのセンサが提供される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、センサに関するものとして、より詳細には電流、電圧など電気的特性を測定することができるセンサに関する。
【背景技術】
【0002】
交流(Alternating Current;AC)は、多様な産業分野において電力供給及び信号伝送のための手段として使用されている。交流は、伝送線の腐食問題が低く、変圧が容易であるため、発電機から生成された電力を負荷(Load)に伝送する方法として広く利用され、通信及び医療装備などの信号又は電力供給手段として使用されている。また、交流は、プラズマエッチングチャンバなどのような半導体製造設備においてフラズマ生成のために電力を供給する手段としても使用されている
【0003】
一方、一部電子装置の動作特性は、電力供給源から供給される交流の電気的特性に非常に敏感に作動するため、電力の電気的特性は、細密に制御されなければならない。また、このような細密な制御のために供給される電力の電気的特性を精密に測定することができるセンサが必要である。
【0004】
例えば、プラズマエッチングチャンバの場合、電源と、このことから供給される電力を消耗する負荷(すなわち、プラズマ電極)の間には、電力伝達の効率を極大化させるためにインピーダンス整合システム(Impedance matching system)が配置される。この時、インピーダンス整合は、電源から負荷に供給される電力に対する測定結果に基づいて行われるため、電源と負荷を連結する伝送線の周には様々な電気的特性を測定するためのセンサが配置される。
【0005】
一般的に、センサは、伝送線を流れる電流を測定するためにインダクタ(すなわち、コイル)を備える。伝送線を流れる交流は、インダクタに誘導起電力を発生させるため、伝送線での電流は、インダクタに誘導される誘導起電力を測定することによって決定される。一般的に、インダクタは、ドーナツ型の構造物を巻く導電線を含む。しかしながら、従来のセンサに使用されるインダクタは、人の手又は機械によって導電線をドーナツ型の構造物に巻く方法を通して製作されている。このように巻く方法によってインダクタを製作する場合、各巻線(Winding wire)の間の間隔を均一にすることが困難であるため、センサ自体にも要求される高い精密度を有することが困難であるだけでなく、製品別に異なる品質を有することができる。上述のように、供給される電力の細密な制御(すなわち、インピーダンスの精密な整合)のためには、精密な測定が必要であるため、結局さらに高い精密度を提供することができるセンサシステムが要求されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の目的は、製品別に均一な品質を有することができ、より精密な電気的特性の測定が可能なセンサを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明の実施例による電気的特性を測定するためのセンサは、電力伝送線が挿入される円形の貫通穴が形成された印刷回路基板;前記電力伝送線に形成された電圧を測定するために前記貫通穴の内周面に沿って密着固定されるリング形象の電極(Electrode)と、一端が前記電極の一側と接し、他端が前記印刷回路基板の一側に露出する第1端子部を備えた電圧センサ;及び、誘導電流によって前記電力伝送線に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら前記貫通穴の外縁に沿って平面状ドーナツ型をなすように撓って、前記印刷回路基板に少なくとも一部が埋立てられるように配置されるピックアップコイル(Pick up coil)と、前記ピックアップコイルの両端から延長されて前記印刷回路基板の一側に露出する第2端子部を備えた電流センサを含む。
【0008】
また、本発明の他の実施例による電気的特性を測定するためのセンサは、一側で電力伝送線が挿入されるように一端が開放された挿入溝が形成された印刷回路基板;前記電力伝送線に形成された電圧を測定するために前記挿入溝の内周面の一部に沿って密着固定される円弧型の電極(Electrode)と、一端が前記電極の一側と接し、他端が前記印刷回路基板の一側に露出する第1端子部を備えた電圧センサ;及び、誘導電流によって前記電力伝送線に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら前記挿入溝の内周面の外側一部に沿って平面状円弧型をなすように撓って、前記印刷回路基板に少なくとも一部が埋立てられるように配置されるピックアップコイル(Pick up coil)と、前記ピックアップコイルの両端から延長されて前記印刷回路基板の一側に露出する第2端子部を備えた電流センサを含む。
【0009】
ここで、前記印刷回路基板は、前記電力伝送線によって形成された電圧が前記ピックアップコイルに伝達されることを防止するために、前記ピックアップコイルと前記挿入溝との間に配置されたファラデーシールド(Faraday shield)をさらに含むことができる。
【0010】
さらに、前記印刷回路基板は、前記ファラデーシールドを接地させるため、前記ファラデーシールドと前記電力伝送線との間に配置されて接地されるシールドケース(Shield case)をさらに含むことができる。
【0011】
さらに、前記ファラデーシールドは、前記電力伝送線に流れる電流の方向と垂直方向にスリットがさらに形成されることができる。
【0012】
また、前記ピックアップコイルは、前記ドーナツ又は円弧型の縦断面が四角形をなすように配置されることができる。
【0013】
尚、前記ピックアップコイルは、前記印刷回路基板の上側に露出、前記印刷回路基板に埋立、前記印刷回路基板の下側に露出、さらに前記印刷回路基板に埋立てられるように繰り返し巻かれることができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明による電気的特性を測定するためのセンサによると、
【0015】
第一に、印刷回路基板に電極とピックアップコイルを一体化して形成するため、均一な品質を有することができ、電力伝送線の電気的特性をたいへん精密に測定することができる。
【0016】
第二に、電力伝送線を中心にその周りに電流センサと電圧センサを配置するため、電力伝送線内部のコア導体と直接接触する部品が全くない完璧な非接触式構造を提供する。
【0017】
第三に、印刷回路基板が電力伝送線を全て包むように貫通穴が形成された構造と部分的に包むように挿入溝が形成された構造の両方が可能であるため、必要に応じてセンサを選択して使用することができる。
【0018】
第四に、ファラデーシールド(Faraday shield)を使用する場合、電力伝送線から形成された電圧がピックアップコイルに伝達することを防止することができて、さらに精密な値の測定が可能である。
【0019】
第五に、ファラデーシールドとともにシールドケースを使用する場合、ファラデーシールドの接地が可能であって、さらに精密な値の測定の可能な效果がある。
【0020】
このような本発明によると、印刷回路基板に電極とピックアップコイルを一体化して形成するから、均一な品質を有することができ、電力伝送線の電気的特性をたいへん精密に測定することができ、電力伝送線を中心にその周りに電流センサと電圧センサを配置するから、電力伝送線内部のコア導体と直接接触する部品が全くない完璧な非接触式構造を提供する。
【図面の簡単な説明】
【0021】
【図1】本発明の実施例による電気的特性を測定するためのセンサの平面図である。
【図2】図1に示したセンサにおいて、印刷回路基板の一部を除去したことを示した斜視図である。
【図3】図1に示したセンサにおいて、印刷回路基板を除去したことを示した斜視図載せる。
【図4】本発明の他の実施例による電気的特性を測定するためのセンサの平面図である。
【図5】図4に示したセンサにおいて、印刷回路基板の一部を除去したことを示した拡大斜視図である。
【図6】図5に示したセンサにシールドケースがさらに備えられたことを示した拡大斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0022】
以下、添付した図面を参照して本発明の好ましい実施例を詳しく説明する。これに先立ち、本明細書及び請求の範囲に使用された用語や単語は、通常的や辞書的な意味に限定して解釈されてはいけなく、発明者は、自分の発明を最善の方法で説明するために用語の概念を適切に定義することができるという原則に即して本発明の技術的思想に符合する意味と概念に解釈されなければならない。
【0023】
したがって、本明細書に記載した実施例と図面に示した構成は、本発明の最も好ましい一実施例に過ぎないだけで、本発明の技術的思想を全て代弁するものではないので、本出願時点において、これらを取り替えることができる多様な均等物と変形例があり得ることを理解しなければならない。
【0024】
以下、本発明の実施例による電気的特性を測定するためのセンサに対して説明する。 図1は、本発明の実施例による電気的特性を測定するためのセンサの平面図、図2は、図1に示したセンサにおいて、印刷回路基板の一部を除去した斜視図、図3は、図1に示したセンサにおいて、印刷回路基板を除去したことを示した斜視図である。
【0025】
図1ないし図3を参照すると、電気的特性を測定するためのセンサ100は、印刷
回路基板110、電圧センサ120及び電流センサ130を含む。
【0026】
まず、印刷回路基板110は、一面又は両面に印刷回路が形成されたものとして、電力伝送線10が挿入される円形の貫通穴110aが形成された基板である。電力伝送線10は、一般的にコア導体11と誘電体12からなっている。電力伝送線には、多様な電気的特性を有している電流が流れることができ、特に高周波(Radio Friquency;RF)大電流などが流れることができる。
【0027】
電圧センサ120は、電力伝送線10に形成された電圧を測定するためのもので、
リング形象の電極120a(Electrode)と第1端子部120bを備える。 電圧センサ120の電極120aは、印刷回路基板110の貫通穴110aの内周面に沿って密着固定される。第1端子部120bは、その一端が電極120aの一側面に接し、他端が印刷回路基板110の一側に露出する。 露出した第1端子部120bの他端には、商用キャパシタ、抵抗、インダクタなどが連結されてキャパシタ、抵抗、インダクタなどによって電圧を検出することができるようになる。ここで、第1端子部120bは、印刷回路基板110の内側に埋立てることもでき、印刷回路基板110の上面又は下面に露出することもできる。
【0028】
また、電流センサ130は、ピックアップコイル130a(Pick up coil)と第2端子部130bを備える。
【0029】
図2及び図3に示すように、ピックアップコイル130aは、誘導電流によって電力伝送線10に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら貫通穴110aの外縁に沿って平面状ドーナツ型をなすように撓って、前記印刷回路基板110に少なくとも一部が埋立てられるように配置される。
【0030】
さらに詳しく説明すると、ピックアップコイル130aは、ドーナツ型の縦断面が四角形をなすように配置される。もちろん四角形だけでなく、多様な形象が使用可能であるが、後述するように印刷回路基板110と相接して露出することを鑑みる場合、四角形の形状がさらに安定的である。
【0031】
この場合、ピックアップコイル130aは、印刷回路基板110の上側に露出して印刷回路基板110に埋立てられ、また印刷回路基板110の下側に露出して印刷回路基板110に埋立てられることを繰り返しながら巻かれている。すなわち、ピックアップコイル130aの垂直に折曲された部位は、印刷回路基板110に埋立てられるが、上側で水平に折曲された水平折曲部131は、印刷回路基板110の上側と相接したまま露出し、下側で水平に折曲された水平折曲部32は、印刷回路基板110の下側と相接したまま露出するようになる。第2端子部130bは、ピックアップコイル130aの両端から延長されて電力伝送線10に流れる電流を測定できるように印刷回路基板110の一側に露出する。
【0032】
次に、本発明の他の実施例による電気的特性を測定するためのセンサに対して説明する。
【0033】
図4は、本発明の他の実施例による電気的特性を測定するためのセンサの平面図、図5は、図4に示したセンサにおいて、印刷回路基板の一部を除去したことを示した拡大斜視図、図6は、図5に示したセンサにシールドケースがさらに備えられたことを示した拡大斜視図である。
【0034】
図4ないし図6を参照すると、電気的特性を測定するためのセンサ200は、印刷
回路基板210、電圧センサ220及び電流センサ230を含む。
【0035】
印刷回路基板210は、一側に電力伝送線10が挿入されるように一端が開放された挿入溝210aが形成されている。挿入溝210aの一端は、電力伝送線10が挿入可能に開放され、他端は、電力伝送線10の外周面に対応されるように円形の型をしている。
【0036】
電圧センサ220は、円弧型の電極220a(electrode)と第1端子部220bを備える。電極220a(electrode)は、電力伝送線10に形成された電圧を測定するために挿入溝210aの内周面の一部に沿って密着固定される。第1端子部220bは、一端が電極(220a)の一側と接して、他端が印刷回路基板210の一側に露出される。ここでの第1端子部220bもまた印刷回路基板210の内側に埋立てることもでき、印刷回路基板210の上面又は下面に露出することもできる。
【0037】
電流センサ230は、ピックアップコイル230a(Pick up coil)と第2端子部(230b)を備える。ピックアップコイル230aは、誘導電流によって電力伝送線10に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら挿入溝210aの内周面の外側一部に沿って平面状円弧型をなすように撓って、印刷回路基板210に少なくとも一部が埋立てられるように配置される。
【0038】
さらに詳しく説明すると、上記に説明したセンサ100のピックアップコイル130aのようにピックアップコイル230aは、円弧型の縦断面が四角形をなすように配置される。むろん四角形だけでなく、多様な形象が使用可能であるが、後述のように印刷回路基板210と相接して露出することを鑑みる場合、四角形の形象がさらに安定的である。
【0039】
この場合、ピックアップコイル230aは、印刷回路基板210の上側に露出して印刷回路基板210に埋立てられ、また印刷回路基板210の下側に露出して印刷回路基板210に埋立てられることを繰り返しながら巻かれている。すなわち、ピックアップコイル230aの垂直に折曲された部位は、印刷回路基板210に埋立てられるが、上側で水平に折曲された部位は、印刷回路基板210の上側と相接したまま露出し、下側で水平に折曲された部位は、印刷回路基板210の下側と相接したまま露出するようになる。第2端子部230bは、ピックアップコイル230aの両端から延長されて電力伝送線10に流れる電流を測定できるように印刷回路基板210の一側に露出する。
【0040】
一方、印刷回路基板210には、電力伝送線10によって形成された電圧がピックアップコイル230aに伝達されることを防止するために、ピックアップコイル230aと挿入溝210aとの間にファラデーシールド240(Faraday shield)がさらに配置される。また、印刷回路基板210は、ファラデーシールド240を接地させるために、ファラデーシールド240と電力伝送線10との間に配置されて接地されるシールドケース250(Shield case)をさらに含む。この時、ファラデーシールド240には、電力伝送線10に流れる電流の方向と垂直方向にスリット240aが一つ以上形成されることができる。ファラデーシールド240にスリット240aが形成されれば、電力伝送線10によって形成された電場がピックアップコイル230aに伝達されることを防止し、磁場は、ピックアップコイル230aに伝達することを許容することによってピックアップコイル230aの電流測定をさらに正確にする。
【0041】
このように本発明の実施例によれば、印刷回路基板110、210に電極120a、220aとピックアップコイル130a、230aを一体化して形成するため、均一な品質を有することができ、電力伝送線10の電気的特性をたいへん精密に測定することができる。また、電力伝送線10を中心にその周りに電圧センサ120、220と電流センサ130、230を配置するため、電力伝送線10内部のコア導体11と直接接触する部品が全くない完璧な非接触式構造を提供する。また、印刷回路基板110、210が電力伝送線10を包むように貫通穴110aが形成されたセンサ100と、部分的に包むように挿入溝210aが形成されたセンサ200の両方の構造が可能であるため、必要に応じてセンサ100、200を選択して使用することができる。
【0042】
ファラデーシールド240を使用する場合、電力伝送線10で形成された電圧がピックアップコイル130a、230aに伝達することを防止することができて、さらに精密な値の測定が可能である。また、ファラデーシールド240とともにシールドケース250を使用する場合、ファラデーシールド240の接地が可能であって、さらに精密な値の測定が可能である。
【符号の説明】
【0043】
100、200:センサ
110、210:印刷回路基板
120、220:電圧センサ
130、230:電流センサ
240:ファラデーシールド
250:シールドケース

【特許請求の範囲】
【請求項1】
電力伝送線が挿入される円形の貫通穴が形成された印刷回路基板;
前記電力伝送線に形成された電圧を測定するために前記貫通穴の内周面に沿って密着固定されるリング形象の電極(Electrode)と、一端が前記電極の一側と接し、他端が前記印刷回路基板の一側に露出する第1端子部を備えた電圧センサ;及び、
誘導電流によって前記電力伝送線に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら前記貫通穴の外縁に沿って平面状ドーナツ型をなすように撓って、前記印刷回路基板に少なくとも一部が埋立てられるように配置されるピックアップコイル(Pick up coil)と、前記ピックアップコイルの両端から延長されて前記印刷回路基板の一側に露出する第2端子部を備えた電流センサを含む電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項2】
一側で電力伝送線が挿入されるように一端が開放された挿入溝が形成された印刷回路基板;
前記電力伝送線に形成された電圧を測定するために前記挿入溝の内周面の一部に沿って密着固定される円弧型の電極(Electrode)と、一端が前記電極の一側と接し、他端が前記印刷回路基板の一側に露出する第1端子部を備えた電圧センサ;及び、
誘導電流によって前記電力伝送線に流れる電流を測定するためにスプリングのように巻かれながら前記挿入溝の内周面の外側一部に沿って平面状円弧型をなすように撓って、前記印刷回路基板に少なくとも一部が埋立てられるように配置されるピックアップコイル(Pick up coil)と、前記ピックアップコイルの両端から延長されて前記印刷回路基板の一側に露出する第2端子部を備えた電流センサを含む電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項3】
前記印刷回路基板は、前記電力伝送線によって形成された電圧が前記ピックアップコイルに伝達されることを防止するために、前記ピックアップコイルと前記挿入溝との間に配置されたファラデーシールド(Faraday shield)をさらに含むことを特徴とする請求項2に記載の電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項4】
前記印刷回路基板は、前記ファラデーシールドを接地させるため、前記ファラデーシールドと前記電力伝送線との間に配置されて接地されるシールドケース(Shield case)をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項5】
前記ファラデーシールドは、前記電力伝送線に流れる電流の方向と垂直方向にスリットがさらに形成されたことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項6】
前記ピックアップコイルは、前記ドーナツ又は円弧型の縦断面が四角形をなすように配置されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の電気的特性を測定するためのセンサ。
【請求項7】
前記ピックアップコイルは、前記印刷回路基板の上側に露出、前記印刷回路基板に埋立、前記印刷回路基板の下側に露出、さらに前記印刷回路基板に埋立てられるように繰り返し巻かれることを特徴とする請求項6に記載の電気的特性を測定するためのセンサ。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【公表番号】特表2013−504059(P2013−504059A)
【公表日】平成25年2月4日(2013.2.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2012−527812(P2012−527812)
【出願日】平成22年8月24日(2010.8.24)
【国際出願番号】PCT/KR2010/005617
【国際公開番号】WO2011/027984
【国際公開日】平成23年3月10日(2011.3.10)
【出願人】(512036096)プラズマート インコーポレーテッド (1)
【Fターム(参考)】