説明

電気部品における電気コードの位置決め構造および回転型電気部品

【課題】電気部品の製造工程のうち溶解した封止剤を充填部に充填し凝固させる工程において、電気コードの姿勢および位置の保持を容易に行うことができる電気部品における電気コードの位置決め構造を提供すること。
【解決手段】封止剤25が充填される充填部26と、充填部26内に突出した電気部品の端子24Cと、端子24Cに接続され充填部26外に導出される電気コード6Cとを備える。電気コード6Cは略直線状に復元する方向の弾性を有する。電気部品の製造工程のうち溶解した封止剤25を充填部26に充填し凝固させる工程において、充填部26内に設けられた規制部31が電気コード6Cの復元を規制し、電気コード6Cの姿勢を接続側部分6C1と導出側部分6C2を形成した全体としてL字状の姿勢に保持する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電気部品から導出される電気コードを、その電気部品のケースに対し位置決め固定する電気部品における電気コードの位置決め構造、および、この構造を備えた回転型電気部品に関する。
【背景技術】
【0002】
電気部品は端子を有し、この端子には電気コードが接続される。電気コードは引っ張られたことにより端子から離脱してしまわないよう、また、電気部品の所定位置から所定姿勢で延びた状態が維持されるよう、電気部品に対して位置決めされている。
【0003】
従来の電気コードの位置決めの構造としては特許文献1に開示されたものがある。その従来の電気コードの位置決め構造は、電気部品のケースに設けられ電気コードが挿通された貫通孔と、弾性樹脂材料から成った部材であり電気コードが挿通された保持部材と、この保持部材を貫通孔の縁部に押し付けた状態でケースに螺合した押圧部材とを備えている。保持部材は貫通孔の縁部に押し付けられることによって、電気コードを外周側から締め付ける方向に弾性変形し、この結果、電気コードは電気部品のケースに対する移動を強く抑制されている。(特許文献1参照)
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
【特許文献1】特開2003−347767
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に開示の電気コードの位置決め構造によって、電気コードを電気部品に位置決めするための作業工程には、保持部材に電気コードを挿通する工程が含まれる。しかし、保持部材と電気コードとは密着することが要求されるため、保持部材と電気コードとの間の寸法差には余裕が少なく、保持部材に電気コードが挿通しにくい。つまり、保持部材に電気コードを挿通する工程は煩わしい。この煩わしさを解消するための電気コードの位置決め構造としては、保持部材および押圧部材の替わりに封止剤を用いるものがある。しかし、この封止剤を用いた構造においては、溶解した封止剤が電気コードの周囲に充填されてから凝固するまでの間、電気コードの姿勢および位置を保持しておくことが必要になり、保持部材に電気コードを挿通する工程ほどの煩わしさは生じないが、手間が掛かる。
【0006】
本発明は、前述の事情を考慮してなされたものであり、その目的は、溶解した封止剤が電気コードの周囲に充填されてから凝固するまでの間における電気コードの姿勢および位置の保持を容易に行うことができる電気部品における電気コードの位置決め構造、および、この構造を備えた回転型電気部品を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0007】
前述の目的を達成するために、本発明は次のように構成されている。
【0008】
〔1〕 本発明の電気部品における電気コードの位置決め構造は、封止剤が充填される充填部と、前記充填部内に突出して位置した電気部品の端子と、前記端子に接続されて前記充填部外に導出される電気コードとを備え、前記電気コードは略直線状に復元する方向の弾性を有し、前記充填部内には、電気部品の製造工程のうち溶解した前記封止剤を前記充填部に充填し凝固させる工程において、前記電気コードの復元力に抗し前記電気コードを屈曲した姿勢に規制する規制部が設けられ、前記姿勢を成した前記電気コードは、前記端子から前記充填部の深さ方向に交差する方向に延びた接続側部分と、この接続側部分から屈曲して前記充填部外に向かって延びた導出側部分とを形成していることを特徴とする。
【0009】
この「〔1〕」に記載された本発明は、電気部品の製造工程のうち、溶解した封止剤を充填部に充填し凝固させる工程において、規制部により、電気コードの復元力に抗して電気コードの姿勢を規制し、電気コードを接続側部分と導出側部分とを形成した状態に保持する。これによって、溶解した封止剤が電気コードの周囲に充填されてから凝固するまでの間における電気コードの姿勢および位置の保持を容易に行うことができる。
【0010】
〔2〕 本発明の電気部品における電気コードの位置決め構造は、「〔1〕」に記載の発明において、前記充填部は前記電気部品のケースの一部であって、前記規制部は前記充填部と一体に形成されたことを特徴とする。
【0011】
「〔2〕」に記載の本発明によれば、規制部を設けることに伴う部品点数の増加を抑えることができる。
【0012】
〔3〕 本発明の回転型電気部品は、「〔1〕」または「〔2〕」に記載の発明において、ケースと、一端が前記ケースから突出して他端が前記ケース内に位置して前記ケースに対し回転可能な回転体と、前記ケース内に位置し前記回転体の回転を電気信号に変換する回転検出手段とを備え、前記回転体の一端側とは反対側の前記ケースの端部には開口部が形成され、前記回転検出手段は、前記回転体の回転中心線方向における前記回転体の他端側で前記回転体と並んで位置する回路基板と、この回路基板の前記回転体側とは反対側の面から突出した端子と、この端子に接続された電気コードとを有し、前記電気コードは前記ケースの前記開口部から導出され、前記ケースに対する電気コードの位置決め構造が、前記ケースにより前記開口部と前記回路基板との間に形成されて封止剤が充填された充填部を有し、前記電気コードが前記封止剤により前記ケースに対し位置決めされた回転型電気部品であって、前記位置決め構造として、「〔1〕」または「〔2〕」に記載の電気部品における電気コードの位置決め構造を備えたことを特徴とする。
【0013】
ロータリボリュームやロータリエンコーダのような回転型電気部品においては、「〔3〕」に記載された本発明のように、回路基板に電気コードを接続するための端子を、回路基板の回転体側とは反対側の面から突出して設け、その端子に接続した電気コードを、回転体の一端側(突出側)とは反対側のケースの開口部から導出する、という構成が採用されることがある。この構成は、回転体の回転中心線方向に交差する方向における寸法を小さくしたいという要望に応じたものである。このような回転型電気部品において「〔1〕」または「〔2〕」に記載の電気コードの位置決め構造を採用することにより、ケースから導出される電気コードの姿勢および位置の個体差を小さく抑えることの容易化に貢献することができる。
【発明の効果】
【0014】
本発明の電気部品における電気コードの位置決め構造によれば、溶解した封止剤が電気コードの周囲に充填されてから凝固するまでの間における電気コードの姿勢の保持を容易に行うことができる。これにより、ケースから導出される電気コードの姿勢および位置の該電気部品ごとのバラツキを抑えることができる。
【0015】
本発明の回転型電気部品によれば、回転体の回転中心線方向に交差する方向における寸法が小さくしやすい構成を採用しつつ、ケースから導出された電気コードの姿勢および位置の該電気部品ごとのバラツキを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【0016】
【図1】本発明の一実施形態に係る回転型電気部品であって電気コードの位置決め部が見える状態の斜視図である。
【図2】図1に示した回転型電気部品を操作部材の回転中心線を含む平面で切断した断面図である。
【図3】図1に示した回転型電気部品のケース内に設けられた回路基板を示す斜視図である。
【図4】図5に示した回路基板に設けられた3つの端子、およびこれらの端子に接続された電気コードと、回転型電気部品の完成品における電気コードの姿勢を示す斜視図である。
【図5】図1に示した回転型電気部品のケースであって規制部が見える状態の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0017】
本発明の一実施形態に係る回転型電気部品について図1〜図5を用いて説明する。
【0018】
図1に示すように、回転型電気部品としてのロータリボリューム1はケース2を備えている。このケース2は円筒状のケース本体3と、このケース本体3の一端部の外周面から突出して設けられたフランジ4とを有する。ケース本体3の他端部の中央からは1本のケーブル5が延びている。このケーブル5は、ケース本体3の他端部から導出された3本の電気コード6A〜6Cが樹脂製のチューブ5aで被覆されたものである。その電気コード6A〜6Cは電線(銅線)を樹脂で被服したものであり、略直線状に復元する方向の弾性を有する。
【0019】
図2に示すように、ケース本体3の一端部にはカバー部材7が取り付けられている。このカバー部材7によりケース本体3の一端側の開口部が塞がれている。カバー部材7には軸孔8が円筒状のケース本体3と同軸上に設けられている。軸孔8には回転体9が回転可能に挿入されている。回転中心線10方向において、回転体9の一端はケース2の一端およびカバー部材7の一端から突出して位置し、回転体9の他端はケース2内に位置する。
【0020】
ケース本体3内には回転検出手段20が設けられている。この回転検出手段20は、回転体9の他端面から突出して設けられた摺動子21,22と、回転体9の他端側で回転体9と並んで位置し、ケース本体3に固定された回路基板23と、この回路基板23の回転体9側とは反対側の面から、ケース本体3の他端側に向かって突出した端子24A〜24C(端子24A,24Bは図4に示してある)とを有する。
【0021】
摺動子21,22はいずれも導体であり、一体に形成されている。これら摺動子21,22は回転中心線10に交差する方向に並んで位置する。回路基板23には、円弧状の抵抗パターン23aと、この抵抗パターン23aの内側に位置する集電パターン23bとがプリントされている。抵抗パターン23aも集電パターン23bも回転体9と同軸上に位置する。摺動子21は回転体9の回転に伴い抵抗パターン23a上を摺動するようになっている。摺動子22は回転体9の回転に伴い集電パターン23b上を摺動するようになっている。抵抗パターン23aの一端は端子24Aに接続されていて、同他端は端子24Bに接続されている。集電パターン23bの端子24Cに接続されている。
【0022】
端子24A〜24Cには、回転中心線10に対する直交方向、またはこの直交方向と平行な方向に貫通した接続孔(図示してない)が形成されている。各接続孔には、図4に示すように、電気コード6A〜6Cのそれぞれの電線が挿通されて半田付けされている。端子24A〜24Cに半田付けされた電気コード6A〜6Cはケース本体3の他端側の開口部3aの中央からケース本体3の外部に導出されている。
【0023】
回転体9の他端部には鍔部9aが形成されている。この鍔部9aがカバー部材7に対し、このカバー部材7の他端側から当接することによって、ケース本体3の一端側に向かう回転体9の移動が規制されるようになっている。回転体9の他端部の中央には、回路基板23の方向に突起した突起部9bが設けられている。回路基板23の中央には、突起部9bが挿入される凹部23cが設けられている。突起部9bの突端が凹部23cの底部に当接することによって、ケース本体3の他端側に向かう回転体9の移動が規制されている。
【0024】
ケース本体3は、回路基板23とケース本体3の他端側の開口部3aとの間に、封止剤25が充填された充填部26を形成している。充填部26の端部には、回路基板23と封止剤25との接触を阻止する防壁27が設けられている。この防壁27はケース本体3内に嵌め込まれた円板状の部材から成っている。端子24A〜24Cは防壁27を貫通して位置する。
【0025】
ケース本体3内に配置された電気コード6Cの部分は、充填部26内において屈曲した姿勢を成して、封止剤25により固定されている。電気コード6Cは、その姿勢を成した状態において、端子24Cから充填部26の深さ方向(他端から一端に向かう方向)に交差する方向に延びて位置した接続側部分6C1と、この接続側部分6C1から屈曲して充填部26外に導出された導出側部分6C2とを形成して、全体としてL字状を成している。電気コード6Aも電気コード6Cと同様に、充填部26内において屈曲した姿勢を成して接続側部分6A1と導出側部分6A2とを形成している(図4参照)。電気コード6Bも電気コード6Cと同様に接続側部分6B1と導出側部分6B2とを形成している(図4参照)。
【0026】
充填部26内には、ロータリボリューム1の製造工程のうち充填部26に封止剤25が充填される際の工程において、電気コード6A〜6Cの復元力に抗し電気コード6Cを屈曲した姿勢に規制する規制部31が設けられている。この規制部31は、電気コード6A〜6Cのすべての導出側部分6A2〜6C2がケース本体3の開口部3aの中央に保持されるよう、導出側部分6A2〜6C2の移動を電気コード6A〜6Cの復元力に抗して規制している。
【0027】
図5に示すように、規制部31は、ケース本体3と一体に形成された円形の板部30に設けられている。板部30には貫通孔30aが設けられていて、この貫通孔30aの縁に形成された円弧状の切欠き32A〜32Cが規制部31を構成している。切欠き32Aは電気コード6Aの導出側部分6A2の外周面に当接して電気コード6Aの復元を規制するものである。切欠き32Bは電気コード6Bの導出側部分6B2の外周面に当接して電気コード6Bの復元を規制するものである。切欠き32Cは電気コード6Cの導出側部分6C2の外周面に当接して電気コード6Cの復元を規制するものである。
【0028】
規制部31は、板部30の貫通孔30aの縁部に形成された切欠き32A〜32Cから構成されているため、電気コード6A〜6Cはすべて貫通孔30aに挿通されて位置する。円弧状の貫通孔30aの開口面積は、貫通孔30aへの電気コード6A〜6Cの挿通時に全く煩わしさを感じさせないことを意図して、3本の電気コード6A〜6Cを束ねた太さに対し十分大きく設定されている。
【0029】
本実施形態によれば次の効果を得られる。
【0030】
本実施形態に係る電気部品としてのロータリボリューム1においては、このロータリボリューム1の製造工程のうち、溶解した封止剤25を充填部26に充填し凝固させる工程において、規制部31により、電気コード6A〜6Cの復元に抗して電気コード6A〜6Cの姿勢を規制し、これによって、電気コード6Aを接続側部分6A1と導出側部分6A2とを形成した状態に保持し、電気コード6Bを接続側部分6B1と導出側部分6B2とを形成した状態に保持し、電気コード6Cを接続側部分6C1と導出側部分6C2とを形成した状態に保持する。この結果、溶解した封止剤25が電気コード6A〜6Cの周囲に充填されてから凝固するまでの間における電気コード6A〜6Cの姿勢および位置の保持を容易に行うことができる。
【0031】
本実施形態に係る電気部品としてのロータリボリューム1においては、規制部31を設けることに伴う部品点数の増加を抑えることができる。
【0032】
ロータリボリューム1においては、回路基板23に電気コード6A〜6Cを接続するための端子24A〜24Cを、回路基板23の回転体9側とは反対側の面から突出して設け、その端子24A〜24Cに接続した電気コード6A〜6Cを、回転体9の一端側(突出側)とは反対側のケース本体3の開口部3aから導出する、という構成が採用されている。この構成は、回転体9の回転中心線10方向に交差する方向における寸法を小さくしたいという要望に応じたためである。このようなロータリボリューム1において、規制部31により電気コード6A〜6Cの姿勢を規制した状態で、溶解した封止剤25を充填部26に充填し凝固させることによって、電気コード6A〜6Cの姿勢および位置のロータリボリュームごとのバラツキを小さく抑えることの容易化に貢献することができる。つまり、回転体9の回転中心線10方向に交差する方向における寸法が小さくやすい構成を採用しつつ、ケース2から導出された電気コード6A〜6Cのロータリボリュームごとのバラツキを抑えることの容易化に貢献できる。
【0033】
なお、前述の実施形態においては電気部品の一例としてロータリボリューム1を挙げたが、本発明における電気部品はロータリボリュームに限定されるものではなく、ロータリボリューム以外の回転型電気部品、例えばロータリエンコーダであってもよい。また、回転型電気部品以外の電気部品であってもよい。
【0034】
前述の実施形態に係るロータリボリューム1における電気コードの位置決め構造は、規制部31が板部30に設けられていて、この板部30がケース本体3に一体に形成されたものであったが、本発明における規制部はケースに一体に形成されたものに限定されるものではなく、ケースと別体であってもよい。
【符号の説明】
【0035】
1 ロータリボリューム(回転型電気部品)
2 ケース
3 ケース本体
3a 開口部
4 フランジ
5 ケーブル
5a チューブ
6A〜6C 電気コード
6A1〜6C1 接続側部分
6A2〜6C2 導出側部分
7 カバー部材
8 軸孔
9 回転体
9a 鍔部
9b 突起部
10 回転中心線
20 回転検出手段
21,22 摺動子
23 回路基板
23a 抵抗パターン
23b 集電パターン
23c 凹部
24A〜24C 端子
25 封止剤
26 充填部
27 防壁
30 板部
30a 貫通孔
31 規制部
31A〜33B 切欠き

【特許請求の範囲】
【請求項1】
封止剤が充填される充填部と、
前記充填部内に突出して位置した電気部品の端子と、
前記端子に接続されて前記充填部外に導出される電気コードとを備え、
前記電気コードは略直線状に復元する方向の弾性を有し、
前記充填部内には、電気部品の製造工程のうち溶解した前記封止剤を前記充填部に充填し凝固させる工程において、前記電気コードの復元力に抗し前記電気コードを屈曲した姿勢に規制する規制部が設けられ、
前記姿勢を成した前記電気コードは、前記端子から前記充填部の深さ方向に交差する方向に延びた接続側部分と、この接続側部分から屈曲して前記充填部外に向かって延びた導出側部分とを形成している
ことを特徴とする電気部品における電気コードの位置決め構造。
【請求項2】
請求項1に記載の発明において、
前記充填部は前記電気部品のケースの一部であって、前記規制部は前記充填部と一体に形成された
ことを特徴とする電気部品における電気コードの位置決め構造。
【請求項3】
ケースと、一端が前記ケースから突出して他端が前記ケース内に位置して前記ケースに対し回転可能な回転体と、前記ケース内に位置し前記回転体の回転を電気信号に変換する回転検出手段とを備え、
前記回転体の一端側とは反対側の前記ケースの端部には開口部が形成され、
前記回転検出手段は、前記回転体の回転中心線方向における前記回転体の他端側で前記回転体と並んで位置する回路基板と、この回路基板の前記回転体側とは反対側の面から突出した端子と、この端子に接続された電気コードとを有し、
前記電気コードは前記ケースの前記開口部から導出され、
前記ケースに対する電気コードの位置決め構造が、前記ケースにより前記開口部と前記回路基板との間に形成されて封止剤が充填された充填部を有し、前記電気コードが前記封止剤により前記ケースに対し位置決めされた回転型電気部品であって、
前記位置決め構造として、請求項1または請求項2に記載の電気部品における電気コードの位置決め構造を備えた
ことを特徴とする回転型電気部品。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【公開番号】特開2010−192312(P2010−192312A)
【公開日】平成22年9月2日(2010.9.2)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−36737(P2009−36737)
【出願日】平成21年2月19日(2009.2.19)
【出願人】(000010098)アルプス電気株式会社 (4,263)
【Fターム(参考)】