説明

電話装置

【課題】 補聴器の使用者が電話機を使用するときに、ハンドセットに対する着脱操作を不要にし、かつ補聴器を使用していることを気付かれずに電話機の使用を可能にする。
【解決手段】 電話装置に着信があったとき、補聴器3のユーザがハンドセット2を取り上げると、受話音声信号は、電話装置の本体1の通話制御部7から近距離無線通信部11へ送られ、ここから補聴器3の近距離無線通信部32へ伝送され、補聴器3のイヤホン33から受話音声が出力される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、電話装置に関し、詳細には、補聴器のユーザの使用に好適な電話装置に関する。
【背景技術】
【0002】
補聴器には大別して下記a〜cに示す3つのタイプがある。
a.補聴器の本体を耳の後側に引っ掛け、本体に取り付けられたイヤホンを耳の中に入れるタイプ(引っ掛け型)
b.胸ポケットにカード型の本体を入れ、本体にケーブルで接続されたイヤホンを耳の中に入れるタイプ(カード型)
c.補聴器本体を小型化し、補聴器自体を耳の中に入れるタイプ(内挿型)
【0003】
このような補聴器を使用している人が電話機を用いるときには、以下のような問題がある。
引っ掛け型の場合、補聴器のマイクロホン(以下、マイクと言う)は、補聴器の装着時に耳の上部に位置する。そのため、受話器を耳に密着させると、受話音の漏れが少なくなり、補聴器のマイクに受話音が入らなくなる。このため、受話器を耳から少し離して故意に音漏れを起こす、電話機の受話音量を最大にする等、電話機の使用時に不便な思いをしている。
カード型の場合、補聴器のマイクは胸ポケット内の本体に設けられているため、補聴器のイヤホンを外し(補聴器を使用しない)、電話機の受話音量を最大にして使用する。
内挿型の場合、受話器に耳を密着させるとハウリングを起こすことがため、受話器を耳から少し離して使用し、電話機の受話音量を大きくする必要がある。
つまり、何れのタイプの補聴器も、受話音量を大きくすることで、通話の内容を周囲の人に聞かれたり、周囲の人に騒音で迷惑をかけたりするという問題がある。
【0004】
そこで、このような問題を解決するため、図7に示すように、裏面にマイク用音孔を備え、側面に音溝チューブ41及び耳栓42が接続された補聴器43を電話機のハンドセット44の受話部45にゴムバンド46により固定するようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
【特許文献1】特開平10−56696号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、特許文献1に記載の補聴器は、電話機を使用するときにそのハンドセットに固定する操作が必要であるため、使い勝手が悪いという問題がある。また、補聴器を使用していることを周囲の人に気付かれてしまうという問題もある。
【0006】
本発明は、このような問題を解決するためになされたものであり、その目的は、補聴器のユーザが電話機を使用するときに、ハンドセットに対する着脱操作を不要にし、かつ補聴器を使用していることを気付かれずに電話機の使用を可能にすることである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1に係る発明は、受話音声信号をハンドセットの受話器に供給する第1の手段と、前記受話音声信号を非接触で外部の補聴器に供給する第2の手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、前記第1の手段及び第2の手段は同時に音声信号を出力することを特徴とする電話装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1記載の電話装置において、前記第2の手段は近距離無線通信により前記受話音声信号を供給することを特徴とする電話装置である。
請求項4に係る発明は、請求項3記載の電話装置において、前記補聴器と前記第2の手段との間の無線リンクを確立するリンク確立手段と、アイドル時は前記リンク確立手段の動作を禁止する手段とを備えたことを特徴とする電話装置である。
請求項5に係る発明は、請求項3又は4記載の電話装置において、前記第2の手段は、前記リンク確立手段によるリンクが確立したときに動作することを特徴とする電話装置である。
【0008】
(作用)
請求項1に係る発明によれば、受話音声信号を第1の手段によりハンドセットの受話器に供給し、第2の手段により外部の補聴器へ非接触で供給する。
請求項2に係る発明によれば、第1の手段及び第2の手段は、受話音声信号を同時に出力する。
請求項3に係る発明によれば、第2の手段は近距離無線通信により受話音声信号を補聴器に供給する。
請求項4に係る発明によれば、リンク確立手段は、電話機がアイドル状態のときは、リンク確立動作を禁止される。
請求項5に係る発明によれば、第2の手段は、補聴器との間の近距離無線通信のリンクが確立されたときに、受話音声信号を送信する。
【発明の効果】
【0009】
本発明によれば、電話装置から補聴器に非接触で受話音声信号が供給されるため、補聴器のユーザが電話装置を使用するときに、ハンドセットに対する着脱操作が不要になり、かつ補聴器を使用していることを気付かれずに電話機を使用することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0010】
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は本発明の第1の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。
この電話装置は、電話装置本体(以下、本体と言う)1及びハンドセット2からなる。本体1は、この電話装置全体の制御等を行う制御部(CPU)5と、電話回線4に接続されており、電話回線の閉結、開放等を行う外線インタフェース部6と、本体1及びハンドセット2の通話制御を行う通話制御部7と、フックスイッチ8と、制御部5が各種動作を行うときに使用するプログラムが記憶されたROM、制御部5が各種動作を行うときのワークエリアとなるRAM、各種データを記憶するためのEEPROM等からなる記憶部9と、数字キー、機能キー等からなるキー入力部10と、通話制御部7から供給される受話音声信号をBluetooth(登録商標)などの近距離無線通信により補聴器3へ送信する近距離無線通信部11と、本体1の各部に動作用電力を供給するための電源部12とを備えている。
【0011】
ハンドセット2は、音声を音声信号(音声に対応する電気信号)に変換するマイク及びその音声信号を増幅するアンプからなるマイク部21と、通話制御部7から供給される受話音声信号を増幅するアンプ及びその出力を音声に変換するスピーカからなるスピーカ部(受話器)22とを備えている。
【0012】
補聴器3は、周囲等の音声を音声信号に変換するマイク及びその音声信号を増幅するアンプからなるマイク部31と、電話機本体1の近距離無線通信部11との間で無線通信を行うと共に、近距離無線通信部11から送信された音声信号を受信する近距離無線通信部部32と、マイク部31からスイッチ34を通して入力される音声信号、近距離無線通信部部32からスイッチ35を通して入力される音声信号を音声に変換するイヤホン33と、マイク部31とイヤホン33との間の音声信号伝送路を断続するスイッチ34と、近距離無線通信部32とイヤホン33との間の音声信号伝送路を断続するスイッチ35とを備えている。
【0013】
ここで、補聴器3は前述した引っ掛け型、カード型、内挿型の何れのタイプでもよい。また、スイッチ34及び35は、図示されていないボタンの操作により、補聴器3をマイクモードで動作させるときは、スイッチ34を閉じてスイッチ35を開くと共に近距離無線通信部32の電源(図示せず)をオフにし、電話モードで動作させるときはスイッチ34を開いてスイッチ35を閉じると共に近距離無線通部32の電源をオンにする。
【0014】
以上の構成を有する電話装置の動作について説明する。
図2は着信時の制御部5の処理を示すフローチャートであり、図3は通話中にオンフックしたときの処理を示すフローチャートである。
アイドル(待機)状態にて外線インタフェース部6に電話回線4から着信があると、その着信は制御部5に通知される。制御部5は着信の検出を通知されると(ステップS1でYES)、近距離無線通信部11に対し、電源部12から動作用電力が供給されるように制御する(ステップS2)。近距離無線通信部11は、動作用電力の供給を受けると、所定の手順により、補聴器3の近距離無線通信部32との間で無線リンクの確立(認証を含む)を開始する。
【0015】
次いで制御部5は、一定時間内に近距離無線通信部11の無線リンクが確立されたか否かを判断し(ステップS3)、確立された場合は、電話装置の動作モードを近距離無線通信モードに設定し(ステップS4)、確立されなかった場合は電話機モードを設定する(ステップS5)。設定されたモードは記憶部9に記憶される。ここで、近距離無線モードとは、発信元からの受話音声信号を近距離無線通信部11に供給するモードであり、電話機モードとは、発信元からの受話音声信号をハンドセットのスピーカ部22に供給するモードである。発信元へ送信する送話音声信号は、両モード共にハンドセット2のマイク部21にて生成される。
【0016】
制御部5は、動作モードの設定を行った後、オフフックされたか否かを判定する(ステップS6)。ユーザがハンドセット2を取り上げると、フックスイッチ8が閉じることで、制御部5によりオフフックが検出される。オフフックが検出されると(ステップS6でYES)、近距離無線通信モードに設定されているか否かを判定し(ステップS7)、近距離無線通信モードに設定されている場合は、受話パスを近距離無線通信部11及びスピーカ部22に接続し、送話パスをマイク部21に接続する。即ち、受話音声信号が通話制御部7から近距離無線通信部11及びスピーカ部22へ出力され、マイク部21からの送話音声信号が通話制御部7へ入力されるように、通話制御部7を制御する(ステップS8)。
【0017】
また、近距離無線通信モードに設定されていない(電話機モードに設定されている)場合は、受話パスをスピーカ部22に接続し、送話パスをマイク部21に接続する。即ち受話音声信号が通話制御部7からスピーカ部21へ出力され、かつマイク部21からの送話音声信号が通話制御部7へ入力されるように、通話制御部7を制御する(ステップS9)。
【0018】
従って、補聴器3のユーザがハンドセット2を取り上げると、発信元からの受話音声信号は通話制御部7から近距離無線通信部11へ送られ、ここから無線で補聴器3の近距離無線通信部32へ送信される。補聴器3では、近距離無線通信部32が受話音声信号を受信し、スイッチ35を通してイヤホン33へ出力し、イヤホン33が受話音声信号を受話音声に変換する。補聴器3のユーザはイヤホン33から出力される受話音声を聞くことができる。補聴器3のユーザが発声した音声はマイク部21で音声信号とされ、通話制御部7、外線インタフェース部6を通して電話回線4へ送出される。
【0019】
また、受話音声はスピーカ22からも出力されるため、着信時に近距離無線通信部11、32間の通信可能距離内に補聴器3のユーザがいた場合は、そのユーザ以外の人がハンドセット2を取り上げたとしても、近距離無線通信のリンクが確立され、近距離無線通信モードに設定されるため、補聴器3のユーザ以外の人がハンドセット2を取り上げて発信元と通話を行い、その後、送受話のパスを維持したまま補聴器3のユーザにハンドセット2を渡し、通話を継続させることができる。着信時に近距離無線通信部11、32間の通信可能距離内に補聴器3のユーザがいない場合(ステップS3でNO)は、そのユーザ以外の人はハンドセット2を取り上げ、通常の電話機として使用することができる。
【0020】
図2に示す処理を行い、通話を行っているときに、ユーザがハンドセット2を本体1に置いてオンフックすると、図3に示すように、送受話パスが切断され(ステップS11でYES、S12)、終話となる。
【0021】
次に発信時の制御部5の処理について説明する。本実施形態に係る電話装置は、キー入力部10からの設定操作により、2種類の発信処理の選択が可能である。以下、図4A、Bを参照しながら順に説明する。
【0022】
図4Aに示す処理では、制御部5は、アイドル状態にてキー入力部10の外線ボタンが押下されたことを検知すると(ステップS21でYES)、近距離無線通信部11に対し、電源部12から動作用電力が供給されるように制御する(ステップS22)。近距離無線通信部11は、動作用電力の供給を受けると、所定の手順により、補聴器3の近距離無線通信部32との間で無線リンクの確立(認証を含む)を開始する。以後の処理は図2のステップS3以降と同じである。
【0023】
また、図4Bに示す処理では、制御部5は、アイドル状態にてキー入力部10の外線ボタンが押下されたことを検知し(ステップS31でYES)、次いでハンドセット2が取り上げられてオンフックされたことを検知すると(ステップS32でYES)、近距離無線通信部11に対し、電源部12から動作用電力が供給されるように制御する(ステップS33)。近距離無線通信部11は、動作用電力に供給を受けると、所定の手順により、補聴器3の近距離無線通信部32との間で無線リンクの確立(認証を含む)を開始する。以後の処理は図2のステップS3以降と同じである。
【0024】
このように本発明の第1の実施形態に係る電話装置によれば、受話音声信号をハンドセット2のスピーカ部22へ送出する手段と、受話音声信号を外部の補聴器3へ非接触で送信する手段とを設けたので、補聴器3のユーザが電話装置を使用するときに、ハンドセット2に対する補聴器3の着脱操作が不要になり、かつ補聴器3を使用していることを気付かれずに電話装置を使用することができる。なお、以上の実施形態では、近距離無線通信モード時に受話パスを近距離無線通信部11及びスピーカ部22の双方に接続したが、近距離無線通信部11のみに接続するように構成してもよい。
【0025】
[第2の実施形態]
図5は本発明の第2の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。この図において、図1と同一又は対応する構成要素には図1におけるそれらの構成要素と同じ符号を付した。第1の実施形態と比較した本実施形態の特徴は、本体1と補聴器3との間の受話音声信号の伝送を電磁誘導により行う点、及び電磁誘導モード又は電話機モードの設定をユーザの設定操作により行うようにした点であり、それ以外は第1の実施形態と同様であるから、これらの特徴点を中心に説明する。ここで、電磁誘導モードとは、発信元からの受話音声信号を磁気コイル14に供給するモードである。
【0026】
図5に示すように、本実施形態に係る電話装置のハンドセット2は、図1のハンドセット2における近距離無線通信部11に代えて、通話制御部7からの受話音声信号を増幅するアンプ13及びその出力が供給される磁気コイル14を設けたものである。また、本実施形態に係る補聴器3は、図1の補聴器3における近距離無線通信部32に代えて磁気コイル36及びその出力を増幅するアンプ37を設けたものである。
【0027】
以上の構成を有する電話装置の動作について、図6に示すフローチャートを参照しながら説明する。
アイドル(待機)状態にて外線インタフェース部6に電話回線4から着信があると、その着信は制御部5に通知される。制御部5は着信の検出を通知されると(ステップS41でYES)、オフフックされたか否かを判定し(ステップS42)、オフフックされたと判定した場合は、記憶部9の記憶内容を参照して、磁気コイル14をオンにする設定(電磁誘導モード)がなされているか否かを判定する(ステップS43)。ここで、ユーザは、磁気コイル14をオンにして、通話制御部7からの受話音声信号を補聴器3へ送信したいときは、予めキー入力部10を用いて設定操作を行っておく。この設定情報は制御部5により、記憶部9に記憶されるので、その内容を参照することで、電磁誘導モードの設定の有無を判別できる。
【0028】
制御部5は、磁気コイル14をオンにする設定がなされていると判定した場合(ステップS43でYES)、送話パスをマイク部21に接続した後に、電源部12からアンプ13へ動作用電力が供給されるように制御する(ステップS44、S45)。次いで受話パスを磁気コイル14及びスピーカ部22に接続する。即ち、受話音声信号が通話制御部7から磁気コイル14及びスピーカ部22へ出力されるように、通話制御部7を制御する(ステップS46)。磁気コイル14をオンにする設定がなされていないと判定した場合(ステップS43でNO)、送話パスをマイク部21に接続すると共に、受話パスをスピーカ部22に接続する(ステップS47)。
【0029】
従って、補聴器3のユーザがハンドセット2を取り上げると、発信元からの受話音声信号は通話制御部7からアンプ13を通って磁気コイル14へ送られ、ここから電磁誘導により補聴器3の磁気コイル36へ伝送される。補聴器3では、磁気コイル36が受話音声信号を再生し、アンプ37で増幅し、スイッチ35を通してイヤホン33へ出力し、イヤホン33が受話音声信号を受話音声に変換する。補聴器3のユーザはイヤホン33から出力される受話音声を聞くことができる。補聴器3のユーザが発声した音声はマイク部21で音声信号とされ、通話制御部7、外線インタフェース部6を通して電話回線4へ送出される。
【0030】
また、第1の実施形態と同様、受話音声はスピーカ22からも出力されるため、着信時に磁気コイル14、36間の電磁誘導可能距離内に補聴器3のユーザがいた場合は、そのユーザ以外の人がハンドセット2を取り上げたとしても、補聴器3のユーザ以外の人がハンドセット2を取り上げて発信元と通話を行い、その後、送受話のパスを維持したまま補聴器3のユーザにハンドセット2を渡し、通話を継続させることができる。
【0031】
なお、以上の説明では、磁気コイル14がオンに設定されているとき(電磁誘導モード時)に受話パスを磁気コイル14及びスピーカ部22の双方に接続したが、磁気コイル14のみに接続するように構成してもよい。また、第1の実施形態における図3及び4に示す処理は本実施形態に係る電話装置に対しても適用可能である。
【図面の簡単な説明】
【0032】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る電話装置の着信時の制御部の処理を示すフローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施形態に係る電話装置が通話中にオンフックしたときの処理を示すフローチャートである。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る電話装置の発信時の制御部の処理を示すフローチャートである。
【図5】本発明の第2の実施形態に係る電話装置の構成を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施形態に係る電話装置の着信時の制御部の処理を示すフローチャートである。
【図7】従来の電話機用補聴器をハンドセットに固定した状態を示す図である。
【符号の説明】
【0033】
1・・・本体、3・・・補聴器、5・・・制御部、7・・・通話制御部、11,32・・・近距離無線通信部、14,36・・・磁気コイル、21・・・マイク部、22・・・スピーカ部。

【特許請求の範囲】
【請求項1】
受話音声信号をハンドセットの受話器に供給する第1の手段と、
前記受話音声信号を非接触で外部の補聴器に供給する第2の手段と
を備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項2】
請求項1記載の電話装置において、
前記第1の手段及び第2の手段は同時に音声信号を出力することを特徴とする電話装置。
【請求項3】
請求項1記載の電話装置において、
前記第2の手段は近距離無線通信により前記受話音声信号を供給することを特徴とする電話装置。
【請求項4】
請求項3記載の電話装置において、
前記補聴器と前記第2の手段との間の無線リンクを確立するリンク確立手段と、
アイドル時は前記リンク確立手段の動作を禁止する手段と
を備えたことを特徴とする電話装置。
【請求項5】
請求項3又は4記載の電話装置において、
前記第2の手段は、前記リンク確立手段によるリンクが確立したときに動作することを特徴とする電話装置。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公開番号】特開2007−97061(P2007−97061A)
【公開日】平成19年4月12日(2007.4.12)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2005−286538(P2005−286538)
【出願日】平成17年9月30日(2005.9.30)
【出願人】(304020498)サクサ株式会社 (678)
【Fターム(参考)】