説明

食物調理用容器のための、改良された穿孔された蓋

本発明は食物を調理する容器用の改良された穿孔された蓋(10)に関し、穿孔された蓋は上方へ進む蒸気及びガスと下方へ進む凝集された蒸気との通り道のための孔と、前記孔を通る蒸気を冷却し凝集するための手段と、蒸気を冷却するための前記手段を支持するための手段と、を備え、前記蒸気を冷却するための手段は、前記食物を調理する容器から始まって上方に向かって順番に作られ、穿孔された下部プレート(11)と、穿孔された少なくとも1つの中間プレート(12)と、穿孔されていない上部プレート(13)と、を備え、前記蒸気を冷却するための手段を支持するための前記手段は、前記下部プレート(11)と前記中間プレート(12)との間に設置された下部スペース要素(16)と、前記中間プレート(12)と前記上部プレート(13)との間に設置された上部スペース要素(18)と、から作られる。本発明はさらに、前記穿孔された蓋(10)と共に用いられるための揚げ鍋(20)に関する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、食物調理用容器のための、改良された穿孔された蓋に関する。
【0002】
より具体的には本発明は、調理に由来する飽和蒸気を含有する、とりわけ食物の栄養特性を回収することができるように、研究され且つ実現されている、上述の種類の蓋に関する。
【背景技術】
【0003】
周知であるように、現在、家庭で調理された食物は、ガスを用いた食物の調理を条件としており、前記調理は必ずしも均一ではない。とりわけ、食物が必要以上の温度にて調理された場合には、ほとんどの感覚器官を刺激する特性が劣化し、失われることになる。
【0004】
この問題を解決するために、飽和蒸気を放出するための孔を提供する蓋が、古くから存在する。この動作原理は、自然対流運動によるポットの内部の熱の一様な分布を有する、低温における食物の調理、という特典をもたらす。上述した調理は、変換された気相を液相に戻すことを可能とし、従って食物が100℃を越えることを回避することができ、ビタミン、タンパク質及び脂質成分の劣化を防ぐことができ、従ってエネルギー需要(木材、都市ガス、メタン、電力)を削減することができる。
【0005】
しかしながらこの種類のシステムにおいては、前記蓋を利用した調理からの蒸気は、調理容器からの確実な圧力の下に存在し、従って周囲に食物の栄養特性をまき散らす。言い換えれば、前記蓋は、食物の特性を大幅に消滅させる。
【0006】
近年この種の蓋は、飽和蒸気を放出するための孔の上に、その孔から一定の距離をおいて、蒸気の収集および凝集のためであると同時にガスの通過を妨げないカップを設置することによって改善されてきた。
【0007】
次いで、近年この種類の蓋は、同一出願人の名義において2005年4月19日出願され、2008年5月21日特許査定された欧州特許第1753330号によるさらなる著しい改良を有し、この特許において蓋は、同時に熱分散を封じ込めることを可能にし、適切な形状とハウジングとを有する排気通路を通じて調理容器からの秩序の取れた、加速した蒸気の排出を促進し、蒸気が凝集されて調理ポットの内部に落ちるように、これら蒸気の生成物を搬送し制御することが開示されている。とりわけ、欧州特許第1753330号によると、食物調理用の容器を覆うための改良された蓋が開示されており、この蓋は、前記蓋の外部且つ上に設置された、蒸気を冷却する手段と、蓋を貫通する筒状又は輪郭を為す複数の通路を実現することを可能とするように厚さ方向への延在部を有する、前記蒸気を冷却する手段を支持する手段と、を備え、前記通路は前記食物の調理用の容器から外へ向かう蒸気のための通り道を実現し、蒸気の加速を生じさせ、加速された前記蒸気は前記通路を通じて前記蒸気を冷却する手段の下部表面に接触し、凝集して液相にて、前記複数の通路を通じて前記調理容器の内部を再度流れる。
【0008】
この種の蓋は、揚げ物の場合にとりわけ良好な結果を得ることを可能とする。実際、閉じられた揚げ鍋での従来の揚げ物が、200℃より一層高い場合がある温度に達し、続いて調理中に有害な生成物の発生を伴うのに対し、欧州特許第1753330号による改良された蓋によれば、97℃での揚げ物を達成することが可能となる。発がん性物質となることが認知されているアクロレインを油が形成する温度である180℃を大きく下回るだけでなく、最初の有毒物質が発生する油の発煙点に油が達する温度である140℃も下回る。さらに、凝集された蒸気の再循環は、換気及び蒸気冷却されるオーブン内において、頂部に蓋が配置される調理容器の変形を可能とし、結果として生じる利益を有する。さらに、調理中に劣化温度に達しないことによって、油はその官能特性を保ち、最大5回以上のさらなるその後の多数の調理に用いることが可能となる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
【特許文献1】欧州特許第1753330号明細書
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
この種類の改良された蓋は、優れた結果を達成することを可能とするが、それにもかかわらず、蒸気を収集し凝集するためのカップの漸進的な過熱という問題も呈しており、凝集され調理容器に戻る水蒸気の量が、要求される調理特性を得るために必要とされる量に対して減少する、という結果を伴うことが発見された。
【0011】
上述を考慮すると、食物の質を失うことなく調理を達成することを可能とするとともに、高すぎない温度における調理を可能とし、これにより周囲の環境に対する断熱をも形成し、調理容器に戻る凝集された蒸気の量を増加させることを可能とし、同時に、同容器から出る蒸気及びガスの両方の量が変化しないように保つ蓋を有することの必要性はきわめて明白である。
【0012】
この状況において、本発明によって提案される解決法が含まれる。
【0013】
従って本発明の目的は、従来技術による解決法の限界を克服することを可能とする、食物を調理するための改良された穿孔された蓋を実現し、上述の技術的結果を得ることである。
【0014】
本発明のさらなる目標は、前記穿孔された蓋を、製造コスト及び運用コストの双方に関して本質的なコスト減少を有しながら実現することを可能とすることである。
【0015】
本発明の最後ではない目標は、本質的に単純で、安全で、かつ信頼性を有するとともに、食物を揚げるために適切に改造された容器とともに用いることができる穿孔された蓋を実現することである。
【課題を解決するための手段】
【0016】
従って、本発明の第一の特定の目的は、食物を調理する容器用の改良された穿孔された蓋であって、上方へ進む蒸気及びガスと下方へ進む凝集された蒸気との通路用の孔と、前記孔を通じる蒸気を冷却し凝集するための手段と、蒸気を冷却するための前記手段を支持するための手段と、を備える穿孔された蓋において、前記蒸気を冷却するための手段は、前記食物を調理する容器から始まって上方に向かって、穿孔された下部プレートと、穿孔された少なくとも1つの中間プレートと、穿孔されていない上部プレートと、を順に含んでなり、前記蒸気を冷却するための手段を支持するための前記手段は、前記下部プレートと前記中間プレートとの間に設置された下部スペース要素と、前記中間プレートと前記上部プレートとの間に設置された上部スペース要素と、を備える穿孔された蓋である。
【0017】
本発明の実施形態によると、前記穿孔された蓋は、対応する数の中間スペース要素によって結合された複数の中間プレートを備えることが可能である。
【0018】
好ましくは、本発明によると、前記下部プレートの上部表面と、少なくとも1つの前記中間プレートの上部表面とは、上方に向いた凹面を有し、前記上部プレートの下部表面と、前記少なくとも1つの中間プレートの下部表面とは、下方に向いた凹面を有する。
【0019】
さらに、本発明によると、前記上部プレートの下部表面と、前記少なくとも1つの中間プレートの下部表面とは、波打っているか、さもなくば層状であることが可能である。
【0020】
やはり本発明によると、前記冷却するための手段を支持するための前記手段は、調節可能であることができ、且つねじを備えることができる。
【0021】
最後に、常に本発明によると、前記穿孔された蓋は、前記冷却するための手段を支持するための前記手段の上端に設置されたハンドルを備えることができる。
【0022】
本発明のさらなる第二の特定の目的は、予め形成された穿孔された蓋と共に使用するための揚げ鍋であって、ポット及び抜き取り可能なドラムと、電気調理用コンロとが内部に設置され、断熱材料から作られた外殻を備え、前記電気調理用コンロは前記揚げ鍋の残りの要素から分離可能である揚げ鍋である。
【0023】
好ましくは、本発明によると、前記揚げ鍋は、前記ポット上の前記蓋の1つ以上の気密要素を備えることができる。
【0024】
本発明はこれより、好ましい実施形態に従って、実例的に、目的を限定することなく、とりわけ添付の図面の図表を参照しながら記述されるであろう。
【図面の簡単な説明】
【0025】
【図1】本発明による食物を調理するための容器用の改良された穿孔された蓋の斜視図である。
【図2】図1の穿孔された蓋の側面図である。
【図3】図1の穿孔された蓋における下部プレートの平面図である。
【図4】図1の穿孔された蓋における中間プレートの平面図である。
【図5】図1の穿孔された蓋における上部プレートの平面図である。
【図6】本発明による改良された穿孔された蓋を備える揚げ鍋の分解図である。
【発明を実施するための形態】
【0026】
図を参照すると、参照番号10によって全体として示された、本発明による、食物を調理するための容器用の改良された穿孔された蓋は、調理容器の頂部に配置された要素を構成する下部プレート11から構成され、この下部プレート11の上には中間プレート12、上部プレート13及びハンドル14が順に設置されている。
【0027】
本実施形態による下部プレート11は、湾曲した形状を有して設けられて、下方、すなわち調理容器の内部に向かって凸状である下部表面を提供している。下部プレート11の中心に近接して孔15が実現されており、この孔15の外形は、蒸気及びガスが調理容器から出るため、及び凝集された蒸気が調理容器の中に戻るための通路を形成する。前記孔15は適切な直径を有し、下部プレート11上における孔15の位置は、本実施形態においては円周を再現し、この円周の中心は下部プレート11の中心に対応する。
【0028】
下部プレート11の上方には、断熱材料によって作られた下部スペース要素16によって、中間プレート12が取り付けられている。調理容器の内部に生成された飽和した蒸気は、下部プレート11の前記孔15を通じ、調理容器の外部に向かう加速を受ける。孔15から出た前記飽和した蒸気は、次いで中間プレート12の下部表面に接触し、この中間プレートへの接触によって、より低い温度のために、部分的な凝集を受けて、重力のために下方に反落し、同じ孔15を通じて調理容器の中に戻る。
【0029】
中間プレート12の下部表面は適切な凹状形状を示し、これにより前記蒸気に由来する凝集物は下部表面に蓄積し、下部プレート11の上部表面に大量に反落する。本発明の穿孔された蓋の望ましい実施形態によって提供されている下部プレート11の上方に面する凹状形状は、凝集物の収集及び前記孔15を通じた調理容器への液状物質の流し戻しに有利に作用する。
【0030】
中間プレート12の下部表面はさらに波打った形状を呈することが可能であり、これにより飽和した蒸気に触れる表面を増加させ、中間プレート12の凝集効果を向上させる。
【0031】
さらに中間プレート12は、中心に近接して実現された孔17を備え、この孔17の外形は、下部プレートからの蒸気及びガスのため、及び下部プレート11上に反落する凝集した蒸気のための通路を画定する。
【0032】
中間プレート12の頂部上に、上部プレート13が、断熱材料によって作られた上部スペース要素18が挿入された状態で配置され、上部プレート13の上には、ハンドル14が設置される。
【0033】
上部プレート13の下部表面は、下方に向いた凹面を有し、これにより、上部プレート13に接触した蒸気に由来する凝集物の集積に好適とされており、上部プレート13の温度は、中間プレート12の温度よりも依然として低い。従って、凝集物は集積し、中間プレート12の上部表面の上に、量が増加した状態で反落する。さらに、中間プレート12の上部表面は上方に向いた凹面を有し、これにより、凝集物の収集と、孔17を通じた液状物質の下方への流れに関して好適となる。
【0034】
さらに上部プレート13の下部表面は波打った形状を呈することが可能であり、これにより飽和した蒸気に接触する面を増加させて、上部プレート13の凝集効果を向上させる。
【0035】
中間プレート12の直径は下部プレート11の直径より小さく、且つ上部プレート13の直径は中間プレート12の直径より小さく、これにより、中間プレート12及び上部プレート13が、下部プレート11の孔15及び中間プレート12の孔17それぞれを通じて出ていく蒸気を、蒸気の流れを止めることなくそらすことを可能にする。
【0036】
下部スペース要素16及び上部スペース要素18は、前記下部プレート11と前記中間プレート12と前記上部プレート13との中心に位置する孔を貫通するとともに前記下部スペース要素16及び上部スペース要素18を貫通するネジによって、前記下部プレート11及び前記中間プレート12、並びに前記中間プレート12及び前記上部プレート13に、それぞれ接続される。
【0037】
上述の説明に基づくと、本発明による改良された穿孔された蓋の本質的な特徴が、食物を調理するための容器用の蓋を実現することにあることが理解でき、この蓋は、順に重ねて配置され、断熱スペース要素によって接続されている3枚の板によって構成され、下部プレート11及び中間プレート12は、調理容器及び下部プレート11からそれぞれ出て上方へ進む蒸気及びガスと、中間プレート12を下向きに進む凝集物との通路用の孔15、17を設けられ、上部プレート13は、その表面に接触する蒸気の凝集と集積とのための、下方に向いた凹面を有する下部表面を設けられている。
【0038】
本発明の利点は、第一の凝集プレートの上に、第一のプレートの温度より低い温度で第二の凝集プレートを設け、この第二の凝集プレートの下部表面において気液平衡が成立することにより、大量の蒸気の凝集と、結果として生じる回収とが可能となることである。
【0039】
凝集物の量を制御するとともに、異なる食物による特定の調理ニーズに凝集物の量を適合させるために、異なるプレート11、12及び13、並びにスペース要素16及び18を互いに接続するねじは、プレートの相対距離を変化させるように調節可能である。この事前対策は、食物が多量又は少量の調理液体の回収を伴う様々な調理時間を必要とする場合に、即ち多量又は少量の蒸気の生成による凝集物の量を制御するために、用いることができる。
【0040】
従って、本発明のさらなる利益は、冷却手段の高さを制御し、これにより食物の調理を制御することである。
【0041】
また、揚げ物のための特定の場合における最適な調理を保障するための、2つ目の重要な特徴は、蓋10を密封し、蓋10が完全に調理容器の上部枠に密着するように動作させることを保障することである。
【0042】
特に図6を参照すると、本発明の穿孔された蓋とともに用いるための揚げ鍋20は断熱材料から作られた外殻21から構成され、この外殻21の内部にはポット22及び抜き取り可能なドラム23が設置されている。外殻21にはハンドル24が設けられるとともに、特にスイッチを入れ調理時間と温度とを設定するための制御用押しボタンパネル26が設けられた電気調理用コンロ25の上に、移動可能に配置される。
【0043】
従って揚げ鍋は3つの自立した部品、即ち電気調理用コンロ25、ポット22及び蓋10から成る。
【0044】
ポット22を外殻21、ハンドル24及び抜き取り可能なドラム23と共に電気調理用コンロ25から切り離すことの可能性は、電気調理用コンロ25の電気コンポーネントを損傷するリスクを伴わずにポット22の洗浄を可能にする。さらに必要に応じて、ポット22を、電気調理用コンロ25とは異なる熱源、例えばガスコンロ又は同様の物と共に用いることが可能である。さらに、電気調理用コンロ25は、異なる調理容器、例えば標準のポットのような物と共に用いることが可能である。
【0045】
また、揚げ物という特定のケースにおいても最適な調理を保障するための2つ目の重要な態様は、蓋10の密閉を制御し、蓋10が調理容器の上部枠に完全に密着するように動作させることである。この目的のために、本発明の穿孔された蓋10と共に用いるための揚げ鍋20には、外殻21の上に、揚げ鍋20の上への蓋10の密閉部のためのフックを実現することで得られる、気密性の密閉部を設けることが可能である。
【0046】
本発明は、好ましい実施形態にしたがって、実例的に、目的を限定することなく記述されたが、任意の変形形態及び/又は変更形態を、従って添付の特許請求の範囲によって規定される保護範囲を回避することなく当業者が行うことが可能であることは理解されるべきである。
【符号の説明】
【0047】
10 穿孔された蓋
11 下部プレート
12 中間プレート
13 上部プレート
14 ハンドル
15 孔
16 下部スペース要素
17 孔
18 上部スペース要素
20 揚げ鍋
21 外殻
22 ポット
22 ドラム
23 抜き取り可能なドラム
24 ハンドル
25 電気調理用コンロ
26 操作用押しボタンパネル

【特許請求の範囲】
【請求項1】
食物を調理するための容器用の改良された穿孔された蓋(10)であって、
上方へ進む蒸気及びガスと下方へ進む凝集された蒸気との通路用の孔(15)と、
前記孔を通じる蒸気を冷却し凝集するための手段と、
蒸気を冷却するための前記手段を支持するための手段と、
を備える穿孔された蓋において、
前記蒸気を冷却するための手段は、前記食物を調理する容器から始まって上方に向かって、穿孔された下部プレート(11)と、穿孔された少なくとも1つの中間プレート(12)と、穿孔されていない上部プレート(13)と、を順に備えてなり、
前記蒸気を冷却するための手段を支持するための前記手段は、前記下部プレート(11)と前記中間プレート(12)との間に設置された下部スペース要素(16)と、前記中間プレート(12)と前記上部プレート(13)との間に設置された上部スペース要素(18)と、から作られることを特徴とする穿孔された蓋。
【請求項2】
前記穿孔された蓋は、対応する数の中間スペース要素によって結合された複数の中間プレート(12)を備えることを特徴とする請求項1に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項3】
前記下部プレート(11)の上部表面と、少なくとも1つの前記中間プレート(12)の上部表面とは、上方に向いた凹面を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項4】
前記上部プレート(13)の下部表面と、前記少なくとも1つの中間プレート(12)の下部表面とは、下方に向いた凹面を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項5】
前記上部プレート(13)の下部表面と、前記少なくとも1つの中間プレート(12)の下部表面とは波打っていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項6】
前記上部プレート(13)の下部表面と、前記少なくとも1つの中間プレート(12)の下部表面とは層状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項7】
前記冷却するための手段を支持するための前記手段は調節可能であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項8】
前記冷却するための手段を支持するための前記手段はねじを備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項9】
前記冷却するための手段を支持するための前記手段の上端に設置されたハンドル(14)を備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の穿孔された蓋(10)。
【請求項10】
請求項1〜9によって形成された穿孔された蓋(10)と共に使用するための揚げ鍋(20)であって、
ポット(22)及び抜き取り可能なドラム(23)と、前記蓋(10)と、電気調理用コンロ(25)とが内部に配置され、断熱材料から作られた外殻(21)を備え、
前記電気調理用コンロ(25)が前記揚げ鍋の残りの要素から分離可能であることを特徴とする揚げ鍋。
【請求項11】
前記揚げ鍋は、前記ポット(22)上の前記蓋(10)のための、1つ以上の気密要素を備えることを特徴とする請求項10に記載の揚げ鍋(20)。

【図1】
image rotate

【図2】
image rotate

【図3】
image rotate

【図4】
image rotate

【図5】
image rotate

【図6】
image rotate


【公表番号】特表2012−516706(P2012−516706A)
【公表日】平成24年7月26日(2012.7.26)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−547069(P2011−547069)
【出願日】平成22年1月29日(2010.1.29)
【国際出願番号】PCT/IT2010/000027
【国際公開番号】WO2010/086892
【国際公開日】平成22年8月5日(2010.8.5)
【出願人】(511187029)
【Fターム(参考)】