説明

(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンの放出調節製剤およびそれらの使用方法

【解決手段】 プラミペキソールのR(+)エナンチオマー(RPPX)の放出調節薬学的組成物(制御放出、持続放出、および/または徐放)、および前述の組成物を神経変性疾患、またはミトコンドリア機能不全もしくは酸化ストレス増加に関連したものの治療に使用する方法を開示する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも約50ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミン、約4.5ミリグラム未満の(6S)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミン、および薬学的に許容可能な担体を有する、単回用量放出調節組成物。
【請求項2】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、約1.5未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項3】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項4】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約75ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項5】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約125ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項6】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約150ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項7】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約200ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項8】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約300ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項9】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約400ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項10】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項11】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約600ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項12】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、少なくとも約750ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項13】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.0001〜4.5のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項14】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約100〜約3,000の神経保護活性当量、および約0.0001〜1.5のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項15】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約175〜約2,100の神経保護活性当量、および約0.0001〜4.5のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項16】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約200〜約1,500の神経保護活性当量、および約0.0001〜0.375のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項17】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.375未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項18】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約50〜約5,000の神経保護活性当量、および約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項19】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約100〜約2,000の神経保護活性当量、および約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項20】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約200〜約2,000の神経保護活性当量、および約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項21】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約300〜約1,500の神経保護活性当量、および約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項22】
請求項13記載の組成物において、この組成物は、約500〜約1,000の神経保護活性当量、および約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、組成物。
【請求項23】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、固体経口剤形である、成物。
【請求項24】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、錠剤である、組成物。
【請求項25】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、カプセルである、組成物。
【請求項26】
請求項1記載の組成物において、この組成物は、経皮製剤である、組成物。
【請求項27】
放出調節薬学的組成物であって、約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有し、この組成物は、(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンまたは任意の(6S)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンのいずれかに起因する治療的神経保護作用および無有害作用量を有するものである、放出調節薬学的組成物。
【請求項28】
請求項27記載の組成物において、前記無有害作用量は、ヒトにおける無毒性量である、組成物。
【請求項29】
請求項27記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、組成物。
【請求項30】
請求項27記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、組成物。
【請求項31】
請求項27記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、検出限界内100%である、組成物。
【請求項32】
請求項27記載の組成物において、この組成物は、約100ミリグラム〜約2,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項33】
請求項32記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、組成物。
【請求項34】
請求項32記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度が、99.99%以上である、組成物。
【請求項35】
請求項27記載の組成物において、この組成物は、約175ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項36】
請求項35記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、組成物。
【請求項37】
請求項35記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、組成物。
【請求項38】
請求項27記載の組成物において、この組成物は、約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項39】
請求項38記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、組成物。
【請求項40】
請求項38記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、組成物。
【請求項41】
請求項27記載の組成物において、この組成物は、約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンを有するものである、組成物。
【請求項42】
請求項41記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、組成物。
【請求項43】
請求項41記載の組成物において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、組成物。
【請求項44】
請求項27記載の組成物において、前記薬学的組成物は、固体経口剤形である、組成物。
【請求項45】
請求項27記載の組成物において、前記薬学的組成物は、錠剤である、組成物。
【請求項46】
請求項27記載の組成物において、前記薬学的組成物は、カプセルである、組成物。
【請求項47】
請求項27記載の組成物において、前記薬学的組成物は、経皮製剤である、組成物。
【請求項48】
その必要がある患者における急性疾患を治療する方法であって、放出調節薬学的組成物における約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンの1日用量を、前記患者に投与する工程を有する、方法。
【請求項49】
請求項48記載の方法において、前記疾患は、急性神経変性疾患である、方法。
【請求項50】
請求項49記載の方法において、前記急性神経変性疾患は、発作、神経外傷、急性代謝機能不全、脳性発作の後遺症、てんかん重積状態、および急性脳炎から選択されるものである、方法。
【請求項51】
請求項48記載の方法において、前記患者は、ナイーブ患者である、方法。
【請求項52】
請求項48記載の方法において、前記1日用量は、約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項53】
請求項48記載の方法において、前記1日用量は、約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項54】
請求項48記載の方法において、前記1日用量は、約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項55】
請求項48記載の方法において、前記1日用量は、約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項56】
請求項48記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.9%以上である、方法。
【請求項57】
請求項48記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、方法。
【請求項58】
請求項48記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、方法。
【請求項59】
その必要がある患者における慢性疾患を治療する方法であって、放出調節薬学的組成物における約50ミリグラム〜約5000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンの1日用量を投与する工程を有する、方法。
【請求項60】
請求項59記載の方法において、前記慢性疾患は、慢性神経変性疾患である、方法。
【請求項61】
請求項59記載の方法において、前記患者は、ナイーブ患者である、方法。
【請求項62】
請求項60記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は、原発性神経変性疾患、ハンチントン舞踏病、代謝誘発型神経障害、アルツハイマー型老年性認知症、加齢性認知機能障害、血管性認知症、多発梗塞性認知症、レヴィ小体認知症、神経変性認知症、神経変性運動障害、運動失調症、フリードライヒ運動失調症、多発性硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、発作障害、運動ニューロン障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、肝性脳症、および慢性脳炎から選択されるものである、方法。
【請求項63】
請求項60記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は、神経変性運動障害、運動失調症、発作障害、運動ニューロン障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、および筋萎縮性側索硬化症から選択されるものである、方法。
【請求項64】
請求項60記載の方法において、前記慢性神経変性疾患は、筋萎縮性側索硬化症である、方法。
【請求項65】
請求項59記載の方法において、前記1日用量は、約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項66】
請求項59記載の方法において、前記1日用量は、約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項67】
請求項59記載の方法において、前記1日用量は、約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項68】
請求項59記載の方法において、前記1日用量は、約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、請求項59に記載の方法。
【請求項69】
請求項59記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.9%以上である、方法。
【請求項70】
請求項59記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、方法。
【請求項71】
請求項59記載の方法において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、方法。
【請求項72】
約50ミリグラム〜約500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンおよび薬学的に許容可能な担体を有する、放出調節錠剤。
【請求項73】
請求項72記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンは、約50ミリグラムである、錠剤。
【請求項74】
請求項72記載の錠剤において、この錠剤は、約25以上の神経保護活性当量および約0.375未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項75】
請求項72記載の錠剤において、この錠剤は、約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項76】
請求項72記載の錠剤において、前記薬学的に許容可能な担体は、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはこれらの組み合わせを有するものである、錠剤。
【請求項77】
約100ミリグラム〜約500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンおよび薬学的に許容可能な担体を有する、放出調節錠剤。
【請求項78】
請求項77記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンは、約100ミリグラムである、錠剤。
【請求項79】
請求項77記載の錠剤において、この錠剤は、約25以上の神経保護活性当量および約0.375未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項80】
請求項77記載の錠剤において、この錠剤は、約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項81】
請求項77記載の錠剤において、前記薬学的に許容可能な担体は、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはこれらの組み合わせを有するものである、錠剤。
【請求項82】
約150ミリグラム〜約500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンおよび薬学的に許容可能な担体を有する、放出調節錠剤。
【請求項83】
請求項82記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンは、約150ミリグラムである、錠剤。
【請求項84】
請求項82記載の錠剤において、この錠剤は、約25以上の神経保護活性当量および約0.375未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項85】
請求項82記載の錠剤において、この錠剤は、約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項86】
請求項82記載の錠剤において、前記薬学的に許容可能な担体は、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはこれらの組み合わせを有するものである、錠剤。
【請求項87】
約168ミリグラムより多く、且つ、約2000ミリグラム未満の(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンおよび薬学的に許容可能な担体を有する、放出調節錠剤。
【請求項88】
請求項87記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンは、約200ミリグラムである、錠剤。
【請求項89】
請求項87記載の錠剤において、この錠剤は、約25以上の神経保護活性当量および約0.375未満のドーパミン作動活性当量を有するものである、錠剤。
【請求項90】
請求項87記載の錠剤において、この錠剤は、約0.15未満のドーパミン作動活性当量を有する、錠剤。
【請求項91】
請求項87記載の錠剤において、前記薬学的に許容可能な担体は、微結晶性セルロース、マンニトール、クロスカルメロースナトリウム、ステアリン酸マグネシウム、またはこれらの組み合わせを有するものである、錠剤。
【請求項92】
その必要がある患者における神経変性疾患を治療する方法であって、放出調節薬学的組成物における約50ミリグラム〜約5,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンの開始用量を、前記患者に投与する工程を有する、方法。
【請求項93】
請求項92記載の錠剤において、前記神経変性疾患は、発作、神経外傷、急性代謝機能不全、脳性発作の後遺症、てんかん重積状態、急性脳炎、原発性神経変性疾患、ハンチントン舞踏病、代謝誘発型神経障害、アルツハイマー型老年性認知症、加齢性認知機能障害、血管性認知症、多発梗塞性認知症、レヴィ小体認知症、神経変性認知症、神経変性運動障害、運動失調症、フリードライヒ運動失調症、多発性硬化症、脊髄性筋萎縮症、原発性側索硬化症、発作障害、運動ニューロン障害または疾患、炎症性脱髄疾患、アルツハイマー病、パーキンソン病、筋萎縮性側索硬化症、肝性脳症、および慢性脳炎から選択されるものである、方法。
【請求項94】
請求項92記載の錠剤において、前記神経変性疾患は、筋萎縮性側索硬化症である、方法。
【請求項95】
請求項92記載の錠剤において、前記患者は、ナイーブ患者である、方法。
【請求項96】
請求項92記載の錠剤において、前記開始用量は、約100ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項97】
請求項92記載の錠剤において、前記開始用量は、約200ミリグラム〜約3,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項98】
請求項92記載の錠剤において、前記開始用量は、約300ミリグラム〜約1,500ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項99】
請求項92記載の錠剤において、前記開始用量は、約500ミリグラム〜約1,000ミリグラムの(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンである、方法。
【請求項100】
請求項92記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.9%以上である、方法。
【請求項101】
請求項92記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.95%以上である、方法。
【請求項102】
請求項93記載の錠剤において、前記(6R)−4,5,6,7−テトラヒドロ−N6−プロピル−2,6−ベンゾチアゾール−ジアミンについてのキラル純度は、99.99%以上である、方法。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【公表番号】特表2010−521493(P2010−521493A)
【公表日】平成22年6月24日(2010.6.24)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−553814(P2009−553814)
【出願日】平成20年3月14日(2008.3.14)
【国際出願番号】PCT/US2008/057059
【国際公開番号】WO2008/113003
【国際公開日】平成20年9月18日(2008.9.18)
【出願人】(508340488)ノップ ニューロサイエンシーズ、インク. (6)
【Fターム(参考)】