説明

C型肝炎ウイルス阻害剤として有用な大環状インドール誘導体

立体化学的異性体、およびその塩、水和物、溶媒和物を包含する式(I)
【化1】


[式中、R、R、R、R、RおよびRは請求項において定義した意味を有する]
のHCV複製の阻害剤。本発明は、また、該化合物を製造する方法、それらを含有する製薬学的組成物およびHCV治療におけるそれらの使用にも関する。


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【特許請求の範囲】
【請求項1】
立体化学的異性体、ならびにそのN−オキシド、塩、水和物および溶媒和物を包含する、式(I):
【化1】

[式中:
−R
【化2】

から選択される2価の鎖であり;
−各Rは水素、C1〜4アルキルおよびC3〜5シクロアルキルを含んでなる群から独立して選択され;
−aは3、4、5もしくは6であり;
−各bは独立して1もしくは2であり;
−cは1もしくは2であり;
−大員環Aは14〜18員原子を有し、特に大員環Aは17もしくは18員原子を有し;
−各Rは独立して水素、ハロもしくはC1〜4アルコキシであり;
−RおよびRは水素であるか、またはRおよびRは一緒になって二重結合もしくはメチレン基を形成して縮合シクロプロピルを形成し;
−Rは水素もしくはメチルであり;そして
−Rは場合によりハロで置換されていてもよいC3〜7シクロアルキルである]
の化合物。
【請求項2】
−Rが−N(R)−(CH−N(R)−、
【化3】

から選択され、そして、
−各Rが水素およびメチルから独立して選択される
請求項1に記載の化合物。
【請求項3】
がベンゼン基上でこのベンゼンをインドール基に連結する結合に関してパラに位置している請求項1もしくは2のいずれかに記載の化合物。
【請求項4】
がフルオロおよびメトキシから選択される請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項5】
がシクロヘキシルおよび2−フルオロシクロヘキシルから選択される請求項1〜4のいずれかに記載の化合物。
【請求項6】
およびRが一緒になって二重結合を形成する請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項7】
式(I)の化合物が式(IA)
【化4】

により示される立体化学配置を有する請求項1〜5のいずれかに記載の化合物。
【請求項8】
構造式II−1、II−2、II−3、III−1、III−2、III−3、III−4、IV−1、IV−2もしくはIV−3
【化5】

の一つを有する請求項1〜3のいずれかに記載の化合物。
【請求項9】
担体、および有効成分として請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の抗ウイルス的に
有効な量を含んでなる製薬学的組成物。
【請求項10】
少なくとも1種の他の抗HCV化合物をさらに含んでなる、請求項9に記載の製薬学的組成物。
【請求項11】
少なくとも1種の抗HIV化合物をさらに含んでなる、請求項9もしくは10に記載の製薬学的組成物。
【請求項12】
薬剤としての使用のための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物もしくは請求項9〜11のいずれかに記載の製薬学的組成物。
【請求項13】
HCV複製を阻害するための、請求項1〜8のいずれかに記載の化合物もしくは請求項9〜11のいずれかに記載の製薬学的組成物。
【請求項14】
HCV複製を阻害するための薬剤の製造のための請求項1〜8のいずれかに記載の化合物の使用。

【公表番号】特表2011−527299(P2011−527299A)
【公表日】平成23年10月27日(2011.10.27)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2011−517026(P2011−517026)
【出願日】平成21年7月8日(2009.7.8)
【国際出願番号】PCT/EP2009/004942
【国際公開番号】WO2010/003658
【国際公開日】平成22年1月14日(2010.1.14)
【出願人】(509350217)
【Fターム(参考)】