EGFまたはTGF−αのレベルの上昇が生じている癌患者の生存の延長
本出願は、ガン患者における生存の延長を記載しており、ここで該患者は、ペルツズマブのようなHER二量体化インヒビターを用いて該患者を処置することによって、EGFまたはTGF−αのレベルの上昇が生じている。本発明は、ガン患者の生存を延長するための方法に関しており、この方法は、該患者に対してHER二量体化インヒビターを、該患者の生存を延長する量で投与する工程を包含し、ここで、該患者は、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認されており、かつこのガンは、卵巣癌、腹膜癌および卵管癌からなる群より選択される。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
ガン患者の生存を延長するための方法であって、該患者に対してHER二量体化インヒビターを、該患者の生存を延長する量で投与する工程を包含し、該患者は、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認されており、かつ該ガンは、卵巣癌、腹膜癌および卵管癌からなる群より選択される、方法。
【請求項2】
前記患者が、EGFのレベルの上昇を生じることが確認されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記患者が、EGFのレベルの上昇を該患者の血清中で有することが見出されている、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記患者が、TGF−αのレベルの上昇を生じることが確認されている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記患者が、TGF−αのレベルの上昇を該患者の血清中で有することが見出されている、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記HER二量体化インヒビターが、HER2二量体化インヒビターである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記HER二量体化インヒビターが、HERヘテロ二量体化を阻害する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記HER二量体化インヒビターが、HER抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、EGFR、HER2およびHER3からなる群より選択されるHERレセプターに結合する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体がHER2に結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記HER2抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIIに結合する、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIとIIとIIIとの間の接合部に結合する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記HER抗体が、それぞれ配列番号3および4において、軽鎖可変および重鎖可変のアミノ酸配列を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記HER二量体化インヒビターがペルツズマブである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記HER抗体が裸の抗体である、請求項8に記載の方法。
【請求項16】
前記HER抗体がインタクトな抗体である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
前記HER抗体が、抗原結合領域を含む抗体フラグメントである、請求項8に記載の方法。
【請求項18】
前記ガンが、進行性、難治性または再発性の卵巣癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記ガンが、白金耐性の卵巣癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記ガンが、原発性の腹膜癌または卵管癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記HER二量体化インヒビターが、単独の抗癌剤として投与される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記患者に対して第二の治療剤を投与する工程を包含する、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
前記第二の治療剤が、化学療法剤、HER抗体、腫瘍関連抗原に対する抗体、抗ホルモン化合物、心保護薬、サイトカイン、EGFR標的薬物、血管新生阻害剤、チロシンキナーゼインヒビター、COXインヒビター、非ステロイド性抗炎症薬、ファルネシル転移酵素インヒビター、癌胎児性タンパク質CA125に結合する抗体、HER2ワクチン、HER標的化治療、Rafもしくはrasインヒビター、リポソームドキソルビシン、トポテカン、タキサン、二重(dual)チロシンキナーゼインヒビター、TLK286、EMD−7200、悪心を処置する医薬、皮膚発疹を予防もしくは処置する医薬または標準的なざ瘡治療、下痢を処置もしくは予防する医薬、解熱薬、および造血成長因子からなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第二の治療剤が化学療法剤である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記化学療法剤が、代謝拮抗剤の化学療法剤である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記代謝拮抗剤の化学療法剤がゲムシタビンである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第二の治療剤が、トラスツズマブ、エルロチニブまたはベバシズマブである、請求項22に記載の方法。
【請求項28】
無増悪生存(PFS)が拡大される、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
全生存(OS)が拡大される、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
卵巣、腹膜、または卵管の癌を有する患者の生存を延長する方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者の生存を延長する量で投与する工程を包含し、該患者は、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認されている、方法。
【請求項31】
患者が卵巣癌を有する、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記患者が進行性、難治性または再発性の卵巣癌を有する、請求項30または請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記患者に対して化学療法剤を投与する工程をさらに包含する、請求項30〜32のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
前記化学療法剤が代謝拮抗剤の化学療法剤である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記代謝拮抗剤の化学療法剤がゲムシタビンである、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
卵巣、腹膜または卵管の癌を有する患者の無増悪生存(PFS)を拡大するための方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者のPFSを拡大する量で投与する工程を包含し、該患者の血清では、上皮細胞成長因子(EGF)のレベルの上昇を有することが確認されている、方法。
【請求項37】
卵巣、腹膜または卵管の癌を有する患者の無増悪生存(PFS)を拡大するための方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者のPFSを拡大する量で投与する工程を包含し、該患者の血清では、上皮細胞成長因子(EGF)およびトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を有することが確認されている、方法。
【請求項38】
前記癌が卵巣癌である、請求項26または請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記卵巣癌が、進行性、難治性または再発性の卵巣癌である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
HER二量体化インヒビターでの処置のための患者を選択する方法であって、該患者が、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認される場合、HER二量体化インヒビターで該患者を処置する工程を包含する、方法。
【請求項41】
患者の生存が、EGFまたはTGF−αのレベルの上昇を生じず、かつ同じ処置を受ける患者の生存に対して延長される、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記生存が全生存(OS)である、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記生存が無増悪生存(PFS)である、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記HER二量体化インヒビターがHER2二量体化インヒビターである、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
前記HER二量体化インヒビターがHERヘテロ二量体化を阻害する、請求項41に記載の方法。
【請求項46】
前記HER二量体化インヒビターがHER抗体である、請求項31に記載の方法。
【請求項47】
前記抗体が、EGFR、HER2およびHER3からなる群より選択されるHERレセプターに結合する、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記抗体がHER2に結合する、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記HER2抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIIに結合する、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIとIIとIIIとの間の接合部に結合する、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記HER抗体が、それぞれ配列番号3および4において、軽鎖可変および重鎖可変のアミノ酸配列を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記HER二量体化インヒビターがペルツズマブである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記HER抗体が裸の抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項54】
前記HER抗体がインタクトな抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項55】
前記HER抗体が、抗原結合領域を含む抗体フラグメントである、請求項46に記載の方法。
【請求項56】
化学療法剤を用いて前記患者を処置する工程をさらに包含する、請求項40〜55のいずれか1項に記載の方法。
【請求項57】
前記化学療法剤がゲムシタビンである、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
HER二量体化インヒビターと、処置されるべき患者が上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じる場合、HER二量体化インヒビターについての有益な用途を示す添付文書または表示とを備える、キット。
【請求項59】
前記癌が、卵巣癌、腹膜癌または卵管癌である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記有益な用途が、生存の延長である、請求項38に記載の方法。
【請求項61】
前記生存が、無増悪生存である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記HER二量体化インヒビターが抗体である、請求項58〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
前記抗体がHER2抗体である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記抗体がペルツズマブである、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じている患者を処置するためにHER二量体化インヒビターをプロモーションさせる方法。
【請求項66】
前記プロモーションが書面の形態である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記プロモーションが、添付文書の形態である、請求項66に記載の方法。
【請求項1】
ガン患者の生存を延長するための方法であって、該患者に対してHER二量体化インヒビターを、該患者の生存を延長する量で投与する工程を包含し、該患者は、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認されており、かつ該ガンは、卵巣癌、腹膜癌および卵管癌からなる群より選択される、方法。
【請求項2】
前記患者が、EGFのレベルの上昇を生じることが確認されている、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記患者が、EGFのレベルの上昇を該患者の血清中で有することが見出されている、請求項2に記載の方法。
【請求項4】
前記患者が、TGF−αのレベルの上昇を生じることが確認されている、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記患者が、TGF−αのレベルの上昇を該患者の血清中で有することが見出されている、請求項4に記載の方法。
【請求項6】
前記HER二量体化インヒビターが、HER2二量体化インヒビターである、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記HER二量体化インヒビターが、HERヘテロ二量体化を阻害する、請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記HER二量体化インヒビターが、HER抗体である、請求項1に記載の方法。
【請求項9】
前記抗体が、EGFR、HER2およびHER3からなる群より選択されるHERレセプターに結合する、請求項8に記載の方法。
【請求項10】
前記抗体がHER2に結合する、請求項9に記載の方法。
【請求項11】
前記HER2抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIIに結合する、請求項10に記載の方法。
【請求項12】
前記抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIとIIとIIIとの間の接合部に結合する、請求項11に記載の方法。
【請求項13】
前記HER抗体が、それぞれ配列番号3および4において、軽鎖可変および重鎖可変のアミノ酸配列を含む、請求項12に記載の方法。
【請求項14】
前記HER二量体化インヒビターがペルツズマブである、請求項13に記載の方法。
【請求項15】
前記HER抗体が裸の抗体である、請求項8に記載の方法。
【請求項16】
前記HER抗体がインタクトな抗体である、請求項8に記載の方法。
【請求項17】
前記HER抗体が、抗原結合領域を含む抗体フラグメントである、請求項8に記載の方法。
【請求項18】
前記ガンが、進行性、難治性または再発性の卵巣癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項19】
前記ガンが、白金耐性の卵巣癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項20】
前記ガンが、原発性の腹膜癌または卵管癌である、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項21】
前記HER二量体化インヒビターが、単独の抗癌剤として投与される、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項22】
前記患者に対して第二の治療剤を投与する工程を包含する、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
【請求項23】
前記第二の治療剤が、化学療法剤、HER抗体、腫瘍関連抗原に対する抗体、抗ホルモン化合物、心保護薬、サイトカイン、EGFR標的薬物、血管新生阻害剤、チロシンキナーゼインヒビター、COXインヒビター、非ステロイド性抗炎症薬、ファルネシル転移酵素インヒビター、癌胎児性タンパク質CA125に結合する抗体、HER2ワクチン、HER標的化治療、Rafもしくはrasインヒビター、リポソームドキソルビシン、トポテカン、タキサン、二重(dual)チロシンキナーゼインヒビター、TLK286、EMD−7200、悪心を処置する医薬、皮膚発疹を予防もしくは処置する医薬または標準的なざ瘡治療、下痢を処置もしくは予防する医薬、解熱薬、および造血成長因子からなる群より選択される、請求項22に記載の方法。
【請求項24】
前記第二の治療剤が化学療法剤である、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
前記化学療法剤が、代謝拮抗剤の化学療法剤である、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
前記代謝拮抗剤の化学療法剤がゲムシタビンである、請求項25に記載の方法。
【請求項27】
前記第二の治療剤が、トラスツズマブ、エルロチニブまたはベバシズマブである、請求項22に記載の方法。
【請求項28】
無増悪生存(PFS)が拡大される、請求項1に記載の方法。
【請求項29】
全生存(OS)が拡大される、請求項1に記載の方法。
【請求項30】
卵巣、腹膜、または卵管の癌を有する患者の生存を延長する方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者の生存を延長する量で投与する工程を包含し、該患者は、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認されている、方法。
【請求項31】
患者が卵巣癌を有する、請求項30に記載の方法。
【請求項32】
前記患者が進行性、難治性または再発性の卵巣癌を有する、請求項30または請求項31に記載の方法。
【請求項33】
前記患者に対して化学療法剤を投与する工程をさらに包含する、請求項30〜32のいずれか1項に記載の方法。
【請求項34】
前記化学療法剤が代謝拮抗剤の化学療法剤である、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
前記代謝拮抗剤の化学療法剤がゲムシタビンである、請求項34に記載の方法。
【請求項36】
卵巣、腹膜または卵管の癌を有する患者の無増悪生存(PFS)を拡大するための方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者のPFSを拡大する量で投与する工程を包含し、該患者の血清では、上皮細胞成長因子(EGF)のレベルの上昇を有することが確認されている、方法。
【請求項37】
卵巣、腹膜または卵管の癌を有する患者の無増悪生存(PFS)を拡大するための方法であって、該患者に対してペルツズマブを、該患者のPFSを拡大する量で投与する工程を包含し、該患者の血清では、上皮細胞成長因子(EGF)およびトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を有することが確認されている、方法。
【請求項38】
前記癌が卵巣癌である、請求項26または請求項37に記載の方法。
【請求項39】
前記卵巣癌が、進行性、難治性または再発性の卵巣癌である、請求項38に記載の方法。
【請求項40】
HER二量体化インヒビターでの処置のための患者を選択する方法であって、該患者が、上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じることが確認される場合、HER二量体化インヒビターで該患者を処置する工程を包含する、方法。
【請求項41】
患者の生存が、EGFまたはTGF−αのレベルの上昇を生じず、かつ同じ処置を受ける患者の生存に対して延長される、請求項40に記載の方法。
【請求項42】
前記生存が全生存(OS)である、請求項41に記載の方法。
【請求項43】
前記生存が無増悪生存(PFS)である、請求項41に記載の方法。
【請求項44】
前記HER二量体化インヒビターがHER2二量体化インヒビターである、請求項41に記載の方法。
【請求項45】
前記HER二量体化インヒビターがHERヘテロ二量体化を阻害する、請求項41に記載の方法。
【請求項46】
前記HER二量体化インヒビターがHER抗体である、請求項31に記載の方法。
【請求項47】
前記抗体が、EGFR、HER2およびHER3からなる群より選択されるHERレセプターに結合する、請求項46に記載の方法。
【請求項48】
前記抗体がHER2に結合する、請求項47に記載の方法。
【請求項49】
前記HER2抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIIに結合する、請求項48に記載の方法。
【請求項50】
前記抗体が、HER2細胞外ドメインのドメインIとIIとIIIとの間の接合部に結合する、請求項49に記載の方法。
【請求項51】
前記HER抗体が、それぞれ配列番号3および4において、軽鎖可変および重鎖可変のアミノ酸配列を含む、請求項50に記載の方法。
【請求項52】
前記HER二量体化インヒビターがペルツズマブである、請求項51に記載の方法。
【請求項53】
前記HER抗体が裸の抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項54】
前記HER抗体がインタクトな抗体である、請求項46に記載の方法。
【請求項55】
前記HER抗体が、抗原結合領域を含む抗体フラグメントである、請求項46に記載の方法。
【請求項56】
化学療法剤を用いて前記患者を処置する工程をさらに包含する、請求項40〜55のいずれか1項に記載の方法。
【請求項57】
前記化学療法剤がゲムシタビンである、請求項56に記載の方法。
【請求項58】
HER二量体化インヒビターと、処置されるべき患者が上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じる場合、HER二量体化インヒビターについての有益な用途を示す添付文書または表示とを備える、キット。
【請求項59】
前記癌が、卵巣癌、腹膜癌または卵管癌である、請求項58に記載の方法。
【請求項60】
前記有益な用途が、生存の延長である、請求項38に記載の方法。
【請求項61】
前記生存が、無増悪生存である、請求項60に記載の方法。
【請求項62】
前記HER二量体化インヒビターが抗体である、請求項58〜61のいずれか1項に記載の方法。
【請求項63】
前記抗体がHER2抗体である、請求項62に記載の方法。
【請求項64】
前記抗体がペルツズマブである、請求項63に記載の方法。
【請求項65】
上皮細胞成長因子(EGF)またはトランスフォーミング成長因子α(TGF−α)のレベルの上昇を生じている患者を処置するためにHER二量体化インヒビターをプロモーションさせる方法。
【請求項66】
前記プロモーションが書面の形態である、請求項65に記載の方法。
【請求項67】
前記プロモーションが、添付文書の形態である、請求項66に記載の方法。
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7A】
【図7B】
【図8A】
【図8B】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13】
【図14】
【図15】
【図16】
【公表番号】特表2009−539836(P2009−539836A)
【公表日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2009−514315(P2009−514315)
【出願日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際出願番号】PCT/US2007/013028
【国際公開番号】WO2007/145862
【国際公開日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(306021192)エフ・ホフマン−ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト (58)
【Fターム(参考)】
【公表日】平成21年11月19日(2009.11.19)
【国際特許分類】
【出願日】平成19年5月31日(2007.5.31)
【国際出願番号】PCT/US2007/013028
【国際公開番号】WO2007/145862
【国際公開日】平成19年12月21日(2007.12.21)
【出願人】(596168317)ジェネンテック・インコーポレーテッド (372)
【氏名又は名称原語表記】GENENTECH,INC.
【出願人】(306021192)エフ・ホフマン−ラ・ロシュ・アクチェンゲゼルシャフト (58)
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]