説明

III族窒化物半導体結晶の製造方法および製造装置

【課題】Naフラックス法によるGaN結晶育成において、雑晶の発生を抑制することができるIII族窒化物半導体結晶の製造方法、およびIII族窒化物半導体製造装置を提供する。
【解決手段】III族窒化物半導体製造装置は、窒素溶解手段10と、電磁ポンプ11と、配管12と、配管12に連結接続し、種結晶18が配置された育成用配管13と、育成用配管13の外側に配置された温度制御装置14aとを有している。窒素溶解手段10により窒素を溶解させた混合融液17は、電磁ポンプ11により配管12内を結晶しない温度、圧力で循環する。温度制御装置14aによる温度制御とバルブ12v1、v2による圧力制御によって育成用配管13内のみが結晶育成可能な状態にする。混合融液17が軸方向に流動した状態でGaN結晶が育成するため、雑晶の発生が抑制される。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、アルカリ金属を用いたフラックス法によるIII 族窒化物半導体結晶の製造方法、およびIII 族窒化物半導体製造装置に関する。
【背景技術】
【0002】
従来より、Naフラックス法によるIII 族窒化物半導体の結晶成長方法が知られている。これは、Na(ナトリウム)とGa(ガリウム)を溶解して800℃程度に保ち、数十気圧の圧力下で窒素と反応させて、GaN(窒化ガリウム)を種結晶表面に結晶成長させるものである。
【0003】
品質のよいGaN結晶を得るためには、NaのGaの混合融液を流動させて攪拌しながら結晶を育成するのがよく、攪拌の方法としては、混合融液を保持する坩堝を回転させる方法などがある。
【0004】
また、特許文献1には、コイルに交流電流を流すことで金属融液を加熱するとともに、誘導電流による電磁力で金属融液を流動させる方法が示されている。
【特許文献1】特開2008−24535
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかし、従来のNaフラックス法によるGaN結晶の製造方法は、反応容器内という閉じた系での結晶育成であり、NaとGaの混合融液が窒素と接する気液界面が存在する状態であるため、坩堝の回転や特許文献1などの方法により混合融液を流動させてもなお気液界面に雑晶が発生していた。そして、この気液界面に生じた雑晶によって窒素が混合融液に溶け込みにくくなり、GaN結晶の成長を阻害していた。
【0006】
そこで本発明の目的は、雑晶の発生を十分に抑制することができるIII 族窒化物半導体結晶の製造方法、およびIII 族窒化物半導体製造装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
第1の発明は、III 族金属とアルカリ金属とを少なくとも含む混合融液に、窒素を溶解させる窒素溶解手段と、窒素を溶解させた混合融液を、III 族窒化物半導体結晶が成長しない温度、圧力であって、かつ混合融液が凝固、気化しない温度、圧力で保持する配管と、配管中の混合融液を流動させる流動手段と、種結晶が配置されている配管内の領域の温度または圧力を制御してIII 族窒化物半導体結晶が成長する温度、圧力とする成長条件調整手段と、を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体製造装置である。
【0008】
III 族窒化物半導体結晶が成長する温度および圧力の範囲は、750〜950℃、0.5〜10MPaであり、温度、圧力の一方または双方がこの範囲外の温度、圧力であればIII 族窒化物半導体結晶は成長しない。また、混合融液が凝固、気化しない温度の範囲は、100〜740℃である。良質のIII 族窒化物半導体結晶を得るためには、800〜900℃、4.5〜4.7MPaの範囲で結晶を育成することが望ましい。
【0009】
配管中における混合融液の温度と圧力の双方をIII 族窒化物半導体が結晶成長しない範囲とする場合は、成長条件調整手段は温度、圧力の双方を制御可能な手段であればよい。また、混合融液の温度をIII 族窒化物半導体が結晶成長する範囲とし、圧力をIII 族窒化物半導体が結晶成長しない範囲とする場合は、成長条件調整手段は圧力制御手段のみを有していればよく、また、混合融液の圧力をIII 族窒化物半導体が結晶成長する範囲とし、温度をIII 族窒化物半導体が結晶成長しない範囲とする場合は、成長条件調整手段は温度制御手段のみを有していればよい。
【0010】
また、温度を結晶成長可能な温度よりも低い温度とする場合には、成長条件調整手段における温度制御は加熱のみであってもよく、温度を結晶成長可能な温度よりも高い温度とする場合には、温度制御は冷却のみであってもよい。同様に、圧力を結晶成長可能な圧力よりも低い圧力とする場合には、成長条件調整手段における圧力制御は加圧のみであってもよく、圧力を結晶成長可能な温度よりも高い圧力とする場合には、圧力制御は減圧のみであってもよい。
【0011】
配管をループ状に形成し、混合融液を循環させて再び窒素溶解手段に戻るようにすると、効率的に結晶を育成することができるので望ましい。この場合、種結晶を通過した混合融液の温度、圧力は、再びIII 族窒化物半導体結晶が成長しない温度、圧力となるように制御する必要がある。また、混合融液を循環させる場合には、濾過装置を用いて混合融液中に発生した雑晶を取り除くようにするのが望ましい。
【0012】
流動手段には、電磁ポンプや真空ポンプなどを用いることができる。特に電磁ポンプを用いると安全性が高く望ましい。駆動部がなく、非接触で混合融液を流動させることができ、配管から液漏れを生じさせることがないためである。
【0013】
アルカリ金属は通常Naを用いるが、K(カリウム)を用いることもできる。また、Mg(マグネシウム)、Ca(カルシウム)などの2族金属や、Li(リチウム)、炭素などを混合させてもよい。
【0014】
第2の発明は、第1の発明において、配管は混合融液をIII 族窒化物半導体結晶が成長する温度よりも低い温度で保持し、成長条件調整手段は、加熱装置による加熱により温度を制御する、ことを特徴とするIII 族窒化物半導体製造装置である。
【0015】
第3の発明は、第1の発明または第2の発明において、流動手段は電磁ポンプであることを特徴とするIII 族窒化物半導体製造装置である。
【0016】
第4の発明は、第1の発明から第3の発明において、配管はループ状に形成され、混合融液を循環させることを特徴とするIII 族窒化物半導体製造装置である。
【0017】
第5の発明は、第4の発明において、配管中の混合融液に生じた雑晶を取り除くための濾過装置を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体製造放置である。
【0018】
第6の発明は、III 族金属とアルカリ金属とを少なくとも含む混合融液に窒素を溶解させる工程と、窒素を溶解させた混合融液をIII 族窒化物半導体が成長しない温度、圧力で1方向に流動させる工程と、混合融液中に種結晶を配置し、種結晶近傍の混合融液の温度、圧力を制御して、III 族窒化物半導体結晶が成長する温度、圧力とする工程と、を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体結晶の製造方法である。
【発明の効果】
【0019】
本発明によると、種結晶を配管中に配置し、窒素を溶解させた混合融液を流動させながらIII 族窒化物半導体結晶を成長させることができるため、混合融液と窒素との気液界面が存在せず、雑晶の発生が抑制される。また、雑晶が発生したとしても、混合融液によって流されるため、種結晶に雑晶が付着することがない。したがって、品質のよいIII 族窒化物半導体結晶を効率的に育成することができる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下、本発明の具体的な実施例について図を参照に説明するが、本発明は実施例に限定されるものではない。
【実施例1】
【0021】
図1は、III 族窒化物半導体製造装置の構成を示す図である。III 族窒化物半導体製造装置は、窒素溶解手段10と、電磁ポンプ11と、配管12と、育成用配管(育成室)13と、温度制御装置14a、bと、冷却減圧手段15と、濾過装置19を有している。
【0022】
窒素溶解手段10には供給管16が接続されていて、供給管16によって窒素溶解手段10に窒素が供給される。窒素溶解手段10は、GaとNaの混合融液17を880℃に保持し、2.5MPaに加圧して混合融液17に窒素を溶解させる。
【0023】
配管12はループ状に形成されていて、窒素溶解手段10によって窒素を溶解させた混合融液17を、電磁ポンプ11によって流動させ、窒素溶解手段10に戻して循環させる。電磁ポンプ11は、配管12中の混合融液17の流速を制御可能である。電磁ポンプ11は駆動部がなく、非接触で配管12内の混合融液17を流動させることができ、液漏れを生じさせることがないため、安全性が高い。電磁ポンプ11は、従来より知られている任意の構造のものを用いればよい。たとえば、図2に示すように、配管12の外側に配管12の径方向に対向して1対の電磁石110a、bを配置し、配管12の外側に配管12の径方向に対向して1対の電極板111a、bを配置し、電磁石による磁界Bと電極板の間に流す電流Iの方向が交差するようにすれば、配管12の軸方向にローレンツ力Fが生じ、ローレンツ力Fにより液体金属である混合融液17を流動させることができる電磁ポンプを構成することができる。配管12には、ステンレス鋼などの耐熱性、耐圧性を有した材料を用いる。
【0024】
育成用配管13は、バルブ12v1、v2によって配管12に連結接続されていて、バルブ12v1、v2の位置で配管12から育成用配管13を取り外すことができる。配管12から育成用配管13に流入してきた混合融液17は、育成用配管13内を軸方向に流動して再び配管12へと流出する。また、バルブ12v1、v2により育成用配管13中を流れる混合融液17の流速を制御し、また育成用配管13内の圧力を制御することが可能となっている。育成用配管13の内部には、種結晶18が配置される。種結晶18はGaN基板でもよいし、サファイアなどの異種基板にMOCVD法などによってGaNを成長させたテンプレート基板であってもよい。また、c面、a面、m面など各種面方位の基板を用いることができる。育成用配管13には、配管12と同様にステンレス鋼などの耐熱性、耐圧性を有した材料を用いる。
【0025】
温度制御装置14aは、育成用配管13の外側に配置されており、育成用配管13内の混合融液17、種結晶18の温度を制御する。この加熱装置14aと、バルブ12v1、v2は、本発明の成長条件調整手段に相当するものである。また、温度制御装置14bは、配管12の外側であって、電磁ポンプ11から育成用配管13までの区間の間に配置されており、この区間において混合融液17の温度が880℃に維持されるよう制御する。
【0026】
冷却減圧手段15は、育成用配管13を流れて配管12に戻った混合融液17を400℃まで冷却し、2〜3MPaまで減圧する手段である。これにより、GaN結晶が成長しない温度、圧力となるため、冷却減圧手段15から窒素溶解手段10までの配管12中において雑晶が発生しないようにできる。冷却方法は任意の方法でよく、たとえば水冷などによる。また減圧は、たとえば配管12に減圧弁を設けるなどして行う。冷却減圧手段15によって冷却、減圧された混合融液17は、配管12を流れて窒素溶解手段10に流入し、再び加圧されて窒素が溶解される。
【0027】
なお、冷却のみ、または減圧のみによってGaN結晶の成長条件を満たさないようにしてもよいが、高い安全性を確保するため冷却と減圧の双方を行うことが望ましい。
【0028】
濾過装置19は、配管12中を流れる混合融液17中に発生した雑晶を濾過して取り除く手段である。
【0029】
次に、このIII 族窒化物半導体製造装置を用いたGaN結晶の製造工程について説明する。
【0030】
まず、窒素溶解手段10によって加圧することで、供給管16から供給される窒素をGaとNaの混合融液17中に溶解させる。加圧は約5時間行い、これにより十分な量の窒素が混合融液17に溶解する。また、この工程と平行して配管12から取り外した育成用配管13内に種結晶18を配置し、配管12に育成用配管13を連結接続する。
【0031】
次に、電磁ポンプ11を駆動して配管12内に混合融液17を流し、育成用配管13、冷却減圧手段15、濾過装置19の順に通過させて再び窒素溶解手段10に戻るようにして混合融液17を循環させる。
【0032】
次に、加熱装置14aにより育成用配管13中の種結晶18を850℃となるよう制御し、バルブ12v1、v2を調整して育成用配管13内の圧力を4.5MPaとなるようにする。また、加熱装置14bにより電磁ポンプ11から育成用配管13までの区間において、配管12中の混合融液17の温度が880℃に維持されるよう制御する。また、冷却減圧手段15により育成用配管13から配管12に戻る混合融液17を冷却、減圧する。循環して窒素溶解手段10に戻ってきた混合融液17は、再び加圧して窒素を溶解し、電磁ポンプ11により配管12に排出する。これにより混合融液17は、配管12中の窒素溶解手段10から育成用配管13までの区間においては温度880℃、圧力2.5MPa、育成用配管13中においては温度850℃、圧力4.5MPa、配管12中の冷却減圧手段15から窒素溶解手段10までの区間においては温度400℃、圧力2.5MPa、の状態で循環する。つまり、育成用配管13中のみがGaN結晶の育成する温度、圧力であり、それ以外の領域ではGaN結晶が育成しない温度、圧力となっている。
【0033】
このように混合融液17を循環させた状態を100時間以上維持し、種結晶18上にGaN結晶を成長させる。この結晶育成中において、育成用配管13内は窒素を溶解させた混合融液17が育成用配管13の軸方向に流動している状態であり、従来のNaフラックス法によるGaN結晶育成のように、混合融液と窒素との気液界面が存在しない状態である。そのため、雑晶の発生は抑制される。なお、GaN結晶の成長速度は、育成用配管13中を流れる混合融液17の流速により制御することが可能である。また、育成用配管13中の混合融液17に雑晶が発生したとしても、混合融液17によって流され、濾過装置19によって取り除かれるため、種結晶18や育成したGaN結晶に付着することはない。
【0034】
なお、加熱装置14aによる温度制御は、種結晶18表面近傍のみがGaN結晶の育成する温度となるよう制御するのが望ましい。雑晶の発生がより抑制されるからである。
【0035】
次に、加熱装置14a、bによる温度制御、電磁ポンプ11による混合融液17の流動、窒素溶解手段10による窒素の溶解を停止し、混合融液17を約200℃まで低下させる。
【0036】
次に、バルブ12v1、v2を閉じて育成用配管13を配管12から取り外し、育成用配管13にドレーン配管を接続して育成用配管13内部の混合融液17を排出する。その後、育成用配管13から種結晶18上に成長したGaN結晶を取り出す。
【0037】
以上の製造方法によると、あらかじめ窒素を溶解させた混合融液を流動させながらの育成であるため、気液界面が存在せず、雑晶の発生を抑制することができる。また、雑晶は混合融液に流されるため、GaN結晶に付着して品質を落とすこともない。
【0038】
なお、実施例では混合融液を流動させるために電磁ポンプを用いているが、真空ポンプなどの手段によって流動させてもよい。
【0039】
また、実施例では配管により混合融液を循環させているが、必ずしも循環させる必要はない。しかし、混合融液を循環させて再利用するようにした方が効率的に結晶を育成させることができるので望ましい。
【0040】
また、配管12、育成用配管13中の混合融液の温度、圧力は実施例に示した値に限定されるものではなく、育成用配管13中においてはGaN結晶が成長する温度、圧力で、配管12中においてはGaN結晶が成長しない温度、圧力で、かつ、混合融液が凝固、気化しない温度、圧力であればよい。GaN結晶が成長する温度および圧力の範囲は、750〜950℃、0.5〜10MPaであり、温度、圧力の一方または双方がこの範囲外の温度、圧力であればGaN結晶は成長しない。また、混合融液が凝固、気化しない温度の範囲は、100〜740℃である。良質のGaN結晶を得るためには、800〜900℃、4.5〜4.7MPaの範囲で結晶を育成することが望ましい。
【0041】
また、実施例ではGaN結晶の製造方法について説明しているが、本発明はGaNに限るものではなく、AlGaN、InGaN、AlGaInNなど、III 族窒化物半導体結晶の製造方法に適用することができる。
【0042】
また、実施例では、フラックスとしてNaを用いているが、他にもLiやKなどのアルカリ金属や、MgやCaなどのアルカリ土類金属、およびそれらの混合物を用いることができる。また、結晶成長の促進、雑晶発生の抑制などのために炭素などを混合させてもよい。
【産業上の利用可能性】
【0043】
本発明によって得られるIII 族窒化物半導体結晶は、半導体素子製造のための成長基板などに用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【0044】
【図1】III 族窒化物半導体製造装置の構成を示した図。
【図2】電磁ポンプ11の構成の1例を示した図。
【符号の説明】
【0045】
10:窒素溶解手段
11:電磁ポンプ
12:配管
13:育成用配管
14a、b:温度制御装置
15:冷却減圧手段
16:供給管
17:混合融液
18:種結晶
19:濾過装置

【特許請求の範囲】
【請求項1】
III 族金属とアルカリ金属とを少なくとも含む混合融液に、窒素を溶解させる窒素溶解手段と、
窒素を溶解させた前記混合融液を、III 族窒化物半導体結晶が成長しない温度、圧力であって、かつ前記混合融液が凝固、気化しない温度、圧力で保持する配管と、
前記配管中の前記混合融液を流動させる流動手段と、
前記種結晶が配置されている前記配管内の領域の温度または圧力を制御してIII 族窒化物半導体結晶が成長する温度、圧力とする成長条件調整手段と、
を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体製造装置。
【請求項2】
前記配管は、前記混合融液をIII 族窒化物半導体結晶が成長する温度よりも低い温度で保持し、
前記成長条件調整手段は、加熱装置による加熱により温度を制御する、
ことを特徴とする請求項1に記載のIII 族窒化物半導体製造装置。
【請求項3】
前記流動手段は、電磁ポンプであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のIII 族窒化物半導体製造装置。
【請求項4】
前記配管はループ状に形成され、前記混合融液を循環させることを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか1項に記載のIII 族窒化物半導体製造装置。
【請求項5】
前記配管中の前記混合融液に生じた雑晶を取り除くための濾過装置を有することを特徴とする請求項4に記載のIII 族窒化物半導体製造装置。
【請求項6】
III 族金属とアルカリ金属とを少なくとも含む混合融液に窒素を溶解させる工程と、
窒素を溶解させた前記混合融液をIII 族窒化物半導体が成長しない温度、圧力で1方向に流動させる工程と、
前記混合融液中に種結晶を配置し、前記種結晶近傍の前記混合融液の温度、圧力を制御して、III 族窒化物半導体結晶が成長する温度、圧力とする工程と、
を有することを特徴とするIII 族窒化物半導体結晶の製造方法。

【図1】
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【図2】
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【公開番号】特開2010−83706(P2010−83706A)
【公開日】平成22年4月15日(2010.4.15)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−254319(P2008−254319)
【出願日】平成20年9月30日(2008.9.30)
【出願人】(000241463)豊田合成株式会社 (3,467)
【Fターム(参考)】