IL−13結合剤
IL−13に特異的に結合し、IL−13がIL−13受容体およびシグナル伝達中間体と相互に作用する能力を調節する薬剤(例えば抗体およびその断片)を開示する。
Notice: Undefined index: DEJ in /mnt/www/gzt_disp.php on line 298
【特許請求の範囲】
【請求項1】
KDが10−7M未満であるIL−13に結合する抗原結合部位を形成する重鎖免疫グロブリン可変領域配列および軽鎖免疫グロブリン可変領域配列を含む抗体分子であって、抗体または抗原結合断片が、下記の1つまたは複数の性質:
(a)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、mAb MJ2−7の重鎖CDR3とは3未満のアミノ酸置換が異なる重鎖CDR3を含む;
(b)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、対応するmAb MJ2−7の軽鎖CDRとは3未満のアミノ酸置換が異なる軽鎖CDRを含む;
(c)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸によってコードされた配列を含む;
(d)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.11の軽鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸によってコードされた配列を含む;
(e)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域と少なくとも90%同一である;
(f)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.11の軽鎖可変領域と少なくとも90%同一である;
(g)抗体分子が、ヒトIL−13との結合のためにmAb MJ2−7と競合する;
(h)抗体分子が、配列番号24または配列番号178の残基116、117、118、122、123、124、125、126、127、および128からなる群から選択されたIL−13からの1つまたは複数のアミノ酸残基と接触する;
(i)重鎖可変領域配列が、超可変ループ1、2、および/または3においてmAb MJ2−7と同じカノニカル構造を有する;
(j)軽鎖可変領域配列が、超可変ループ1、2、および/または3においてmAb MJ2−7と同じカノニカル構造を有する;および
(k)重鎖可変領域配列および/または軽鎖可変領域配列が、それぞれ生殖細胞系遺伝子DP−54およびDPK−9によってコードされたVH領域からのFR1、FR2、およびFR3フレームワーク領域、または生殖細胞系遺伝子DP−54およびDPK−9によってコードされたVH領域と少なくとも95%同一の配列を有する
を有する抗体分子。
【請求項2】
精製されている、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項3】
Fc領域を含む組換えIgGである、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項4】
FabまたはscFvである、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項5】
ヒト生殖細胞系フレームワーク領域と少なくとも90%同一であるフレームワーク領域を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項6】
ヒトフレームワーク領域、ヒトFc領域、または両方を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項7】
重鎖可変領域配列の超可変ループが、mAb MJ2−7の超可変ループと同じカノニカル構造を有し、重鎖可変領域が、少なくとも4つのmAb MJ2−7のIL−13接触アミノ酸残基を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項8】
重鎖可変領域配列のフレームワークが、
(i)49に対応する位置にGly;
(ii)72に対応する位置にAla;
(iii)48に対応する位置にIle、かつ49に対応する位置にGly;
(iv)48に対応する位置にIle、49に対応する位置にGly、かつ72に対応する位置にAla;
(v)67に対応する位置にLys、68に対応する位置にAla、かつ72に対応する位置にAla;および/または
(vi)48に対応する位置にIle、49に対応する位置にGly、72に対応する位置にAla、79に対応する位置にAla
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項9】
IL−13のIL−13Rα1に結合する能力を低下させる、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項10】
配列番号24の位置130に存在する多型とは無関係にIL−13に結合する、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項11】
配列番号1からなるペプチドおよび配列番号2からなるペプチドの一方または両方と結合する、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項12】
重鎖可変領域配列が、
(i)CDR1にてG−(YF)−(NT)−I−K−D−T−Y−(MI)−H(配列番号48)、
(ii)CDR2にて(WR)−I−D−P−(GA)−N−D−N−I−K−Y−(SD)−(PQ)−K−F−Q−G(配列番号49)、および
(iii)CDR3にてSEENWYDFFDY(配列番号17)
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項13】
重鎖可変領域配列が、
CDR1にてGFNIKDTYIH(配列番号15)、
CDR2にてRIDPANDNIKYDPKFQG(配列番号16)、および
CDR3にてSEENWYDFFDY(配列番号17)
を含む、請求項12に記載の抗体分子。
【請求項14】
軽鎖可変領域配列が、
(i)CDR1にて(RK)−S−S−Q−S−(LI)−(KV)−H−S−(ND)−G−N−(TN)−Y−L−(EDNQYAS)(配列番号25)、
(ii)CDR2にてK−(LVI)−S−(NY)−(RW)−(FD)−S(配列番号27)、および
(iii)CDR3にてQ−(GSA)−(ST)−(HEQ)−I−P(配列番号28)
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項15】
軽鎖可変領域配列が、
CDR1にてRSSQSIVHSNGNTYLE(配列番号18)、
CDR2にてKVSNRFS(配列番号19)、および
CDR3にてFQGSHIPYT(配列番号20)
を含む、請求項14に記載の抗体分子。
【請求項16】
2つのポリペプチド鎖:V2.11の軽鎖可変領域を含む軽鎖と、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域を含む重鎖とを含む、単離された組換えIgG抗体。
【請求項17】
重鎖がさらにFc領域を含む、請求項16に記載の単離された組換えIgG抗体。
【請求項18】
請求項1に記載の抗体分子と、医薬上許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項19】
皮下、吸入、または局所投与に適合される、請求項18に記載の医薬組成物。
【請求項20】
(i)(a)対応するmAb MJ2−7のCDR3とは3未満のアミノ酸置換が異なる重鎖CDR3を含むか、または
(b)V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域と少なくとも90%同一である
重鎖免疫グロブリン可変領域配列を含むポリペプチドをコードし、あるいは
(ii)V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする
配列を含む核酸。
【請求項21】
(i)(a)対応するmAb MJ2−7のCDRとは3未満のアミノ酸置換が異なる軽鎖CDRを含むか、または
(b)V2.11の軽鎖可変領域と少なくとも90%同一である
軽鎖免疫グロブリン可変領域配列を含むポリペプチドをコードするか、あるいは
(ii)V2.11の軽鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする
配列を含む核酸。
【請求項22】
請求項1に記載の抗体分子をコードする1つまたは複数の核酸配列を含む宿主細胞。
【請求項23】
宿主細胞に、請求項1に記載の抗体分子をコードする核酸配列を提供する工程と、
抗体分子が発現される条件下に細胞を維持する工程と
を含む、組換え抗体を提供する方法。
【請求項24】
宿主細胞、または宿主細胞が維持される培地から、タンパク質を単離する工程をさらに含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
医薬組成物として、単離されたタンパク質を処方する工程をさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
IL−13関連障害があり、またはIL−13関連障害の危険性のある対象に、有効量の請求項1に記載の抗体分子を投与する工程を含む、IL−13関連障害を治療する方法。
【請求項27】
IL−13関連障害が、喘息性障害、アトピー性障害、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気道炎症、好酸球増加症、線維症、および過剰粘液生成に関わる状態、炎症状態、自己免疫状態、腫瘍または癌、ウイルス感染、および防御1型免疫応答の発現の抑制からなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
障害が喘息性障害またはアレルギー性鼻炎である、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
障害が炎症性腸疾患である、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
障害が慢性閉塞性肺疾患(COPD)である、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
障害がアトピー性障害である、請求項26に記載の方法。
【請求項32】
タンパク質を、皮下から、吸入によって、または局所的に投与する、請求項26に記載の方法。
【請求項33】
(i)サンプルを、請求項1に記載の抗IL−13抗体分子と接触させる工程と、
(ii)抗IL−13抗体分子を使用してサンプル中のIL−13を検出する工程と
を含む、サンプル中のIL−13の存在を検出する方法。
【請求項34】
サンプルが対象からのものである、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
喘鳴、息切れ、気管支収縮、気道応答亢進、肺容量の低下、線維症、気道炎症、および粘液生成からなる群から選択された喘息の症状を示す対象を治療する方法であって、請求項1に記載の抗体を患者に投与する工程を含み、抗体をIL−13に結合させ、機能性IL−13シグナル伝達複合体の形成を妨げる方法。
【請求項1】
KDが10−7M未満であるIL−13に結合する抗原結合部位を形成する重鎖免疫グロブリン可変領域配列および軽鎖免疫グロブリン可変領域配列を含む抗体分子であって、抗体または抗原結合断片が、下記の1つまたは複数の性質:
(a)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、mAb MJ2−7の重鎖CDR3とは3未満のアミノ酸置換が異なる重鎖CDR3を含む;
(b)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、対応するmAb MJ2−7の軽鎖CDRとは3未満のアミノ酸置換が異なる軽鎖CDRを含む;
(c)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸によってコードされた配列を含む;
(d)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.11の軽鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする核酸によってコードされた配列を含む;
(e)重鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域と少なくとも90%同一である;
(f)軽鎖免疫グロブリン可変領域配列が、V2.11の軽鎖可変領域と少なくとも90%同一である;
(g)抗体分子が、ヒトIL−13との結合のためにmAb MJ2−7と競合する;
(h)抗体分子が、配列番号24または配列番号178の残基116、117、118、122、123、124、125、126、127、および128からなる群から選択されたIL−13からの1つまたは複数のアミノ酸残基と接触する;
(i)重鎖可変領域配列が、超可変ループ1、2、および/または3においてmAb MJ2−7と同じカノニカル構造を有する;
(j)軽鎖可変領域配列が、超可変ループ1、2、および/または3においてmAb MJ2−7と同じカノニカル構造を有する;および
(k)重鎖可変領域配列および/または軽鎖可変領域配列が、それぞれ生殖細胞系遺伝子DP−54およびDPK−9によってコードされたVH領域からのFR1、FR2、およびFR3フレームワーク領域、または生殖細胞系遺伝子DP−54およびDPK−9によってコードされたVH領域と少なくとも95%同一の配列を有する
を有する抗体分子。
【請求項2】
精製されている、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項3】
Fc領域を含む組換えIgGである、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項4】
FabまたはscFvである、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項5】
ヒト生殖細胞系フレームワーク領域と少なくとも90%同一であるフレームワーク領域を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項6】
ヒトフレームワーク領域、ヒトFc領域、または両方を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項7】
重鎖可変領域配列の超可変ループが、mAb MJ2−7の超可変ループと同じカノニカル構造を有し、重鎖可変領域が、少なくとも4つのmAb MJ2−7のIL−13接触アミノ酸残基を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項8】
重鎖可変領域配列のフレームワークが、
(i)49に対応する位置にGly;
(ii)72に対応する位置にAla;
(iii)48に対応する位置にIle、かつ49に対応する位置にGly;
(iv)48に対応する位置にIle、49に対応する位置にGly、かつ72に対応する位置にAla;
(v)67に対応する位置にLys、68に対応する位置にAla、かつ72に対応する位置にAla;および/または
(vi)48に対応する位置にIle、49に対応する位置にGly、72に対応する位置にAla、79に対応する位置にAla
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項9】
IL−13のIL−13Rα1に結合する能力を低下させる、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項10】
配列番号24の位置130に存在する多型とは無関係にIL−13に結合する、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項11】
配列番号1からなるペプチドおよび配列番号2からなるペプチドの一方または両方と結合する、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項12】
重鎖可変領域配列が、
(i)CDR1にてG−(YF)−(NT)−I−K−D−T−Y−(MI)−H(配列番号48)、
(ii)CDR2にて(WR)−I−D−P−(GA)−N−D−N−I−K−Y−(SD)−(PQ)−K−F−Q−G(配列番号49)、および
(iii)CDR3にてSEENWYDFFDY(配列番号17)
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項13】
重鎖可変領域配列が、
CDR1にてGFNIKDTYIH(配列番号15)、
CDR2にてRIDPANDNIKYDPKFQG(配列番号16)、および
CDR3にてSEENWYDFFDY(配列番号17)
を含む、請求項12に記載の抗体分子。
【請求項14】
軽鎖可変領域配列が、
(i)CDR1にて(RK)−S−S−Q−S−(LI)−(KV)−H−S−(ND)−G−N−(TN)−Y−L−(EDNQYAS)(配列番号25)、
(ii)CDR2にてK−(LVI)−S−(NY)−(RW)−(FD)−S(配列番号27)、および
(iii)CDR3にてQ−(GSA)−(ST)−(HEQ)−I−P(配列番号28)
を含む、請求項1に記載の抗体分子。
【請求項15】
軽鎖可変領域配列が、
CDR1にてRSSQSIVHSNGNTYLE(配列番号18)、
CDR2にてKVSNRFS(配列番号19)、および
CDR3にてFQGSHIPYT(配列番号20)
を含む、請求項14に記載の抗体分子。
【請求項16】
2つのポリペプチド鎖:V2.11の軽鎖可変領域を含む軽鎖と、V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域を含む重鎖とを含む、単離された組換えIgG抗体。
【請求項17】
重鎖がさらにFc領域を含む、請求項16に記載の単離された組換えIgG抗体。
【請求項18】
請求項1に記載の抗体分子と、医薬上許容される担体とを含む医薬組成物。
【請求項19】
皮下、吸入、または局所投与に適合される、請求項18に記載の医薬組成物。
【請求項20】
(i)(a)対応するmAb MJ2−7のCDR3とは3未満のアミノ酸置換が異なる重鎖CDR3を含むか、または
(b)V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域と少なくとも90%同一である
重鎖免疫グロブリン可変領域配列を含むポリペプチドをコードし、あるいは
(ii)V2.1、V2.3、V2.4、V2.5、V2.6、V2.7、またはV2.11の重鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする
配列を含む核酸。
【請求項21】
(i)(a)対応するmAb MJ2−7のCDRとは3未満のアミノ酸置換が異なる軽鎖CDRを含むか、または
(b)V2.11の軽鎖可変領域と少なくとも90%同一である
軽鎖免疫グロブリン可変領域配列を含むポリペプチドをコードするか、あるいは
(ii)V2.11の軽鎖可変領域をコードする核酸の相補体と高ストリンジェントな条件下でハイブリダイズする
配列を含む核酸。
【請求項22】
請求項1に記載の抗体分子をコードする1つまたは複数の核酸配列を含む宿主細胞。
【請求項23】
宿主細胞に、請求項1に記載の抗体分子をコードする核酸配列を提供する工程と、
抗体分子が発現される条件下に細胞を維持する工程と
を含む、組換え抗体を提供する方法。
【請求項24】
宿主細胞、または宿主細胞が維持される培地から、タンパク質を単離する工程をさらに含む、請求項23に記載の方法。
【請求項25】
医薬組成物として、単離されたタンパク質を処方する工程をさらに含む、請求項24に記載の方法。
【請求項26】
IL−13関連障害があり、またはIL−13関連障害の危険性のある対象に、有効量の請求項1に記載の抗体分子を投与する工程を含む、IL−13関連障害を治療する方法。
【請求項27】
IL−13関連障害が、喘息性障害、アトピー性障害、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気道炎症、好酸球増加症、線維症、および過剰粘液生成に関わる状態、炎症状態、自己免疫状態、腫瘍または癌、ウイルス感染、および防御1型免疫応答の発現の抑制からなる群から選択される、請求項26に記載の方法。
【請求項28】
障害が喘息性障害またはアレルギー性鼻炎である、請求項26に記載の方法。
【請求項29】
障害が炎症性腸疾患である、請求項26に記載の方法。
【請求項30】
障害が慢性閉塞性肺疾患(COPD)である、請求項26に記載の方法。
【請求項31】
障害がアトピー性障害である、請求項26に記載の方法。
【請求項32】
タンパク質を、皮下から、吸入によって、または局所的に投与する、請求項26に記載の方法。
【請求項33】
(i)サンプルを、請求項1に記載の抗IL−13抗体分子と接触させる工程と、
(ii)抗IL−13抗体分子を使用してサンプル中のIL−13を検出する工程と
を含む、サンプル中のIL−13の存在を検出する方法。
【請求項34】
サンプルが対象からのものである、請求項33に記載の方法。
【請求項35】
喘鳴、息切れ、気管支収縮、気道応答亢進、肺容量の低下、線維症、気道炎症、および粘液生成からなる群から選択された喘息の症状を示す対象を治療する方法であって、請求項1に記載の抗体を患者に投与する工程を含み、抗体をIL−13に結合させ、機能性IL−13シグナル伝達複合体の形成を妨げる方法。
【図1A】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【図1B】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6A】
【図6B】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図12】
【図13A】
【図13B】
【公表番号】特表2008−512985(P2008−512985A)
【公表日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2007−516776(P2007−516776)
【出願日】平成17年6月17日(2005.6.17)
【国際出願番号】PCT/US2005/021454
【国際公開番号】WO2006/085938
【国際公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【出願人】(591011502)ワイス (573)
【氏名又は名称原語表記】Wyeth
【Fターム(参考)】
【公表日】平成20年5月1日(2008.5.1)
【国際特許分類】
【出願日】平成17年6月17日(2005.6.17)
【国際出願番号】PCT/US2005/021454
【国際公開番号】WO2006/085938
【国際公開日】平成18年8月17日(2006.8.17)
【出願人】(591011502)ワイス (573)
【氏名又は名称原語表記】Wyeth
【Fターム(参考)】
[ Back to top ]