ＩＲ（赤外線）装置を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置およびその設定方法
【課題】ＩＲ装置を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置およびその設定方法を提供する。
【解決手段】ＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサと、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられている。次のステップに従って実行する。１）コード番号の受信；２）演算；３）比較；４）設定；５）終了。従来の汎用遠隔制御装置においてＩＲ受信電気回路と分析処理プログラムとを記憶した記憶装置を増設した。既存設備の赤外線遠隔制御装置のＩＲ信号を受信し、且つ、該ＩＲ信号について特定し、特定した後に特定結果をデータベースのデータと比較することによって、汎用遠隔制御信号の送信装置を、既存設備にマッチングさせる。
【解決手段】ＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサと、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられている。次のステップに従って実行する。１）コード番号の受信；２）演算；３）比較；４）設定；５）終了。従来の汎用遠隔制御装置においてＩＲ受信電気回路と分析処理プログラムとを記憶した記憶装置を増設した。既存設備の赤外線遠隔制御装置のＩＲ信号を受信し、且つ、該ＩＲ信号について特定し、特定した後に特定結果をデータベースのデータと比較することによって、汎用遠隔制御信号の送信装置を、既存設備にマッチングさせる。
【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【０００１】
本発明は、汎用遠隔制御器、特にコードを認識して簡易に設定できる汎用遠隔制御装置およびその設定方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
家庭用娯楽設備について、赤外線（ＩＲ）の遠隔制御は長く市場を支配してきた。各会社が各自の設備に各種の赤外線コードを使用する。汎用遠隔制御装置を設定することによって各種設備を制御できる。
【０００３】
しかし、汎用の遠隔制御器を設定することが容易ではなかった。ユーザがパンフレットに記載された異なる設定番号に基づいてテストしなければならない。これでは、選択し直すのに長い時間がかかる。ブランド検索の方法を使って予めコード番号を設定したとしても、ユーザが逐次確認しなければならないため、ユーザが設定するためには長い時間が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、迅速、簡単且つ確実に設定できる、ＩＲ設備を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置およびその設定方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置は、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該プッシュボタン制御装置の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることができる。マッチングした後、該汎用遠隔制御信号の送信装置が前記被制御装置の付属されている赤外線遠隔制御装置を代替することができる。また、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサ（Single Chip Processor）と、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられている。ＩＲ受信電気回路が、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、単一チッププロセッサおよび記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記付属されている赤外線遠隔制御装置の各プッシュボタンとそれぞれ対応付けることが図れる。前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づき、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令に従い実行させるようにする。
【０００６】
本発明の汎用遠隔制御信号の設定方法として、次のステップに従って実行する。
【０００７】
１）コード番号の受信：付属されている赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュして、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信する。
【０００８】
２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、解明し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、演算して、これらの情報をグループコード化する。
【０００９】
３）比較：前記情報コードをデータベースのデータと比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータが見つかった場合、即時に該データを位置特定し、且つ設定番号を獲得する。
【００１０】
４）設定：設定番号を記憶する。該設定番号に基づき、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択設定機能を付与させる。
【００１１】
５）終了。
【００１２】
ステップ２）において、前記赤外線信号をグループコード化するときに、ＭＣＵがこれらの赤外線信号の情報をデータベースに認識できる情報コードとしてグループ化する。
【００１３】
本発明は、従来の汎用遠隔制御装置においてＩＲ受信電気回路と分析処理プログラムを記憶した記憶装置を増設した。既存設備の赤外線遠隔制御装置のＩＲ信号を受信し、且つ、該ＩＲ信号について解明し、解明した後に解明結果をデータベースのデータと比較することによって、本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置を、既存設備にマッチングさせることができ、既存設備に対する指令を実現できる。本発明の設定方法は、次のように、主に「学習」を通じて実現する。先ず、特定の赤外線コードを受信し、且つ、該赤外線コードを組み替える。そして、データベースの赤外線コードと比較し、マッチングしたものがあると、設定番号を特定し、該設定番号に基づけば、基本的に汎用遠隔制御装置のプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択機能を付与させうる。いくつかのブランドの既存設備が同一の特定赤外線コードを有するが、その他のコードが異なる。ユーザが、デフォルト設定番号のうち使えないプッシュボタンが存在すると発見した場合、第１の学習プッシュボタンの方法を参照して、付属されている赤外線遠隔制御装置の第２プッシュボタン、第３プッシュボタンをプッシュし、複数のプッシュボタンのマッチング操作の設定を行うことが可能である。異なるプッシュボタンを使用して設定を行うことで、その設定が更なる確実になる。学習のプッシュボタンが多ければ多いほど、確実性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明の原理を説明するブロック図。
【図２】本発明におけるＩＲ受信回路の電気回路図。
【図３】本発明の実行のフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【００１５】
図１および図２に示されているように、本発明のＩＲ設備を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置（１０）は、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路（１２）とプッシュボタン制御装置（１４）とを備え、該プッシュボタン制御装置はプッシュボタン操作電気回路、またはプッシュボタンのアナログ操作が可能なその他の制御信号装置である。該プッシュボタン制御装置（１４）の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることができる。マッチングした後、該汎用遠隔制御信号の送信装置（１０）が前記被制御装置の付属されている赤外線遠隔制御装置を代替することができる。また、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサ（Single Chip Processor）（１６）と、ＩＲ受信電気回路（１８）と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置（２０）とが設けられている。
【００１６】
ＩＲ受信電気回路（２２）が、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、単一チッププロセッサ（１６）および記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記付属されている赤外線遠隔制御装置の各プッシュボタンとそれぞれ対応付けることが図れる。前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づき、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令に応じて実行させるようにする。
【００１７】
本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置のその他の実施形態として、該汎用遠隔制御信号の送信装置は、ＲＦ-ＩＲ変換機とＲＦ遠隔制御装置とから構成され、該ＲＦ-ＩＲ変換機がＩＲ発射電気回路、ＩＲ受信電気回路、単一チッププロセッサと記憶装置とを含み、さらに該ＲＦ-ＩＲ変換機には、ＲＦ遠隔制御装置と通信するためのＲＦ信号受信フィードバックモジュールが設けられており、ＲＦ遠隔制御装置とＲＦ信号受信フィードバックモジュールと対応している。該実施形態により本発明の技術案をＲＦ−ＩＲ変換遠隔制御技術に応用させることができる。これによって、ＲＦ信号を利用して汎用、全方向的な遠隔制御を実現することができる。
【００１８】
図3に示されているように、本発明の設定方法として、次のステップに従って実行する。
【００１９】
１）コード番号の受信：付属されている赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路（１８）の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュして、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信する。単一チッププロセッサ（１６）はプログラムを実行して、タイミングデータ（２３）を獲得し、それを格納して記憶装置に内蔵する。
【００２０】
２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、解明し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、即ち、赤外線のパラメーターを特徴付けできるように、演算して、これらの情報をグループコード化する。
【００２１】
そのようなパラメーターに基づいて、獲得したＩＲ信号に適切な赤外線コードのフォーマット（２４）を検索できる。赤外線コードのフォーマットが検索できた後に、ＭＣＵは、内部データベースによって認識できる赤外線コード（２５）に獲得した赤外線信号を組み替えることができる。
【００２２】
３）比較：前記情報コードをデータベースのデータ（２６）と比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータ（２７）を見つけた場合、即時に該データを位置特定し、且つ、設定番号を獲得する。
【００２３】
４）設定：設定番号（２８）を記憶し、該設定番号に基づき、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択機能を付与させる。
【００２４】
５）適切な設定番号を検索することができなかったときのために、プログラムはエラー（２９）を表示するか、または、さらにユーザに他の設定方法を使ってプログラムの中止を要求する。
【００２５】
６）終了。
【技術分野】
【０００１】
本発明は、汎用遠隔制御器、特にコードを認識して簡易に設定できる汎用遠隔制御装置およびその設定方法に関する。
【背景技術】
【０００２】
家庭用娯楽設備について、赤外線（ＩＲ）の遠隔制御は長く市場を支配してきた。各会社が各自の設備に各種の赤外線コードを使用する。汎用遠隔制御装置を設定することによって各種設備を制御できる。
【０００３】
しかし、汎用の遠隔制御器を設定することが容易ではなかった。ユーザがパンフレットに記載された異なる設定番号に基づいてテストしなければならない。これでは、選択し直すのに長い時間がかかる。ブランド検索の方法を使って予めコード番号を設定したとしても、ユーザが逐次確認しなければならないため、ユーザが設定するためには長い時間が必要となる。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
本発明は、迅速、簡単且つ確実に設定できる、ＩＲ設備を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置およびその設定方法を提供する。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置は、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該プッシュボタン制御装置の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることができる。マッチングした後、該汎用遠隔制御信号の送信装置が前記被制御装置の付属されている赤外線遠隔制御装置を代替することができる。また、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサ（Single Chip Processor）と、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられている。ＩＲ受信電気回路が、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、単一チッププロセッサおよび記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記付属されている赤外線遠隔制御装置の各プッシュボタンとそれぞれ対応付けることが図れる。前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づき、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令に従い実行させるようにする。
【０００６】
本発明の汎用遠隔制御信号の設定方法として、次のステップに従って実行する。
【０００７】
１）コード番号の受信：付属されている赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュして、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信する。
【０００８】
２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、解明し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、演算して、これらの情報をグループコード化する。
【０００９】
３）比較：前記情報コードをデータベースのデータと比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータが見つかった場合、即時に該データを位置特定し、且つ設定番号を獲得する。
【００１０】
４）設定：設定番号を記憶する。該設定番号に基づき、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択設定機能を付与させる。
【００１１】
５）終了。
【００１２】
ステップ２）において、前記赤外線信号をグループコード化するときに、ＭＣＵがこれらの赤外線信号の情報をデータベースに認識できる情報コードとしてグループ化する。
【００１３】
本発明は、従来の汎用遠隔制御装置においてＩＲ受信電気回路と分析処理プログラムを記憶した記憶装置を増設した。既存設備の赤外線遠隔制御装置のＩＲ信号を受信し、且つ、該ＩＲ信号について解明し、解明した後に解明結果をデータベースのデータと比較することによって、本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置を、既存設備にマッチングさせることができ、既存設備に対する指令を実現できる。本発明の設定方法は、次のように、主に「学習」を通じて実現する。先ず、特定の赤外線コードを受信し、且つ、該赤外線コードを組み替える。そして、データベースの赤外線コードと比較し、マッチングしたものがあると、設定番号を特定し、該設定番号に基づけば、基本的に汎用遠隔制御装置のプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択機能を付与させうる。いくつかのブランドの既存設備が同一の特定赤外線コードを有するが、その他のコードが異なる。ユーザが、デフォルト設定番号のうち使えないプッシュボタンが存在すると発見した場合、第１の学習プッシュボタンの方法を参照して、付属されている赤外線遠隔制御装置の第２プッシュボタン、第３プッシュボタンをプッシュし、複数のプッシュボタンのマッチング操作の設定を行うことが可能である。異なるプッシュボタンを使用して設定を行うことで、その設定が更なる確実になる。学習のプッシュボタンが多ければ多いほど、確実性が高くなる。
【図面の簡単な説明】
【００１４】
【図１】本発明の原理を説明するブロック図。
【図２】本発明におけるＩＲ受信回路の電気回路図。
【図３】本発明の実行のフローチャート図。
【発明を実施するための形態】
【００１５】
図１および図２に示されているように、本発明のＩＲ設備を制御するための汎用遠隔制御信号の送信装置（１０）は、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路（１２）とプッシュボタン制御装置（１４）とを備え、該プッシュボタン制御装置はプッシュボタン操作電気回路、またはプッシュボタンのアナログ操作が可能なその他の制御信号装置である。該プッシュボタン制御装置（１４）の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることができる。マッチングした後、該汎用遠隔制御信号の送信装置（１０）が前記被制御装置の付属されている赤外線遠隔制御装置を代替することができる。また、該汎用遠隔制御信号の送信装置には、単一チッププロセッサ（Single Chip Processor）（１６）と、ＩＲ受信電気回路（１８）と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置（２０）とが設けられている。
【００１６】
ＩＲ受信電気回路（２２）が、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、単一チッププロセッサ（１６）および記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記付属されている赤外線遠隔制御装置の各プッシュボタンとそれぞれ対応付けることが図れる。前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づき、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令に応じて実行させるようにする。
【００１７】
本発明の汎用遠隔制御信号の送信装置のその他の実施形態として、該汎用遠隔制御信号の送信装置は、ＲＦ-ＩＲ変換機とＲＦ遠隔制御装置とから構成され、該ＲＦ-ＩＲ変換機がＩＲ発射電気回路、ＩＲ受信電気回路、単一チッププロセッサと記憶装置とを含み、さらに該ＲＦ-ＩＲ変換機には、ＲＦ遠隔制御装置と通信するためのＲＦ信号受信フィードバックモジュールが設けられており、ＲＦ遠隔制御装置とＲＦ信号受信フィードバックモジュールと対応している。該実施形態により本発明の技術案をＲＦ−ＩＲ変換遠隔制御技術に応用させることができる。これによって、ＲＦ信号を利用して汎用、全方向的な遠隔制御を実現することができる。
【００１８】
図3に示されているように、本発明の設定方法として、次のステップに従って実行する。
【００１９】
１）コード番号の受信：付属されている赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路（１８）の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュして、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信する。単一チッププロセッサ（１６）はプログラムを実行して、タイミングデータ（２３）を獲得し、それを格納して記憶装置に内蔵する。
【００２０】
２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、解明し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、即ち、赤外線のパラメーターを特徴付けできるように、演算して、これらの情報をグループコード化する。
【００２１】
そのようなパラメーターに基づいて、獲得したＩＲ信号に適切な赤外線コードのフォーマット（２４）を検索できる。赤外線コードのフォーマットが検索できた後に、ＭＣＵは、内部データベースによって認識できる赤外線コード（２５）に獲得した赤外線信号を組み替えることができる。
【００２２】
３）比較：前記情報コードをデータベースのデータ（２６）と比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータ（２７）を見つけた場合、即時に該データを位置特定し、且つ、設定番号を獲得する。
【００２３】
４）設定：設定番号（２８）を記憶し、該設定番号に基づき、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記付属されている赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択機能を付与させる。
【００２４】
５）適切な設定番号を検索することができなかったときのために、プログラムはエラー（２９）を表示するか、または、さらにユーザに他の設定方法を使ってプログラムの中止を要求する。
【００２５】
６）終了。
【特許請求の範囲】
【請求項１】
ＩＲ(赤外線)設備の制御に使用され、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該プッシュボタン制御装置の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることを可能とし、マッチングさせた後に、前記汎用遠隔制御信号の送信装置が前記被制御装置の純正赤外線遠隔制御装置を代替できる汎用遠隔制御信号の送信装置において、
該汎用遠隔制御信号の送信装置には、さらに単一チッププロセッサと、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられ、前記ＩＲ受信電気回路が、前記純正赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、前記単一チッププロセッサおよび記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記純正赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンに対応付けて、前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づいて、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令信号に従って実行させることを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置。
【請求項２】
請求項１記載の汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法であって、ステップ１）コード番号の受信：純正赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュし、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信し、ステップ２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、特定し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、演算し、これらの情報をグループコード化し、ステップ３）比較：前記情報コードをデータベースのデータと比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータが見つかった場合、即時に該データの位置を特定し、且つ設定番号を獲得し、ステップ４）設定：設定番号を記憶し、該設定番号に基づいて、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記純正赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択設定機能を付与させ、ステップ５）終了、とのステップに従って実行することを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法。
【請求項３】
請求項２記載の汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法において、ステップ２）において前記赤外線信号の情報をグループコード化するときに、ＭＣＵが前記赤外線信号の情報をデータベースに認識できる情報コードとしてグループ化することを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法。
【請求項１】
ＩＲ(赤外線)設備の制御に使用され、複数の被制御設備の制御赤外線信号を発するＩＲ発射電気回路とプッシュボタン制御装置とを備え、該プッシュボタン制御装置の操作を制御することによって、前記被制御装置に前記汎用遠隔制御信号の送信装置をマッチングさせることを可能とし、マッチングさせた後に、前記汎用遠隔制御信号の送信装置が前記被制御装置の純正赤外線遠隔制御装置を代替できる汎用遠隔制御信号の送信装置において、
該汎用遠隔制御信号の送信装置には、さらに単一チッププロセッサと、ＩＲ受信電気回路と、赤外線信号コードデータベース及び分析処理プログラムが記憶されている記憶装置とが設けられ、前記ＩＲ受信電気回路が、前記純正赤外線遠隔制御装置のあるプッシュボタンの動作によって発した信号を受信し、前記単一チッププロセッサおよび記憶装置の分析処理を通じて、記憶装置のデータベースから該信号と対応する設定番号を獲得し、そして、該設定番号によって、前記プッシュボタン制御装置のプッシュボタンを前記純正赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンに対応付けて、前記ＩＲ発射電気回路が、前記プッシュボタン制御装置の各プッシュボタンの操作に基づいて、赤外線指令信号を発し、前記被制御装置を該指令信号に従って実行させることを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置。
【請求項２】
請求項１記載の汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法であって、ステップ１）コード番号の受信：純正赤外線遠隔制御装置を、前記汎用遠隔制御装置のＩＲ受信電気回路の信号受信ポートに対応させ、所定のプッシュボタンをプッシュし、ＩＲ受信電気回路が前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を受信し、ステップ２）演算：受け取った前記所定のプッシュボタンに対応する赤外線信号を分析、特定し、該赤外線信号の桁数、ヘッドコード番号の時間、０-１コード番号の時間、フレームの回数および赤外線の搬送波周波数等の情報を検索、演算し、これらの情報をグループコード化し、ステップ３）比較：前記情報コードをデータベースのデータと比較し、データベースにおいてそれとマッチングしたデータが見つかった場合、即時に該データの位置を特定し、且つ設定番号を獲得し、ステップ４）設定：設定番号を記憶し、該設定番号に基づいて、前記汎用遠隔制御信号の送信装置におけるプッシュボタン操作電気回路のプッシュボタンを、前記純正赤外線遠隔制御装置のプッシュボタンと対応付けて選択設定機能を付与させ、ステップ５）終了、とのステップに従って実行することを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法。
【請求項３】
請求項２記載の汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法において、ステップ２）において前記赤外線信号の情報をグループコード化するときに、ＭＣＵが前記赤外線信号の情報をデータベースに認識できる情報コードとしてグループ化することを特徴とする汎用遠隔制御信号の送信装置の設定方法。
【図１】
【図２】
【図３】
【図２】
【図３】
【公開番号】特開２０１１−１０２５７（Ｐ２０１１−１０２５７Ａ）
【公開日】平成２３年１月１３日（２０１１．１．１３）
【国際特許分類】
【出願番号】特願２００９−２６２７４３（Ｐ２００９−２６２７４３）
【出願日】平成２１年１１月１８日（２００９．１１．１８）
【出願人】（５１００２７１５７）シージー アジア リミテッド (2)
【Ｆターム（参考）】
【公開日】平成２３年１月１３日（２０１１．１．１３）
【国際特許分類】
【出願日】平成２１年１１月１８日（２００９．１１．１８）
【出願人】（５１００２７１５７）シージー アジア リミテッド (2)
【Ｆターム（参考）】
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