説明

RAID制御装置、方法及びプログラム並びにディスクアレイ装置

【課題】 HDDの信頼性を向上させる等。
【解決手段】 RAIDコントローラ10は、スピンダウンHDD指定手段11、スピンダウン指令手段12及びスピンアップ指令手段13を備えている。スピンダウンHDD指定手段11は、スピンダウンするHDDi(i=1〜N)を指定するとともに、HDDiに対してスピンアップ信号が出力されると次のスピンダウンするHDDiを指定する。スピンダウン指令手段12は、スピンダウンHDD指定手段11で指定されたHDDiに対して、スピンダウンするようにスピンダウン信号を出力する。スピンアップ指令手段13は、スピンダウン指令手段12からスピンダウン信号が出力されたHDDiに対して、当該スピンダウン信号が出力されてから一定時間後にスピンアップするようにスピンアップ信号を出力する。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置等に関する。
【背景技術】
【0002】
ディスクアレイ装置に用いられるRAID(Redundant Array of Inexpensive Disks)とは、複数のHDD(Hard Disk Drive)に対して、データを分割して並列にデータの読み書きを行う方式のことをいう。RAIDでは、データの読み書きの際に、ストライピング、ミラーリングといった様々な工夫を行うことで、高速化、高信頼性、耐故障性を高めている。
【0003】
【特許文献1】特開2005−157710号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
一般に、ディスクアレイ装置は24時間連続稼動状態を保持するため、ディスクアレイ装置に搭載される各HDDも24時間連続稼動することになる。HDDの信頼性はそのHDDの稼働時間に比例しており、HDDが24時間連続稼動することによって、HDDの信頼性が低下するという課題があった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、HDDの信頼性を向上可能なRAID制御装置等を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明に係るRAID制御装置は、少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置に用いられ、スピンダウンHDD指定手段、スピンダウン指令手段及びスピンアップ指令手段を備えている。スピンダウンHDD指定手段は、スピンダウンするHDDを指定するとともに、当該HDDに対してスピンアップ信号が出力されると次のスピンダウンするHDDを指定する。スピンダウン指令手段は、スピンダウンHDD指定手段で指定されたHDDに対して、スピンダウンするようにスピンダウン信号を出力する。スピンアップ指令手段は、スピンダウン指令手段からスピンダウン信号が出力されたHDDに対して、当該スピンダウン信号が出力されてから一定時間経過後に、スピンアップするようにスピンアップ信号を出力する。
【0007】
このように、複数のHDDは、順次一定時間スピンダウンするので、常にスピンアップする場合に比べて稼働時間を短縮でき、これにより信頼性が向上する。各HDDがスピンダウンする累積時間は、ディスクアレイ装置の信頼性を向上させるために、できるだけ均等にすることが好ましい。
【0008】
また、スピンダウン指令手段は、スピンダウンHDD指定手段で指定されたHDDに未書き込みのデータがキャッシュメモリに存在すると、当該データを当該HDDに書き込ませた後、スピンダウン信号を出力してもよい。更に、スピンアップ指令手段は、スピンダウン指令手段からスピンダウン信号が出力されたHDDに対して、未書き込みのデータがキャッシュメモリに一定以上蓄積されると、一定時間経過前にスピンアップ信号を出力してもよい。これらの場合は、キャッシュメモリに保存されているデータを減少させることができるので、キャッシュメモリを有効に利用でき、これにより処理速度を向上できる。
【0009】
本発明に係るディスクアレイ装置は、少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成と、本発明に係るRAID制御装置と、を備えたことを特徴とする。本発明に係るRAID制御方法は、少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置に用いられるRAID制御方法において、スピンダウンするHDDを指定し、当該HDDをスピンダウンして一定時間後に当該HDDをスピンアップし、その後に次のスピンダウンするHDDを指定して前記スピンダウ及び前記スピンアップを繰り返す、というものである。これは、本発明に係るRAID制御装置の動作を、方法の発明として捉えたものである。本発明に係るRAID制御プログラムは、本発明に係るRAID制御装置のスピンダウンHDD指定手段、スピンダウン指令手段及びスピンアップ指令手段として、コンピュータを機能させるためのものである。
【0010】
換言すると、本発明は、HDDが冗長のRAID構成を有するディスクアレイ装置において、構成HDDを一つずつ順にスピンダウンとすることで、RAIDの冗長性を保ちながらもHDD稼動時間を抑止するとともに消費電力を抑えることができることを特徴とする。すなわち、本発明は、HDDの稼働時間を抑止するとともに消費電力を抑えるディスクアレイ装置に関する。また、本発明の特徴として、次の三点を挙げることができる。
【0011】
(1)RAID内のHDDを、RAIDの冗長性を保ちつつ一定間隔でスピンダウン及びスピンアップする点。
(2)HDDをスピンダウンすることで、HDDの信頼性を向上できる点。
(3)HDDをスピンダウンすることで、消費電力を削減できる点。
【発明の効果】
【0012】
本発明によれば、一定時間ごとにHDDを順番にスピンダウンして未使用状態とすることにより、例えば従来のように常にスピンアップ状態としていたときよりも、HDDの信頼性を向上でき、これにより故障率も改善できる。換言すると、第一の効果は、HDDの稼動時間を抑えることができることにある。この結果、特に24時間稼動を想定していないようなHDDを使用する場合に、HDDの信頼性を著しく向上できる。第二の効果は、HDDの稼動時間を抑えることにより、消費電力を低減できることにある。
【発明を実施するための最良の形態】
【0013】
図1は、本発明に係るRAID制御装置の一実施形態を示すブロック図である。以下、この図面に基づき説明する。
【0014】
本実施形態のRAID制御装置としてのRAIDコントローラ10は、少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置(図2参照)に用いられ、スピンダウンHDD指定手段11、スピンダウン指令手段12及びスピンアップ指令手段13を備えている。スピンダウンHDD指定手段11は、スピンダウンするHDDi(i=1〜N)を指定するとともに、HDDiに対してスピンアップ信号が出力されると次のスピンダウンするHDDiを指定する。スピンダウン指令手段12は、スピンダウンHDD指定手段11で指定されたHDDiに対して、スピンダウンするようにスピンダウン信号を出力する。スピンアップ指令手段13は、スピンダウン指令手段12からスピンダウン信号が出力されたHDDiに対して、当該スピンダウン信号が出力されてから一定時間後に、スピンアップするようにスピンアップ信号を出力する。
【0015】
つまり、RAIDコントローラ10は、スピンダウンするHDDiを指定し、HDDiをスピンダウンして一定時間後にHDDiをスピンアップし、その後に次のスピンダウンするHDDiを指定して前記スピンダウ及び前記スピンアップを繰り返す。
【0016】
このように、複数のHDD(1〜N)は、順次一定時間スピンダウンするので、常にスピンアップする場合に比べて稼働時間を短縮でき、これにより信頼性が向上する。各HDD(1〜N)がスピンダウンする累積時間は、ディスクアレイ装置の信頼性を向上させるために、できるだけ均等にすることが好ましい。
【0017】
なお、Nは2以上の整数である。また、スピンダウンHDD指定手段11、スピンダウン指令手段12及びスピンアップ指令手段13は、例えばRAIDコントローラ10内のコンピュータにプログラムで実現することができる。
【0018】
図2は、本発明に係るディスクアレイ装置の一実施形態を示すブロック図である。図3は、図3は、図2におけるRAID構成の一例を示すブロック図である。以下、これらの図面に基づき説明する。
【0019】
ディスクアレイ装置20は、ホストインターフェース21、キャッシュメモリ22、RAIDコントローラ10、RAID構成23等を備えている、ディスクアレイ装置20には、ホストコンピュータ30及び保守端末31が接続されている。保守端末31は、ディスクアレイ装置20に対する設定の変更及び表示を行う。ディスクアレイ装置20は、ホストコンピュータ30からのリードコマンド及びライトコマンドを受信し、RAID構成23が備えるHDD41〜46に対して、データのリード及びライトを実施する。
【0020】
ホストインターフェース21は、ホストコンピュータ30からのリードコマンド、ライトコマンドなどを受信する。キャッシュメモリ22は、ホストコンピュータ30から受信したデータ又はホストコンピュータ30へ送信したデータをキャッシュしておく。
【0021】
また、ホストインターフェース21は、ホストコンピュータ30からリードコマンドを受信したとき、キャッシュメモリ22にその要求するデータが存在すれば、そのデータをホストコンピュータ30へ送信する。一方、キャッシュメモリ22にそのデータが存在しなければ、ホストインターフェース21は、RAID構成23からデータをリードするようRAIDコントローラ10に要求し、RAIDコントローラ10を介して得られたデータをホストコンピュータ30へ送信する。
【0022】
更に、ホストインターフェース12は、ホストコンピュータ30からライトコマンドを受信したとき、キャッシュメモリ22に対して要求データの書き込みを行い、ホストコンピュータ30へ応答を返す。キャッシュメモリ22に書き込みが行われると、その後、RAIDコントローラ10は、RAID構成23への書き込みを開始する。
【0023】
RAID構成23は、HDD41〜46の六つ又はそれ以上のHDDから成る。HDD41〜46でRAID6を組むことにより、2HDD冗長のRAID構成23を実現している。2HDD冗長のRAID構成23では、二つのHDDへのリードが不可能な場合でも、他のHDDからリードすることでデータの生成が可能となる。また、RAID1、RAID4又はRAID5を構成する場合は、RAID構成23内で一つのHDDがリード不可能な場合でも、他のHDDからリードすることでデータの生成が可能となる。
【0024】
RAIDコントローラ10は、RAID構成23のHDD41〜46のうちRAIDの冗長性を保持できる範囲内でHDDをスピンダウンし、HDDの稼働時間を抑止するとともに、消費電力の低減を実現する。RAID構成23がRAID1,RAID4又はRAID5であれば、一つのHDDをスピンダウン状態とする。RAID構成23がRAID6であれば、二つのHDDを同時にスピンダウン状態とする。これにより、24時間稼動を想定していないようなHDD41〜46を使ったRAID構成23において、HDD41〜46の稼動時間をそれ以下に抑えることができるので、HDD41〜46の信頼性が向上する。また、HDD41〜46を一定時間スピンダウンすることで、消費電力の低減も実現できる。
【0025】
スピンダウン状態であっても、ホストコンピュータ30からリードコマンドを受信した場合、RAID構成23内のスピンアップしているHDDからデータを生成し、ホストコンピュータ30に応答することができる。
【0026】
また、ユーザが設定する一定時間が経過した際、又はホストコンピュータ30からライト要求を受信した後にHDDへのデータ書き込みを実施する際は、RAID構成23のスピンダウン状態のHDDをスピンアップし、データの書き込みを実施する。
【0027】
図4は、図1におけるRAID制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図4を中心に、図1乃至図4に基づき説明する。
【0028】
予め、オペレータは、HDD41〜46のスピンダウン間隔を保守端末31によって設定しておく。そして、RAIDコントローラ10は、RAID構成23内の二つのHDD41,42をスピンダウンするよう指定する(ステップ101)。設定した一定時間が経過したとき(ステップ102)、RAIDコントローラ10はステップ101で指定したHDD41,42をスピンダウンする(ステップ105)。その際、HDD41,42に未書き込みのデータがキャッシュメモリ22上に存在するならば(ステップ103)、そのデータをHDD41,42に書き込んだ後に(ステップ104)、HDD41,42のスピンダウンを実施する(ステップ105)。
【0029】
そして、HDD41,42がスピンダウンした後、設定した一定時間が経過すると(ステップ110)、RAIDコントローラ10はHDD41,42をスピンアップさせて、RAID構成23に組み込む(ステップ111)。その後、RAIDコントローラ10は、RAID構成23内の次にスピンダウンさせるHDD43,44をスピンダウンするよう指定する(ステップ113)。そして、RAID構成23内のHDD43,44をスピンダウンする(ステップ103〜105)。
【0030】
上記処理をHDD41〜46を変えて繰り返すことで、RAID構成23内の全てのHDD41〜46を定期的にスピンダウンすることができる。
【0031】
HDD41,42がスピンダウンした状態でホストコンピュータ30からリードコマンドがあった場合、RAIDコントローラ10は他のHDD43〜46からリードすることでデータの生成が可能である。そのため、RAIDコントローラ10は、HDD41,42をスピンダウンさせたままで、ホストコンピュータ30へのリード要求に応答することができる。
【0032】
HDD41,42がスピンダウンした状態でホストコンピュータ30からライトコマンドがあった場合、そのデータはキャッシュメモリ22に保存され、コマンドは完了する。そのとき、キャッシュメモリ22からHDD41,42へ書き込みが行われていないデータ量が一定値を超えた場合(ステップ106)、RAIDコントローラ10は、HDD41,42への書き込みを行うために、スピンダウン中のHDD41,42をスピンアップさせ、RAID構成23に組み込む(ステップ107)。そして、RAIDコントローラ10は、キャッシュメモリ22に保存されているデータのHDD41,42への書き込みを実施する(ステップ108,109)。
【0033】
次に、本発明の他の実施形態について説明する。
【0034】
RAID6では二つのHDDがスピンダウンした状態でもRAIDの冗長性を維持できる。RAID構成の1HDDが故障している場合には、冗長性確保のためRAID6の際には1HDDのスピンダウンとする。また、故障したHDDが復旧したら、2HDDのスピンダウンを行う。
【0035】
スピンダウン中に上位装置からライト命令が発行された場合、キャッシュメモリにそのライトデータをためる別の方法を示す。RAID構成では、冗長性が保たれていれば、スピンアップしているHDDから、スピンダウンしているHDDのデータを生成することが可能となる。そこで、上位装置からライト命令が発行された場合、そのライトデータはスピンアップしているHDDに書き込みを実施し、その書き込みを実施したアドレスを、書き込み未完アドレスとして記憶する。HDDのスピンダウン状態は維持する。一定時間経過し、HDDのスピンアップを実施した後、今までスピンアップしていたHDDから、書き込み未完アドレスのデータを生成し、スピンダウンしていたHDDに書き込みを行う。
【0036】
本実施形態によれば、キャッシュメモリを用いないため、ライトデータが頻繁に発行される用途でもライトデータをキャッシュメモリにためることなく処理でき、キャッシュメモリの未書き込みデータの閾値オーバーによってHDDをスピンアップして未書き込みデータを書き込む手段の代わりとなる。
【図面の簡単な説明】
【0037】
【図1】本発明に係るRAID制御装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図2】本発明に係るディスクアレイ装置の一実施形態を示すブロック図である。
【図3】図2におけるRAID構成の一例を示すブロック図である。
【図4】図1におけるRAID制御装置の動作の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
【0038】
10 RAIDコントローラ(RAID制御装置)
11 スピンダウンHDD指定手段
12 スピンダウン指令手段
13 スピンアップ指令手段
20 ディスクアレイ装置
21 ホストインターフェース
22 キャッシュメモリ
23 RAID構成
30 ホストコンピュータ
31 保守端末

【特許請求の範囲】
【請求項1】
少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置に用いられるRAID制御装置において、
スピンダウンするHDDを指定するとともに当該HDDに対してスピンアップ信号が出力されると次のスピンダウンするHDDを指定するスピンダウンHDD指定手段と、
このスピンダウンHDD指定手段で指定されたHDDに対して、スピンダウンするようにスピンダウン信号を出力するスピンダウン指令手段と、
このスピンダウン指令手段からスピンダウン信号が出力されたHDDに対して、当該スピンダウン信号が出力されてから一定時間経過後に、スピンアップするようにスピンアップ信号を出力するスピンアップ指令手段と、
を備えたことを特徴とするRAID制御装置。
【請求項2】
前記スピンダウン指令手段は、前記スピンダウンHDD指定手段で指定されたHDDに未書き込みのデータがキャッシュメモリに存在すると、当該データを当該HDDに書き込ませた後、前記スピンダウン信号を出力する機能を有する、
ことを特徴とする請求項1記載のRAID制御装置。
【請求項3】
前記スピンアップ指令手段は、前記スピンダウン指令手段からスピンダウン信号が出力されたHDDに対して、未書き込みのデータがキャッシュメモリに一定以上蓄積されると、前記一定時間経過前に前記スピンアップ信号を出力する機能を有する、
ことを特徴とする請求項1又は2記載のRAID制御装置。

【請求項4】
少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成と、
請求項1乃至3のいずれか1項に記載のRAID制御装置と、
を備えたことを特徴とするディスクアレイ装置。
【請求項5】
少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置に用いられるRAID制御方法において、
スピンダウンするHDDを指定し、当該HDDをスピンダウンして一定時間後に当該HDDをスピンアップし、その後に次のスピンダウンするHDDを指定して前記スピンダウ及び前記スピンアップを繰り返す、
ことを特徴とするRAID制御方法。
【請求項6】
少なくとも一つのHDDをスピンダウンさせても冗長性を保つRAID構成を有するディスクアレイ装置に用いられるRAID制御プログラムにおいて、
スピンダウンするHDDを指定するとともに当該HDDに対してスピンアップ信号が出力されると次のスピンダウンするHDDを指定するスピンダウンHDD指定手段、
このスピンダウンHDD指定手段で指定されたHDDに対して、スピンダウンするようにスピンダウン信号を出力するスピンダウン指令手段、及び、
このスピンダウン指令手段からスピンダウン信号が出力されたHDDに対して、当該スピンダウン信号が出力されてから一定時間後にスピンアップするようにスピンアップ信号を出力するスピンアップ指令手段、
としてコンピュータを機能させることを特徴とするRAID制御プログラム。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【公開番号】特開2007−257577(P2007−257577A)
【公開日】平成19年10月4日(2007.10.4)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2006−84621(P2006−84621)
【出願日】平成18年3月27日(2006.3.27)
【出願人】(000004237)日本電気株式会社 (19,353)
【出願人】(000242666)北陸日本電気ソフトウェア株式会社 (11)
【Fターム(参考)】