説明

RFIDタグ発行機

【課題】本発明は、RFIDタグ発行機に関するものであり、発行ロスを少なくすることを目的とするものである。
【解決手段】そしてこの目的を達成するために本発明は、複数のRFIDタグ1を所定間隔ごとに配置した搬送帯6と、この搬送帯6を搬送するプラテンローラ15と、このプラテンローラ15近傍に配置した印刷手段17と、前記プラテンローラ15の下流に配置され、前記搬送帯6からRFIDタグ1を分離する分離手段18とを備え、前記プラテンローラ15の支軸19を、RFIDタグ1が保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグ1への情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとしたものであるので、発行ロスを少なくすることが出来るものとなる。

【発明の詳細な説明】
【技術分野】
【0001】
本発明は、RFIDタグ発行機に関するものである。
【背景技術】
【0002】
近年、物品の物流管理、在庫管理などにRFIDタグが活用され、脚光を浴びている。
【0003】
例えば図7、図8に示すRFIDタグ1は、RFIDチップ2と、このRFIDチップ2に接続されたRFIDアンテナ3とを備え、これらRFIDチップ2とRFIDアンテナ3の表面側はカバー4で覆われている。
【0004】
そして、カバー4の表面には、図8のごとく光学的、または目視的に読取られる視覚ID情報5が印刷され、またRFIDチップ2には電子ID情報が電気的に記録されるようになっている。
【0005】
また、上記RFIDタグ1のカバー4への視覚ID情報5の印刷と、RFIDチップ2への電子ID情報の記録は、RFIDタグ発行機によって行なわれるようになっている。
【0006】
図9は、このような従来のRFIDタグ発行機を示しており、本体ケース内には、複数のRFIDタグ1を所定間隔ごとに配置した搬送帯6が設けられている。
【0007】
搬送帯6は渦巻リール状とされており、その先端側がプラテンローラ7によって発行口8へと搬送され、この搬送途中で、先ず発行アンテナ9によりRFIDチップ2への電子ID情報記録が行なわれ、次に印刷手段10により図8に示す視覚ID情報5が印刷され、その後、分離手段11により搬送帯6のRFIDタグ1間を切断し、個片のRFIDタグ1とする(なお、これに類似する先行文献としては、例えば下記特許文献1がある。)。
【特許文献1】特開2006−209375号公報
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
上記従来のRFIDタグ発行機における課題は、例えば管理する物品の種類が変更された時に、発行口8部分にまで搬送されたRFIDタグ1を廃棄しなければならず、発行ロスが発生するということであった。
【0009】
すなわち、発行済みのRFIDタグ1を個片化するためには、搬送帯6の切断部分(例えば図9の1A)を分離手段11まで、プラテンローラ7によって搬送しなければならず、その時切断部分(例えば図9の1A)の次に存在するRFIDタグ1も少なくともプラテンローラ7部分にまで搬送されている。
【0010】
このように切断部分(例えば図9の1A)の次に存在するRFIDタグ1は、管理する物品の種類が変更される時には、当然のこととしてまだ上記RFIDタグ1のカバー4への視覚ID情報5の印刷と、RFIDチップ2への電子ID情報の記録は、行なわれていない。
【0011】
このように管理する物品の種類の切り替え時には、RFIDタグ発行機に改めて情報を入力し、その入力情報により上記RFIDタグ1のカバー4への視覚ID情報5の印刷と、RFIDチップ2への電子ID情報の記録が行なわれることになるが、上述のごとくこの切り替え時でも既に搬送帯6先頭のRFIDタグ1は、上述のごとく分離手段11まで進行している。
【0012】
したがって、この時にはプラテンローラ7を反転させて搬送帯6を上流(図9の左側)まで戻し、図9の状態とする。
【0013】
図9は上記切り替え時に、搬送帯6を上流(図9の左側)まで戻した状態と略同じ状態となっているが、この図9からも理解されるように、戻した先頭のRFIDタグ1はこのプラテンローラ7部分までしか戻すことが出来ない。つまり、先頭のRFIDタグ1は、さらにその上流の発行アンテナ9部分までは戻すことが出来ないので、この先頭のRFIDタグ1には電子ID情報を記録することが出来ない。
【0014】
そこで、発行アンテナ9をさらに下流部分に配置することが考えられるが、その下流にはプラテンローラ7が存在するので、結論としてこの図9に示すように発行アンテナ9はプラテンローラ7の上流に配置することしか出来なかった。
【0015】
したがって、このような状況により、管理する物品の種類の切り替え時には、しかたなく先頭のRFIDタグ1はその後、分離手段11で切断し、廃棄することになり、これが発行ロスになるのであった。なお、管理する物品の種類の切り替えは、例えば管理する物品が非常に多い部門では、頻繁に行なわれ、これに伴って廃棄するRFIDタグ1の数も極めて多くなり、このことが発行ロスを大きくクローズアップさせてしまうことになるのであった。
【0016】
そこで本発明は、発行ロスを少なくすることを目的とするものである。
【課題を解決するための手段】
【0017】
そしてこの目的を達成するために本発明は、複数のRFIDタグを所定間隔ごとに配置した搬送帯と、この搬送帯を搬送するプラテンローラと、このプラテンローラ近傍に配置した印刷手段と、前記プラテンローラの下流に配置され、前記搬送帯からRFIDタグを分離する分離手段とを備え、前記プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとし、これにより所期の目的を達成するものである。
【発明の効果】
【0018】
以上のごとく本発明は、複数のRFIDタグを所定間隔ごとに配置した搬送帯と、この搬送帯を搬送するプラテンローラと、このプラテンローラ近傍に配置した印刷手段と、前記プラテンローラの下流に配置され、前記搬送帯からRFIDタグを分離する分離手段とを備え、前記プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとしたものであるので、発行ロスを少なくすることが出来るものとなる。
【0019】
すなわち、プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとすれば、管理する物品の種類の切り替え時において、プラテンローラによりRFIDタグをこのプラテンローラ部分まで戻した場合、この部分でRFIDタグへの電子ID情報の書込みが行なえるようになり、その結果この切り替え時において先頭のRFIDタグを廃棄する事態は発生せず、これにより発行ロスの少ないものとなる。
【発明を実施するための最良の形態】
【0020】
以下本発明の一実施形態を、添付図面を用いて説明する。
【0021】
なお、RFIDタグ1と搬送帯6は従来例で活用した図7、図8を用いて、説明する(そもそもこれら図7、図8は本実施形態用として記載したものである。)。
【0022】
図1に示すごとく本実施形態のRFIDタグ発行機は、本体ケース12内にリール13が回転自在に設けられている。
【0023】
リール13には搬送帯6が巻きつけられており、この搬送帯6の先端はテンションローラ14部を介し、プラテンローラ15により本体ケース12の前面側に設けた発行口16へと搬送される構造となっている。
【0024】
本実施形態の搬送帯6は、その上面側に所定間隔をおいて複数のRFIDタグ1が設けられているので、搬送帯6を介してプラテンローラ15とは反対側近傍(つまり上方近傍)には、このプラテンローラ15に対向するように、例えば印字ヘッドよりなる印刷手段17が設けられている。
【0025】
プラテンローラ15と印刷手段17は対向位置で、しかも近傍に配置されているが、さらに詳しくは、印刷手段17の搬送帯6に接触する部分は、プラテンローラ15が搬送帯6に接触する部分よりも、発行口16側に配置している。
【0026】
発行口16の手前に設けた分離手段18は、金属製の切断刃により構成しており、この分離手段18は、搬送帯6を介してプラテンローラ15とは反対側(つまり上方)に配置している。
【0027】
プラテンローラ15は、図1、図2に示すように、例えばゴム製の円筒により形成されており、その中心軸部分には支軸19が貫通固定されている。
【0028】
またこの支軸19は、図2に示すごとく、その両端が軸受け20で回転自在に支持されており、さらにこの支軸19の軸受け20外の一端側には駆動ギア21が固定されている。
【0029】
さらに、駆動ギア21には図2、図3のごとく、駆動ギア22、駆動ベルト23を介して駆動モータ24が連結され、これにより駆動モータ24により、駆動ベルト23、駆動ギア22、支軸19を介してプラテンローラ15が正転と、反転動作を行なうことが出来るようになっている。
【0030】
上記支軸19は金属により構成され、この支軸19を発行アンテナとして活用することが、本実施形態の特徴点である。
【0031】
具体的には、図1に示すごとく、支軸19を発行アンテナの導波器とし、この支軸19の下方には、所定間隔(図5のごとくλ/10〜λ/4)をおいて金属製の放射器25を対向配置させ、さらにこの放射器25の上記支軸19(導波器)とは反対側(つまり下方)に所定間隔(図5のごとくλ/4)をおいて金属製の反射器26を対向配置し、これにより所謂「八木アンテナ」構造の発行アンテナ(図4の27)を構成しているのである(なお、図6に示すごとく、図5の支軸19(導波器)と放射器25だけでも八木アンテナ構造の発行アンテナを構成出来る。)。
【0032】
なお、図5、図6の支軸19(導波器)の長さはλ/2×0.9とし、放射器25の長さはλ/2×0.95とし、反射器26の長さはλ/2としている。
【0033】
図4は制御ブロック図を示しているが、上記発行アンテナ27部以外は、従来例と略同じ機能を奏するものであるので、その説明は簡略化する。
【0034】
先ず、上記発行アンテナ27部には、サーキュレータ28、アンプ29、RFフロントエンド回路30、信号処理部31、無線制御部32を介して制御部33が接続されている。
【0035】
また、制御部33には入力部34、表示部35、電源部36、上記印刷手段17、分離手段18、駆動モータ24等も接続されている。
【0036】
さらに、RFIDタグ1のRFIDチップ2内には、IDメモリー37が設けられている。
【0037】
上記構成において、図7、図8に示す搬送帯6上のRFIDタグ1のカバー4表面への視覚ID情報5の印刷と、RFIDチップ2への電子ID情報の記録は、図1のRFIDタグ発行機によって行なう。
【0038】
すなわち、プラテンローラ15により搬送帯6の先端を発行口16方向へと搬送し、図1のごとくプラテンローラ15上にRFIDタグ1が搬送された状態で、先ず発行アンテナ27の支軸19(導波器)と、RFIDタグ1のRFIDアンテナ3間で無線通信し、これによりRFIDチップ2のIDメモリー37内に電子ID情報を記録する。
【0039】
次に図1の状態からプラテンローラ15を正転させながら、そこよりもわずかに下流にある印刷手段17により視覚ID情報5を図8のごとくカバー4表面に印刷する。その後、これら電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷が終了した状態で、RFIDタグ1の切断部分(例えば図1と図8の1A)が分離手段18の真下に来るまでプラテンローラ15で搬送帯6を搬送し、次に分離手段18を下降させて電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷が終了したRFIDタグ1を切断分離する。
【0040】
搬送帯6に設けた複数のRFIDタグ1に、連続的に電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷を行なう場合には、上記動作を連続的に行なう。
【0041】
また、管理する物品の種類の切り替えを行なう場合には、切断分離した直近上流(図1のものが、その1Aが分離手段18の真下まで来ているので、その時の1Aの左側)のRFIDタグ1には、電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷も行なわれていないので、プラテンローラ15を反転させて図1の状態にまで搬送帯6を戻す。
【0042】
そして、この状態とした後に、図4の入力部34から新しい管理物品に関する入力を行なう。
【0043】
この時、RFIDタグ1は図1のごとく、プラテンローラ15部分まで戻っており、この部分には、プラテンローラ15の支軸19が、発行アンテナ27の一部として存在しているので、RFIDタグ1のIDメモリー37内に電子ID情報を容易に記録することが出来る。
【0044】
そして、このように切り替え後の電子ID情報を記録したRFIDタグ1は、次に図1の状態からプラテンローラ15を正転させながら、そこよりもわずかに下流にある印刷手段17により視覚ID情報5を図8のごとくカバー4の表面に印刷する。その後、これら電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷が終了した状態で、RFIDタグ1の切断部分(例えば図9の1A)が分離手段18の真下に来るまでプラテンローラ15で搬送帯6を搬送し、次に分離手段18を下降させて電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷が終了したRFIDタグ1を切断分離する。
【0045】
つまり、本実施形態によれば、管理する物品の種類の切り替えを行なった場合でも、先頭のRFIDタグ1への電子ID情報の書込みと視覚ID情報5の印刷とが行なえるようになり、その結果としてこの切り替え時においても、先頭のRFIDタグ1を廃棄する事態は発生せず、これにより発行ロスの少ないものとなる。
【0046】
また、図1に示すごとく、支軸19を発行アンテナの導波器とし、この支軸19の下方には、所定間隔(図5のごとくλ/10〜λ/4)をおいて金属製の放射器25を対向配置させ、さらにこの放射器25の上記支軸19(導波器)とは反対側(つまり下方)に所定間隔(図5のごとくλ/4)をおいて金属製の反射器26を対向配置し、これにより所謂「八木アンテナ」構造の発行アンテナ(図4の27)を構成しているので、電子ID情報の記録を行なう場合の電波の指向性が高まり、安定した電子ID情報の記録が行なえる。
【0047】
また、このように支軸19を発行アンテナ27の導波器としているので、この支軸19を支えた軸受け20や、この支軸19の軸受け20外の一端側に固定した駆動ギア21は、非金属、具体的には樹脂製とし、発行アンテナ27に対する悪影響を避けるようにしている。また、印刷手段17も同じ理由により、プラテンローラ15とは反対側(上方側)に配置している。
【0048】
さらに、分離手段18は金属製の切断刃により構成しているので、発行アンテナ27に対する悪影響を避けるために、この分離手段18は上述のごとく搬送帯6をはさんでプラテンローラ15とは反対側(上方側)に配置している。
【0049】
また、本実施形態においては、上述のごとく、プラテンローラ15上方にて、安定した電子ID情報の記録と、視覚ID情報5の印刷が行なえるので、例えばRFIDタグ1の搬送方向の幅を、図1、図8のごとくプラテンローラ15の直径よりも小さくしたり、この図8のごとく隣接するRFIDタグ1の間隔を小さくしたりすることも出来る(この図8は従来例でも説明用として活用したが、従来例では、図8において隣接するRFIDタグ1の間隔を広げる必要がある。)。
【産業上の利用可能性】
【0050】
以上のごとく本発明は、複数のRFIDタグを所定間隔ごとに配置した搬送帯と、この搬送帯を搬送するプラテンローラと、このプラテンローラ近傍に配置した印刷手段と、前記プラテンローラの下流に配置され、前記搬送帯からRFIDタグを分離する分離手段とを備え、前記プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとしたものであるので、発行ロスをなくすことが出来るものとなる。
【0051】
すなわち、プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとすれば、管理する物品の種類の切り替え時において、プラテンローラによりRFIDタグをこのプラテンローラ部分まで戻した場合、この部分でRFIDタグへの電子ID情報の書込みが行なえるようになり、その結果この切り替え時において先頭のRFIDタグを廃棄する事態は発生せず、これにより発行ロスの少ないものとなる。
【0052】
したがって、発行ロスの少ないRFIDタグ発行機としても活用が期待されるものとなる。
【図面の簡単な説明】
【0053】
【図1】本発明の一実施形態の断面図
【図2】同拡大正面図
【図3】同拡大側面図
【図4】同制御ブロック図
【図5】同発行アンテナの説明図
【図6】本発明の一実施形態の発行アンテナの説明図
【図7】本発明の一実施形態のRFIDタグの平面図
【図8】本発明の一実施形態の搬送帯の平面図
【図9】従来例を示す断面図
【符号の説明】
【0054】
1 RFIDタグ
2 RFIDチップ
3 RFIDアンテナ
4 カバー
5 視覚ID情報
6 搬送帯
12 本体ケース
13 リール
14 テンションローラ
15 プラテンローラ
16 発行口
17 印刷手段
18 分離手段
19 支軸
20 軸受け
21 駆動ギア
22 駆動ギア
23 駆動ベルト
24 駆動モータ
25 放射器
26 反射器
27 発行アンテナ

【特許請求の範囲】
【請求項1】
複数のRFIDタグを所定間隔ごとに配置した搬送帯と、この搬送帯を搬送するプラテンローラと、このプラテンローラ近傍に配置した印刷手段と、前記プラテンローラの下流に配置され、前記搬送帯からRFIDタグを分離する分離手段とを備え、前記プラテンローラの支軸を、RFIDタグが保持する情報の読取り動作、またはこのRFIDタグへの情報の書込み動作の、少なくとも一方の動作を行なう発行アンテナとしたRFIDタグ発行機。
【請求項2】
印刷手段は、プラテンローラよりも分離手段側に配置した請求項1に記載のRFIDタグ発行機。
【請求項3】
印刷手段と、プラテンローラは、搬送帯を介して反対側に配置した請求項1、または2に記載のRFIDタグ発行機。
【請求項4】
分離手段は金属面を有し、この分離手段は、搬送帯を介してプラテンローラの反対側に配置した請求項1から3のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項5】
分離手段は、金属製の切断刃により構成した請求項4に記載のRFIDタグ発行機。
【請求項6】
発行アンテナは、プラテンローラの支軸により構成した導波器と、この導波器に所定間隔をおいて対向させた放射器とにより構成した請求項1から5のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項7】
発行アンテナは、プラテンローラの支軸により構成した導波器と、この導波器に所定間隔をおいて対向させた放射器と、この放射器の前記導波器とは反対側に所定間隔をおいて対向させた反射器とにより構成した請求項1から5のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項8】
プラテンローラは、正転と、反転動作を行なう構成とした請求項1から7のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項9】
プラテンローラの支軸を支える軸受けは、非金属により構成した請求項1から8のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項10】
プラテンローラの支軸に、非金属製の駆動ギアを装着した請求項1から9のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。
【請求項11】
RFIDタグの搬送方向の幅は、プラテンローラの直径よりも小さくした請求項1から10のいずれか一つに記載のRFIDタグ発行機。

【図1】
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【図2】
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【図3】
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【図4】
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【図5】
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【図6】
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【図7】
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【図8】
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【図9】
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【公開番号】特開2009−205235(P2009−205235A)
【公開日】平成21年9月10日(2009.9.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2008−44217(P2008−44217)
【出願日】平成20年2月26日(2008.2.26)
【出願人】(000005821)パナソニック株式会社 (73,050)
【Fターム(参考)】