STOP−1に関する組成物と方法
【課題】STOP−1の活性、発現及び調節を標的とすることによって、癌を含む制御されない細胞増殖及び他の疾患の治療又は予防を目的とした新しい治療薬剤、診断用薬剤及び方法を提供する。
【解決手段】疾患の治療と予防、及び医療診断学と研究に有用なSTOP−1ポリペプチドに関する新規のポリペプチド、抗体、アンタゴニスト、アゴニスト、増強物質、核酸分子、組成物及び方法。STOP−1に特異的に結合する抗体のコンセンサス配列及び特異的配列。
【解決手段】疾患の治療と予防、及び医療診断学と研究に有用なSTOP−1ポリペプチドに関する新規のポリペプチド、抗体、アンタゴニスト、アゴニスト、増強物質、核酸分子、組成物及び方法。STOP−1に特異的に結合する抗体のコンセンサス配列及び特異的配列。
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【特許請求の範囲】
【請求項1】
STOP−1ポリペプチドと抗体のFc部分を含んでなるイムノアドヘシン。
【請求項2】
STOP−1ポリペプチドが、
(i) STOP−1のオリゴマー型、
(ii) ヒトSTOP−1のアミノ酸94−243、又は、
(iii) ヒトSTOP−1のアミノ酸33−52又は33−53
を含む、請求項1に記載のイムノアドヘシン。
【請求項3】
(i) STOP−1のオリゴマー型が3よりも大きなSTOP−1ポリペプチドを含む、
(ii) STOP−1ポリペプチドがヒトSTOP−1のアミノ酸94−243からなる、又は、
(iii) STOP−1ポリペプチドがヒトSTOP−1のアミノ酸33−52又は33−53からなる、
請求項2に記載のイムノアドヘシン。
【請求項4】
薬学的に許容可能な担体と請求項1から3の何れか一に記載のイムノアドヘシンとを含んでなる組成物。
【請求項5】
(a)請求項4に記載の組成物を含む組成物と、
(b)該組成物を内包している容器と、
(c)血管形成の増加から利益を得る疾患の治療又は改善における該組成物の使用に関する、該容器に貼付したラベル、または、該容器内に内包されるパッケージ挿入物
とを具備する製造品。
【請求項6】
請求項1から3の何れか一に記載のイムノアドヘシン又は請求項4に記載の組成物の治療上の有効量を投与することによる、血管形成の増加により利益を得る患者における血管形成の誘導方法。
【請求項7】
患者が、冠状動脈疾患、脳卒中、創傷治癒の遅延、潰瘍、心臓発作又は骨損傷ないしは疾患を有しているか、発症するリスクにある、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
STOP−1候補アンタゴニストがある条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストがない条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストのある条件下とない条件下での癌細胞へのSTOP−1の結合を比較する工程を含む、STOP−1候補アンタゴニストの同定方法又は評価方法。
【請求項9】
STOP−1アンタゴニストのある条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、癌細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アンタゴニストの評価方法。
【請求項10】
癌細胞が乳癌細胞である、請求項8又は請求項9に記載の方法。
【請求項11】
STOP−1候補アンタゴニストがある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストがない条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストのある条件下とない条件下での内皮細胞へのSTOP−1の結合を比較する工程を含む、STOP−1候補アンタゴニストの同定方法又は評価方法。
【請求項12】
STOP−1アンタゴニストのある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アンタゴニストの評価方法。
【請求項13】
STOP−1増強物質のある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1増強物質の評価方法。
【請求項14】
STOP−1アゴニストのある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アゴニストの評価方法。
【請求項1】
STOP−1ポリペプチドと抗体のFc部分を含んでなるイムノアドヘシン。
【請求項2】
STOP−1ポリペプチドが、
(i) STOP−1のオリゴマー型、
(ii) ヒトSTOP−1のアミノ酸94−243、又は、
(iii) ヒトSTOP−1のアミノ酸33−52又は33−53
を含む、請求項1に記載のイムノアドヘシン。
【請求項3】
(i) STOP−1のオリゴマー型が3よりも大きなSTOP−1ポリペプチドを含む、
(ii) STOP−1ポリペプチドがヒトSTOP−1のアミノ酸94−243からなる、又は、
(iii) STOP−1ポリペプチドがヒトSTOP−1のアミノ酸33−52又は33−53からなる、
請求項2に記載のイムノアドヘシン。
【請求項4】
薬学的に許容可能な担体と請求項1から3の何れか一に記載のイムノアドヘシンとを含んでなる組成物。
【請求項5】
(a)請求項4に記載の組成物を含む組成物と、
(b)該組成物を内包している容器と、
(c)血管形成の増加から利益を得る疾患の治療又は改善における該組成物の使用に関する、該容器に貼付したラベル、または、該容器内に内包されるパッケージ挿入物
とを具備する製造品。
【請求項6】
請求項1から3の何れか一に記載のイムノアドヘシン又は請求項4に記載の組成物の治療上の有効量を投与することによる、血管形成の増加により利益を得る患者における血管形成の誘導方法。
【請求項7】
患者が、冠状動脈疾患、脳卒中、創傷治癒の遅延、潰瘍、心臓発作又は骨損傷ないしは疾患を有しているか、発症するリスクにある、請求項6に記載の方法。
【請求項8】
STOP−1候補アンタゴニストがある条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストがない条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストのある条件下とない条件下での癌細胞へのSTOP−1の結合を比較する工程を含む、STOP−1候補アンタゴニストの同定方法又は評価方法。
【請求項9】
STOP−1アンタゴニストのある条件下にて癌細胞にSTOP−1を曝し、癌細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アンタゴニストの評価方法。
【請求項10】
癌細胞が乳癌細胞である、請求項8又は請求項9に記載の方法。
【請求項11】
STOP−1候補アンタゴニストがある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストがない条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、STOP−1候補アンタゴニストのある条件下とない条件下での内皮細胞へのSTOP−1の結合を比較する工程を含む、STOP−1候補アンタゴニストの同定方法又は評価方法。
【請求項12】
STOP−1アンタゴニストのある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アンタゴニストの評価方法。
【請求項13】
STOP−1増強物質のある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1増強物質の評価方法。
【請求項14】
STOP−1アゴニストのある条件下にて内皮細胞にSTOP−1を曝し、内皮細胞へのSTOP−1の結合を定量又は観察する工程を含む、STOP−1アゴニストの評価方法。
【図1】
【図2】
【図6】
【図12】
【図15】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図25D】
【図25E】
【図25F】
【図25G】
【図25H】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図26G】
【図26H】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28A】
【図28B】
【図28C】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図32F】
【図32G】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図33E】
【図33F】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図34E】
【図34F】
【図34G】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45A】
【図45B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図14】
【図16】
【図17】
【図23】
【図2】
【図6】
【図12】
【図15】
【図18】
【図19】
【図20】
【図21】
【図22】
【図24】
【図25A】
【図25B】
【図25C】
【図25D】
【図25E】
【図25F】
【図25G】
【図25H】
【図26A】
【図26B】
【図26C】
【図26D】
【図26E】
【図26F】
【図26G】
【図26H】
【図27A】
【図27B】
【図27C】
【図28A】
【図28B】
【図28C】
【図29A】
【図29B】
【図29C】
【図30A】
【図30B】
【図30C】
【図31A】
【図31B】
【図31C】
【図32A】
【図32B】
【図32C】
【図32D】
【図32E】
【図32F】
【図32G】
【図33A】
【図33B】
【図33C】
【図33D】
【図33E】
【図33F】
【図34A】
【図34B】
【図34C】
【図34D】
【図34E】
【図34F】
【図34G】
【図35】
【図36】
【図37】
【図38】
【図39】
【図40】
【図41】
【図42】
【図43】
【図44】
【図45A】
【図45B】
【図3】
【図4】
【図5】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】
【図13】
【図14】
【図16】
【図17】
【図23】
【公開番号】特開2011−26321(P2011−26321A)
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【外国語出願】
【出願番号】特願2010−177021(P2010−177021)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2006−513069(P2006−513069)の分割
【原出願日】平成16年4月16日(2004.4.16)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
【公開日】平成23年2月10日(2011.2.10)
【国際特許分類】
【出願番号】特願2010−177021(P2010−177021)
【出願日】平成22年8月6日(2010.8.6)
【分割の表示】特願2006−513069(P2006−513069)の分割
【原出願日】平成16年4月16日(2004.4.16)
【出願人】(509012625)ジェネンテック, インコーポレイテッド (357)
【Fターム(参考)】
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