説明

株式会社神戸製鋼所により出願された特許

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【課題】合金元素の添加によるコスト上昇、および強冷却による形状不良を生じさせることなく、溶接歪みの発生を低減できる鋼板を提供する。
【解決手段】溶接歪みの少ない鋼板は、C:0.03〜0.2%(質量%の意味。以下、同じ。)、Si:0.05〜0.40%、Mn:0.5〜1.80%、Al:0.005〜0.1%、N:0.001〜0.01%、P:0.001〜0.050%、S:0.001〜0.050%を含有し、残部が鉄および不可避的不純物であり、ミクロ組織が加工フェライトを25面積%以上含有し、残部組織がポリゴナルフェライトおよびパーライト、並びに合計で10面積%以下(0%を含む)のベイナイトおよび/またはマルテンサイトであることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】熱交換器の、特にチューブ材に適用されて、ろう付け性および耐エロージョン性に優れるアルミニウム合金ブレージングシートを提供する。
【解決手段】Al−Mn系合金からなる心材と、その片面または両面にFeの含有量が0.45質量%以下のAl−Si系合金からなるろう材とを備えるアルミニウム合金ブレージングシートであって、600℃で3分間のろう付け処理後において、凝固したろうの断面におけるろう流動通路である共晶Siの面積率が35%以下であり、かつ前記心材の板厚方向中心部の結晶粒径が圧延方向で80μm以上であることを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】ボイラを安定運用させるべく、クリンカ灰の大塊が発生する可能性を精度良く予測して、ひいては、灰が付着するのを抑制する。
【解決手段】ボイラで使用する予定である各固体燃料の灰成分の組成を測定し、スラグ割合を算出し(S1)、灰成分の組成の内の鉄成分含有率及びスラグ割合に基づいて、クリンカ灰の大塊の発生の有無を評価し(S2)、クリンカ灰の大塊の発生が少なくなる鉄成分含有率の第一の基準値とスラグ割合の第二の基準値を算出する(S3)。単種類の固体燃料である場合は、鉄成分含有率が第一の基準値以下であり、且つ、スラグ割合が第二の基準値以下である固体燃料を選択し、複数種類の固体燃料である場合は、混合した燃料の鉄成分含有率が第一の基準値以下となり、且つ、スラグ割合が決定された第二の基準値以下となるように、各固体燃料の混合比率を算出し(S4)、燃料として供給する(S5)。 (もっと読む)


【課題】石炭やコークスなどの固体炭素質物質に二酸化炭素および/または水蒸気を含有するガスを接触させて一酸化炭素を含有するガスを生成させるガス化反応をさらに活性化させうる触媒を提供する。
【解決手段】固体炭素質物質に二酸化炭素および/または水蒸気を含有するガスを接触させて一酸化炭素を含有するガスを生成させる反応を促進するために、前記固体炭素質物質に添加して用いられる、遷移金属とアルカリ土類金属の複合酸化物(例えばブラウンミラライト型構造を有するダイカルシウムフェライト)を含有するガス化反応促進用触媒。 (もっと読む)


【課題】引張強度が1350MPa以上であって、加工性および耐遅れ破壊性に優れた超高強度鋼板を提供する。
【解決手段】C、Si、Mn、Al、Ti、Cu、Ni、およびBを含有し、残部が鉄および不可避不純物であって、鋼板の最表層部から板厚方向30μmの表層部位について、走査型電子顕微鏡で組織を観察したとき、全組織に対するマルテンサイト、残留オーステナイト、ベイナイト、およびベイニティックフェライトの合計は70面積%以上、残部はポリゴナルフェライトであると共に、ビッカース硬さは300〜400HVであり、且つ、板厚の1/4の部位について、走査型電子顕微鏡で組織を観察したとき、全組織に対するマルテンサイト、残留オーステナイト、ベイナイト、およびベイニティックフェライトの合計は90面積%以上であり、残部はポリゴナルフェライトであると共に、X線回折法によって残留オーステナイトを測定したとき、残留γは3体積%以上を満足する超高強度鋼板である。 (もっと読む)


【課題】多層盛溶接において溶接ビード外観が良好でかつ靭性が優れた溶接金属を得ることができる多層盛サブマージアーク溶接用溶融型フラックスを提供する。
【解決手段】SiO:30乃至36質量%、CaO:18乃至25質量%、Al:12乃至18質量%、CaF:3乃至8質量%、MgO:8乃至14質量%、MnO:5乃至12質量%、TiO:0.5乃至3.5質量%、B:0.01乃至0.20質量%を含み、FeOが3.0質量%以下である。更に、([CaO]+0.5×[MnO])/[SiO]が0.7乃至0.9である。 (もっと読む)


【課題】スライド弁やスピルバック弁を用いながら、需要先におけるガス圧力を一定に保つことができる圧縮装置を提供する。
【解決手段】スライド弁3の位置と吸込流路4の圧力Psとからスクリュ圧縮機2の吐出流量を算出し、スピルバック弁7の開度と吸込流路4の圧力Psと吐出流路5の圧力Pdとから吐出流路5から吸込流路4へのガスの環流量を算出し、吐出流量から環流量を減じて得られる供給流路13を介した需要先14へのガスの供給流量に基づいて、供給流路13における圧力損失を補償して需要先14における末端圧力Pcを所定の圧力に維持するように、吐出流路5の圧力Pdの目標値を定め、吐出流路5の圧力Pdが目標値になるように、スライド弁3の位置およびスピルバック弁7の開度の少なくともいずれかを調整する。 (もっと読む)


【課題】高炉の層頂部における圧力損失の値を短時間で精度よく求めることができる高炉の圧力損失導出装置、この装置に用いられる高炉の圧力損失導出方法、及び高炉の圧力損失導出プログラムを提供することを課題とする。
【解決手段】本発明は、層頂部内の所定の炉半径Rに沿った各位置での装入物の状態を取得し、高炉の炉頂部における高炉ガスの特性及び炉頂ガス量を取得し、圧力損失の仮想値を設定し、この仮想値と所定の炉半径Rに沿った各位置での装入物の状態と高炉ガスの特性とに基づいて所定の炉半径Rの高炉ガスの質量流速の仮想分布を求め、この仮想分布に対応した所定の炉半径Rを含む高炉の水平方向断面CSを通過する高炉ガスの質量流速の総和Gcalを求め、この質量流速の総和が前記炉頂ガス量Gと一致するような前記仮想値を求め、この値を層頂部における圧力損失の値として導出することを特徴とする。 (もっと読む)


【課題】アークの立ち上がり区間で、アーク切れ及びコンタクトチップと溶接ワイヤとの融着を防止し、アークが早期に安定する共に、速やかに適正な溶接ビード形状及び溶け込みが得られる消耗電極式アーク溶接方法を提供する。
【解決手段】炭酸ガスシールドの消耗電極式アーク溶接方法において、アークスタート後、定電圧特性を用いた短絡移行でアーク溶接する第1工程と、その後、溶接電流をグロビュール移行形態の電流範囲(240乃至350A)に高めて、定電圧特性でアーク溶接する第2工程と、その後、溶融プールが形成された状態で、溶接電流をパルス電流に切り替えて、グロビュール移行でアーク溶接する第3工程と、を有し、第2工程及び第3工程では、グロビュール移行域として、本溶接の送給速度でワイヤを送給する。 (もっと読む)


【課題】高硬度から低硬度の材料まで広範囲の基材に対し、高硬度のDLC(ダイヤモンドライクカーボン)膜を最表面側に含むDLC多層膜を約3μm以上厚く形成しても、基材およびDLC膜の双方に対して優れた密着性を備えており、耐摩耗性にも優れたDLC成形体の製造方法を提供する。
【解決手段】DLC硬質多層膜成形体10の製造方法は、基材1を用意する工程(a)と、前記基材の上に、中間層2aをスパッタリング法によって形成する工程(b)と、前記中間層の上に、第1のダイヤモンドライクカーボン系膜3aをスパッタリング法によって形成する工程(c)と、前記第1のダイヤモンドライクカーボン系膜の上に、前記第1のダイヤモンドライクカーボン系膜よりも表面硬度の高い第2のダイヤモンドライクカーボン系膜3bをカソード放電型アークイオンプレーティング法によって形成する工程(d)と、を包含する。 (もっと読む)


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