説明

株式会社島津製作所により出願された特許

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【課題】検出器と放射線ビームの相対的なズレを術者に感知させることで、術者が所望の放射線透視像を取得することができる放射線撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明のX線撮影装置1は、推定画像P2を生成する推定画像取得部23を備えている。推定画像取得部23は、X線がFPD4にどのように入射するかを推定し、推定照射領域と推定非照射領域とに分けられた推定画像P2を取得する。さらに、本発明のX線撮影装置1は、比較部24を備えている。比較部24は、実際に被検体Mの透視像が写りこんだX線透視画像P1と推定画像P2とを比較して、術者の指示通りにX線撮影が行われたかどうかを確認する。X線撮影が行われていない場合には、その旨が表示部26を通して術者に通報される。術者は、これを受けて、X線撮影装置1のメンテナンスの必要性を認識することができるのである。 (もっと読む)


【課題】リーク電流値を簡易にかつ正確に求めて、画像情報を正確に求めることができる撮像装置を提供することを目的とする。
【解決手段】補正の対象となる画像情報を取得した時から所定時間(例えば133×10−3〔sec/フレーム〕)経過した後にダーク画像Darkを取得して、そのダーク画像Darkに基づいてリーク電流値を求めて、そのリーク電流値に基づいて、対象となる画像情報を補正する。ダーク画像は残光を含んでいる。したがって、この残光情報に基づいてリーク電流値を正確に求めることができる。また、従来のようにリーク電流値を平均化したりする必要がなく、リーク電流値を簡易に求めることができる。その結果、その正確に求められたリーク電流値に基づいて、対象となる画像情報を正確に求めることができる。 (もっと読む)


【課題】マンモグラフィ用核医学診断装置における環状のガンマ線検出器ユニットは、被検体の乳房周辺の乳房組織を視野に入れることができない。
【解決手段】環状検出器ユニットの環の一部に検出器ブロックを備えないようにした切り欠き部を有する形状とする。切り欠き部に肩等を入り込ませることにより、乳房周辺部をも視野に入れることができる。また、この切り欠き部を塞ぐように、ガンマ線遮蔽用シールドB1を備えたことにより、切り欠き部から肩・腕などで発生したガンマ線が視野外からの偶発同時係数として混入することを阻止することができる。切り欠き部以外にも環状検出器ユニットの外周面や前面側にも前記遮蔽シールドを備えることにより、視野外からの偶発同時係数をさらに阻止することができる。シールドB1を腕を載置可能な形状とすることにより、被験体に安定した体勢を維持させることができ、より良好な診断画像を生成することができる。 (もっと読む)


【課題】従来のデジタル画像相関法では負荷試験前後の試料上の同一点を探索するために輝度画像上で識別可能な模様が必要であり、こうした模様がない場合にはマーキングを行う必要があった。本発明ではこうしたマーキングを行うことなく高い精度での同一点探索を行えるようにする。
【解決手段】金属試料片では表面の平滑化処理を行っても、微細で且つ試料毎及び部位毎に相違する凹凸プロファイルが存在する。そこで、負荷試験前の試料の凹凸プロファイル(基準高さ分布)と負荷試験後の試料の凹凸プロファイル(比較対象高さ分布)とを用い(S1、S2)、デジタル画像相関法と同様の手法により相関係数の分布を求め(S3〜S8)、最大の相関係数を与える位置が同一点であるとして(S9、S10)、負荷試験前の試料上の注目点に対応する負荷試験後の試料上の点を求める。 (もっと読む)


【課題】SEM、TEMなどにも取り付け可能で、複数の元素を高感度、高分解能で同時に測定可能なX線分析装置を提供する。
【解決手段】点/並行型である一本のマルチキャピラリX線レンズ16の集束端側の焦点が試料14上の電子線照射点15に一致するように該レンズ16を配設する。そして、該レンズ16の平行端の外方で、レンズ16の断面を二つに区画した各区画領域16a、16bの延長線上にそれぞれ平板分光結晶20、23を設置する。平板分光結晶20で波長分散されたX線の中の特定波長のX線は超軽元素対応のX線検出器22で検出され、他の平板分光結晶23で波長分散されたX線の中の特定波長のX線は重元素対応のX線検出器25で検出される。試料14の近傍には一本のマルチキャピラリX線レンズ16を配設すればよいのでスペースをとらず、試料14から放出された特性X線を異なるX線検出器22、25で同時に検出できるので、異なる元素の同時測定が可能である。 (もっと読む)


【課題】断層画像における消滅放射線対の出射位置と、実際の出射位置とのズレを極力抑制して、ボケの少ない断層画像を取得できる放射線断層撮影装置を提供する。
【解決手段】本発明の放射線断層撮影装置は、ある単位検出器リング12pにて消滅放射線対を構成する放射線を同時計数で検出した場合、そのとき形成された検出データは、その単位検出器リング12pに属する所定の基準点に最も近接した仮想断面である最近仮想断面における断層画像を形成する際に組み入れられる。こうすることで、検出データと、これを組み入れる最近仮想断面との検出器リングのz方向におけるズレ幅は、極力抑制されたものとなる。したがって、被検体Mの断層画像はより鮮明なものとなる。しかも、最近仮想断面は、ダイレクト断面Ds1,Ds2,クロス断面Cs1を区別することなく選択される。 (もっと読む)


【課題】成膜処理のタクト時間を長くすることなく、加熱工程での消費電力を低減する。
【解決手段】インライン成膜処理装置において、生産停止中に成膜処理室に設けたシースヒータを用いて全カートを高温に保持することによって、生産開始に移行した際のランプヒータを用いて行う加熱工程での消費電力を低減する。消費電力が少ないシースヒータによって全カートを高温に保持することによって、消費電力が大きなランプヒータによる加熱を低減し、加熱室での加熱工程による消費電力を低減する。全カートが高温に保持されているため、加熱室における加熱工程で行う昇温幅を従来よりも小さくすることができ、これによってタクト時間を短縮することができる。 (もっと読む)


【課題】小型化、軽量化が可能な外囲器回転型X線管装置を提供する。
【解決手段】管容器2と、管容器に収容された外囲器3と、外囲器内に対向配置された陰極4および陽極5と、外囲器の両外側にのびる回転軸7a、7bと、回転軸を支持する軸受け8a、8bと、回転軸を回転させる駆動装置10と、管容器内における外囲器の外側空間に充填された絶縁ガス17と、絶縁ガス強制循環手段18、19、20とを備え、陽極における陰極と反対側の面6が管容器内に露出している。絶縁ガス強制循環手段は、陽極の露出面および管容器の内面に設けられ、外囲器の回転に伴って、管容器内において、露出面に沿って当該露出面の回転中心から動径方向外向きの第1の流れ26と、当該露出面から離れた場所から回転軸方向に沿って当該露出面の回転中心に向かう第2の流れ27とを含む絶縁ガスの循環流を強制的に形成する。 (もっと読む)


【課題】 位置決め用のターゲットが配設されたままでも、このターゲットの画像を消去することなくキャリブレーションを実行することが可能な放射線撮像装置およびゲインキャリブレーション方法を提供すること。
【解決手段】 フラットパネルディテクタ2に放射線を照射して得た一様照射画像に対してメディアンフィルターを適用した後、その画像から前記一様照射画像を減算することによりからターゲットの画像を抽出する抽出手段と71、抽出手段により抽出したターゲットの画像の画素値を一様照射画像におけるターゲット画像を除いた領域の平均値、または、一様照射画像のターゲットに隣接する領域の画像の画素値に変更する変更手段75と、変更手段75によりターゲットの画像の画素値を変更した状態でフラットパネルディテクタ2のゲイン特性マップを作成するマップ作成手段76とを備える。 (もっと読む)


【課題】 X線管が結露した状態であるか否かを判定して、X線管を破損することを防止することができる蛍光X線分析装置を提供する。
【解決手段】 一次X線を筐体14の出射窓14aから出射するX線管10と、試料Sで発生した蛍光X線の強度を検出する検出器30と、入力操作される入力装置82と、入力装置82から入力される分析開始操作信号に基づいて、ターゲット11に高電圧を印加するとともにフィラメント12に低電圧を印加することにより、検出器30で検出された蛍光X線の強度を取得する制御部50とを備える蛍光X線分析装置1であって、X線管10の外側筐体14の外周面に取り付けられ、水分情報を検出する結露センサ17を備え、制御部50は、入力装置82から分析開始操作信号が入力された際に、結露センサ17で検出された水分情報に基づいて、ターゲット11に低電圧を印加するか、若しくは、ターゲット11に電圧を印加しない。 (もっと読む)


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