説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】X線透過性に優れ、軽量で且つ耐衝撃性にも優れた、炭素繊維を繊維強化材としたX線カセッテ用フロント板を提供すること。
【解決手段】一方向配列炭素繊維を繊維強化材としたプリプレグからなる積層体の少なくとも片面に、ポリエステル繊維の不織布からなる表面層又はポリエステル繊維の不織布 を繊維強化材としたプリプレグからなる表面層を積層し、次いで、プレス成形して得られるX線カセッテ用フロント板及びそれを備えたX線カセッテ。 (もっと読む)


【課題】金属ブッシュ等の軸受け部材を有するFRP成形品を、RTM成形法で一体成形する方法を提供すること。
【解決手段】繊維強化材とマトリックス樹脂とからなるFRP成形品であって回転軸を支える金属ブッシュ等の軸受け部材を有するものを、RTM成形法により一体成形するに際し、該軸受け部材として、その外表面の少なく一部に滑り止め加工が施され、且つ、少なくとも該滑り止め加工が施された部分が繊維強化材で被覆されたものを用いることからなる軸受部材を有するFRP成形品の一体成形法。 (もっと読む)


【課題】自動車の整流板のような稜線部を有するFRP成形品を、樹脂トランスファー成形法で一体的に成形する方法を提供すること。
【解決手段】稜線部を有するFRP成形品であって、且つ、成形後切り抜き除去される部分を含むFRP成形品を、樹脂トランスファー成形法により一体的に成形するに際し、繊維強化材からなる基材を成形型に敷設・積層し、前記成形後切り抜き除去される部分を形成する基材部分に、前記稜線部にほぼ平行に切り込みを入れ、次いで、樹脂トランスファー成形法により成形する方法。 (もっと読む)


【課題】太陽光を利用した暖かい素材を提供すること、そして、それを用いて、保温性に優れると共に適度の吸放湿性を有し、更に、軽くて風合いの調整も容易な布帛を提供すること。
【解決手段】レーヨン等のセルロース系繊維の綿20〜50重量%とアクリル綿80〜50重量%の混合綿100重量部に対し、粒径が10μm以下の竹炭を0.1〜5重量%含有するポリエステル綿を1〜10重量部添加・混合し、紡績して得られる光を熱に変換する混紡糸と、それから得られる発熱性布帛。 (もっと読む)


【課題】 アクリル繊維から炭素繊維を製造する際に、耐炎化工程で耐炎化繊維相互の膠着を防止し、走行中耐炎化繊維の集束性が良好で、更に炭素化工程での焼成炉内汚染物質の発生を防止できる炭素繊維製造用アクリル繊維を提供する。
【解決手段】 繊維径が5〜20μmのアクリル繊維の質量に対して、水分が20〜60質量%付着されてなり、且つ、アクリル繊維に対して、カルシウム成分(A)が5〜50質量ppm、ナトリウム成分(B)が0〜50質量ppm、マグネシウム成分(C)が0〜50質量ppm、(A)+(B)+(C)が5〜100質量ppm、アミノシリコーンが0.02〜2.0質量%の範囲で付着されてなる炭素繊維製造用アクリル繊維。 (もっと読む)


【課題】撥水性に富み、化学修飾炭素繊維表面の安定性が良い炭素繊維を提供する。
【解決手段】炭素繊維表面のヒドロキシル基に、酸素原子を介してトリオルガノシリル基(オルガノ基は、それぞれ独立に水素原子、アルキル基、アルコキシ基を示す)を結合してなり、X線光電子分光法により測定される炭素繊維表面珪素濃度Si/Cが0.100以上である撥水性炭素繊維。炭素繊維の表面に、繊維軸に平行な方向に連続する溝が形成されているものが好ましい。水に対する接触角が90度以上であることが好ましく、100〜120度であることがより好ましい。
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【課題】炭素化処理前の乾燥工程等を増設することなく、酸化繊維シートへの水滴滴下を防止できる熱処理炉を提供する。
【解決手段】炉2内を水平方向に走行する酸化繊維シート4を熱処理して炭素繊維シートを製造する酸化繊維シート4の熱処理炉2であって、炉2内には上流側から下流側に向けて酸化繊維シート導入部8、高温熱処理部20、炭素繊維シート排出部12を有し、酸化繊維シート導入部8の上部内壁28が水平面30に対してθ=5〜60゜の傾斜角で上方に突出して形成されている熱処理炉。
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【課題】ピンホールやボイドのない優れた成形品を得るためのRTM成形法を提供すること。
【解決手段】上型1と下型2からなる金型内部に、繊維強化材を成形品形状に賦形したプリフォーム又はシート状の繊維強化材5を配置し、金型を型締めした後、上型と下型が形成するキャビティ内を排気し、樹脂をキャビティ内に注入して繊維強化材に含浸せしめ、そして硬化させる樹脂トランスファー成形法において、先ずキャビティ内に樹脂の加圧注入を行い、次いで、注入された樹脂の一部を吸引し、その後、再度樹脂の加圧注入を行うことを特徴とする樹脂トランスファー成形法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維の表面状態を改善するための効率的な表面電解処理法と、高強度炭素繊維を提供すること。
【解決手段】炭素繊維の表面を電解処理する方法において、先ず、陽極槽と陰極槽の組合せからなる電解処理浴が複数連続して設置された多段電解処理浴を用いて、各段の電気量が20〜300C/gの範囲で且つ総電気量が150〜500C/gの範囲で電解処理を行い、その後、陰極槽と陽極槽の組合せからなる電解処理浴を用いて電位を逆転させて、逆転した電位での電気量が20〜60C/gの範囲で電解処理を行うことを特徴とする表面電解処理方法と、その方法によって得られる樹脂含浸ストランド強度が6000MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm以上である高強度炭素繊維。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、外観の綺麗なFRP中空成形品を容易に得るための内圧成形法を提供することにある。
【解決手段】プリプレグを用いて内圧成形法によりFRP中空成形品を成形するに際し、先ず、該成形品の賦形型に、該成形品の表層部形成用のプリプレグ以外のプリプレグを敷設・積層して、内部に内圧バッグを有する賦形物を作成し、次いで、該賦形物を、前記表層部形成用のプリプレグを内表面に敷設した金型にセットし、その後、該金型を型締めし内圧成形法により成形することを特徴とするFRP中空成形品の内圧成形法。 (もっと読む)


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