説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】多孔質な形状で、弾性があり、柔軟性に富み、取扱性の良い固体高分子型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維シートの製造方法を提供する。
【解決手段】酸化繊維を抄紙して得た原料酸化繊維ペーパーに、添着用樹脂と炭素粒子との混合物を、添着用樹脂が酸化繊維質量に対して0.8〜6.5倍の量、炭素粒子が最終工程の炭素化処理工程後における無定形炭素含有量(B)と炭素粒子含有量(C)との質量比[C/(B+C)]で0.65〜0.95となる量、添着した後、空気中、温度150℃〜400℃、圧力0.5〜1.8MPaで酸化安定化処理し、次いで、不活性ガス中、温度500〜2500℃で炭素化処理することを特徴とする、炭素繊維4と、炭素粒子6を含み前記炭素繊維同士の交差部を接合する無定形炭素8とからなる固体高分子型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維シート2の製造方法。
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【課題】平面平滑性が付与され、取扱性(高引張強度、高曲げ撓み量)、柔軟性が付与された炭素繊維シートを提供する。
【解決手段】炭素繊維織物又は炭素繊維フェルト4の一面又は両面に炭素繊維ペーパー6が積層されて一体化してなる炭素繊維シート2とする。この炭素繊維シートは、厚さが150〜600μm、目付が40〜200g/m2、引張強度が0.5N/cm以上、引張伸度が1%以上、曲げ強度が1〜50MPa、曲げ撓み量が1〜5mmであり、ペーパーの積層面の平面平滑性がRa=15μm以下であることが好ましい。
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【課題】多孔質な形状で、弾性があり、柔軟性に富み、取扱性の良い固体高分子型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維シートを提供する。
【解決手段】炭素繊維4と、炭素粒子6を含み前記炭素繊維4同士の交差部を接合する無定形炭素8とからなる固体高分子型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維シート2であって、無定形炭素含有量(B)と炭素粒子含有量(C)との合計に対する炭素粒子含有量(C)の質量比[C/(B+C)]が0.65〜0.95であり且つ炭素繊維含有量(A)に対する無定形炭素含有量(B)と炭素粒子含有量(C)との合計の質量比[(B+C)/A]が1.50〜5.00である固体高分子型燃料電池ガス拡散層用炭素繊維シート。
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【課題】画像診断装置の検査台を改良することなく、既存の画像診断装置の検査台にも適用でき、画像診断装置の検査台の任意の位置に被治療者の頭部を固定でき、手術の途中に治療操作の良否や治療の効果を確認する。
【解決手段】板状に形成される部材を馬蹄形状に形成してなる平面状台座2と,被検者の頭部を周回するように形成され、一端が開放されるアーム状に形成され、アーム10の開放端近傍にアーム10の内側に向かって突出し、被検者の頭部を固定する固定ピン11,12を有する固定枠3と,平面状台座2に設けられ、アーム10の開放端と対向する位置で互いに直交する2軸に回転可能に固定枠3を支持する2軸回転の支持機構4と,一端が平面状台座2に、他端が固定枠3のアーム10に設けられ、固定枠3のアーム10を被検者の頭部に周回して固定ピン11,12で固定する位置で固定枠3のアーム10を支持固定する支持部材5とによって構成する。 (もっと読む)


【課題】 手術の内容に応じて被治療者に必要な体位を取らせ手術を行っている最中、あるいは、被治療者に必要な体位を取らせ手術を行った後、被治療者の体位を保持したまま手術台装置の手術台から画像診断装置の検査台に移動できる診療用体位保持装置を提供すること。
【解決手段】 被検者または被治療者を載置し、被検者または被治療者を検査の内容または手術の内容に応じて必要な体位に変更することのできる板状の受け部2と、受け部2を支持すると共に、受け部2に載置された被検者または被治療者が検査の内容または手術の内容に応じて必要とする体位に合わせて受け部2を変更し、変更した状態を保持する支持機構3と、受け部2と支持機構3を上部に設け、下部に移動可能な移動手段19を備え、手術台装置の手術台21上、ストレッチャー40上、画像診断装置30の検査台31上を移動する基部とによって構成する。 (もっと読む)


【課題】物質移動、伝熱に優れた性質を有する炭素繊維紙を提供する。
【解決手段】繊維同士の間隙で形成される平均孔径が10〜20μmの細孔と、平均孔径が50〜500μmの、一方の面4から他方の面6にわたって貫通されてなる貫通孔8とを複数有する炭素繊維紙2であって、炭素繊維紙2の一方の面4から他方の面6にわたる垂直な面に沿った貫通孔8の断面が台形状で、台形の上底Buと下底Blとの比(Bu/Bl)が1.1〜2.0であり、炭素繊維紙2の一方の面4及び他方の面6に平行な面に沿った貫通孔8の断面が円状で、貫通孔断面の真円度が20%以下である炭素繊維紙。
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【課題】マトリックス樹脂の優れた機械的特性及び熱的特性を損ねることなく、靭性(タフネス)が付与された複合材料を得るためのプリプレグと、その製造方法を提供すること。
【解決手段】強化繊維とマトリックス樹脂とからなるプリプレグにおいて、このプリプレグの外層を構成するマトリックス樹脂は、熱硬化性樹脂からなり、このプリプレグの内層を構成するマトリックス樹脂が有機又は無機系の中空粒子を含むことを特徴とする耐衝撃性プリプレグ。プリプレグ全体の体積に対する有機又は無機系の中空粒子の空隙部分の体積の割合(空隙率)は、1〜3体積%の範囲にあるものが好ましい。内層を構成するマトリックス樹脂は、熱可塑性樹脂を含むものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】高強度、高伸度の炭素繊維の製造方法を提供する。
【解決手段】アクリロニトリルとイタコン酸とを重合してなる共重合体を紡糸して単繊維繊度が1.22〜1.33dtexの糸を得、70〜150℃で乾燥緻密化し、温度100〜130℃、延伸比3.0〜5.0倍の条件で湿熱延伸処理し、イオン伝導率1μS/cm以下の水で水分率25〜50質量%に調整された前駆体繊維を得る工程と、前駆体繊維を耐炎化炉の1室目では温度250〜260℃、延伸比1.01〜1.10倍、2室目以降では1室目の温度以上280℃未満の温度、延伸比0.95〜1.00倍の条件で、耐炎化炉でのトータル延伸比が1.01〜1.08倍となるように耐炎化処理して耐炎化繊維を得る工程と、不活性雰囲気中、耐炎化繊維を温度300〜800℃の条件で予備炭素化処理した後、不活性雰囲気中、温度300〜1420℃で炭素化処理する工程とを有する炭素繊維の製造方法。 (もっと読む)


【課題】反応性に優れた熱又は放射線硬化用樹脂組成物、及びこの樹脂と繊維強化材とからなる、特に航空・宇宙分野で利用可能な複合材料・部材を成形するための、プリプレグを提供することを目的とする。
【解決手段】ノボラック型エポキシ樹脂を主成分とするエポキシ樹脂成分と、この樹脂成分1kg当たり0.005〜0.5モルの特定式で表されるホウ素系ジアリルヨードニウム塩である重合開始剤と、粘度調節剤とからなる熱又は放射線硬化用樹脂組成物であって、この樹脂組成物の粘度が50℃で50Pa・s以上である熱又は放射線硬化用樹脂組成物、及びかかる樹脂組成物を繊維強化材に含浸せしめて得られるプリプレグ。 (もっと読む)


【課題】従来のものよりもより高性能(高強度、高弾性)な複合材料を得ることができる、表面特性や強度や弾性率が向上した高強度炭素繊維を提供することにある。
【解決手段】L*a*b*表色系における彩度(ΔC*ab)が1.2以上で、且つ、L*a*b*表色系における色度b*が0以上である高強度炭素繊維である。これらは、例えば、炭素繊維の硝酸を用いる電解処理によって得られるが、かかる処理により炭素繊維の表面脆弱層が除去され、また表面付近の微細構造が緻密となるので、機械的特性に優れたものとなり、樹脂含浸ストランド強度が6000MPa以上、樹脂含浸ストランド弾性率が340GPa以上、密度が1.76g/cm以上の性能を示す。 (もっと読む)


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