説明

東邦テナックス株式会社により出願された特許

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【課題】ゴムとの接着性が良好であり、屈曲変形等の応力変形に対して優れた耐疲労性を発揮するゴム補強用コード及び繊維強化ゴム材料を提供する。
【解決手段】ポリアミドが、該炭素繊維束に該炭素繊維束100重量部に対して5〜20重量部付着しているゴム補強用コードとする。また、上記ゴム補強用コードで補強されている繊維強化ゴム材料とする。 (もっと読む)


【課題】強度が高く、ガス拡散電極を製造する際の取扱性が良好な炭素繊維シート及びその製造方法を提供する。
【解決手段】一方向Xに配向した連続炭素繊維層2の両面に炭素繊維の短繊維からなるペーパー4a、4bが積層されてなり、嵩密度が0.30〜0.55g/cm3、炭素含有率が94質量%以上である炭素繊維シート100とする。この炭素繊維シート100は一方向に配向した連続酸化繊維からなる中間層又は一方向に配向した連続炭素繊維からなる中間層の両面に、酸化繊維の短繊維からなる原料ペーパー層又は炭素繊維の短繊維からなる原料ペーパー層を貼り合わせて積層シートを得、得られた積層シートを温度160〜270℃、圧力2.5〜25MPaで圧縮熱処理した後、1300〜2300℃で炭素化処理することによって容易に製造できる。
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【課題】樹脂トランスファー成形法を用いたサンドイッチ積層板の製造方法において、繊維強化材に対する樹脂の含浸性を良くし、ボイドの少ないサンドイッチ積層板を製造する方法を提供すること。
【解決手段】繊維強化材、発泡コア、繊維強化材の順に積層されたサンドイッチ積層板の製造方法において、発泡コアとして、その両面に樹脂注入路と樹脂排出路を交互に且つ互いに実質的に平行に設けたものを用い、熱硬化性樹脂を、樹脂注入路から注入し樹脂排出路から排出することにより、繊維強化材に含浸せしめることを特徴とする方法。 (もっと読む)


【課題】マトリックス樹脂の優れた機械的特性及び熱的特性を損ねることなく、靭性(タフネス)が付与された複合材料を得るためのプリプレグと、その製造方法を提供すること。
【解決手段】強化繊維とマトリックス樹脂とからなるプリプレグにおいて、プリプレグの外層を構成するマトリックス樹脂は、熱硬化性樹脂からなり、プリプレグの内層を構成するマトリックス樹脂は、内層を構成するマトリックス樹脂全体の40重量%以上が熱可塑性樹脂からなることを特徴とする耐衝撃性プリプレグ。 (もっと読む)


【課題】繊維強化プラスチック(FRP)成形品の機械特性を低下させず、形状安定性に優れた、プリフォーム基材又はプリフォームを提供すること。
【解決手段】サイズ剤で収束された炭素繊維束であって、JIS L 1096(B法)に規定する剛軟度が25℃で60〜400gf・cmの範囲であり、60℃以上で剛軟度が30gf・cm以下に低下する炭素繊維束を含有する織物Aと、熱可塑性繊維を交織した炭素繊維の織物Bを積層した積層体からなるプリフォーム基材と、かかる基材を60〜150℃の賦形温度に加熱し、熱可塑性繊維を溶融させて織物層間を接着させ、次いで冷却することからなるプリフォームの製造方法。これらのプリフォーム基材、又は、プリフォームを用いて、樹脂トランスファー成形法又はレジンフィルムインフュージョン成形法により繊維強化プラスチック成形品が得られる。 (もっと読む)


【課題】マトリックス樹脂の主成分として用いた、芳香族ビスマレイミド樹脂の特性である耐熱性を損なうことなく、優れた靭性を付与した繊維強化プリプレグ及び複合材料を提供すること。
【解決手段】
特定の一般式で表される芳香族ビスマレイミド(A)の40〜70重量部、特定の一般式で表されるアルケニルフェノール(B)の60〜30重量部、(A)と(B)の合計量に対して、熱可塑性樹脂のポリエーテルイミド(C)が1〜10重量%、及び(A)と(B)の合計量に対して、ガラス転移温度が200℃以上である非晶性ポリイミド(D)が15〜50重量%の割合からなる樹脂組成物を、繊維強化材に含浸させてなるプリプレグと、かかるプリプレグを加熱硬化して得られる複合材料。複合材料においては、(D)成分が積層層間に局在化し、相分離構造を形成している。 (もっと読む)


【課題】
超高速回転に安定的に耐え得る、繊維強化樹脂製の遠心分離機用ローターを、一体成形により提供すること。
【解決手段】
外周側壁部と底部とセンターボス部とからなる遠心分離機用ローターを一体成形する方法であって、外周側壁部には、円周方向に強化繊維が配向した一方向配列繊維強化材からなるプリプレグを用い、底部には、強化繊維の配向方向が回転軸を中心に円周方向にほぼ等間隔にずれて擬似等方性をなすように積層された複数枚のドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層体を用いる方法において、かかる両者のつなぎ目を、底部を構成する前記ドーナツ状の繊維強化樹脂シートの積層成形体のうち一部又は全部を、半径方向外周側に底部よりも延出して大きめにカットし、この延出部分にほぼ等間隔に複数の切り込みを入れ、この切り込みの入った延出部分を前記外周側壁部の下部に重ねて配置して成形することからなる一体成形方法。 (もっと読む)


【課題】炭素繊維前駆体繊維のストランドの耐炎化処理を効率良く、且つ安全に操業できる耐炎化処理炉を提供する。
【解決手段】複数の熱処理室を積層すると共に、該熱処理室の両側に折返しロールを収納した特定のロール収納室を各熱処理室毎にそれぞれ配設し、原料ストランドが供給されるロール収納室に原料ストランドが通過する水シール浴を設け、耐炎化繊維ストランドが取出されるロール収納室にエアカーテンを備えた耐炎化繊維ストランド取出し口を形成した耐炎化処理炉。 (もっと読む)


【課題】外内寸法に精確度が要求されるような断面が角形のFRP製角パイプを、プリプレグを用いて、オートクレーブやホットプレスを用いる圧縮成形法で、容易に成形体として得る方法を提供すること。
【解決手段】FRP製角パイプを成形するに際し、断面が角形のマンドレル(中子)にプリプレグを巻回・積層し、このプリプレグの表面に、角パイプの外型となる分割型の型枠を装着・固定し、次いで、型枠を加熱・加圧することからなるFRP製角パイプの成形法。 (もっと読む)


【課題】炭素化炉上部に形成されてなり、排ガスダクトから排ガスをスムーズに抜き出すことができる排ガス収集ボックスを提供する。
【解決手段】互いに平行に並んで上方から下方に炭素化炉2内を走行する酸化繊維ストランド群8を焼成して炭素繊維を製造する炭素化炉2の上部に形成されてなる排ガス収集ボックス4であって、その上壁18に酸化繊維ストランド群搬入スリット10を、下壁に酸化繊維ストランド群搬出スリットを有すると共に、前記排ガス収集ボックス4の上部側に且つ背壁20a近傍に、排ガス収集ボックス4の背後上方に向かって突き出した幅広の排ガスダクト14を有する構成とする。
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