説明

日立造船株式会社により出願された特許

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【課題】扉体の底面に設置する水密ゴム膜の変形量を小さくする。
【解決手段】流入する水の方向に高さ方向の平面内で起立揺動して開口部或いは出入口を遮断する扉体12を有する浮体式フラップゲート11である。扉体12に設けるヒンジ機構を、先端側12bと基端側12aの側面に取り付けるピン12c、12dと、両側の側部戸当り13に設けた、扉体12の回転中心cを中心とする円弧状の溝13a,13bとで構成する。ヒンジ機構のガイド機構を、扉体12の基端側12aに設けた凹円弧状の接触面12aaと、基台14に設けた、前記接触面12aaと対をなす凸円弧状の接触面14aaとで構成する。扉体12の基端側12aと基台14を繋ぐ水密ゴム膜15を、扉体12の回転中心cを通るように配置する。
【効果】水密性の低下や水密ゴム膜の損傷を最小限にできる。また、強靭で柔軟な水密ゴム膜が必要でないので、使用可能なゴムの種類が増加する。 (もっと読む)


【課題】扉体の起立状態を維持する機能を備え、望ましくは扉体の開閉機能をも備えること。
【解決手段】開口部に設置され、水が流入する際、開口部を遮断すべく、流入する水の方向に高さ方向の平面内で、基端側を支点として先端側が起立揺動する扉体2の先端側に一端を繋いだワイヤロープ4aの他端に取付けたカウンタウエイト4fの重量で流入初期の扉体2の浮上動作を補助する浮体式フラップゲート1である。ワイヤロープ4aを巻き取るワイヤドラム4bの回転軸4dに、扉体2起立させる方向にのみ回転が可能な一方向クラッチ9を設置する。一方向クラッチ9を正逆回転させるウオームギヤ減速装置8bをさらに備える。
【効果】扉体は、起立時に不要な揺り戻し動作をせず、起立完了時に作用波力が変動しても動揺しないので、扉体に衝撃的な荷重が作用しない。また、水位が低下した際も起立状態を維持するので、ピット内に流れ込んだ漂流物の清掃作業を行える。 (もっと読む)


【課題】広大な面積の浸透取水施設を必要としないようにする。
【解決手段】海底の砂層内に取水配管を埋め込み、海中から砂層内を自然浸透してきた海水を取水配管内に導入して海水を取水する海水の浸透取水ろ過方法である。海水浸透速度を400m/日以下でできるだけ大きい速度とする。砂層を潮流や波浪の水粒子速度がない静穏海域に設置して、砂層の表層に取り込まれた生物、金属または懸濁物質を人為的に取り除いて目詰まりを防止する。
【効果】短期間での取水量が大量となり、従来に比べて取水面積を小さくすることができる。 (もっと読む)


【課題】生産性を高めることができるとともに均一な蒸着膜を形成することができる真空蒸着装置および真空蒸着方法を提供する。
【解決手段】フィルムFを外周に沿わせて連続的に送る冷却ドラム21を備え、このフィルムFの外周側に、有機材料を加熱して蒸発させるとともに放出させて当該フィルムFに負圧下で蒸着させる蒸発源31を4基配置した真空蒸着装置1であって、上記蒸発源31のうち、第1蒸発源31Aおよび第2蒸発源31Bは、同一の有機材料を蒸着させるものであり、上記第1蒸発源31Aは蒸発させた有機材料の放出量を調整し得るバルブ駆動部33を有せず、第2蒸発源31Bは当該バルブ駆動部33を有するものであり、上記第1蒸発源31Aおよび第2蒸発源31B以外の他の蒸発源31C,31Dは、上記バルブ駆動部33を有するものである。 (もっと読む)


【課題】マトリクス樹脂を強化繊維基材に良好に含浸することができる繊維強化樹脂シートの製造方法及びその製造装置を提供する。
【解決手段】一対の押圧部材の間に、強化繊維が一方向に引き揃えられた強化繊維基材Fと、流動可能な状態のマトリクス樹脂Pとを供給し、一対の押圧部材11、12で、強化繊維基材Fとマトリクス樹脂Pとを押圧することにより、強化繊維基材Fにマトリクス樹脂Mを含浸させる繊維強化樹脂シートの製造方法である。一対の押圧部材11、12のうち少なくとも一方の押圧部材11として、表面に複数の突起11aが形成された押圧部材を用い、一対の押圧部材11、12の間において、強化繊維基材Fを押圧することにより、複数の突起11aで強化繊維をほぐしながら、マトリクス樹脂Pを強化繊維基材Fに含浸させる。 (もっと読む)


【課題】高い電池性能を有し且つ連続的に製造することができる固体組二次電池の製造方法を提供する。
【解決手段】正極層11、固体電解質層12および負極層13からこの順で形成した薄膜電池要素単体10を、帯状正極集電体1に複数配置するとともに、帯状負極集電体3を介して積層した固体組電池の製造方法であって、上記帯状正極集電体1の表裏面に、開口部21が長さ方向に複数形成された帯状熱融着フィルム20を配置し、上記薄膜電池要素単体10の正極層11を上記帯状正極集電体1に接触させるように、当該薄膜電池要素単体10を上記各開口部21に配置して、隣り合う薄膜電池要素単体10の両負極層13で上記帯状負極集電体3を表裏面から挟み込むように、上記帯状正極集電体1と帯状負極集電体3とを交差させて交互に折り込んで、積層体を形成し、この積層体を、上記薄膜電池要素単体10の積層方向に加圧する。 (もっと読む)


【課題】シール装置で基板や蒸着膜を傷つけることなく、高品質の蒸着膜を連続的に得られる連続真空蒸着装置を提供する。
【解決手段】基板Kをその長さ方向に送ることで連続的に基板Kを真空容器6に通過させて、真空容器6の内部で連続的に基板Kに蒸着を行う連続真空蒸着装置であって、基板Kを真空容器6の内部から外部に導く下流側開口部に、基板Kを通過させるとともに真空容器6の内部を気密にし得るシール装置60が設けられ、シール装置60が、基板Kの表裏面との間に隙間を有して配置されたシール部63と、シール部63に保持されて隙間を密封する磁性流体69とを備える。 (もっと読む)


【課題】 水分の共存下、および高温・低圧の条件下でも、高二酸化炭素透過分離性を実現できる、二酸化炭素選択的透過複合型ゼオライト分離膜、その製造方法、および二酸化炭素選択的透過分離膜エレメントを提供する。
【解決手段】 二酸化炭素選択的透過複合型ゼオライト分離膜は、多孔質基体とこれの表面に製膜されたゼオライト膜とよりなるゼオライト分離膜の細孔内に、多数のアミノ基含有分子が固定化されており、二酸化炭素分子が、ゼオライト分離膜の細孔内をアミノ基含有分子のアミノ基との結合・解離により通過して、膜分離されるようになされていることを特徴とする。アミノ基含有分子が、モノプロトン化エチレンジアミンによるイオン交換によって、ゼオライト分離膜の細孔内のイオン交換サイトに固定化されていることが好ましい。ゼオライト膜を構成するゼオライトが、フォージャサイト(FAU)型ゼオライトであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】流入初期に生活空間や地下空間へ越流せず、水位低下時にも倒伏がし難くなることがなく、かつ急激に倒伏しないようにする。
【解決手段】開口部或いは出入口に設置され、水が流入する際、開口部或いは出入口を遮断すべく、流入する水wの方向に高さ方向の平面内で扉体12の先端が基端を支点とする起立揺動可能に構成した浮体式フラップゲート11である。扉体12の先端部にロッド13を取付ける。ワイヤロープ14の一端をロッド13に、他端は定滑車16,17を介してカウンタウエイト20に取付ける。起立又は倒伏途中における扉体12の水平面に対する傾斜角θが10度〜80度になった時にカウンタウエイト20が最下点となるように定滑車16を設置する。
【効果】流入初期には越流を防止できる、倒伏完了前には急激な倒伏を防止できる。また、起立完了時の衝撃を緩和でき、倒伏初期には水位ヘの追従性が良くなる。 (もっと読む)


【課題】 分離膜モジュールの管板に、分離膜エレメントをシール部材を介して取り付ける作業、あるいはまた分離膜エレメントの取替え等のメンテナンス作業の作業性が容易であり、しかも各種使用条件下での耐性に優れているうえに、コスト的に有利である、分離膜モジュールにおける分離膜エレメントの取付装置を提供する。
【解決手段】 分離膜モジュール1における分離膜エレメント3の取付装置は、シール部材が、例えばグラファイト製の平面よりみて欠円形を有する複数個の欠円形パッキン7によって構成されている。分離膜エレメント3の上端部3aに複数個の欠円形パッキン7が複数段重ねられて嵌め被せられ、上下に隣り合う欠円形パッキン7a,7bの欠損部8,8同士が、平面よりみて相互に異なる位置に配せられ、複数段の欠円形パッキン7が管板取付孔11の内方突出環状受け部12に受け止められ、押さえ金具20のねじ込みにより複数段の欠円形パッキン7が環状受け部12に押圧せしめられて、密封が果たされる。 (もっと読む)


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