説明

栄研化学株式会社により出願された特許

1 - 10 / 67


【課題】細菌を通常の培養条件下で培養することにより、その細菌がメタロ−β−ラクタマーゼ産生菌であるかどうかの判別をする方法を提供する。
【解決手段】分離培養した細菌をβ−ラクタム薬および金属−EDTAキレート錯体とともに培養することにより、金属−EDTAキレート錯体の存在下と非存在下での被検菌の発育状況を比較して、発育に対する金属−EDTAキレート錯体による影響の有無を調べることにより、被検菌がメタロ−β−ラクタマーゼを産生しているかどうかを判別することが可能となる。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、類似する遺伝子の識別と、わずかな塩基配列の相違の正確な検出を同時に達成することができる新規な反応原理を提供することである。
【解決手段】本発明は、相補鎖合成を完了した3'末端が自身の塩基配列上に存在する標的塩基配列に由来する特定の領域にハイブリダイズして次の相補鎖合成の起点となる核酸の合成方法に基づいている。本発明においては、変異や多型を検出すべき特定の領域に対して繰り返しハイブリダイズが行われることから、標的塩基配列における変異や多型が反応生成物に正確に反映される。 (もっと読む)


【課題】B/F分離処理を含む免疫測定技術において、B/F分離に用いるノズルが不溶物により詰まるという問題を解決する。
【解決手段】反応容器内の抗体結合担体又は抗原結合担体に反応した抗原又は抗体と未反応な遊離抗原又は遊離抗体を洗浄し前記未反応な遊離抗原又は遊離抗体を吸引部(ノズル)により吸引することで分離するB/F分離部を備えた免疫測定装置であって、前記B/F分離部の前段に、前記反応容器に光照射を行う発光部と、反応容器の透過光を測定する受光部と、を備えた測光部と、前記受光部における受光強度に基づいて、前記吸引部の詰まりの原因となる不溶物の有無を判定する不溶物判定部と、を有することを特徴とする免疫測定装置。 (もっと読む)


【課題】イムノクロマトグラフィー法に用いる、液体の試料が試験片に浸透する時間を適正に制御し、確実に検査を実行することができる検査容器を提供する。
【解決手段】試験片20の支持台13・・・を有する容器本体11と、支持台上の試験片20に試料を滴下するために開口した滴下口14を有し、かつ、滴下口14から試料が移動する方向に離れた位置に測定窓15を有する容器蓋部12とから成り、イムノクロマトグラフィー法に用いる検査容器について、試験片20を支持台13−1に押し付ける度合いによって、試料が試験片20を移動する時間を制御するために、支持台上の試験片20に向かって突出し、試験片20を押し付ける突条部分22を容器蓋部12の滴下口14の口縁に設ける。 (もっと読む)


【課題】副容器に形成された隔壁を切断する切断部を容器本体側に設けておき、副容器を容器本体に装着したときに当該隔壁が切断されて、副容器に収容された内容物が容器本体内に流入するようにした複式容器において、副容器内の圧力が高い状態のまま容器本体に装着して副容器の隔壁を切断した場合であっても、隔壁が切断される際に、副容器内の圧抜きがなされるようにする。
【解決手段】収容室30の一部を画成する隔壁30aと、この隔壁30aが形成された部位を含む筒状垂下部312とを備える密封された容器3を、軸方向と平行に立ち上がる円筒部の上端側を軸方向に対して斜めに切り取った形状とされた切断部221を筒状垂下部312に挿入し、切断部221の外周面が筒状垂下部312の内周面に密着した状態で隔壁30aを切断することによって開封するにあたり、切断部221の上端面に切り欠き部221cを形成する。 (もっと読む)


【課題】HIV抗原を免疫学的に測定する前にHIV抗体を不活化する方法において、抗原の安定性を保持しつつHIV抗体を効果的に不活化する方法およびそれに用いる試薬を提供する。
【解決手段】非イオン性界面活性剤を含有する酸性アミノ酸緩衝液に還元剤であるチオール基を有する化合物および/またはホスフィンを添加した前処理液中で、試料の加熱処理を行うことを特徴とする、HIV抗原検出の前処理法、その前処理法を行う工程を含む免疫学的測定法、それらの方法のための試薬および試薬キット。 (もっと読む)


【課題】抗菌薬の安定性を損なわず、短時間で容易かつ正確に薬剤耐性菌の検出が可能な方法および検出用ディスク試験片の提供。
【解決手段】抗菌薬を含有しているディスク試験片と検出対象菌が増殖可能な固体培地を組み合わせて用いる多剤耐性菌の検出方法であって、ディスク試験片が、カルバペネム系抗菌薬、フルオロキノロン系抗菌薬およびアミノグリコシド系抗菌薬からなる少なくとも3種の抗菌薬を含有していることを特徴とする方法および検出用ディスク試験片。抗菌薬を含有しているディスク試験片と検出対象菌が増殖可能な固体培地を組み合わせて用いるバンコマイシン耐性菌の検出法であって、ディスク試験片が、(a)ポリペプチド系抗菌薬、モノバクタム系抗菌薬、キノロン系抗菌薬から選択される2種以上の系統の抗菌薬および(b)グリコペプチド系抗菌薬からなる少なくとも3種の抗菌薬を含有していることを特徴とする方法および検出用ディスク試験片。 (もっと読む)


【課題】迅速に行うことができるポリヌクレオチドの合成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】ループを形成することができる構造を持ったポリヌクレオチドを鋳型とし、このループに相補鎖合成の起点を与えることができる複数のプライマーを組み合わせて用いる、等温で迅速に行うことができるポリヌクレオチドの合成方法。 (もっと読む)


【課題】抗菌薬を併用投与して多剤耐性菌の化学療法を行う際に、薬剤併用効果の適否を判定する簡便な薬剤感受性検査法が必要とされている。
【解決手段】1乃至3濃度の定められた薬剤濃度を用い、2もしくはそれ以上の抗菌薬剤を混合して薬剤感受性検査を行うことにより、従来法と比較して時間および費用を節約できる、薬剤併用効果の適否を判定する薬剤感受性検査法を提供する。また、これらを組み合わせることにより、薬剤併用効果の適否を判定する検査キットを構成することが可能である。 (もっと読む)


【課題】本発明の課題は、特に1ml以下の微少な量の液体を操作する場合にも負担が掛からず、簡単な操作で精度良く採取することができ、しかも使い捨てが可能な安価の計量スポイトを提供することにある。
【解決手段】本発明の定量液体採取用スポイトは、一端が開口した開口端部からなる内部に管路が形成された管体部と該管体部の他端の基端部に屈曲自在の連結管部を介して押圧部を連結し、少なくとも前記管体部の開口部から前記連結管部まで管路が連通してなり、前記押圧部を押圧変位させることにより前記連結管部が屈曲されて所定量の容積が減少し、続いて押圧を解除したときの形状復帰により開口端部より所定量の液体を前記管体部内に採取することを特徴とする。 (もっと読む)


1 - 10 / 67