説明

応用地質株式会社により出願された特許

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【課題】 二重の遮水シートの破損の有無の検知及び破損箇所の推定を短時間で容易に行うことができる遮水シートの漏水検知方法を提供する。
【解決手段】下層遮水シート1と上層遮水シート2との間を隔壁6によって複数に区画し、各区画室7内に少なくとも一つの測定電極10を配置し、上層遮水シート2の上部及び下層遮水シート1の下部に電流電極11を配置し、測定電極10及び電流電極11を電気漏水検知装置に接続し、電気漏水検知装置により各測定電極10と各電流電極11との間に電圧を印加することにより、各測定電極10に対応する各区画室7の下層遮水シート1及び上層遮水シート2の破損の有無の検知及び破損箇所の推定を行う。 (もっと読む)


【課題】コンクリート構造物の表面及び内部における泥濘化、ポーラス化などの劣化状況を面的に客観的に把握できるようにする。
【解決手段】送信アンテナから電磁波を放射すると共に反射波を受信アンテナで受信する電磁波レーダを、コンクリート構造物の表面上で面的に設定した多数本の測線に沿って走査して平面座標位置に対応した反射波データを記録し、各反射波データについて、(1)コンクリート表面近傍からの直接波を抽出して振幅最大値を求め、その平面分布図を作成することで電磁波振幅の減衰度が大きい表面劣化箇所を2次元的に把握する表面解析、(2)コンクリート内部からの散乱波の振幅値のRMS値を求め、その平面分布図を作成することで電磁波散乱度の大きい内部劣化箇所を2次元的に把握する内部解析、を行い、上記(1)及び(2)の結果を組み合わせて、表面及び内部のコンクリートの劣化状況を診断する。 (もっと読む)


【課題】水深の深い大規模河川であっても比較的容易に計測機器を設置でき、必要な精度で経時的に河床洗掘状況をモニタリングできるようにする。
【解決手段】データロガー機能を備えた水圧計22を重錘機能を有する保護容器24に内蔵した構造の河床部水位計12を、河床部10上に設置して、河床洗掘量を含む相対的な水位を経時的に計測しデータを蓄積すると共に、固定点に水面計測水位計14を設置して絶対的な水位を計測し、前記河床部水位計による水位計測値と前記水面計測水位計による水位計測値を読み出し、それらを同期させて両者の差を順次求めることにより、河床変形の進行状況をモニタリングする。 (もっと読む)


【課題】 簡易な構造で安価であり、トンネルのモニタを実質的に行うことの可能なトンネルの施工方法及びこれが実施されるトンネルを提供すること。
【解決手段】 トンネル内壁に鋼管膨張型の超音波式軸力計測ロックボルト10を打設しトンネル内壁の変位によりロックボルトに発生する軸力をモニタしながらトンネルを掘削する。上記ロックボルトが膨張可能な鋼管20と複数の標点55を有する軸力計測用の計測棒50とを備える。ロックボルトを支保工の一部としてトンネル内壁に打設すると共に膨張させて地山と密着させる。そして、このロックボルトに生じる軸力分布を支保工の設計に反映させる。打設・膨張後、ロックボルトに発生する軸力のモニタを開始し、計測棒の露出部である入射部11から超音波を入射させると共に標点55から反射波の受信時間差を求めることにより軸力分布を算定する。 (もっと読む)


【課題】 簡易且つ正確に軸力を計測しうる超音波式軸力計測ロックボルト及びロックボルト軸力計測方法を提供すること。
【解決手段】 鋼管膨張型の超音波式軸力計測ロックボルトであって、膨張可能な鋼管20と超音波反射用の標点N1−5を有する軸力計測用の計測棒50とを備える。標点として計測棒に切欠を形成し、当該計測棒における当該切欠の程度を当該計測棒の終端面52側ほど大きくする。計測棒を二本以上備え、各計測棒に切欠群をそれぞれ形成し、ある計測棒と他の計測棒との切欠群G1,G2の計測棒長手方向に対する位置を異ならせるとよい。切欠の程度としては、計測棒の長手方向に対する直交断面における全断面積に対する前記切欠の縦壁部の面積の比率である切欠面積率を用いることができる。 (もっと読む)


【課題】地表に配置した震源のみで坑井間トモグラフィ測定データを作成できるようにして、坑井内震源を不要とする。
【解決手段】一つの坑井内の起震点から地中を伝播する弾性波を、他の坑井内の多数の受振点で受振し、起震点を変えて受振波形を記録することにより、坑井間トモグラフィ測定データを得る弾性波トモグラフィ法である。複数の震源10を、坑井14内ではなく地表12に配置すると共に、複数の坑井内に多数の受振器16を設置し、地表の異なる起震点で実際に震源により起震して地中を伝播する弾性波を各坑井内の多数の受振器で受振して受振波形を記録し、各受振器での受振記録の相互相関をとることにより、一つの坑井内の受振器位置が仮想震源となり、他の坑井内で前記仮想震源による弾性波の受振記録が合成されるようにし、それによって擬似的に坑井間トモグラフィ測定データを作成する。 (もっと読む)


【課題】精度の高い地中密度を算出することができる回転防止装置およびこの回転防止装置を使用した地中密度の測定方法を提供することである。
【解決手段】地表面上から地中に空けた縦孔20に吊り下げて該縦孔20の孔径Lおよび孔壁面に形成された空隙部20a、20bの奥行長La、Lbを測定する孔径測定器50と、該縦孔20の周りの密度検層値を測定する密度検層測定器60に装着可能な回転防止装置10であって、前記地表面上に設置の支持架台12と、前記支持架台12に対して昇降可能な状態で回転しないように取り付けられたロッド部材14とからなり、前記ロッド部材14の他端部は、前記孔径測定器50および前記密度検層測定器60に対して脱着可能となっている。 (もっと読む)


【課題】精密機械産業等で使用された揮発性有機塩素化合物で汚染された土壌や地下水を微生物を活性化して有機塩素化物を分解して浄化するにあたり、炭素源を地盤中に注入して微生物の活性化を行うが、土壌への適切な浸透性を有し、広範囲の処理を効果的に行い得る土壌、地下水用浄化剤を提供する。
【解決手段】本発明の土壌、地下水用浄化剤は、液体油脂と、液体油脂重量の0.5〜50重量%のノニオン系界面活性剤と、ノニオン系界面活性剤重量の50〜400重量%の多価アルコールと水とを、水中油型に乳化した乳化物よりなり、油滴の平均粒径50μm以下であることを特徴とする。本発明の浄化剤は水中油型に乳化した乳化物がD相法により調製されたものであることが好ましい。 (もっと読む)


【課題】 管理が簡易で確実に軸力を測定することの可能なロックボルト軸力測定方法及びロックボルトを提供すること。
【解決手段】 中空の膨張型ロックボルトに作用する軸力を測定する。ロックボルトは管体20に沿って固着又は配設された測定棒50を有する。ロックボルトの施工時に予め測定棒50の露出部である入射部11から超音波を送信すると共に標点からの反射波を受信して標点からの反射波の受信時間差を求める超音波測定を実施する。後に改めて超音波測定を実施して受信時間差の変化により軸力を算定する。 (もっと読む)


【課題】 定置網の設置環境(特に水底の状態)の如何に関わらず、捕獲対象としている水際部にいる魚類を殆ど逃散させることなく一網打尽に捕獲でき、それによって正確な魚類相の調査や外来魚の効果的な駆除が行えるようにする。
【解決手段】 両側が岸に至るように捕獲対象としている水際部を包囲し、水位の低下を利用して、包囲した定置網内の魚類を袋網に追い込み捕獲する方式の定置網である。袋網と袖網を組み合わせ、袖網は、その下縁から網で包囲した水域の内側に向けて補助網を立ち上げることにより袋状の底部を形成する。あるいは袖網の下縁及びその近傍に間隔をおいて複数連となるように重りを設け、幅を持った面で袖網の下縁部が水底に接する構造でもよい。 (もっと読む)


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