説明

河西工業株式会社により出願された特許

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【課題】多色成形品の成形方法及び成形金型であって、キャビティを分割する分割バーによる成形金型への突き当てを回避することで外観性能を高める。
【解決手段】可動側金型41と固定側金型42との型締めにより形成されるキャビティCを分割バー50の動作により2つ以上の複数のキャビティC1,C2に区画するとともに、分割バー50によるキャビティC1,C2の区画時、可動側金型41の型面と分割バー50の先端面50aとの間に間隙dを設定して、従来の分割バーの突き当てによる絞ダメージを回避する。そして、上記間隙dに分割バー50に付設したエア供給系からエアを吹き付け、エアシール作用によりキャビティ外部への樹脂の漏出を規制する。 (もっと読む)


【課題】樹脂成形品に不織布マット等の繊維質マットを超音波加工により一体化する繊維質マットの固定構造であって、樹脂成形品表面に凹凸等の表面不良が生じることがなく、加工時間の短縮化並びに加工設備の簡素化を図る。
【解決手段】ラゲージサイドトリム(車両用吸音部品)10は、ラゲージサイドトリム本体(樹脂成形品)20の裏面に不織布マット30等の繊維質マットが超音波ホーン50により溶着一体化される。超音波ホーン50はフラットな加圧面51に鋭利な凸条52が形成されていることで、不織布マット30の溶着部40は、フラット溶着面41に加えて、樹脂成形品20内部に食い込むV溝42が形成されていることにより、不織布マット30中の繊維が樹脂成形品20の溶融面に簡単に食い込み、アンカー効果が期待できるとともに、樹脂成形品20へのV溝42の形成も短時間で行なえることから、作業性がアップし、かつ外観不良も解消できる。 (もっと読む)


【課題】ラゲージルームを車体前後方向に分割して形成される前後両側分割荷室の仕切りを堅固に構成することにより、収容荷物の隣室への影響や荷物同士の当接による不快音を発しないようにした。
【解決手段】トノボード本体14を二つの分割トノボード14a、14bにより構成し、両分割トノボード14a、14bのうち前側の分割トノボード14aをラゲージルーム12のラゲージフロア12bに対して起立可能に構成して、起立した前側の分割トノボード14aによってラゲージルーム12に前側の分割荷室122と後側の分割荷室121とを形成するように構成し、前側の分割荷室122の内部を分割トノボード14aによって車体後方から視認できないようにすると共に、両分割荷室121、122を比較的剛性の高いトノボード本体14によって仕切った。 (もっと読む)


【課題】 たとえ軽量なパンチングプレートを設けたとしてもミラーユニットの重量をよりバランスよく取付け具延いては車体に受けることができるようにし、しかも、透視面積をより広く確保できるようにした。
【解決手段】 サンバイザ本体11に開口部11aを設け、開口部11aに多数の透孔12aが開口したパンチングプレート12を設けると共に、サンバイザ本体11の左右方向一端側に設けた支軸14および取付けブラケット15により車体の天井部20に回動可能に取付ける車両サンバイザであって、サンバイザ本体11における取付けブラケット15を設けた一端側に偏倚させてミラーユニット13を装着し、ミラーユニット13のミラー部13bをサンバイザ本体11の中央部側に引出して使用するように構成した。 (もっと読む)


【課題】 部品点数が少なくかつ車両のルーフパネルへの取り付け性に優れた車両用成型天井材を提供する。
【解決手段】 樹脂のシートからなり車両のルーフパネル室内側に取り付ける車両用樹脂成形天井材1において、当該天井材1のルーフパネルRPへの取り付け側の所定位置に上部が略平面状の領域を備えた突出部111が形成されるとともに、当該天井材1のルーフパネルRPへの取り付け側と反対側面に当該突出部111に対応して凹み部が形成されている。 (もっと読む)


【課題】 パリソンをブロー成形により所定形状に成形して中空部を有する芯材によりサンバイザ本体を構成し、パリソンによりサンバイザ本体の所定位置にミラーユニットを装着する場合において、ミラーユニットのサンバイザ本体への取付け剛性を高めた。
【解決手段】 パリソン13,14をブロー成形により所定形状に成形して中空部1aを有する芯材11,12によりサンバイザ本体1を構成し、サンバイザ本体1の所定位置にミラーユニット2を埋め込み、ミラーユニット2の取付け部位である張出し爪部7を芯材11により巻き込むことによって、ミラーユニット2をサンバイザ本体1に装着し、ミラーユニット2の鏡体3を支持するベース部材4を中空部1aを介在させずに芯材11に直接添設した。 (もっと読む)


【課題】可動側金型と固定側金型の型締め後、発泡樹脂材料をキャビティ内に射出充填した後、可動側金型を後退させて発泡スペースを確保して、発泡樹脂成形品を成形する成形方法であって、R垂れが生じ易いコーナー部分の形状出しを正確に行なうことで、外観性能並びに相手部品との合わせ精度を高める。
【解決手段】固定側金型40における発泡樹脂成形品10の端末コーナー部11や開口縁コーナー部14対応箇所にフロートコア60を設定するとともに、このフロートコア60を可動側金型30側に向けて付勢させる。従って、可動側金型30の後退時、フロートコア60が可動側金型30方向に未発泡状態の半成形品Pを押圧し、可動側金型30の型面形状に追従させることで、シャープなコーナーラインの現出を可能とする。 (もっと読む)


【課題】積層構造体を一部に含む内装部品であって、製品の軽量化を図るとともに、発泡樹脂基材の成形性能を高める。
【解決手段】ドアトリム10は、軽量で、かつ保形性を有する発泡樹脂基材21の裏面に樹脂リブ22が積層一体化され、かつ表面に加飾材23を貼付した積層構造体(ドアトリムアッパー)20と樹脂単体品(ドアトリムロア)30とから構成され、高温に加熱軟化処理した発泡樹脂シートSの一面側には、ドローダウンを抑制するドローダウン抑制層24が一体化されているため、高温に発泡樹脂シートSを加熱処理しても扱い易く、かつ成形金型40へのセット時、垂れ下がることがないため、発泡樹脂基材21の成形性を高めるとともに、加熱工程を廃止した加飾材23を発泡樹脂シートSと重ね合わせて発泡樹脂シートSの余熱により加飾材23を軟化させて一体成形する。 (もっと読む)


【課題】 フィニッシャ部材における通常時の剛性を高めると共に、側突時には衝撃により折曲して乗員に対する衝撃を確実に吸収すべくなした車両用内装部品を提供する。
【解決手段】 ドアトリム本体1の側壁部に車室側に突出する棚状部3を設け、棚状部3の上面に硬質のフィニッシャ部材5を載置装着すると共に、フィニッシャ部材5に、車両の側突等の際にフィニッシャ部材5を車両前後方向に折曲して、側突等による乗員の衝撃を吸収する低剛性部6を形成する場合、低剛性部6を、フィニッシャ部材5にその車両前後方向全長に対して間欠的にそれぞれ配置された直線状の薄肉部8,9を形成して構成した。 (もっと読む)


【課題】自動車用内装部品及びその製造方法であって、軽量化及びコストダウンを図るとともに、端末処理工程を簡素化する。
【解決手段】内装部品(ドアトリム)10は、積層構造体(ドアトリムアッパー)20と樹脂単体品(ドアトリムロア)30とから構成する。ドアトリムアッパー20は、発泡樹脂基材21と樹脂リブ22とからなり、所望ならば製品表面に加飾材23が貼付される。従って、重量の嵩む樹脂芯材を廃止することで軽量化並びにコストダウンを図る。更に、ドアトリムアッパー20の外周端末部は、加熱治具70により発泡樹脂基材21を加熱軟化処理すると同時に、薄肉ヒンジ部24を形成し、その後、シリンダ駆動される巻込み駒81により巻込みシロ25を起立させるとともに、加熱治具70に当接させて加熱軟化させた後、巻込み駒81をスライドさせて巻込みシロ25の巻込み処理を行ない、剛性並びに見栄え上、好ましい端末処理部Aを形成する。 (もっと読む)


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