説明

アークレイ株式会社により出願された特許

271 - 280 / 288


本発明は、固体成分(B1)を含んだ試料液(BL)を移動させ、かつ液相反応場を提供するための流路(60)と、液相反応場に対して電圧を印加するために利用される第1および第2の電極(31,32)と、を備えた測定用具(1)に関する。第1の電極(31)は、第1および第2の電極(31,32)を介して液相反応場に対して電圧を印加したときに、液相反応場との間で電子授受を行うための電子授受界面(31a)を有している。測定用具(1)は、液相反応場における電子授受界面(31a)と接触する部分での固体成分の濃度を高めるための濃縮手段(51)を備えている。濃縮手段(51)は、吸水性高分子材料を含んだ吸水層により構成するのが好ましい。
(もっと読む)


【課題】 穿刺要素の皮膚に対する突き刺し深さおよび穿刺力を調整可能とされた穿刺装置において、穿刺時の痛みを低減するとともに、穿刺深さおよび穿刺力の調整を、苦痛を伴うことなく容易に行えるようにする。
【解決手段】 穿刺要素11を穿刺方向N1に移動させて穿刺要素11を皮膚に突き刺すための穿刺装置X1であって、穿刺または退避方向N1,N2へ移動させることにより、穿刺要素11を皮膚に対して突き刺す深さを調整することが可能とされた調整部材50を備えている穿刺装置X1において、調整部材50を穿刺または退避方向N1,N2へ移動させたときに、皮膚に対して穿刺要素11を突き刺す力が調整されるように構成した。 (もっと読む)


反応容器1と、出射光の波長が異なる発光素子21a〜21d及び反射可能な光の波長の範囲が異なる出射用ダイクロイックミラー22a〜22dで構成した光源ユニット2と、受光素子31a〜31d及び反射可能な光の波長の範囲が異なる受光用ダイクロイックミラー32a〜32dで構成した受光ユニット3とを用いる。発光素子は出射方向が平行となるよう配置し、出射用ダイクロイックミラーは反射光が同一の光路を同一方向に通過するように配置する。受光素子は受光面が平行となるよう配置し、受光用ダイクロイックミラーは反応容器1からの放出光が波長に応じて反射されて受光素子に入射するよう配置する。
(もっと読む)


本発明は、基板(10)と、この基板(10)上に設けられ、かつ内部において試料液を移動させることによって試料液が充填されるキャピラリ(13)と、を備えた分析用具(1)に関するものである。基板(10)には、キャピラリ(13)に充填された状態の試料液が移動するのを抑制するための液移動抑制手段が設けられている。液移動抑制手段は、基板から突出した段部(18B)あるいは基板に設けられ、たとえば凹部を有するものとして構成するのが好ましい。
(もっと読む)


本発明は、フサリウム・プロリフェラタム(Fusarium proliferatum)を培養し、培養生成物から得られる基質特異性の異なる2種類のフルクトシルアミンオキシダーゼ(FAO)を精製することにより得ることができる酵素であって、アマドリ化合物の測定に有用なフルクトシルアミンオキシダーゼを提供する。 (もっと読む)


分析装置にセットした場合、少ない検査項目であっても不都合なく分析部に自動供給される検体分析用具を提供する。基板の上に、1個以上の試薬パッドが配置された検体分析用具において、さらに、前記基板上に、重量バランスおよび摩擦バランスの少なくとも一方のバランスを取るためのバランスパッドを配置する。前記基板は短冊状であり、前記基板の一端が把持部であり、それ以外の部分がパッド配置領域であり、前記パッド配置領域の前記把持部と反対側に前記試薬パッドを配置し、前記把持部側の前記パッド配置領域に前記バランスパッドを配置する。 (もっと読む)


本発明は、液体試料と蛋白質測定用指示薬とを共存させたときに呈色の程度に基づいて蛋白質を測定する技術に関する。本発明は、液体試料におけるクレアチニンの濃度を反映した情報を取得した上で、上記情報に基づいて、クレアチニンが蛋白質の濃度を測定する際に与える影響量を除去するものである。 (もっと読む)


本発明は、血球を含んだ試料を移動させるための流路(5)と、流路(5)に試料を導入するための導入口(50)と、流路(5)の内部に配置された試薬部(51)と、試料中の分析対象成分の分析を行うために必要な情報を、電子授受量に相関させて得るための電子検出媒体(52)と、を備えた分析用具(1)に関する。試薬部(51)は、試料中の分析対象成分から取り出した電子を電子検出媒体(52)に供給するための電子伝達物質を含んでおり、かつ少なくとも一部が導入口(50)の近傍に配置されている。 (もっと読む)


本発明は、密閉状態で試薬類が収容された容器(2)を用いて試料の分析を行い、かつ試薬類を設定温度に昇温可能なように構成された分析装置(1)に関する。この分析装置(1)は、容器(2)の温度を測定するための第1の温度測定手段(31)と、容器(2)の周りの温度を測定するための第2の温度測定手段(32)と、容器(2)に熱エネルギを供給するための加熱手段(4)と、第1および第2の温度測定手段(31,32)での測定結果に基づいて、加熱手段(4)を制御するための制御手段と、を備えた。 (もっと読む)


信頼性に優れた糖化アミンの測定を可能にすることを目的とする。試料にフルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)を添加して、前記試料中に測定対象糖化アミンとは別に存在する非測定対象物である糖化アミンを除去した後、前記試料に、プロテアーゼを添加して、前記測定対象糖化アミンを分解させ、前記分解物とすでに添加された前記FAODとを反応させ、この酸化還元反応を測定することにより糖化アミンの量を測定する。 (もっと読む)


271 - 280 / 288