説明

アークレイ株式会社により出願された特許

221 - 230 / 288


【課題】スクリーニング検査に相応しい色素結合法の原理で生体試料などの液体試料中の総蛋白質を測定する際に、アルブミンを含む幅広い蛋白質と反応し、極めて高い感度で総蛋白質を測定することのできる液状試薬を提供する。
【解決手段】液体試料中の総蛋白質を測定するための液状試薬において、化学式1で示される化学構造を有する蛋白質測定用指示薬と、pHを1.0〜3.5に調整したギ酸緩衝液と、非イオン性界面活性剤と、を含ませた。
(もっと読む)


【課題】尿などの液体試料中の微量アルブミンを特異的かつ簡便に、免疫学的測定法に匹敵するほどの感度で、免疫学的測定法では容易に測定できない変性アルブミンも含めて高感度に測定することのできる液状試薬を提供する。
【解決手段】液体試料中の微量アルブミンを測定するための液状試薬において、緩衝液と、化学式1で示される化学構造を有するアルブミン測定用指示薬と、増感剤としてのヒドロキシプロピルセルロースなどの水溶性高分子と、を含ませた。
(もっと読む)


【課題】 陽イオン交換液体クロマトグラフィーを用いたヘモグロビン類の測定方法に関し、特に安定型ヘモグロビンA1cを高精度で測定することが可能なヘモグロビン類の測定方法を提供する。
【解決手段】 陽イオン交換液体クロマトグラフィーを用いて、アセチル化ヘモグロビン、カルバミル化ヘモグロビン、不安定型ヘモグロビンA1c、安定型ヘモグロビンA1c、ヘモグロビンA、ヘモグロビンA2、ヘモグロビンS及びヘモグロビンCからなる群より選択される少なくとも1種を測定するヘモグロビン類の測定方法であって、溶存酸素濃度が2.5mg/L以上の溶離液を用いるヘモグロビン類の測定方法。 (もっと読む)


【課題】血液試料に含まれる赤血球に起因する測定誤差を適切に補正することができるようにする。
【解決手段】血液試料を移動させるための流路24を有する分析用具2を用いて血液試料中の特定成分を測定する方法であって、ヘマトクリット値に相関させたヘマトクリット情報を取得する第1ステップと、ヘマトクリット情報を反映させて、血液試料の特定成分の濃度を演算する第2ステップと、を含む濃度測定方法において、第1ステップでは、血液試料が流路2を満たす速度に基づいて、ヘマトクリット情報を得る。 (もっと読む)


【課題】糖化アミンを測定対象物とする試料の前処理方法を提供し、信頼性に優れた糖化アミンの測定を可能にする。
【解決手段】試料中の糖化アミノ酸にフルクトシルアミノ酸オキシダーゼ(FAOD)を作用させて分解した後、さらに前記試料中の測定対象物である糖化アミンにFAODを作用させて、その酸化還元反応を測定することにより糖化アミンの量を測定する。糖化アミノ酸に作用させるFAODと糖化アミンに作用させるFAODとは、同じ基質特異性でも異なる基質特異性でもよい。同じFAODを使用する場合は、糖化アミノ酸にFAODを作用させて分解した後、プロテアーゼによって前記FAODを失活させると共に前記糖化アミンを分解し、この分解物に、さらに同じFAODを添加して作用させ、その酸化還元反応を測定する。 (もっと読む)


【課題】セルフアニーリング形成を阻害する方法を提供する。
【解決手段】前記セルフアニーリングを生じる温度よりも高い温度で、前記セルフアニーリングを形成する相補配列のいずれか一方にハイブリダイズする阻害用ポリヌクレオチドを含むセルフアニーリング形成阻害剤を、セルフアニーリングを形成する二本鎖DNAを含有する試料に添し、加熱により前記二本鎖DNAを解離させる。ついで、前記解離した一本鎖DNAと前記阻害用ポリヌクレオチドとをハイブリダイズさせる。本発明のセルフアニーリング形成阻害方法は、例えば、HBVのpreC領域におけるセルフアニーリングの形成を阻害できる。 (もっと読む)


【課題】試料中の溶存酸素が分析結果に与える影響を適切に抑制する。
【解決手段】充填剤を保持したカラム60と、カラム60に導入する試料を調製するための試料調製手段5と、を備えた液体クロマトグラフィ装置Xにおいて、試料調製手段5を、試料中の酸素飽和度を高めるように構成した。試料調製手段5は、試料中の酸素飽和度を85%以上とするように構成されている。試料調製手段5は、たとえば試料を1分間以上大気開放させることにより、試料中の酸素飽和度を85%以上とするように構成されている。 (もっと読む)


【課題】試料中の溶存酸素が分析結果に与える影響を適切に抑制する。
【解決手段】充填剤を保持したカラムと、カラムに導入する試料を調製するための試料調製手段と、を備えた液体クロマトグラィ装置において、試料調製手段を、血球を含む試料における血球を多く含む層の上層部から調製用試料を採取するように構成した。好ましくは、試料調製手段は、赤血球を含む血液試料13を、赤血球がリッチな血球層13Bと赤血球がプアーな血漿層13Aとに分離させたときの血球層13Bの上層部から調製用試料を採取し、かつ調整用試料を用いてカラムに導入する導入用試料を調製するように構成されている。 (もっと読む)


【課題】環境温度の変動などに起因する溶離液中の溶存酸素が分析結果に与える影響を適切に抑制する。
【解決手段】充填剤を保持したカラム60と、溶離液を保持した溶離液保持部12A,12B,12Cと、溶離液保持部12A,12B,12Cからカラム60に溶離液を供給するための配管80A〜80C,81A〜81C,84,85,86と、を備えた液体クロマトグラフィ装置Xにおいて、配管80A〜80C,81A〜81C,84,85,86は、酸素透過性の低い材料により形成された酸素難透過部を有している。 (もっと読む)


【課題】 簡単な構造で、高ヘマトクリット血液を高分離能で血球分離可能な検体分析用具を提供する。
【解決手段】 支持基板11の上に試薬層17を配置し、この上に非繊維性多孔質膜層13aを配置し、この上にガラスフィルタから形成された水平方向濾過型フィルタ層13bを積層し、その上にカバー層12を配置して検体分析用具1を構成する。前記非繊維性多孔質膜層13aおよび水平方向濾過型フィルタ層13bが血球分離層である。非繊維性多孔質膜層13aとしては、例えば、ポリエーテルスルホン製多孔質膜層がある。前記支持基板の上にはスペーサ層14を配置してもよく、前記血球分離層の上にはカバー層12を配置してもよい。前記カバー層12には、血液試料供給用の開口部15を設けてもよい。 (もっと読む)


221 - 230 / 288