説明

アークレイ株式会社により出願された特許

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従来核酸の精製濃縮方法は、劇薬を使用するため、高度の化学設備を必要とし、利用する環境が限定される。そして、操作に手間がかかり高速遠心等が必要で自動化が困難であり、高い精製精度を得ることも困難である。さらに、カラム/フィルターを用いた精製方法は、ごみの混入が多いサンプルでは目詰まりを起こし精製効率が低くなる可能性があり、遠心もしくは吸引操作を行う必要があり自動化が困難である。 そこで、試料中に存在する夾雑物2に界面活性剤3・4を吸着させ、核酸1と異なる挙動を示させることにより、夾雑物2と核酸1とを分離させるものであり、陽イオン界面界面活性剤4と非イオン界面活性剤3で核酸1以外の夾雑物2を帯電させ、電界中におくことで、夾雑物2を含む検体より核酸1を分離精製し、核酸1の濃縮もしくは濃縮し易い状態とする。 (もっと読む)


メディエータに対する酸素の影響を回避し、かつ試料溶液中の測定対象物を、迅速かつ簡便に、高精度で測定できるバイオセンサを提供する。電極を有する基板を準備し、前記電極表面に、メディエータと界面活性剤と緩衝剤と層状無機化合物とを含有する溶媒を塗布して、前記メディエータの自然酸化を防止する無機ゲル層を形成し、さらに、前記層上に、酸化還元酵素を含む酵素試薬層を形成してバイオセンサを製造できる。このバイオセンサは、前記無機ゲル層によって、測定対象物と酸化還元酵素との反応によって還元されたメディエータが、溶存酸素等により再酸化されることなく、電気化学的に測定される。 (もっと読む)


本発明は、複数の分析具を収容するための収容部(4)と、凹部(30)に分析具を保持した状態で収容部(4)に対して相対動させることによって、収容部(4)から分析具を取り出すための可動体(3)と、を備えた分析具供給装置(1)に関する。 収容部(4)は、可動体(3)を収容部(4)に対して相対動させたときに、収容部(4)において凹部(30)に保持された分析具の上方に位置する分析具に干渉させるための干渉手段(41)を有している。干渉手段(41)は、沿った分析具が凹部(30)に保持された状態のときに、収容部(4)に対して相対動させることによって、当該分析具の反りを是正した状態で凹部(30)に当該分析具を保持させた状態で収容部(4)から取り出すことが可能なように構成されている。 (もっと読む)


本発明は、穿刺要素(20a)を有するランセット本体(20)と、ランセット本体を内部に保持するための貫通した空間を有する収容部(22)と、を備えたランセット(2)に関する。このランセット(2)は、収容部(22)に対して特定方向に所定以上の外力が作用していないときに、収容部(22)にランセット本体(20)が固定され、収容部(22)に対して上記特定方向に所定以上の外力が作用したときに、ランセット本体(20)が収容部(22)に対して相対動可能となるように構成されている。本発明はさらに、ランセット(2)を装着して使用する穿刺装置にも関する。
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本発明は、分析用具(2)からの出力に相関した物理量を出力する2重積分回路(11)を利用して試料を分析する技術に関する。本発明では、2重積分回路(11)に対する分析用具(2)の出力の入力開始から2重積分回路(11)からの物理量の出力開始までの時間間隔を、分析用具(2)に試料が供給されたことを確認する前後において異なったものとした。 (もっと読む)


情報量が十分であり、情報を正確に提供することができ、しかもその情報の読み取りにおいて分析装置に特別な機構を必要としない検体分析用具を提供する。 基板13の上に、試薬層11および情報記録層12が形成された検体分析用具1において、前記情報記録層を、一つ若しくは複数の領域に分割し、これらの領域のそれぞれを、単一色で着色し、前記複数の領域における前記単一色の濃淡の組み合わせおよび前記各領域の面積の少なくとも一つにより情報を記録する。
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【課題】 迅速かつ簡単な遺伝子の分析方法を提供する。
【解決手段】 分析対象試料と、遺伝子結合性ラマン活性物質と、表面増強ラマン散乱生起基質とを準備し、前記試料に、遺伝子結合性ラマン活性物質を供給し、ついでこの試料に表面増強ラマン散乱生起基質を供給して遺伝子に結合しなかった遺伝子結合性ラマン活性物質を捕捉し、この状態で前記ラマン活性物質に励起光を照射し、発生する表面増強ラマン散乱光を測定して遺伝子を分析する。分析対象となる遺伝子が二本鎖DNAの場合、前記遺伝子結合性ラマン活性物質としては、4´,6−ジアミジノ−2−フェニルインドール(DAPI)がある。また、前記表面増強ラマン散乱生起基質としては銀コロイドがある。図1のグラフの曲線(a)に示すように、DNAが存在すると表面増強ラマン散乱光が微弱になる。 (もっと読む)


【構成】 金属コロイドの凝集を防止する方法であって、無機イオンを含まず、かつ有機系である緩衝液(例としてトリスヒドロキシメチルアミノメタン,N−トリスヒドロキシメチル−2−アミノメタンスルホン酸,3−シクロヘキシルアミノプロパンスルホン酸,N−(2−ヒドロキシエチル)ピペラジン−N’−2−エタンスルホン酸の緩衝液)を組成として用いることを特徴とする、金属コロイドの凝集を防止する方法。
【効果】 安定剤の添加をすることなしに、金コロイド法及び表面増強ラマン散乱に用いられる金属コロイドを凝集させることはない。また、分散時の安定効果も優れている。 (もっと読む)


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