説明

株式会社島精機製作所により出願された特許

151 - 160 / 357


【課題】 新たな機構の付加をできるだけ避けて、筒状編地の境界部での割れの発生を防止することが可能な筒状編地編成用横編機を提供する。
【解決手段】端目用編針30の針本体31は、バット31aの長さが他の編針20のバット21aよりもΔLだけ短くなっている。逆方向10Rで天山カム13の上縁13aの作用を受ける側で短くなっているので、通過軌跡31aRとして示すように、歯口側への戻しは行われない。この結果、編針20と端目用編針30とには、歯口への戻し量に、最大限ΔLの差が生じる。対向する針床での度山カム14による引込前に、予め引込みを見込み、戻し量にΔLの差を生じさせることができるので、端目を他の編目と揃えて、境界部の割れが生じないようにすることができる。 (もっと読む)


【課題】 渡り糸となる編目の起点を固定するベース編地を必要とすることなく、渡り糸となる編目同士を起点を設けて固定し、その起点から延びる複数の編目の繋がりによる網状組織を有する編地の編成方法と編地を提供する。
【解決手段】前後一対の針床を有し、目移しとラッキングが可能な横編機を用い、起点から延びる渡り糸の繋がりによる網状組織を有する編地の編成方法で、起点となる編目を2目単位で形成し、起点を複数回通過する編糸の往復編成において、往路で起点となる一方の編目にタックを行なって通過し、復路で起点となる他方の編目にニットを行い、更には二度目の往路で一方の編目にニットを行いながらそれ以外の編針に形成した編目又は掛目を編針より外し、一方と他方の編目に繋がる編目を目移しする。 (もっと読む)


【構成】 ユーザが指定した基準線と交わるようにパターン画像を配置し、基準線を境として前記パターン画像を削除した画像を、表示用に発生させる。パターン画像を記憶し、ユーザによる基準線の配置の編集を受け付け、基準線の配置が編集されると、配置が編集された基準線と交わるように、記憶したパターン画像を再配置すると共に、再配置したパターン画像を基準線を境として削除した画像を表示用に再発生させる。
【効果】 削除したエリア側に基準線が移動しても、パターン画像に空白が生じない。 (もっと読む)


【課題】 パーツ間のマージンが小さい裁断データに従ってパーツの裁断を行っても、隣接するパーツを傷つける支障が生じないようにすることが可能な、裁断データ編集装置および方法を提供する。
【解決手段】 裁断ラインに沿う一つの曲り角位置での裁断でヒールカットおよびオーバカットを行うと、隣接するパーツを傷つけるか否かを判断し(ステップs5)、裁断刃をシート材から離さないことを示すノンアップ設定を行う(ステップs6)。パーツのスターティングポイントを裁断開始位置4として、ノンアップ設定されているか否かを判断する(ステップs7)。ノンアップ設定されていると、次の裁断開始位置4の候補を、たとえば曲り角位置の中から探して変更する(ステップs8)。 (もっと読む)


【課題】裁断対象であるシート材を真空吸引しつつ搬送する際、シート材を覆う密閉シートがコンベアテーブルと搬出側テーブルとの隙間に引き込まれないようにした裁断機を提供する。
【解決手段】コンベアテーブル1に備わるブラシ取付台20のガイドブロック21に溝部21Gを設け、この溝部21G内に先端が配置されるようにした爪部7を有するアタッチメント7Aを搬出側テーブル3に固定する。爪部7は、その先端が溝部21G内に配されたときに、搬出側テーブル3とガイドブロック21との隙間を遮蔽する遮蔽部として機能する。このような構成を備える裁断機でコンベアテーブル1から搬出側テーブル3にシート材を搬送する際、このシート材を覆うと共に、ガイドブロック21に密着する密閉シートは、爪部7によりすくい上げられ、前記隙間に引き込まれない。 (もっと読む)


【構成】 ニットパンツの一方の脚の裾から筒状に編成を開始し、ニットパンツの股に到ると、股側の編目をマチ用に針に係止したまま編成せずに、C字状に編成し、次いで、脇側へ編幅を増すと共に、股側の編目を胴の左右他半部との接合用に針に係止したまま編成せずに、C字状に編成することにより、胴の左右半部を編成し、ニットパンツの胴の上部に到ると、C字状に編成することと、編成した編目を移動させて接合用に針に係止したままの編目に重ねることにより、胴の左右半部と接合しながら編幅を減らし、次いでC字状に編成しながら、給糸する針の数を増して、マチ用に針に係止したままの編目上にも編み目を形成することにより胴の左右半部との間にマチを形成して、股まで胴の左右他半部を編成し、股から他方の脚の裾まで筒状に編成する。
【効果】 伸びやすくかつ長いマチを備えた、ニットパンツを編成できる。 (もっと読む)


【構成】 点列での点毎の制限速度をメモリに記憶する。点列での隣接した点間での制限速度の差をΔv,距離をd,裁断ヘッドの加速度をaとして、Δvの絶対値が
(a・d)1/2以下となるように、プロセッサにより各ポイントの制限速度を変更する。そして変更した制限速度に従って、裁断ヘッドを運動させ、シート材を裁断する。
【効果】 裁断ヘッドがオーバーランして裁断パターンから外れることがない。またオーバーランを防ぐ範囲で最小限の速度制限を加えるため、短時間で裁断できる。 (もっと読む)


【課題】編目が詰んでしっかりした2X2リブ組織で形成される筒状編地の編成方法を提供することを目的とする。
【解決手段】前後針床の各6針の計12針からなる針群を基本ユニットとし、一方の針床で第1針〜3針と第6針に、他方の針床で第1針と第4〜6針に編目を係止させた基本パターンにおいて、一方の針床より第2針と3針の編針に係止する編目を他方に目移しし、一方の針床の第1針と6針と他方の針床の第2針と3針の編針に給糸して編目を形成し、続けて他方の針床の第2針と3針の編針に係止する編目を一方の針床の第2針と3針の編針に目移しする工程と、他方の針床より第4針と5針の編針に係止する編目を一方の針床に目移しを行い、他方の針床の第1針と6針と一方の針床の第4針と5針の編針に給糸して編目を形成し、続けて一方の針床の第4針と5針の編針に係止する編目を他方の針床の第4針と5針の編針に目移しする工程とを交互に繰り返す。 (もっと読む)


【課題】 境界部を目立ちにくくすることができる筒状編地編成用横編機を提供する。
【解決手段】 編針13,14からノックオーバされて歯口18に移行すると編幅が減少するので、編幅の終端の編針13からの旧編目25は、新編目21から編幅の内側にずれる位置に収縮して形成される。拡径部材15の位置を、旧編目25の位置に合わせて設置するようにしておけば、拡径部材15の先端を歯口18に進出させて、旧編目25内に侵入させることができる。拡径部材15の先端形状を、全体的に細く、径の変化が小さい先細状にしておけば、旧編目25に容易に侵入させ、旧編目25を徐々に拡径することができる。編糸20を給糸する方向を反転して、最後に形成した新編目21としての大きさが小さくなっても、周回編成後に旧編目25として歯口18に移行した後で、拡径部材15で拡径し、編目の大きさを回復させることができる。 (もっと読む)


【課題】脇に編出しや伏目のラインが現れない無縫製ニットパンツを提供する。
【解決手段】ニットパンツ2の胴部6の前部中央から股、もしくは後部中央から股にかけて、第1の編目列と第2の編目列を編出すと共に、ニットパンツの一方の脚部4に沿って、第3の編目列と第4の編目列を編出す。次いで、第1の編目列と第3の編目列にウェール方向に続く編目列を編成する。そして、ニットパンツの一方の脚部の周長分、第3の編目列に続く編目列を編成して第5の編目列に到ると、第5の編目列を第4の編目列と接合して針床から外す。さらに、第4の編目列に代えて第6の編目列を、第5の編目列に代えて第7の編目列を、針床上に編出す。以下、第9の編目列に到ると、第8の編目列を第6の編目列と接合して針床から外すと共に、第9の編目列を第2の編目列と接合して針から外す。 (もっと読む)


151 - 160 / 357